転生ゲーム〜バカとテストと召喚獣〜   作:テイクジー

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どうも、お世話になっております。テイクジーです。

キャラ紹介も終え、いよいよ田中君が原作へと突入して参ります。

まぁそんな事はさておき、皆さん、サンタさんからお手紙届きましたか?
え?届いてない?
作者のもとには届きましたよ?

なんでも今年のクリスマスは諸事情により中止だそうです。
だから何があっても外出するなとのことでした。




どうやら今年もクリスマスは中止のようです(´・ω・`)



ふ、ふんっ!異教の開祖の生誕なんか祝ってやんねーよーだ!くそくらえってんだ!
ばーかばーか!サンタさんの⑨!















………………くやしいのぅ、くやしいのぅ(つД`)ノ


第一話 クラス配属〜弟との邂逅〜

やあやあ皆の衆、ご機嫌いかがかな?

 

ん?お前は誰かだって?

 

俺だよ俺、忘れちゃったの?俺だよ、ほらあの時の、思い出した?そうだよ、そうそうココ◯コのエンドウじゃないほうだよーーー

 

 

「ん〜、イマイチだな」

 

 1人暮らしにしては少々広そうな部屋で食べても何も覚えられない普通の食パンを齧りながら田中は脳内で頭を抱えていた。

 

 

 別に大した事ではない。

 

 たまたま新聞配達先から朝のランニングに行くのであろう木下秀吉と出会って想像以上の可愛さに驚いたとか、あとあとになって考えてみればあの家が木下家なら優子さんの家見つけちゃったじゃんとか、ウチのアパートと学校の間にあるしあわよくば一緒に登下校出来んじゃね?とかそう言ったものからするとまるで取るに足らない事だ。

 

 

 ただ、自己紹介について考えていたのだ。

上位クラスに配属出来そうだったらいくら脳内お花畑の田中でもこんなふざけた紹介など考えないだろう。

 

 

 しかし彼の中では既にFクラス(地獄)行きは確定事項なのである。

 

 ただでさえ速記が苦手というハンデを抱えている中で、あろうことか意識を飛ばしていたのだ。

それはもう遠くまで。きっとあの時の意識は光の星でウルトラな人々と談笑していたのだろう。

 

 名前を書いたかさえも分からない。それ以前にどうやって学校に行ったのかさえ未だに謎なのだ。

 

 制服こそ着ていたものの文月学園までの道程はまだ覚えておらず、だからこそ早めに家を出てケータイで道を確認しながら登校しようと思っていたのだ。

 

 

なのになんだ。

 

 

 気付いたら既に学校でテストを受け終わってるわ、絶望からなんとか立ち直って帰ろうとすれば家までの道が分からずにその辺をうろつき回って不審者扱いされるわで散々だったのだ。

 しかもその日はお巡りさんに家と家の近くにあるコンビニまで案内してもらった上に晩飯まで食わせてもらったのだ。(ついでに地図ももらった)

 

 

 お巡りさん、本当にありがとう。でも私の精神はもうズタボロよ。

 

 

 田中の思いをよそに親切心全開のお巡りさんの笑顔は眩しく、だからこそその日の夕食は少し塩っぱくて、ぼやけて見えた。

 

 

 

 まぁそんなこんなであの日の出来事を黒歴史に登録した田中は、これからのことを考えていたのだ。

 

 

やり直し?残念ながら田中の辞書には未登録のようだ。

 

 課題はFクラスにどう溶け込むか?だ。

現在、田中は同じクラスに配属されるであろう木下秀吉と既に面識がある。新聞配達のローテーションの都合で、田中が木下家を訪れる時間と秀吉がランニングに出かける時間が被りがちなのだ。

 それ自体はさして問題ではないし、そもそもあっち(秀吉)は田中が転入生であることすら知らないのだ。

 

だが、ここで問題が現れる。

 

例の奴ら(FFF団)

 

 彼等からしてみれば、学年が変わって心機一転しているところをFクラスに叩き落とされ、そこで見つけた心の清涼剤(ヒデヨシ)にどこの誰とも知れない小蝿が擦り寄っているのだ。

 

 

 自己紹介時に秀吉が少しでも知人の様相を見せれば彼らは瞬時に田中を異端者と認定し、あらゆる手段を持って田中を屠りに来るだろう。

 

 それだけは避けねばならない。

まだ優子さんの姿さえ拝んでいないのだ。

こんなところで朽ち果てる訳にはいかない。

 

 

ならばどう避ける?

