超人少女   作:桂ヒナギク

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Episode 4

 吉崎家に、D.E.Oの職員がやってきた。

 尾崎 春香だった。

「聡美さんを出しなさい」

「娘は渡さない」

 そこへ眠そうな顔の聡美がやって来る。

「朝っぱらからなんの騒ぎ?」

 聡美と尾崎の目が合う。

「あ」

 聡美は(きびす)を返し、窓を開けて外へ飛び出した。

「裏へ逃げたわ!」

 戦闘員が聡美の行く手を塞ぐ。

「ふ!」

 聡美は飛び上がり、空中で静止した。

「ここまで来れるかしら?」

 その時、聡美の背後にジョン・ジョーンズが現れ、首筋にチョップを当てて地面に叩き落とした。

「う!」

 墜落する聡美。

「あ、あんたは?」

「I'm not speak japanese」

「Who are you?」

「John Jones. Martian」

「火星人……」

「連行しろ!」

 D.E.Oが聡美を日本支部に連行する。

 聡美は椅子に座らされ、クリプト・ナイトの拘束具で拘束される。

「これはなにかしら?」

「取調よ」

「取調……お腹が空いたわ」

「あなたね! 自分の置かれた状況がわかってるの!? 取調なのよ!」

「取調と言ったらカツ丼よね。カツ丼出して」

 腹わた煮え繰り返る気持ちをこらえ、カツ丼を用意する尾崎。

 聡美はカツ丼を食べ始めた。

「で? 何から話してほしいの?」

「あなたがなぜ協力しないのか」

「得体の知れない組織には協力できない。それだけよ」

 その時、どこからか爆発音が聞こえてきた。

 音に混じって、人々の悲鳴が聞こえて来る。

 聡美は今すぐにでも飛んで行きたかったが。

「D.E.Oって何の組織?」

「特異生物対策局。宇宙人や極悪人による事件を扱っている極秘組織よ」

「面白いことやってるじゃない。取調は終わりよ。はずして」

「それはできないわ」

「あなたには聞こえないの? 人々の悲鳴が」

「悲鳴?」

「尾崎!」

 支部長がやってきた。

「街で宇宙人が暴れてる」

「宇宙人が?」

 尾崎は聡美を見る。

「彼女を解放しましょう」

「それはダメだ。危険すぎる」

「彼女は私たちより先に事態を察知しました」

「何かあったら君の責任だ」

 聡美が解放される。

「どうも」

 聡美は目にも留まらぬ速度でD.E.Oを飛び出し、現場へ急行した。

 街では異形が暴れている。

「ちょっとそこのあなた!」

 異形が聡美を見ると、そのまま襲いかかってきた。

 聡美は異形の攻撃をいなし、反撃する。

 吹っ飛んでいく異形。

 異形は壁に激突、破壊した。

「ぐおおおおああああおおおお!」

 咆哮し、襲いかかる異形。

 聡美は後退して攻撃をかわし、目からビームを放った。

 爆裂霧散する異形。

「よくも私のドリーちゃんを!」

 その声に振り返ると、女が立っていた。

 女は異形に変態。聡美に襲いかかった。

 聡美は攻撃をかわし、反撃した。

「ぐわ!」

 吹っ飛んで工事現場に突っ込む異形。

 異形は工事現場から飛び出し、聡美に向かって行く。

 聡美は異形の背後に回りつつ回し蹴りを浴びせる。

 異形は壁に激突した。

 聡美は目からビームを放ち、異形を粉砕。どこかへ飛び立っていった。

 

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