ポケモン不思議のダンジョン~勇雷の探検隊~   作:寝不足Always

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この小説は基本原作の空の探検隊のストーリーをベースに書き上げますが、色々なオリジナル要素を取り入れる予定ですのでその都度タグは増えていきます。


海岸にて遂に相棒(仮)と出会うこととなった

再び目を覚ますと自身の周りにとんでもない物が2つ落ちている事に気がついた。

 

「これは…まさか…?」

 

間違いない、持っておくとポケモンを仲間にする確率が劇的に上昇する『黄金仮面』と特殊なポケモンと出逢うために必要な『秘密の石版』だ。何故こんなものがここに…?

自身の秘密の石版を見つめると石版に文字が浮かんだ。

 

『___』種族・ルカリオ:Lv.78 ♂

 

賢さ:9.5

 

体力 267

攻撃 140

防御 81

特攻 189

特防 116

 

状態異常:マボロシ( )

 

これは自分のステータスか…?ゲームの時は当然ステータスとして見れたし、秘密の石版に書いてある文字は分からないものだったけど、まさか秘密の石版が日本語でポケモンのステータスを表記化する物だったとは…

今まで知らなかった驚愕の真実に立ち竦んでいると、海岸付近の森から誰かが出てきた。

 

「また勇気を出せなかったよぉ…あの見張り台が未だに怖くて乗れないなぁ…」

 

絵に書いたようなしょんぼり顔の()()()()()が此方へ歩いてくる。…レントラー!?コリンクじゃ無くて!?

慌てて自分が居た位置に倒れているフリをする。多分…多分だが、状況証拠的に世界を救わなきゃならない主人公は俺で、パートナーはあのレントラーなのだろう。

それでも言わせて欲しい。何で俺もパートナーも進化しているんだ!?それにルカリオとレントラーの組み合わせって……!

…その組み合わせを俺は知っている!リオルとコリンク、俺が空の探検隊で好んで使っていた主人公とパートナーの組み合わせだ!ルカリオに進化させるのには苦労したなぁ…でも俺は主人公をコリンク、パートナーをリオルにしてた筈なんだが…まぁ誤差の範囲か、寝たフリ続けよ。

そうして少し経つとついにレントラーが此方に気付いた様だ。

 

「えっ!?誰か倒れてる!?キミキミ!大丈夫!?」

 

コチラの身体を揺さぶりながら心配してくるパートナー。やっぱりパートナーは優しいなぁ…ごく普通に起きてみせる。

 

「うーん…ここは何処だろうか?キミは誰だ?」

 

出会い頭としては自然な会話フリだと思うが、起きて直ぐにそんなに流暢なのはおかしいだろうか、と思ったが杞憂だったようだ。

 

「ボクの名前はイナヅマ!ここは海岸だよ。ボク、よくココに来るんだ!」

 

ウチのパートナー(予定)が1番可愛い(確信)。性別がどっちだとしても俺は愛せるね!

 

「イナヅマ…か。俺の名前は…」

 

そう言えば俺の名前どうしよう…!流石に人の頃の名前を名乗るのは不味いんじゃないか!?うーむ、それならば…!

 

「『ブレイブ』だ、宜しくな。」

 

ルカリオが波導の勇者だからあやかってブレイブとしておこう。

 

「ブレイブかぁ!いい名前だね!」

 

「所で君…イナヅマはどうして此処に?」

 

言葉のキャッチボールは大事だ、今後の展開を考えてそれらしい質問を重ねていこう。

 

「ボクは…ボクは弱虫でさ。ギルドに入って探検隊になりたいんだけど勇気が出なくって…ボク、絶対に探検隊になりたいんだ、この欠片に誓って…」

そう言って出したのは今後の鍵を握る例の遺跡の欠片だ。てことはそろそろ…

 

「おーらよっと!」

 

後ろからドガースが突っ込んできた!…が、

 

「うおっと!何だぁ!?」

 

レントラーにぶつかった反動でドガースが転ぶ。そりゃそうだろうな、ドガースは約1kgに対してレントラーは約42kgだ、マタドガスならともかく、ドガースでは退かせる事は出来ないだろう。

 

「何やってんだよ…おらよッ!」

 

俺以外の2人が困惑してる間にズバットが後ろから欠片を奪っていった。

 

「おうズバット、すまねーな。…この欠片、高く売れそうだからよ。俺達が貰っていくぜ?」

 

「悔しかったら力づくで奪い返してみろよ!…まぁ、怖くて見張り台にも乗れないような臆病者には到底無理な話だろうけどな!」

 

ギャハハと2人はイナヅマを嗤う。そして海岸の洞窟へと逃げ込んでいった。

 

「…怖くて動けなかった…ボクはなんて情けないんだ…!」

 

イナヅマが唇を噛み締める。余程悔しかったんだろう。

 

「…取り返しに行こう。1人では無理でも2人なら行ける…だろ?」

 

俺はニヒルな笑みを浮かべ、イナヅマに手を差し伸べる。

 

「手伝ってくれるの…?ありがとう!!」

 

イナヅマは満面の笑みとなって差し伸べた俺の手を取る。

 

「さあ行くか!」

 

俺達はドガース達が消えた海岸の洞窟へと向かった。




「…所で、その金の仮面と脇に抱えてる石版は何?」

「………大事なものだから置いていくのもはばかられてね、気にしないでくれるととても助かる…」

なんて会話があったとか無かったとか。
想像以上にぐだついてしまった…次はもっと早くかけるようになるので何卒宜しく御願いします…!
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