BanG Dream! S.S. - 少女たちとの生活 - 作:津梨つな
「と言う訳で。」
「はひゃいっ!」
「
「みゃっ…まるっ、まるやm」
「いやぁ、やっぱり生で見ると可愛い!」
「ふぇっ!?あれっ、今、台本、どこ??」
「あっ、千聖ちゃん!…うわっ、本当だ!ええと、「お忙しいところすみませ」…あっ違う、これは津梨さんの方だ!あわわわ…」
「…いいですか?進めても。」
「わっとと…は、はい!…まん丸お山に彩りを、Pastel*Palettesふわ」
「あっ、その件はまだです。」
「ふわっ!?…あ、あれれ」
「…………。」
「もぉ!みんな他人事だと思ってぇ…」
「あの…作家の書いた
「………。」
**
「…なんなの?毎回保護者とかガヤ迎えなきゃ気が済まないの?この企画。」
「ご、ごめんなさいぃ。」
「いや、今回彩ちゃんは悪くないと思うよ。…ちょっとお仲間さんが騒々しいだけで。」
「うふふ、あ、私
「…あんた、カメラの前立つと人が変わるな…。」
「うふふふふふ。」
「はいはーい!あたし!
「1カメさん、ここ抜いといてもらっていい?……ん、で、後で録画俺にちょうだい。」
「何の交渉してるんすか!?…あ、ジブン、
「あの、普通にスタッフと裏事情話さんでもらえますか。」
あぁそうそう、今回から放送エリアを広げたらしいですね。…え?一応最初からテレビ番組の様な体を想定していましたよ。一応、設定上はね。
あぁメタですか、すみません、戻ります。
「で、こちらの大人しくニコニコしている方が…」
「
「…振らなきゃよかったな。…とまあ、この騒がしい美少女の方々が、アイドルバンドグループ
「騒がしい?」
「いえいえ。…さて本題、入っていくよ。…彩ちゃん、台本目ぇ通せた?」
「は、はいっ!…何か、みんなでいると私のキャラ薄いなって思っちゃいますね。」
「台本読んでね。」
「あうぅ…私だけフリートークさせてくれないんだもんなぁ…。…えへん、「アイドルと同居生活始めました。」は私こと丸山彩をメインヒロインとしたシリーズでひゅ。」
「…惜しいわ、彩ちゃん。」
「ん"んっ!…確か最初の回はたこ焼きのシーンから始まるんですよねっ!」
「うん。…たこ焼き中に彩ちゃんとちーちゃんが突入してくるっていう、謎の始まりだったね。」
「誰がちーちゃんよ。」
「…ん。」
「指を指さないで!」
「あれ、どうしてたこ焼きのシーンだったんですか??」
「え、どうしてって……書いた日にたこ焼き食べたからかなぁ。」
「………それだけ?」
「うん。日記だし。」
「…そ、それで、どうして私と千聖ちゃんが出てきたんですか??」
「彩ちゃんと何だかんだで一緒に住むことになってパスパレのみんなともゆる~く絡むような日常系のお話書きたいなぁって、何となく思ったからかなぁ。」
「………気持ち悪い。」
「聞こえてるよちーちゃーん。」
「だからちーちゃんって…!」
「私、たこ苦手なんですよぉ。」
「知ってるよ。そしてナイス割り込み。」
「ぐっ…」
「あれ、読んでて思ったんすけど、津梨さんってパスパレのメンバーに対する思いにかなり差があるっすよね?」
「うん。……え、麻弥ちゃん読んでんの?」
「はいー。移動中とか、暇つぶしに。」
「まじかぁ…ごめんね?時々サンドバッグみたいな描写しちゃって。」
「いやぁ中々面白いシーンだったっす!好かれてないな、とは思いましたけど!」
「……違うんだよあれはちーちゃんが」
「あぁ?」
「……これだもの。わかるっしょ?」
「………普段はこうじゃ、ないんすけどねぇ…。」
「…そ、それで?どうして彩ちゃんだけじゃなくて、私も準ヒロインのようなポジションに置いたのかしら?」
「………。それは…ほら、恋敵みたいなのがいた方が盛り上がるかなーって。」
「単純な思考ですねっ!タンサイボーです!」
「わおーすっごい暴言…」
「い、いや、だから軌道修正したんだよ!みんなを見守る母親のようなポジションにさ!!」
「あー、確かに途中から千聖ちゃんがあの家回してたよね。納得だぁ。」
「そうそう!…日菜ちゃんも読んでんの?」
「うんっ!でも二部に入ってからあたしの出番少ないからさぁ。つまんないなーって。」
「…ごめんなさい。中々難しいところに来てるんです…あとサインください。」
「いいよーっ!サインあげるからもっと出してね?」
「イエッサー!!」
「ねえ、どうして私が母親のようなポジションなのかしら?」
「…ちーちゃんだけ衛星通信か何かなの?」
「確かに。…今日の千聖さん、妙にテンポ悪いっすね。」
「千聖ちゃん、具合悪いの?膝枕する??」
「ブフッッ!!彩ちゃんの膝まくっ……いえ、大丈夫、後で楽屋でお願いするわ。」
「クイックに反応できるじゃねえか。」
「チサトさんは母性に満ち溢れているんです!!精神力のセージュクが凄いんですっ!!」
「そういうこと。イヴちゃん、進行役やらないかい?」
「オトコワリです!」
「どんな割引だよ…。ま、結果としてちーちゃんははまり役だったっしょ?将来いい奥さんになるんじゃない?」
「…何?私だけ年増感が出てるって言いたいわけ?」
「言ってねえ。」
「ち、ち、千聖ちゃんはねっ、ええと、凄く頼れて、面倒見も良くて、ええと、ちっちゃくてかわいい!」
「彩ちゃん!フォローが絶望的に下手ァ!」
「ちっちゃ…?」
「うぷぷ、確かに、千聖ちゃんってオーラ凄いのに近くで見ると可愛らしいんだよね~お人形さんみたいでっ!」
「日菜ちゃん…?
「あわわわわわわ…って!つ、津梨さんが言ってたんだよっ!!」
「とんでもねぇキラーパスだこりゃ。」
「………………へぇ…?」
「………そういえば、二部で身長問題を取り上げた話もあったっすねぇ。」
「君は本当によく読んでくれているなぁ!本当ありがとうそして助けてくれない!?」
「え、えとえと、「アイドルと同居生活始めました。」…は!Pastel*Palettesのこんな感じと津梨さんの日常で起きたことを何となくマッチさせたお話になってますっ!」
「最後の纏めだけ上手だな彩ちゃんっ!」
「でも割とゴーインですっ!」
「言わんでいい!」
とっても賑やか。こんなのが頭の中で繰り広げられつつ書いてます。
<今回の設定>
津梨:正しくは完結作品じゃないんですけどね。
二部ではある程度丸くおさめるつもりなので、そちらもお願いします。
彩:よく噛む。ツインテールじゃない方が可愛いよってことで髪を下ろした状態での
出演でした。
千聖:絶対おっかないと思うんですよ。素は。
日菜:かわいい。天使。結婚して。
麻弥:使いやすいから嫌いじゃない。
が、語尾や話し方で存在感を出すのが少し難しい。
多分普通にいい子。
イヴ:もうちょっとカタコトでも面白いと思うよ。