私は石狩あかり。あおぎり高校中等部に通う女子中学生です。
今、私達の学校では噂になっている二人の方が居ます。それは高等部の音霊魂子先輩と水菜月夏希先輩だ。
何故噂になっていると言うと、その2人はゲーム部として活動しつつその内容を動画投稿サイトに上げている超人気Vtuberなのだ。私は今年から、そんな先輩方の居る高等部に進学します。まさか、私がそんな先輩方と話せるわけがないと思ってました。
しかし、入学してすぐ 「入部して?」 とその2人の先輩方に声を掛けられました。とても可愛らしい先輩方にお願いされたら入るしかないですよね?
なので私はゲーム部に入部しました…………」
夏希: 「っていう動画作ろうと思うの」
魂子: 「良いな」
あかり:「嘘つくな」
あかり:「全く、人の入部理由を偽らないで下さいよ!」
魂子:「だって、壁壊してとか言いづらいし、二次創作の小説でくらいこう美少女扱いして欲しいじゃないですか」
夏希:「それに、本当に動画にするんだったら言う前に作ってるし、 この作者の事後報告のごとく」
あかり 「メタいな、おい」
魂子「だからさ!ねっ?良いでしょう?」
あかり 「断固拒否です。むしろ、周りから見たらやべぇ奴らですよ!その噂の方が中等部にまで入ってきてましたよ!」
キーンコーンカーンコーン
魂子「って、やば、最終下校時刻だ」
夏希「いっそげー」
あかり 「ちょっ、待って下さい! !」
はぁ、前途多難だなぁ……
《次の日1年秋組にて》
モブ子「石狩さんおはよー」
あかり 「……おはよー」
モブ子「なんか元気ないね」
あかり 「いや、そんなことないよ!」
しまった、疲れが顔に出てたか………
モブ子「また授業中寝るの?」
あかり 「もちろん」
モブ子「はあ……ノート後で見せるね」
あかり 「ありがとーー」
よし、寝て疲れを取ろう。
「石狩さん! !」
あかり 「はっ!」
モブ子「今もうお昼だけど大丈夫?」
あかり 「えっ!?」
時計を見る。
あかり 「本当だ………」
どれだけ私は寝てたんだ……朝からだからえぇと.……..うん、考えるの止めよう
モブ子「そういえばさ、前から聞こうと思ってたんだけど」
あかり「なに?」
モブ子「石狩さんってさ、 日頃何撮ってるの?」
あかり「色々かな?見る?」
モブ子「えぇ!良いの?見る見る」
あかり 「はい」
私は最近撮った写真を見せる。
まあ、秘蔵は見せないが……
あかり 「どうかな」
モブ子「やっぱり写真撮るの上手いねー」
なにかいいたげな表情だな
あかり「なんか変なのあった?」
モブ子「いや、変では無いんだけど、あの先輩方の写真多いなあって」
あかり「えっ、本当だ」
モブ子「気づいてなかったの?」
あかり 「うん」
言われてみればそうだ、ここ最近は2人を撮ってることが多い気がする。気付くと2人を目で追っていてカメラを構えてしまうのだ
あかり 「なんでだろ?」
モブ子「いや、分からんし」
撮ってる本人が分からないのに周りが分かるわけ無いか、 それにしても
モブ子「それにしても、性格知らなきゃ写真だけで見たら本当美少女だよねー、 この2人」
あかり 「そうだねー、」
思わなかったわけではない、ただ性格を知りすぎた結果なんとも思わなくなってきたのだ。ただ、2人を見てると撮りたくなってしまう。記憶に残したくなってしまう。 この気持ちの正体は一体何なんだろつ………