風都、優しい風が常に街を包み込んでいるらしい。が、今は風どころか人の行き来すらない廃墟だった。
巨大な工場の出入り口。その前に白い人影があった。財団Xの人間だ。そして身につけているものからして、先程俺達を陥れた仮面ライダーの変身者だろう。彼は二本のガシャットを構た。
ヨーク「仮面ライダー、居るんですよね。この施設に入りたければ、私を倒してから行きなさい。」
翔太郎「だったら話は早い。行くぜ、フィリップ。」
翔太郎はダブルドライバーを装着し、事務所にいるフィリップと意思疎通した。
[承知した。][サイクロン!][ジョーカー!]
映司「アンク…一緒に戦ってくれるよな。」
弦太朗「ダチを苦しめる奴は俺が許さない!」
士「さあ、行くぞ。」
それぞれがベルトを装着した。
[3!2!1!][タカ!][トラ!][バッタ!]
5人「変身!!」
[サイクロン!ジョーカー!][タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!]
[カメンライド ディケイド!]
4人の仮面ライダーが、今この瞬間に並び立った。
ヨーク「私の名は仮面ライダーヨーク。さぁ強者よ、来なさい!変身」
[レベルアップ!ウォーズ…クロニクル![アガッチャ!ライオン!シマウマ!キリン!真夜中のジャングル!ナイトオブ・サファリ!]
ヨーク「さぁ、かかって来なさい。」
俺達は駆け出した。それをヨークは華麗に交わす。更に右腕のブレードでオーズに切り掛かった。
オーズはそれを両腕のトラクローで防ぎ、バッタの脚力でヨークの脇腹を蹴った。
その後ろからフォーゼが力強いパンチをした。
弦太朗「仮面ライダーフォーゼ!タイマン張らせてもらうぜ!」
[スパイク・ON!]
フォーゼは左足で蹴りを放った。
ヨークは左腕で防御した。
翔太郎「タァ!!」
Wが風の力を使ったパンチをヨークの死角から放った。
ヨークはそれを交わし、右腕のブレードを突き出した。
[ヒート!][メタル!]
Wは灼熱の騎士、ヒートメタルに変身、メタルシャフトで相殺した。
[今だ!ディケイド!]
フィリップの声と共に俺がヨークに剣を突き刺した。
ヨーク「ぐはっ…」
士「決めるぞ!」[ファイナルカメンライド ディディディディケイド!]
映司「はい!」[スキャニングチャージ!]
弦太朗「よし!」[ランチャー・ガトリング・レーダー・limit Blake]
俺とオーズの蹴りがヨークに炸裂、更にフォーゼの一斉掃射がヨークを襲った。
[メタル!マキシマムドライブ!]
「[メタルブランディング!!]」
最後にWが技を放った。炎に包まれたメタルシャフトはヨーク寸前で止められた。
目の前には狼の怪物がいた。
「ヨークさん、時間稼ぎはもう大丈夫です。引きましょう。」
ヨーク「仮面ライダー、君達との決着はまだのようだ。」
ヨークと怪物は霧のように消えた。
弦太朗「待ちやがれ!」
すると轟音と共に財団Xの建物が爆発した。
翔太郎「くそっ、証拠隠滅か!」
映司「そんな…」
「遅かったな、門矢士。仮面ライダーディケイド!!」
士「その声、鳴滝!」
すると炎の中から黄金の光が放たれ、俺のベルトを貫いた。
翔太郎「士!」[門矢士!]映司「門矢さん!」弦太朗「ディケイド !」
俺自体は無事だった。が、ベルトは粉々に砕け、ディケイドの鎧は砕け散った。
鳴滝「貴様はもう戦うことはできない。この世界が滅ぶのを指を加えてみていろ!!」
次回、最終回!
「俺は道がある限り進む、ただそれだけだ!変身!」