前回の投稿から1ヶ月、遅くなってしまい本当に申し訳ございません。
話自体が難産だった上に読み返すたびにあーでもないこうでもないと何度も書き直していた結果、こんなに時間がかかってしまいました。
しかも出来上がったのはなんともいえないお話し……
そんな閑話ですが、楽しんでいただけると幸いです。
いつもよりだいぶ長い文章ですが、読んでもらえると嬉しいです。
それでは、どうぞお楽しみ下さい。
Fクラスによる、学年を巻き込んだAクラスへの試召戦争もつい先日のこと。
「ん〜…」
「………」
「うーん…」
「………」
「ん…?いや、違うな。これじゃない」
「………」
「うむむむむむ…ぬ〜ん」
Aクラスに悩ましげな声が響く。
「………はぁ。もぅ…一体どうしたのよ、哉太君?」
「おお、聞いてくれるか優子」
「出来れば関わりたくないけどね。哉太君の周りの人に助けてって視線送られたから仕方なくよ、仕方なく」
声の主はやはりと言うか田中だった。
「それがな?この前の戦争の時からなーんか忘れてるような気がしてな。どうもそれが気になってな」
「何か忘れてる、ねぇ。……⁉︎」
何かを忘れているという田中に対し、優子も戦争の日を振り返るーーと、優子は何か思い当たったらしく、あからさまに動揺し始めた。
「ん?何か分かったのか、優子?」
「い、いいえ⁉︎何も分からないわよ⁉︎そっ、それよりも‼︎思い出せないんならそんなに大した事じゃないんじゃないかしら⁉︎えぇ、きっとそうに違いないわ!」
「うーん、でも気になるんだよなぁ」
ここまであからさまだと、どんな鈍感主人公でも何かあると感づくだろう。特に鈍感という程でもない田中も例外ではなく、戦争時周辺の優子と自分とのやり取りを振り返る。
「……あ」
程なくして何かに気付いたらしい。気持ちすっきりしたような面持ちで優子に向き直る。優子の頬が引きつる。
「さて、優子」
「な、何かしら?」
「どんな条件がいい?」
「あーあ、思い出さなくても良かったのになぁ」
「まあそういいなさんな。とりあえずいくつか思いついたから希望が無ければその中から選んでもらおうか」
「仕方ないわね。思いついたのを教えてもらえるかしら?」
田中が思い出したこと。
それはつい先日、FクラスがAクラスに戦争を申し込んできた日のこと。田中は美術の授業中に意図せず製作した優子ちゃん人形(木彫り)を、本人に交換条件付きで
あの時はFクラスが宣戦布告してきたためそのままうやむやになっていたのだが、田中はまだ交換条件を提示していなかったのだ。
「潔いな。じゃあさっさと決めてもらおうか」
「一つ目の提案だが…優子のブロマイド(水着orメイド服)「却下」……そうか」
「じゃあ1日何でも言うことを聞く「イヤよ」ですよね〜」
にべもなく断られる提案。冗談半分の提案だが、優子は本気で嫌なようだ。表情も少し険しくなっている。冗談はやめてさっさと本題を話す方が賢明というものだろう。一つ咳払いすると、田中は口を開く。
「冗談はこの辺にしておこう。さて、本当の条件だがーーデートしてください」
「デートって…あんたねぇ、冗談も程々にしなさいよ。」
