盾の勇者と精霊の力を持つ者の成り上がり   作:深淵の覇者

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やっと投稿できました。

遅くなりすみません。これからもこのくらいのペースになるかもですがよろしくお願いします。


波への準備

次の日俺たちはラフタリアの衣服を買うために武器屋の親父の所に来ていた。(ちなみに名前は今日の朝聞いた。)

なぜ服屋ではなく武器屋に行くかというと王と王女の陰謀により俺たちは犯罪者となってしまっている。なので俺たちが無罪であることを知っている親父の所へ行くことにしたのだ。

 

尚文「親父、こいつに合う装備を見繕ってくれ。あと、衣服があれば何着かくれ。」

 

俺がそういうと親父は『うちは服屋じゃねぇんだけどなぁ。』と言いつつも、ちゃんと服と装備を見繕ってくれるあたり良い人なんだろうな。その後、渡された服に奥の部屋で着替えてきたようだ。

 

士道「うん、よく似合ってるよ。」

 

尚文「ああ、そうだな。」

 

俺たちが、そう口々に言うとラフタリアは少し照れたように頬が赤く染まった。

 

 

 

 

 

 

 

●●●●●●

その後は前々から考えていたことだが、俺たちは王都を出てリユート村にあるというダンジョンへと向かった。

 

士道「尚文、とりあえずダンジョンに入る前にある程度お前とラフタリアのレベルを上げといた方がいいんじゃないか?」

 

士道の言葉に尚文は確かにそうだなといい、適当に敵を倒すことにした。

 

尚文「ならまずはオレンジバルーンら辺がいいんじゃないのか?あれなら対して強くもないしな。」

 

士道「そうだな、あれなら俺の支援なしでも簡単だろうな。」

 

 

 

俺達はその後オレンジバルーンを倒したり嫌がるラフタリアに無理やり殺らせたり(うさぎ型の魔物)といろいろしながらリユート村へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●●●●●●

尚文「着いたな。」

 

士道「ここがリユート村か。」

 

俺たちは、約3時間ほどかけながら歩いて来た。

リユート村では、村人にダンジョンについて聞いたところ、波が来る前まではよく冒険者たちが来ていたらしいが今では、波が来てからダンジョン内に危険な魔物が出るようになったらしく誰も入らなくなったらしい。

 

俺たちはダンジョンに入る前にロープやピッケルを買ってから向かった。ロープは盾に吸わせることで新しい能力が解放された。

 

尚文「ロープシールドか…まあなにか役に立つこともあるだろ。」

 

士道「このダンジョンは洞窟のようになってるっぽいし持ってて損は無いだろうな。」

 

士道「とりあえず、ダンジョンに行こう。」

 

それから俺たちはダンジョンに入って行くと穴が2つあったので尚文とラフタリア、俺と折紙と七罪で別れて行くことにした。

 

 

士道「それじゃあ、また後で合流しよう。」

 

俺がそういうと尚文はああ、とだけ言って左側の穴へと向かって行った。

 

士道「それじゃあ俺たちも気をつけて行くか。」

 

折紙「分かった。」

 

七罪「うん。」

 

そして、俺たちは尚文たちとは反対方向の右の道へと進んだ。

 

道中に遭遇した敵は折紙の絶滅天使《メタトロン》の攻撃や俺の鏖殺公《サンダルフォン》で瞬殺しながら進んで行った。

 

士道「そういえば、俺たちのレベルも1からだけどやっぱり精霊の使う《天使》の力は変わらないんだな。」

 

俺がそういうと

 

折紙「確かに、それは私も不思議に思っていた。でもそもそも精霊の力は強力なもの。それこそ国ひとつを簡単に滅ぼせるくらいには。そして、元々持っている力はそのまま使えるのも当然といえば当然。」

 

七罪「まあ、あたしの場合は威力が落ちてるかなんてわかんないけどね。」

 

確かに七罪の力は贋作を作り出す力だ。それに強いも弱いもないか。

 

そうこう話していると奥に着いたようだ。

 

士道「折紙、七罪、いつでも《天使》を使えるようにしておいてくれ。」

 

そういうと2人とも頷いて着いてきた。

 

そして、大部屋らしきところに入るといきなり敵が湧いてきた。

 

士道「折紙、七罪!離れないように戦うぞ!」

 

折紙「士道に手出しはさせない。絶滅天使。」

 

七罪「贋造魔女!ふふ、悪い子たちにはお仕置きが必要ね。」

 

俺は武器屋で買った鏖殺公擬きを使い敵を倒していくが切りがなさすぎてこれじゃ消耗戦になると思い、とりあえず大規模な技を使うことにした。

 

士道「《刻々帝》時喰みの城。」

 

俺がそういうと俺の右眼が金色の時計盤になるのと同時に、俺たち3人以外は力を吸い取られてそのまま絶命するかもしくは影から出てきた白い腕に影に引きずり込まれていく。そして、ほぼ全ての魔物を刻々帝の力で倒すと士道の右目の時計盤がどんどん逆回転していった。

