クッソ短い1030文字くらい。
「因み非童貞だ!みんな!よろしくな!」
「「「ファッ!?」」」
「(な、なんなんですのこの男は!?)」
正真正銘貴族のセシリアは困惑していた。
今まで見てきた父の背中は情けなく、周りの女にへりくだって生きて、変わる事なく死んでいった。
その事実があったからこそ、典型的な女尊男卑の高飛車お嬢様になってしまったのだが…。
今ここに、自分の知識には全く当てはまらない、ドストレートに下ネタをかます男がいる。
そう、エロサマーだ。
「(し、信じられませんわ!こんな公共の場であのような下劣な発言…!この地の男は皆こんな輩ですの!?やはりこんな極東の島国に来るべきではなかったのかしら……?)」
原作でさえ嫌悪感…というよりは敵意丸出しだったのに加えて日本の男子全員に変態疑惑を掛けてしまうセシリアさん。
……………まぁ、日本は変態国家だし強ち間違いでもないところが悲しいが。
それでも健全で真っ白な子だっている!いるはず!
だが第一印象というのは余程のことがないと覆らない!人間って複雑だね!
「…ところで、久し振りのアームロックされた気持ちはどう?織斑先生?」
「実に至福っ……ではない!断じて違うぞ!?」
「へぇ?前はベットの上でこれでもかってくらいにねだって——————」
「それ以上言うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
「(……はぁぁあ!?ぶ、ブリュンヒルデにアームロックを!?というかきょ、姉弟でそんなことを…!?はしたないですわぁぁぁぁぁぁぁ!!)」
あー箱入り生娘には刺激が強かったかー。
「…………おほん、私が織斑千冬だ———」
そして何事もなかったかのように挨拶をする織斑先生。同僚の山田先生が放心状態なのを放っておいていいんすかね?
「(織斑先生っ!?全く仕切り直せていませんわ!というか、先ほどまで皆さん気絶しておりましたのになんで起きているんですの…?)」
織斑先生が挨拶しても叫ばないクラスメイトの皆さんは気絶から復帰したばかりでそんなことをする余裕がないのだろう。
それでも気絶から気合いで起き上がるあたりとてつもない精神力の持ち主達である。
「(本来なら、わたくしが話しかけて差し上げるのですが…少し怖いですわね……いや!相手は男!何をビクビクしているのです!セシリア・オルコット!気をしっかり持ちなさいな!)」
お!セシリア・オルコットが立ち上がりエロサマーの元へと向かっていった。
キーンコーンカーンコーン…。
「(……考え込んでたせいで出遅れましたわ!)」
がんばれせしりあちゃん!