「冗談抜きだ。最初からこれしか考えて無かった」
「えっ?いやちょっと待って、本気で言ってるの?」
思わず声を大にして聞き返す優子。彼女の声で近くの生徒達がこちらを注目している事にも気付かず、田中に詰め寄る。対する田中の目はかなり真剣だ。そこにふざけた感情は一片たりとも含まれていない。
「デートって、あ、あの、よくカップルが休日にイチャイチャする…あれのこと?」
「そうだな。多分それで合ってるぞ。要は今度一緒に出掛けようってことだ。買い物して食事でもと思ってたんだが、優子は甘い空気が漂うデートスポットでイチャイチャがいいか?」
「(デートスポットでイチャイチャ…て、手とか繋いだりするのかな?ご飯食べさせあったり、ベンチで膝枕したり⁉︎最後はやっぱり夕陽をバックにキ、キキキ、キス⁉︎あぁ、待って、それなら家まで恋人繋ぎで家まで送ってもらって家の前で帰り際にされるのもいいかも。後ろから抱きしめられるのも有りね。そのまま耳元で「お前が欲しい」って囁かれてそのまま強引にお持ち帰りされたり⁉︎あっ、ダメよ、私達まだ学生なんだからーーー)」
「あれ?優子?優子さん?優子っち?優子ちゃん?優ちゃん。ゆうゆう。…あかんこれ。どうしよう?」
「やっほー、2人とも。って優子どうしたの?さっきからくねくねキャーキャーしてるけど」
「む、愛子か。いや実はな、この前の交換条件を思いついたから提案したらこうなった」
「交換条件?…あぁ、あれね。一体何て言ったの?」
「ただデートしようって言っただけだよ。そしたらこうなった」
「あれ?それだけ?他には何も無し?」
「うむ、それだけだな。細かく言うなら、デートスポットでいちゃつくかと提案した辺りからこうなったな」
「あらら、イチャイチャからここまで妄想するなんて、優子って実はムッツリなのかな?」
「違うわよっ‼︎って、あら?愛子じゃない。いつの間に来たの?」
「やっほー、優子。ボクに気付かないなんて、よっぽどデートが楽しみみたいじゃん」
「なっ、何で愛子がそれを⁉︎」
「まあまあ、そんなことより、その様子だと優子も満更でもないみたいじゃん。田中くん、よかったね」
「ああ。ありがとな、愛子」
「あはは、どういたしまして。じゃあボク席に戻るよ。じゃあね〜(面白そうだし皆に教えないとね)」
そう言うと愛子は席へと戻る。
残った2人も日程を(主に田中が)調整し、予定を立てると、それぞれ授業の準備に移って行った。
そして週末ーーー
田中は木下家の前にいた。はじめはデートらしく駅前で落ち合う予定だったのだが、緊張した田中は集合時間の3時間前から待機していたのだ。そして2時間ほど経った辺りから、周囲の風景に違和感を感じたのだ。
ーーー?なにかおかしい?
微かな違和感を頼りに、田中はさりげなく周囲に視線を向ける。
ベンチに座ってカメラを回している翔子
カフェのテラスで読書しているフリをしている佐藤と久保
ティッシュ配りをしている愛子
列になってティッシュを受け取っているAクラスのクラスメイト達(全員茶色のロングコートにマスク、サングラスをかけ、探偵帽を目深に被っている)
違和感しか無かった。
(どうしてこうなった?)
