ポケモン不思議のダンジョン~勇雷の探検隊~ 作:寝不足Always
2019/06/07 見やすいように地の文とセリフの間に間を開けるように修正
__深い眠りから目覚める。まぁ目覚めると言っても意識だけで目を開けた訳では無いのだが。
…背中がジャリジャリしている気がするのは気のせいだろうか。ここは自宅の筈だが…
自分の昨日までの行動を顧みる。俺は久々の連休をゲームに費やそうと昔やっていた「ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊」を攻略本と共に引っ張り出し、完クリまで眠れま10を終わらせ、終わらせ…
…そこから記憶が無い。多分アレだろう。そのまま気絶したんだろうな、俺の事だから。流石に60時間も食わず眠らずは身体に悪かったか…まぁそりゃ身体に悪いだろうな。眠らずは正直俺の生活上稀によくあることだが、流石に2日も飯を食わないのは不味かったなぁ…少し前から太った俺の腹が異常に凹んでいる気がする。感覚的なものでしかないが。いい加減目を開けると、そこには夕焼け空がダイレクトに見えた。
「…いつから俺の家は見開き屋根になったんだろうか。」
そんな呟きが漏れるほど動揺した…訳では無いが、突っ込まざるをえなかったのは間違いない。夢にしては鮮明すぎやしないだろうか。背中の砂の感覚も変わらないし…何なら少し湿っている。
上半身を起こし、辺りを見回すとなんということでしょう!そこは一面の海岸で岩山の上ではクラブが泡を吹いており…
「………………はァ!?クラブゥゥ!?」
当然だ。クラブは現実には存在する筈がない。ポケモンは虚構の存在なのだから。クラブのいる海岸で倒れている俺…いよいよ本格的に夢だと腕を枕に寝直そうとした時、自身の致命的な変化に気付いた。
…というか俺はこの姿を間違いなく知っている。ルカリオだ。俺はルカリオになっている…
そして今の自分の場所をもう一度見回してみる。クラブが泡を吹く海岸で元人間だったポケモンが倒れていた。そんな状況を俺はよく知っている。
「…ポケモン不思議のダンジョンの世界じゃねぇかああああああ!?」
今生の消滅が確定しました。本当にありがとうございました。取り敢えず俺は気絶した事をここに追記しておく。