BanG Dream! S.S. - 少女たちとの生活 - 作:津梨つな
「と言う訳で。」
「………。」
「
「は、はい………えっと……宜しく…お願いします…。」
「はい。」
「??……津梨さん、元気ないです?」
「ええ、前回のアレのせいで、やり過ぎは良くないなと思いまして。」
「……傷ついちゃったんですか?」
「ナイーブなもんで。」
「……ご、ご愁傷さまです……?」
「はい…。」
「………。」
「…………。」
「えっ……と……。」
「何でしょう。」
「その……こんなに静かなもの…なんですか?」
「というと。」
「間…というか。」
「うーん……司会者のテンションが低めだとこうなりますよね。」
「そう……ですか。」
「……。」
「………。」
「…上げてっていい?」
「………あ、是非。」
**
「っつーわけで本題行ってみよう!今日はアシスタントに
「あこだよーっ!よろしくぅ!」
「燐子ちゃんだけだと話のテンポが恐ろしく悪くなるんじゃないかという制作サイドの粋な計らいです。」
「あ………ごめん…なさい。」
「あいや、責めてるわけじゃないんだけどね。キャラだし。」
「はい……。」
「俺は好きよ?燐子ちゃんみたいに静かな子は。」
「そう、なんですか?」
「ん。長くてきれいな黒髪ってのも大好物。」
「へぇ………縛ったりした方が…いいですか?」
「あー…!迷うトコだなぁ。ほら、下げ目な二つ縛りとか、ポニテとか似合いそうじゃない?すっげぇ見てみたいんだけど、結局はこのスタンダードスタイルに戻って来ちゃうんだよねぇ!」
「あこもわかる!」
「おっ」
「あんねー、まっすぐできれーなのはねー、りんりんみたいですき。」
「…あこちゃん……。」
「この絡みリアルで見るのいいわぁ…。何つーか微笑ましい。」
「……あこちゃんとは…いつもこんな感じ…です。」
「そっかそっか。いや良いモンを見させてもらった。…さて本題進めようかね。」
「は、はい。」
「じゃあ、説明どぞー。」
「……あこちゃん読む?」
「えー?りんりんはぁー?」
「…じゃあ、一緒に読もっか。」
「わかった!えっと……「Platinum dayS」は、りんりんがメインヒロインなんだよ!」
「…会社での過ごし方に……焦点を当てたお話、でしたね。」
「そうそう、確か学生モノばかり書いていたから、日記に限界が来ちゃって。…会社の様子書くとしたら主人公も社会人にしないとーって思ったんだよな。」
「…いつもあんな感じなんです?…勤務中。」
「友希那さんみたいな上司はいないけどね。居て欲しい位だけど。」
「他は?」
「りんりんみたいな人はいるの!?」
「……まぁ、ご想像にお任せするってことで。」
「不純ですね。」
「でもほら、第一部だとまだ綺麗な話じゃない?シモにあんまり走ってないし。」
「二部は…酷いですもんね。」
「読んでんの?」
「ええ、まあ……。津梨さんが私をどんな風に見ているのかよく分かって」
「ちがうちがう!そんな風に実際に見てるわけじゃないから!」
「……………。」
「りんりん、どんなお話なの?」
「…えっと……あこちゃんには、あと五年くらい経ったら…教えるね?」
「えぇー、今がいーい!」
「……友希那さんがさ、えっちなんだよ。」
「えっち………え"!?友希那さんが!?」
「ちょっと津梨さん…っ」
「さて、本編の話に戻るけども、地味な見どころとして、ひまりちゃんの称号が沢山出てくるってのもあるんだよね。」
「あ、あれ!?えっちな友希那さんは!?」
「なるほど……確かに、上原さんはいつも、「~~こと」って…付けられていましたね。」
「そうなんだよ。二部にも引き続いては居るけど、ひまりちゃんってすっごく弄りやすい。」
「…本物目の前にしたら言えなくなりますよ。」
「まじ?」
「………どうでしょう。」
「そういえば燐子ちゃんって、嫉妬したりするの?」
「まあ………場合によっては…しますけども。」
「どんな感じ?」
「んー………相手に伝えることは……できないので。」
「…?」
「……手首の辺りを…切りま」
「ああやっぱいいや。ため込むのはよくないよーうん。」
「わかってはいるんですけど………。」
「津梨さん!」
「ん。」
「津梨さんって、たばこ吸うのー?」
「いや?」
「でもでも、お話の主人公さんはすっごい吸ってたよ。」
「あぁうん、あのシーン、どっちかっていうと燐子ちゃんの立場が俺なんだよね。上司が喫煙所で吸ってる最中の愚痴に付き合わされる的な。」
「えー?そんなのつまんなくなーい?」
「あこちゃん。働くって、大変な事なんだよ。」
「やだー。あこ、ずっとりんりんとゲームしてたいー。」
「そうだね………あこちゃんは、私と、ずーっと遊んでいようね…」
「やったー!!りんりんだいすきー!!」
「ふふふふ…。」
「聖母かよ。…俺も燐子ちゃんとずっとゲームして」
「働くって、大変ですよね……。でも、頑張って働いている方って…偉いと思います。」
「マジかよ俺これから無遅刻無欠勤目指すわ。」
「津梨さんってばかだねー。」
「なっ…」
「副流煙には…気を付けてくださいね?」
「うーん、俺の意思じゃないからなぁ。」
「吸おうと思ったことは無いのー?」
「某蛇さん見て葉巻に憧れたことはあったけどね。…親父がタバコ吸ってるのが嫌で、結局は吸わなかったなぁ。」
「そう…ですか。」
「りんりん、タバコ吸うおじさんに憧れるって言ってたよね。」
「うん……。」
「あでも電子のやつなら吸ってるよ?ニコチンとか入ってない奴。」
「それは……偽物じゃないですか……。」
「……………。はい、じゃあ締めに入りましょう。」
「わ、すごくしょんぼりしてる!」
「えー…今日のゲストは、ダイナマイト清楚・白金燐子ちゃんと、賑やかし担当のあこぴょんでした!」
「ぴょん……っ!!」
「次回はええと…」
「
「うへぇ…まじかぁ。」
「お嫌いなんです?」
「いや、気ぃ遣うじゃん、金持ちって。庶民の事虫けらみたいに思ってそうだし。」
「偏見がもう…」
「まぁとにかく、次回もお楽しみに。」
「りんりんがいっぱいかわいい「Platinum dayS」二部もよろしくね!」
「一部を見てからの方が………シモがキツイ理由も…わかりますよ。」
「確かに。」
働くって難しい。
<今回の設定>
津梨:仕事中は主にPCの前で色々やってます。
たまに外回りがあったり他部署に用足しにいったり。
喫煙所に連行されたり。
燐子:外見は素晴らしい。
多分スーツとかも似合うと思います。
あこ:髪ぐちゃぐちゃにしたい。