さよならティターンズ(2部完結)   作:フォード2

39 / 47
第11話 Kilimanjaro storm(1)

 宇宙世紀.0087年11月2日、キリマンジャロ基地では熾烈な戦いが繰り広げられていた。空からはエゥーゴによる弾道ミサイル攻撃に曝され、地上ではカラバによる攻略作戦が行われている。

 

 キリマンジャロの山頂は衛星軌道から放たれたサーモバリック爆弾によって大きくへこんでいた。

 山の斜面ではマラサイがネモとビームライフルを撃ち合っている。ティターンズの主力は赤のマラサイと緑のハイザックだ。

 

 小隊長であるライアンは小隊に無線で激を飛ばした。ティターンズ地上軍の運命はここで決まると言わんばかりに演説ぶったのだ。

 

「エゥーゴは卑怯にもジャミトフ閣下視察の隙を狙った。我々にはキリマンジャロ基地を死守する命令が与えられた。今こそティターンズの実力を示す時だ。私は小隊の奮闘に期待する」

 

 ライアン小隊は空を飛び回るメタス改にビームライフルを撃ちまくっていた。チャーリー中尉は狙撃用ビームライフルをメタス改に向けて数発撃った。メタスは火を吹きながら地面に降りた。

 

「メタスに命中。キャベツみたいな色しゃがって」

 

 

 カラバは数の上ではジムⅡとネモを主力としていた。ガンキャノン・ディテクター、ジムキャノンⅡやジムカスタムといったモビルスーツが続々と斜面を進行している。

 

 ガンキャノン・ディテクターは片膝を地面についた状態で肩のビームキャノンを発射。ジムキャノンⅡもガンキャノンに続いて砲撃を行った。カラバはハイザックを次々に撃破しており、マラサイの接近を許さない。

 

 

 敵を見下ろす形となったライアン小隊はルイス小隊と共闘し、砲撃モビルスーツの排除に乗り出した。チャーリー中尉がジムキャノンⅡを集中的に狙撃している。

 

 

 

 

 他の3人はジムクゥエルの機動力を生かしながらカラバに肉薄攻撃を仕掛けた。彼らはシールドでビームを防ぎつつ、ビームサーベルで斬り込みを仕掛けている。

 

「チャーリー中尉が援護してくれる。敵陣に斬り込め」

 

 

 

 ティターンズは戦況の硬直化を打開するためにサイコガンダムの出動を決定した。サイコガンダムは3連装メガ粒子砲をカラバに向けて放った。

 巨人はジムⅡとネモを一瞬で撃破し、ドダイ改に乗ったジムⅡを3機撃墜している。サブフライトシステム(SFS)のドダイ改はメガ粒子砲の直撃を食らった瞬間に火を吹いて地面に落下した。

 

 

 ネモの3番機パイロットは「なんだ? あのバカにでかいモビルスーツは」と仰天した。

10番機は3番機に「とにかく逃げろ。あれは香港に出たサイコガンダムだ」と注意を促している。

8番機も「逃げろって どこに逃げる場所があるんだい」と口々に彼らは言い争っていた。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。