思わず頭を抱えそうになった。しかしこちらが気付いた事を気取られる訳にはいかない。とりあえず携帯を開くと、優子に宛てて一通のメールを送る。
『集合場所で代表達が張っている。おそらく暇なAクラスメンバー全員が集まってる。一旦撒いて家まで行く。』
幸せにデートのはずがスニーキングミッションへと早変わりした瞬間だった。そこからの田中はダンボールに潜んだりデパートの中で逃走中を演じたりしながらも何とかAクラスメンバーを撒き、優子の家まで訪れたのだった。
時間はそろそろ12時になろうかという頃合い。
これから食事を取りながら午後の予定を立てるのも悪くはないだろう。そう考えながらドア横のチャイムを鳴らす。
暫くすると、ドタバタと物音がした後、扉が開かれる。
ドアの隙間から顔を赤らめた優子が表れ、周囲の様子を伺う。その後、意を決する様に一つ深呼吸をすると、扉を完全に開き、田中に声をかける。
「い、いらっしゃい。と、取り敢えずあがって?」
「い、良いのか?」
「構わないわよ。それにいつ迄もそこに居たらドア閉めれないでしょ?」
「それもそうか。じゃ、じゃあ…お邪魔します」
私服の優子に目を奪われながらも、なんとか理性を保ち木下家の敷居を跨ぐ田中。初デートで意識とばしてましたなんて本気で笑えない。意地でも正気を保ち続けると3日くらい前から覚悟を胸に秘めていた田中に隙はなかった。
「昼御飯もう食べてきた?」
「いや、愛子と翔子が思ったよりだいぶ手強くてな。撒くので精一杯だった」
「そ、それは大変?だったわね。…あの、じゃあ、も、もしよかったらウチで食べましょう?というかウチで食べなさい。いいわね?」
「あ、お、おう。でも昼飯までいただいたら流石に悪くないか?」
「全く悪くないわ。むしろお母さんが張り切っちゃってるのよ。断る方が失礼よ」
「ああ、それもそうだな。じゃあいただくことにするよ。ありがとう、優子」
「お礼ならお母さんに言いなさい。じゃあこっちがリビングだからついて来て」
優子の後を追って廊下を歩くと、リビングに到着した。優子が話していた通り、昼食にしてはボリュームのあるメニューが食卓に並んでおり、部活が休みなのか秀吉が部活で使うのであろう台本を読んでいた。
「おお、よく来たのじゃ田中よ。今日は母上が張り切っておったからのう。さあ、早く座るのじゃ」
「あら、いらっしゃい。貴方が田中君?」
「はい。はじめまして、田中哉太です。今日は突然お邪魔してすいません。それに昼食まで用意していただいたようで、ありがとうございます。」
「あらあら、良いのよそれくらい。礼儀正しい子ね。優子達が迷惑かけてない?」
「お、お母さん‼︎変なこと言わないで‼︎」
「ほらほら、彼氏の前なんだから怒っちゃダメよ〜」
「だっ、だから‼︎彼氏じゃなくて友達だって何度も言ってるじゃない‼︎」
「そうだったわね〜。
「〜〜〜‼︎⁉︎」
親子関係は良好なようだ。完全に置いていかれている田中は、同じく取り残された秀吉に話しかける。
「思ってたよりも賑やかだな、お袋さん。もっと、こう、なんていうか…キビキビしてるイメージがあったよ」
「母上は大体いつもこんな感じじゃな。いつもは父上が犠せ…相手をしておるから姉上がおちょくられておるのはなんだか新鮮なのじゃ」
「親父さんェ…ところで、俺の勘違いじゃなければだが、お袋さんからの評価高くないか?」
「うむ。わしも姉上もお主には色々と世話になっておるからのう。ここ最近の話題はお主が中心になる事が多いのじゃ。それに成り行きとはいえ姉上が初めて家に招いた異性じゃからな」
「話題の中心か。嬉しいがなんか気恥ずかしいというか…複雑に気分だ。」
「あ〜もぅ‼︎ご飯、ご飯食べるわよ!ほら、哉太君、さっさと座って!」
母親からの口撃に耐えかねた優子が逃げるように食卓につき田中をよぶ。どうやら田中の席は優子の向かい側、母親の隣らしい。
「田中君、あなたの席はこっちじゃないわよ?」
優子に指示された席に座ろうとする田中に母親が声をかける。
「?」
