リゾットが、正式にナイトレイドのメンバーに所属した同時刻、帝国では...
~帝国(王室)~
「内政官ショウイ」
広い部屋の出入りする扉から真ん中の端には、十数人の大人が立っていた。
真ん中から階段があり、その上段の上には如何にも、国のトップが座っていそうな椅子とそれに座っているまだ、王になるにはとてもじゃないが、幼すぎる子供が杖を持って座っている。
その子供が階段下で、頭を垂れる男の名前を口に出しそのまま続ける。
「余の政策に口を出し、政務を遅らせた咎により貴様を最高責任拷問官の切り裂き生き地獄の刑に処す」
「―――――――!!」
ザワ ザワザワ
その子供の言葉に内政官ショウイを含めた周りの大人たちが騒めく
「これで良いのであろう大臣」
そう言葉に出すと右の方へ顔を傾ける
「ヌフフ、お見事です」
そう口に出し子供の右後方から歩み寄って来たのは右手に肉の入った壺を持ち、左手で肉を口元へ運びムシャムシャ食べている髭を生やした大柄の肥えた男であった。
その大柄の男の後ろには陰であまり見えないが2人組の男が立っていた。
「また、肉か?良く食べるなあ」
「フフフ、活きが良いうちにいただきませんとね、ヴォーノ ヴォーノ♡」
普通ならこのような場に肉をいや食べ物を持ち込まない、相手が子ども(陛下)とは言え注意されることがない、その光景はあまりにも異常であり、周りにいる大人たちも感づいているのか、顔を下に向けている、誰一人として、口を出さないのである、それだけで大臣の権力が圧倒的なことを物語っている
正し一人の男を除いて...
「クッ」
(大臣め、まだ幼い陛下を騙しいいように操り、自分の気に入らない物を潰すとは!!これが人間のすることか?このままでは、あの、人の絶望の表情や苦しむ姿にしか興味のない最低最悪のゲス野郎に死よりも恐ろしい目にあわされる!!ここはイチかバチか!!!賭けに出るしかない)
このままだと本当に刑に処されると考えた、内政官ショウイは子供である陛下が大臣に騙されていることを口頭で伝えようと口を開いた
「陛下は大臣に信頼されております!!どうか民の声に耳を傾けず見捨ててください!!!.....っは?」
(陛下は大臣に騙されております!!どうか民の声をお傾けください!!!)
「!?」
「フン」ニヤリ
ザワザワ ザワザワ
その言葉に陛下は驚き、大臣はその言葉を言うと知っていたのかニヤリと不気味に微笑む
周囲は何を言ってるんだと困惑、騒めいている。
だが一番困惑しているのはその言葉を発したショウイであった。
(なんだ今のは?私が言ったのか?馬鹿なありえない、いったい何がどうなっているのだ?)
「もうよい、貴様には心の底から失望した、余が民を見捨てるわけがないだろう!!」
先程の言葉に陛下が怒る
「もう顔も見たくない、サッサとその重罪人を拷問官へ引き渡せ」
「早く連れて行ってください!陛下、全て私の本心です」(待ってください!陛下、今のは、私の本心ではないのです)
「拘束して、早く引き渡せ!」
陛下がそう言うと周りにいた兵たちがショウイを押さえつける
その光景を目にしながら大臣はショウイの方へ足を運び近づく
「まだ、そんなことを言うんですかショウイ殿」
そういった後、大臣は押さえつけられ動けなくなったショウイの耳元に口を近づけ誰にも聞かれないようこうささやいた
「安心してください、切り刻まれても1週間は生きてられます...それはそうと、残された貴方の美しい細君は私にお任せ下さい、面倒を見てさしあげますよ、切り刻まれた後のあなたの目の前でねヌフフフフフフ」ボソボソ
「~~!?」
大臣が耳元で囁くのを終えるとショウイを取り押さえている兵が察したのか引きずりながら扉の方へと運ぶ
(こ.........こんなことが...まかり通ってもいいのか!!!罪には罰が必要なんだ...誰でもいい...頼む!!!)
(この悪魔に然るべき報いを)
バタン
ショウイは扉の向こうへと消えた...
それから少しの時間が経った頃、帝国のとある一室では
大臣と2人の青年が御馳走が並んだテーブルの前で座っていた。
「いやぁ、本当にあなたのスタンド?でしたっけ、帝具とは別ベクトルで役に立ちますねぇ、ホント、ショウイ殿のあのポカンとした顔は滑稽すぎて私、笑いを隠すので必死でお肉4キレしか喉を通しませんでしたよ」ゲラゲラゲラ
「お褒めに預かり光栄です...オネスト大臣」
「いや~、冗談抜きで貴方のスタンド能力は評価してるんですよ、戦闘向きではないが、こういう政治的場面ではまさに無敵ですねぇ~」
そう言うとオネスト大臣は自身の顔よりも大きいパイを一口で食べきる
「そういえば、オネスト大臣、前に仰っていた、あのショウイと裏で繋がっていた男を始末しておきました。」
その食事シーンにすこし驚きながらもオネスト大臣に声を掛けたのはもう一人の男
それに対してオネストは目を見開く
「もうですか!やはり帝国内で暗殺してもらうにはあなたに限りますねぇ、何せ水さえあれば何処でも暗殺可能ですからねぇヌフフフ」
「水は蛇口、飲み物、風呂、雨、それだけではありません、人間の汗や涙そして血もまた水ですからほぼ制限がないと言っても過言ではありません」
オネストに褒められた、もう一人の男はまだ自分にはそれ以上の価値があると能力の優位性を語る。
隣の男も目を閉じうんうんと頷く
「やはりあなた方を私、直属の部下にしてよかったですねぇ、これからも期待していますよ」
「ティッツァーノ殿にスクアーロ殿」
そう名前を出しニヤつく大臣の顔が不気味過ぎて2人は少し苦笑いをした。
この二人出すの迷った。