転生ゲーム〜バカとテストと召喚獣〜   作:テイクジー

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どうも、テイクジーです。

その辺の人から傘をパクられたテイクジーです。

いや、ビニール傘ですしパクられたのは別に構わないんですが、なんで大雨の日にパクるねん‼︎と

だって朝から雨降ってるんですよ?

一時的に雨がやむ時もありましたがお空は完全に雨雲に覆われてる訳ですよ。

最初から用意しておけと

お陰で帰宅時は濡れ鼠状態でした。


そんな事はさておき、第三話です。
今回は、優子メインでほのぼのした話になる予定です。


あくまでも予定です。

優子の可愛さを上手いこと表せれば良いのですがどうなることやら


そんな感じで本編へどうぞ


第三話 ゆっくり前進〜優しい時間〜

 木下優子は戸惑っていた。

 

 原因はひとつ、あの転校生(田中哉太)だ。

 

 自慢する訳ではないが、これでも美少女の部類に入ると自認しているし、告白を受けたことも一度や二度ではない。

 

 中にはイケメンと呼ばれる様な人だっていたし、悪くないと思わせるような人物だって確かに存在した。

もっとも、彼女に悪くないと思わせた人物は、実は弟を狙っていたようだが。

 

 そんな訳で、慣れているというほどでも無いが、告白に対する免疫は多少ついている優子だったが、流石にあんな状況で、あそこまで真剣に告白された経験は無い。

 

 公衆の面前であんなにも大胆な告白をするなんて、羞恥プレイもいいところだ。告白する側もされる側もダメージ受けるなんて、それなんてメガンテ?

 

 しかし彼は一片の恥じらいもなく言い切ったのだ。

実に大胆に、まるでこの場に2人しかいないかの様に、自分しか見えていないかの様に。

 

 正直、勘弁してほしい。こんなことされたら…

 

 

ーーー意識、しない訳ないじゃない…

 

 顔…悪くはない、よね?むしろかっこいい部類かな?

 

 性格…まだよく分からないけど、いい人だってのは伝わったわ。自己紹介の時もちゃんと受け答え出来てたし、ノリも悪くは無さそうだったなぁ。

 そ、それに告白の時は必死さも伝わってきたし、あれはちょっとかっこよかった……って無しなし、今の無し‼︎カット、カットよ‼︎

 

つっ、次っ、次はーー

 

 学力…は問題無いわよね?一応Aクラスに配属されてるんだし。

 

後はー後はーー

 

今の所は問題無い…のかな?

 

 

 さっきは焦って考えさせてって言って逃げてきちゃったんだけど…あんな形じゃなかったら、もっとお互いに知り合ってからならーー有り、かな?

 

 うん、まだお互い良く知らないんだし、友達からでいいよね。そうしよう、そうと決まったら、早く伝えちゃいたいんだけど…教室、戻りづらいなぁ。

でも、早く戻らないと伝えられなくなっちゃう。

 

でも…でも…

 

 

 

 屋上で悶々としていた優子の元に、愛子と翔子が訪れる。

 

「代表……それに愛子も。どうしたの?」

 

「………優子がなかなか戻らないから、様子を見に来た」

 

「ボクも、優子達に謝りたくって。ほら、ボクのせいであんな騒ぎになっちゃったじゃない?田中君は許してくれたけど、やっぱり2人に謝らなくちゃダメだと思うんだ。だから優子、本当にごめんなさい」

 

「別に良いわよ。謝んなくたって。た、確かに恥ずかしかったけど、わざとじゃないのは分かってるしね。」

 

「ありがとう、優子。そ、それでさ、さっきの告白の返事、どうするの?やっぱりボクが蒔いた種だし、ボクに出来ることなら何だって協力するよ?」

 

「………私も協力する。」

 

「代表…愛子…ありがとう。実はね………」

 

 

 先程まで考えていた事を伝える優子。

 

 

「そんな訳で、田中君には悪いんだけど、友達から始めたいと思うの。でも、教室に戻りづらくて…」

 

「(…ねぇ、代表。これってボク達が手伝わなくても勝手にくっつくんじゃない?)」

 

「(………優子は田中を意識してる。そんなに悪い印象は持ってない。………2人を近づけたら後は田中次第)」

 

「(ならボク達がそのきっかけを作れば良いんだね?)じゃあさ、優子。ボク達が田中君を呼んできてあげるよ。ここなら邪魔も入らないし2人で話せるでしょ?」

 

「そう……ね。じゃあ悪いけどお願いできる?」

 

「任せといてよ。じゃあ行ってくるね」

 

「………40秒で連れてくる。」

 

「いっ、行ってらっしゃい。(40秒?)」

 

 

 そしてきっちり40秒後、翔子と苦笑いを浮かべた愛子がパックジュースを咥えた田中を連れてきた。

 

連れてきたのだがーーー

 

「なんで簀巻きにされてるの?」

 

「飯食おうとしてたら後ろから突然縛りあげられた。」

 

「あ、あはは〜。ゴメンね、二人とも。代表がやる気出しちゃったみたいで」

 

「………善は急げ」

 

「余計分からないですよ、代表。まあ、木下さんの所に連れてきたって事は、考えが纏まったって考えていいのかな?」

 

「そうね。その事で田中君に伝えたいことがあって、2人に呼んできてもらったの。」

 

「そうか。なら…早速だけど、聞かせてもらっても構わないか?」

 

「ええ。代表達も気を利かせて教室に戻ったみたいだし、返事を言わせてもらうわ。」

 

 

「田中君、告白ありがとう。田中君の思いは嬉しかったし、自己紹介とかその後の事で、田中君が優しくて面白い人だって事も分かった。でも、私はもっと田中君と話したりして、あなたのことも私の事ももっともっとお互いに知り合ってから決めたいの。だから…だから、まずは友達からお願いできる?」

 

「そっか。じゃあ、木下優子さん、田中哉太です。友達から…宜しくお願いします」

 

「ええ。田中哉太君、木下優子です。友達から…よろしくね」

 

 お互いに向かい合って自己紹介しあうと、どちらからともなく微笑みあう。

 

「そういえば木下さん、あの時飛び出してからずっとここにいたのか?」

 

「友達なんだし、優子でいいわよ。そうね、あれからずっとここにいたわ」

 

「あ、ありがとう…じゃあ改めて、優子、昼ご飯もまだ食べてないだろ?パンでよかったら一緒に食べないか?あと、俺も哉太で構わないよ」

 

「ありがとう、哉太君。じゃあせっかくだし、もらおうかしら」

 

 

 そんな感じでゆったりとした時間を過ごす2人。

 

 2人がいる棟とはまた別の棟の屋上で密やかにFクラスが不穏な動きを見せていたのだが、そんなことは関係なく、2人の時間は流れてゆくのだった。




いかがでしたでしょうか?

一応優子の心象を書いたつもりですがやっぱ難しいものですね。
ほのぼのと時間が流れているようですが、田中君は舞い上がってます。
ただ、いつまでも意識飛ばしてばっかりじゃ進歩が無いので、内面的に少しづつ成長していく予定です。


現状では恐ろしい速度で急成長を遂げ、真正面から微笑みを受けてもテンションがはち切れる程度ですんでいます。

自慢のポーカーフェイスがなければ鼻血吹いて死んでるところです。

ヘルメットがなければ(ryってやつですね。

次回から対Cクラス戦に入っていく予定です。


優子が貶められて田中君が怒らない筈がない。
Cクラス戦〜Fクラス戦の間で1度はガチギレさせる予定です。

それでは、また
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