リゾットが逝く!   作:ティハロック

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第27話 首斬り役人ザンク①

 

 

 

~時は何十年か前に遡る~

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

当時の俺は、無口で不愛想、頼れる人間もなく、仕事にもつけず毎日を無駄に過ごしていた

 

そんなある日、額に目のような物を付けている、帝国の役人に声をかけられた

 

「そこの暇そうな君」

 

その声をかけてきた人物が所持していたものこそ、後にザンクが殺し奪い取る帝具『スペクテッド』であるのだが、この時のザンクは知る由もない

 

「君、帝国で仕事してみないかい?」

 

 

あの時、声をかけられたことで俺の人生の分岐点は決まったのだ...

 

 

 

 

 

 

お願いします、私は何もしていなんです!コロさないでくd

 

 

ザシュ...

 

ウッ ヒッグ...死にたくな

 

 

ザシュ...

 

 

おかあ…さn

 

 

ザシュ...

 

うわあああああぁぁあああ

 

 

 

ザシュ...

 

……

 

 

 

 

ザシュ...

 

 

 

 

 

 

ザシュ

 

 

 

 

 

 

ガチャ

 

キーーイィィン

 

「ザンク君、今日の仕事はこれで終わりだ、明日も朝、7時前に来るように」

 

「...はい、分かり...ました...ザラキ署長」

 

 

帝国に所属していた頃の俺は、一週間のうち、休みが二日(たまに一日)で仕事の時は、朝7時から夜の12時過ぎ...早くて12時前の生活を送っていた

 

帝国に所属したての頃は、その生活がとてもつらく、処刑の途中で嘔吐を繰り返すことが、多かった

 

だが、人間のなれってものは恐ろしいものだ、毎日、朝昼晩と黙々と人の首を斬ることを続けていると一週間ぐらいでなれ始めたのか、嘔吐の回数も減り始め、一カ月、二カ月、半年と月日が流れたころには、それが俺にとって当たり前のようになっていた。

 

 

 

俺が首切り役人になって一年が立とうとした矢先、あることが起こった

 

「今日も疲れた、帰って...寝よう...」

 

たまたま休みがとれず、十日連続で首を斬っていた俺は、やっと明日が休みになると、安堵したのか、どっと疲れが一気に押し寄せてきた、家に帰ると、帰り血まみれの服のまま、風呂にも入らずに布団に入ることなく床に倒れる形で眠りにつく

 

 

「.........」スゥ...スゥ…スゥ...

 

 

 

 

ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロジゴクニオチロ ジゴクニオチロ ジゴクニオチロ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ シネ 

 

(!?)

 

「うわあああああぁぁぁあああああああ!?」バッ

 

ザンクは勢いよく、体を起こし叫ぶ

 

体全体が汗でびっしょりしている

 

「ハァ...ハァ...ハァ...ハァ...ゆ、夢...か?」

 

 

オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ 

 

 

「いや、そんな...馬鹿な」

 

ユルサナイ ヨクモコロシテクレタナ アンタガニクイ オマエダケハユルサナイ ジゴクニオチロ コッチニコイ シネシネシネシネシネ ヒトゴロシ

 

「ハハハハハハ...ハハハ、ゆ、夢じゃねぇ、聞き覚えがある、この声は、俺が首を掻っ切った、処刑して逝った人間の声だ!!!」

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

恐怖のあまり心臓の鼓動が加速し汗が滝のように流れ出す

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

朝を向かえても、その声は耳に脳に響き続け、ザンクは結局一睡も眠れず...

 

「......」

 

その日以降ザンクに対する、恨みつらみの声がやむことはなかった

 

 

 




ザンクの過去

前回ソルベとジェラートを殺した人物が出るように、におわせましたが話を区切って出している為、出せませんでした、すみません...28話か29話には必ず出します


ザラキ署長...ザンクを首斬り役人にした張本人であり、後にザンクに殺害され帝具を奪われる人物 ほぼオリジナルキャラクターである
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