ポケモン不思議のダンジョン~勇雷の探検隊~ 作:寝不足Always
俺TUEEEEは序盤のみの予定なので生暖かい目で見てやってください。
後はこの小説のオリジナル設定が出てきます。
生暖か(ry
遺跡の欠片を奪っていったドガースとズバットをボコボコにする為海岸の洞窟へと入った俺達は、ダンジョン内のポケモンと熱い戦闘を繰り広げていた…!
「よっ、ほっ…よし、このフロアの今出てる敵は粗方倒し終えたな。」
「おつかれー!強いんだね、ブレイブ!凄いや!僕尊敬しちゃうなぁ…!
イナヅマが尊敬の眼差しで此方を見つめてきてとても照れる。
それはともかく、何故たまを持ってる訳でも装備をしている訳でも無い俺が、敵が居るか居ないかの判別がつくか。
それは本来のルカリオとしての能力が関わっているようだ。ルカリオとは本来波導を操り、あらゆる波導を駆使して敵を攻撃する。実は本来操れない、というだけでどの生物も波導を持っている。ルカリオはその波導を感知することが出来る。…らしい。
実際俺にもわからない…ただ直感的に分かるのだ。相手はどの方角に居るのか、フロア内のみではあるが。
そして攻撃にもゲームとの差異があった。本家不思議のダンジョンから降りてきたシステムであろう通常攻撃、それに
海岸の洞窟に生息するカブトに対して腰を入れたパンチを放つと砕ける感覚と共にカブトが瀕死となった。多分格闘が攻撃に乗り、効果は抜群となったんだろう。
そうなると戦略の幅はかなり広がる。4つしか覚えられない技に入れずに、擬似的に鋼が使えるようになる。ルカリオは自然に覚える技で鋼の決定打となる技が無いが、攻撃においてタイプの1つを捨ててしまう事になる。しかし、通常攻撃にタイプが乗れば鋼技が無くても弱点のポケモンに決定打を放つことが出来る。
…まだ波導を操る感覚は掴めていないために、ルカリオの代名詞とも言える『波動弾』や波導の技が使えないのは痛いが、昔やっていた空手の技術を用いて現実的な格闘技の再現はできる。…お前太ってたって自分で言ってただろう、だと?分かるか?真剣に空手をやってても体型の変わらない人間は居るんだよ…!
…イブ!ブレイブってば!」
「…すまんな、イナヅマ。どうした?」
「急に黙って真面目な顔してると思ったら鬼のような顔してたから心配してたんだよ!」
無視されてボク怒ってますと顔に書いてあるかのようにプンプンしてるのが伝わってくる相棒だが全然怖くない、寧ろ可愛いのは何故だろう。自然と頬が緩んで閉まるレベルだ。まぁ相棒に気持ち悪いとか言われたら手の杭で首を切りたくなってしまうので顔を緩ませるなんてしないんだが。
「階段は先に見つけてたし、敵も大体分かった。さっさと取り返してしまうか。」
「うん!」
そんなこんなで海岸の洞窟を観光感覚で進んでいき、B5階まで進んだ。
正面にはズバットとドガースがおり、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべ立っている。自分達の勝利を疑ってないんだろう。
…さっさと終わらせてギルドに向かうか。
「おいおい、随分と遅かったじゃねぇかそんなに海岸でウジウジしてたのか?弱虫ちゃん♪」
「お前も大変だなぁ、弱虫に付き合わされてよりにもよってオレたちと戦うことになっちまうなんてよぉ!」
…弱い犬程よく吠える、か。相棒を貶されている事に、俺も案外キているようだ。
「御託はいい、さっさと来い雑魚ども。」
「「何をォ!?」」
怒り狂い、襲ってきた2人の攻撃は単調で、しかも遅い。
一息に躱しながら考える。
この程度で仮にもルカリオとレントラーに挑もうとは…レベルの差も分からないような者はいっそ哀れだ。一思いにやってやる。
目を瞑り、自身と周りの波導を感じる…後ろには相棒の波導、両サイドにはそれぞれが突っ込んできているらしい。今までで1番強い波導が満ちていた。だが無意味だ。
俺は両手を横に向け、力を放出するイメージで伸ばした。
手からは波導が弾け、ズバットとドガースは吹き飛び壁に激突したらしい。瀕死になったドガースから遺跡の欠片が零れ落ちた。
「!!」
イナヅマは走って遺跡の欠片を拾い、此方へ戻ってきた。
「取り返してくれてありがとう!君に任せっきりでごめん…ボクも勇気を持って戦わなきゃ…!」
「気にするな…海岸で倒れていた所を助けてくれた礼だ。」
これで俺たち2人の最初の冒険が終わったのだった。
難しいよォ…3話でやっと海岸の洞窟が終わった所ってマ?もうダメだぁ…おしまいだァ…!