BanG Dream! S.S. - 少女たちとの生活 - 作:津梨つな
解説編になりますので、あしからず。
2020/01/09 完結解説其の一「通い妻のアレ」
「と言う訳で。」
「…はい。」
「
「…はい、市ケ谷有咲です。…ど、どうも。」
新シリーズの主人公は
テンポやストーリー性は皆無ですが、会話重視で色々広げて行けたらな、と。
「…あのさ。」
「うん?」
「その、
「あー…そういうトコ触れていく感じ?」
「……気になんじゃん?」
「一応モノローグ的なさ、読者の方にだけ伝えたい内容をそういう表記でやってて…」
「や、バンバン聞こえてるけど。」
どうやら納得いかないご様子の市ヶ谷さん。間近で見ると改めて思いますが、有咲ちゃん可愛い、可愛い有咲ちゃん。
「っだー!もう禁止ぃ!!全部聞こえてるんだっての!!」
「えー。」
「口尖らせてもダメなもんはダメだかんな!!」
「じゃあここからはモノローグ少な目で行きましょ。」
「そうしろ。…可愛いとかお前……頭湧いてんじゃねーのか…。」
**
「さて、じゃあ本題だけども。」
「ん。」
「今回はこの"BanG Dream! S.S. - 少女たちとの生活 -"第一シリーズの、「質屋のあの娘は通い妻!?」について語って行こうと思うよ。」
「えと…うわ、字ぃちっちゃいなこれ……わ、私こと市ヶ谷有咲をメインヒロイン…に設定した日常系の作品だな。」
「台本読んでる感もうちょっと抑えられなかったのかね?」
「うっせー、そんな器用な事求めんな!…つかこれ日記だろ?作品て。」
「作品なの!そういうとこツッコみだしたら進まないから放っときます。」
「………で、だ。私をモデルにした割には、私と随分かけ離れた"有咲"が居る様に見えるんだけど?」
「まぁ、「通い妻」は特に日記色が強いからね。初期の作品ってこともあって、目の前で起きていたことや実際に見たり触れたものの割合が大きかった。」
「ほう。…確か、職場の様子なんかも津梨さんモデルだもんな。」
「うん。やっぱ書き始めって事で感覚が掴めない事もあって、ある程度書き続けられる内容にしたかったんだよね。」
「ふーん…。」
「割と短い構成で終わっちゃったけど、安定して人気があった事から第二部に突入させたんだけど…」
「それな。よく"彩先輩が妹"って設定覚えてたよな。」
「ついノリで書いちゃった内容だけど折角だから活かそうと思ってさ。」
「あの人と義姉妹になるってのは何かなぁ…」
「嫌いなの?」
「嫌いって訳じゃあないけどさ、白鷺先輩の話とか聞いてると大変そうだからさ…」
「でも俺あの子好き。」
「…なら彩先輩ヒロインでやれよ…」
「それはそれで書いてますぅ~」
「うぜぇ…殴りてぇ…」
「!!…ええと、まぁそんなわけで、「有咲編Ⅰ」の解説回でした!第二部も是非宜しくお願いします!!」
「あっ!?おまっ、それ私のセリフだろうが!!」
「それでは次回!また解説回でお会いしましょう!!」
「スルーすんなぁ!!」
殴りかかる金髪の美少女、踊る様に跳ね回る双丘はとても魅力的だが、少し痛そうな気も
「お前の表現はイチイチ誇張が過ぎんだよっ!」
「やめっ、顔はやめてっ」
「うっせー!!!」
初の試み。
<今回の設定>
津梨:作者。解説スペースが作りたくて書きました。
言い訳とも言います。
有咲:可愛らしい見た目に凶暴な口調と武術を備えた猫かぶりが得意な少女。
とてもすごい。