 

 要は自分が元々彼等と知り合いなのだと思わせれば良いのだ。視野外から突然現れるから敵視されるのだ。

 

 秀吉がこちらの存在に気づき、何かしらのアクションを起こすまでに奴らに自分を認識させ、かつ敵視させないような空気を作り出す。

 

 豪快かつ繊細に、しかしその中に確かな親近感と綿密な計画性を含んだ自己紹介ーー

 

 田中はそれを考えていた。

だからこそ気づけなかったのだろう。

 

 

 自分が既に学校に向かっており、目の前で彼を悩ませている存在(木下秀吉)が手を振っていたことにーーー

 

 

 

 田中の計画は既に破綻してしまった。

おお、田中よ。計画を立てる前に潰されるとは情けない。

 

 

 

 田中は秀吉に道案内を頼みつつ内心でため息を着く。

 

 

 そんな田中に向かって秀吉が口を開く。

 

「それにしてもお主がうちの学校への転入生であったとはな。」

「俺もお前が転入先の生徒だとは思わなかった。」

「ではお互い様というやつじゃな。そういえば自己紹介がまだじゃったの。わしは木下秀吉じゃ。見てわかると思うが歴とした日本男児じゃ。宜しく頼むぞい。」

「ああ。俺は田中哉太だ。上から読んでも下から読んでもタナカカナタだ。覚えやすくていい名前だろ?」

「そうか。では田中……では同じ苗字のものがいそうじゃし哉太と呼ばせて貰おうかの。わしは秀吉と呼んで欲しいのじゃ。」

「ああ、分かった。……木下じゃダメなのか?」

「学校には双子の姉上もおるからの。苗字だと紛らわしいのじゃ。」

「そうか。なら秀吉と呼ばせてもらう。改めて宜しくな、秀吉。」

 

何とも和やかな会話だが、田中としては一歩踏み出す毎に自分の終焉が近づいている気がして、気が気ではない。

 

「うむ。っと、そろそろ到着じゃな。ほれ、あそこで立って封筒を配っておるのが生徒指導の西村先生じゃ。」

「ああ。あの人か。試験の時に世話になったな。(憶えてないけどね。)西村っていうのか。」

「そうじゃったか。ーーおはようございますなのじゃ、西村先生。」

「おはようございます。今日から宜しくお願いします、西村先生」

「おはよう、木下弟と…転入生の田中だな。少し待てーーこれが2人の振り分け試験の結果だな。封筒の中に配属先のクラスが書かれた紙が入っているからこの場で確認するように」

『はい、分かりました/分かったのじゃ』

「木下、お前が演劇に力を注いでいるのは知っているがもう少し勉強にも力を入れるようにな。入学時はそこまで悪い点数ではなかったし、お前なら文武ともに両立させられると思うぞ。」

「うっ…わ、分かってはおるのじゃがのぅ」

「次に田中だがーー」

「   」

「先生、こやつ、固まっておるぞい」

「ふむ、まぁ仕方あるまい。今までと勝手が違うテストで慣れないところにこの結果だからな」

 

 秀吉が固まっている田中の傍から彼の振り分け試験の結果を覗き込む。

 

「まぁ一つ言えるとすればーー」

 

田中哉太 所属ーー

 

「ーーお前は良く頑張った」

 

 

 

 

 

ーーーAクラス




如何でしたでしょうか?

オリ主田中君、なんやかんやでAクラス配属決定です。

タグにAクラス中心って入れてた気がするしね、入れてなかったかもしれないけどまぁそれはそれです。



秀吉との会話パートでしたがオリ主田中君は初対面を通しています。こうすることで何処で見ているか分からないFFF団に無知な子羊アピールをしているつもりなのです。


優子を狙っている田中からすると弟の秀吉は是非とも仲良くなっておきたい相手です。Fクラスでも秀吉伝いにFクラスの中心人物とのパイプを繋ごうと密かに画策していました。

ゲス野郎ですね。
田中•G(ゲス野郎)•哉太
です。

途中少しどもったのは、秀吉の言動に一瞬心がぐらついたためです。

流石双子、手ごわい。



次回、Aクラスメンバーとの邂逅と自己紹介の予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご意見、ご感想お待ちしております。

それでは失礼致します。
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