 

士道「とりあえずはこれで大丈夫そうだな。」

 

戦闘が終わるとかなりの激戦だったためかなりレベルが上がっていた。

 

 

士道

 

Lv1→Lv20

 

折紙

 

Lv1→Lv15

 

七罪

 

Lv1→Lv14

 

士道「俺たちも結構上がったな。」

 

折紙「たぶんさっき多くの魔物を倒したからだと思う。」

 

そのあとは特に何事もなく倒した魔物の素材や鉱石などを持って合流地点に来ると尚文は血だらけでラフタリアはその尚文に背負われている格好だったので何があったか聞くと2つ首の魔物に襲われたがなんとか2人で倒したということだった。

 

 

 

 

 

 

 

●●●●●●●●

あれから、俺たちは1度王都に戻ってエルハルトの店に新しい防具を調達しに来ていた。ちなみにラフタリアは10歳くらいの外見から14歳くらいの外見になっていた。どうやら亜人は人間と違って幼い頃にレベルアップをすると体が成長するらしい。ただ、尚文はまだそれには気づいていないらしい。

 

エルハルト「いらっしゃい、今日はどうしたんだ?」

 

尚文「今日はラフタリアの武器を買いに来たんだ。」

 

そう尚文が言うとラフタリアが

 

ラフタリア「ちょっと待ってください!今日は尚文様の防具を買いに来たはずではないんですか?」

 

尚文「いや、俺には盾の効果があるからいい…」

 

そう尚文が言いかけるとラフタリアが近くにあった剣を素早く抜いて尚文の首に近づけると

 

ラフタリア「尚文様、あまりおふざけが過ぎると本当に死んでしまいますよ。」

 

エルハルト「はっはっは!前来た時より性格がいい方向に成長してるじゃねぇか。」

 

そういうと、剣を少しサービスしてくれるという話になっていった。そのあとは尚文の防具をオーダーメイドしてから色々な必要なものを買ってから帰った。

 

そして次の日に出来上がったやつを見てみると

 

尚文「これか?」

 

エルハルト「おうよ!俺の自信作だ。名付けて『蛮族の鎧』だ。」

 

それを着た尚文を見た俺は

 

士道「やば、めっちゃ似合ってるぞ。」

 

ラフタリア「はい!ものすごくかっこいいです!」

 

そう目を輝かせながら言っているが尚文は

 

尚文「俺は一応これでも勇者のはずなんだけどなぁ。」

 

まあ、せっかく作ったし装備しないと損か、と渋々着た。

 

士道「それにしても、波っていつ起こるんだろうな。せめて時間と場所さえ分かれば助かるんだが。」

 

俺がそういうと尚文が

 

尚文「本当だよなぁ、分かれば助かるんだけどな。」

 

俺と尚文がそんな話をしていると折紙が

 

折紙「なら士道、囁告篇帙を使えばいい。あれの能力を使えば。」

 

そう言われて、そういえば確かにと思い早速調べてみることにした。

 

士道「『囁告篇帙』えーと、あ、あった。どうやら教会にある《龍刻の砂時計》というもので分かるらしいぞ。」

 

エルハルト「それは一体なんなんだ?」

 

エルハルトが初めて見る囁告篇帙に困惑しているので簡単に説明した。主に調べたいことを簡単に調べられる便利道具だと。

 

それから俺達は教会へと向かい龍刻の砂時計の前まできた。そこで尚文の盾を翳すと俺たちの前に波までの残りの時間が表示された。

 

尚文「なっ、これは。」

 

士道「マジか。」

 

あと40時間と表示された時間を見ているともうあと少しで始まるのが分かった。

 

尚文「とりあえず、宿に戻って準備をするか。」

 

そういい、帰ろうとすると俺たちの前に今1番会いたくないやつとエンカウントしてしまった。

……そう、元康たち3勇者だ。

俺たちを見ると元康は

 

元康「おいおい、まだそんな装備でやってるのかよ。」

 

そう言ってからラフタリアに目がいくと話しかけた

 

元康「君は尚文の仲間なのか?」

 

そういうと、ラフタリアに対して「可愛い」だとか「俺が守ってやる」だとか寝言を言っていたが終いには

 

元康「まさか、尚文の噂を知らないのか?」

 

そう言った瞬間尚文はめちゃくちゃ悔しそうな顔をするとラフタリアを連れて来た道を引き返し始めたので俺もついて行くと元康が

 

元康「足でまといにだけはなるなよ。」

 

そんなことを言っていたのでとりあえずこう言っておいた

 

士道「何言ってんだ?自分より強いやつに言うことじゃないだろ。力量差も分からないとは呆れる。」

 

そう言ってから俺も折紙と七罪とともに2人を追いかけた。




次回はリユート村防衛戦です。
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