座席は4つあり、向かいの2席には既に優子と秀吉が座っている。周りを見渡しても他に椅子はなく、母の隣以外に田中の場所は見当たらない。
「???」
困った田中は、助けを求めるように優子と秀吉に視線を送る。視線を送られた2人も困惑した様子で母親を見つめる。
やがて3人の視線を集めた木下母はニッコリと微笑みながら田中の席を告げる。
「ほら、田中君はそこに座ってね。秀吉は今日は私の横に、ね」
「そういうことじゃったか。わかったぞい、母上。ほれ哉太よ、ここに座るのじゃ」
「ん、分かった。わざわざ気を使わせてしまってすいません」
「ふふ、良いのよ。さぁ、冷めないうちに食べましょうか」
「はぁ、もういいわよ…。いただきまーす。」
優子が疲れたように降参の声を上げると、食事を始める。
それを合図に各々が手を合わせ、食事を始める。
「たくさん作ったからどんどん食べてね」
「はい。…‼︎ うまい。凄く美味しいです」
「それは良かったわ。腕を振るったかいがあったわね」
「やっぱり手作りって美味しいですね。バイト先の賄いとは比べ物にならないです」
「賄いって…でもバイトが無い日はちゃんと食べてるんでしょ?」
「あー、いや、たまには作るが普段は冷食とかコンビニ弁当が多いかな。料理は嫌いじゃないが1人分だと毎日作るのは面倒でな」
「うむ?親は料理はせんのか?」
「いやいや、俺1人暮らしだぞ?」
「え?」「え?」
「1人暮らしなの?」
「ああ、叔父さんのアパートに住まわせてもらってるって言わなかったか?」
「どうじゃったかのう?聞いた気もするがよく覚えておらぬのじゃ」
「私は聞いてないわよ?」
「じゃあ話してなかったんだろうな。うちの両親が仕事で海外に転勤になってな。俺は日本を離れたくなかったから叔父さんを頼って引っ越して来たんだ」
「それは大変ねぇ。まだ1人暮らし慣れてないんじゃないの?」
「そうですね。まだ慣れない事が多いです。料理も簡単なものしか作れなくてバイト先やコンビニに頼りがちなんです」
「それはダメね。育ち盛りなんだから食事はバランス良く摂らないと」
「すいません。今度から気をつけるようにします」
「………」
「ん?優子、さっきから静かだがどうした?」
「なんでもないわよ。そういえば学校でもパンとかおにぎりでお昼すましてるなぁって思っただけよ」
「あー、確かにな。学食でも構わないんだが、昼ってやっぱ混み合うだろ?混雑とかあんまり好きじゃないし教室ならコーヒーとか飲めるからあんまり行こうと思わないんだよな」
「でもそれじゃやっぱり栄養偏っちゃうじゃない」
「そうなんだよな。でも朝はあんまり余裕ないし…昼は学食で済ますか」
「そういえば優子、あなたも将来のために家事の練習しないとね」
「えっ、私⁉︎」
「そうよ。生涯独身でいるつもりじゃないでしょう?なら家事はマスターしとかないとダメよ」
「そ、そんな話今じゃなくていいじゃない。今は私よりも哉太君でしょ」
「ふむ、哉太は掃除や洗濯は出来ておるのか?」
「流石にそれくらいはな。むしろそれが出来ないと1人暮らし出来ないだろ」
「ほら優子。これがあなたと田中君との差よ。それに田中君はこれからの生活のためにきっと料理も覚えて行くわ。このままじゃ田中君におんぶに抱っこのグータラ主婦になっちゃうわよ」
「ちょっと‼︎別に哉太君とけっ、結婚するって決まった訳じゃないでしょう?」
「お袋さん、俺なら大丈夫です。優子がそばにいてくれればそれだけで十分です。」「哉太君⁉︎」
「あらそう?でも甘やかしちゃダメよ。女は甘やかすと付け上がるんだから」「お母さん何言ってるの⁉︎」
「俺は優子を信じてますから。優子とならどんな道でも歩んでいけます。」「哉太君まで⁉︎」
「哉太…お主そこまで姉上を思っておったのか」
「もちろんだ。初めて会った時、いや一目見た時からこの人しかいないと思ったからな。俺には優子以外考えられない」「………」
「優子も罪な女に育ったのね。田中君、私は応援してるわ。何なら義母さんって呼んでもいいのよ?貴方ならきっと父さんも気に入るわ」
