俺は次の世界に着いた。
士「ここは…」
海東「ウィザードの世界さ。魔法使いの。」
俺たちの目の前は洋風な街並みが広がっていた。そこに住む村民は腰に手の形をしたエンブレムのようなものをつけ生活していた。
士「科学ではなく魔法が発達した世界か。」
俺はそう呟いた。
俺達は村を歩いた。
子どもや老人、男女に拘らず皆がエンブレムをつけていた。
海東「とりあえず、あの店で休もう。」
俺達が立ち寄ったのはドーナツ店だった。
??「いらっしゃいませ!こちらへどうぞ。」
比較的好青年な奴にデッキへ案内された。
海東「士は何か食べたいか?」
士「なんでも、まあプレーンシュガーでいい。」
海東「僕もそれで。」
??「かしこまりました!」
俺は一瞬彼の名札を見た。そこには「ハルト」と書かれていた。
しばらくするとドーナツが運ばれてきた。
俺は一緒に頼んだブラックコーヒーとともにドーナツを味わった。
士「美味しい…」
海東「だね…」
ハルト「ありがとうございます!」
俺達は食事を済ませ、レジで600円分の硬貨を出した。
士「美味しかった。また来る。」
ハルト「ありがとうございます。でも、この店は硬貨は対応していません。魔法通貨でお願いします。」
魔法通貨…そういうことか!だからみんなあのエンブレムを持っていたのか…
士「どうする海東…」
俺は小声で海東に聞いた。
海東「どうしようか。」
しかし、それを考える時間はなかった。
外から銃撃音がした。
外へ出ると、ディエンド集団が村民を襲っていた。
士「おい、お前がいっぱいいるぞ。」
海東「勘違いしないでほしいな。彼らは僕とは別人だ。
俺達はベルトを取り出し、カードを装填した。
「「変身!!」」[ディケイド!]ディエンド!]
合計五体のディエンド集団は一斉に俺達に照準を合わせ、構えた。
士「最速で片をつける。」
俺はドライブのカードを取り出し、装填した。
[カメンライド ドライブ!][ドライブ!タイプスピード!]
海東「士がドライブなら僕はこれを使おうか。」[カメンライド マッハ!][カメンライド チェイサー!]
ドライブ(ディケイド)、マッハ、チェイサーが並んだ。
士「ひとっ走り付き合ってもらおうか。」
3ライダーは目では追いかけられないほどのスピードで次々とディエンド集団を倒した。
士はディケイドの姿に戻った。
海東もマッハとチェイサーを消した。
??「さすがディケイド、新たな旅で力を得たか。」
士は唖然とした。そこにはドラゴンナイトの世界で別れた筈のユキの姿があった。
士「ユキ、どういうことだ!なぜお前がここに。」
ユキ「私がここにいるわけ、簡単だ。門矢士、仮面ライダーディケイドを倒すためさ!」
ユキは黄金の大剣を取り出し、カードを装填した。
ユキ「変身!」[カメンライド ディ・ワールド!]
ユキは黄金の輝きとともに仮面ライダーディワールドに変身した。
鳴滝「ユキなんていう女は元から存在しない。私がディケイドを近くで観察する為になりすましていたのだ!」
次回
第16話 ディワールド