「お袋さん……ありがとうございます。俺、頑張ります。頑張って男磨いて、優子に認められる男になります」
「わしも応援しておるぞ。頑張るのじゃ、哉太‼︎」
「おう、ありがとな。秀吉」
「ねぇ…もう勘弁してくれない?この空間にいるのが辛すぎるわ」
そんなこんなで食事を通して優子の外堀を少し埋めた田中は、後片付けを手伝い、ひと段落した後、優子とこれからの予定を話し合っていた。
「さて、これからどうする?」
「そうね、待ち合わせ場所に皆がいたって事は多分今日の予定は把握されてるでしょうね」
「だろうな。それにデートスポットも抑えられてるだろうな。正直Aクラス相手だとどこまでも読まれてそうでこわい」
「代表が統率してると思うと余計にね。残念だけど今日はうちでゆっくりしましょう?」
「そうするか。俺は優子と一緒にいられれば十分だしな」
「またそんな事を言う。ストレートなのはいいけど恥ずかしいんだから少しは考えてよね?」
「恥ずかしがる優子も見たいんだがな。優子がそう言うなら今後は自重するよ」
「お願いするわ。さて、じゃあ何しよっか?」
「何があるんだ?」
「2人で遊ぶならTVゲームとかトランプとか一通りあるわよ。昔は秀吉とよく遊んでたからね」
「そうか。じゃあ優子が良ければだが秀吉も入れて皆で遊ばないか?2人っきりじゃなくなるのは残念だが皆で遊んだ方が楽しいだろ?」
「そうね。異論はないしちょっと秀吉を呼んでくるわ。少し待ってて」
こうして、秀吉を含めて3人で遊んだ田中は、その後夕飯もいただき、優子の父親と優子の可愛さについて熱く語り合い、夕飯の余りまでもらって家路に着いたのだった。
記念すべき初デートは、予定とは大きく違ったものになったが、それでも木下夫妻に出会い、人柄を認められ、週一回は食事に呼ばれるようになった。ついでに、もし優子と正式に付き合えるようになったら、こっそり教えるよう言い含められた。
結果だけを見れば、成功どころか階段を数段飛ばしで駆け上がっている状態である。
親という強力な味方を得た田中は、優子とともに幸せな生活を送るという目標を改めて胸に刻んだのだった。
〜後日〜
工藤愛子は全力で後悔していた。ちょっとした出来心だったのだ。代表と2人でこっそりとデートを覗いて、あわよくば後日ひやかそうと、ただそれだけだった。しかし、優子のデート情報が近くにいたAクラス男子に伝わってしまったのだ。
それが彼女にとっての失敗だった。その情報は瞬く間にAクラス全体にひっそりと浸透し、気付いた時には代表と共にAクラス覗き隊の首謀者に祭り上げられていた。
そもそもこんなに大掛かりになったら覗きどころでは無いし、表向きデートの情報を知っているのは自分だけであり、覗きがばれた場合真っ先に疑われ、説教されるのも自分なのだ。笑えない。
ここまで思考した時、愛子は閃いた。
(どうせバレるなら初めから堂々とやって見つかろう)
その結果が例のアレである。冷静になった今、過去の行動を振り返ると、頭を抱えたくなる。これで2度目だ。ゲンコツの一つでも覚悟しなければならないかもしれない。
教室の隅でガタガタ震える愛子に声がかけられる。
「おはよう、愛子」「よう、愛子」
彼女の長い1日はまだ始まったばかりだ。
はい、閑話でした。
この話になる前、1番初めに書いた閑話では、普通に買い物デートしてました。
どうしてこうなった。
この一月の間に、作者の考えもころころとかわり、気付けばこんなことになっていました。
次回からは、本編に戻る予定ですが、もしかしたらまた時間がかかるかもしれません。
それでもいいという方はのんびりと待っていただけると幸いです。
それでは、失礼致します。
追記:2014/08/22段落付け、細かい部分での加筆修正を行いました。ちょいちょいいじったので細かいとは言えないかもしれません。
補足:木下パパは子煩悩という名の親バカです。でも清水パパほどバグってません。割と普通のいいお父さんです。なので脇役から上にはのし上がれません。多分。