さよならティターンズ   作:フォード2
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第9話 小惑星基地を攻略だ

UC.0085年3月、ティターンズはジオン残党の拠点となった小惑星基地の攻略を開始した。3隻のサラミス改級が基地の攻略に向かっている。作戦には『セイロン』と『ダッチハーバー』と『セントルシア』が参加した。

 

艦隊が持つモビルスーツは合計で11機と言ったところだ。その内訳はジムクゥエルが6機、ジムキャノン2が2機、ハイザックが2機、ザク強行偵察型が1機という編成になっている。

 

サラミス改級から偵察のためにザクが発進した。ザク強行偵察型は、偵察用カメラを頭と腰と右肩と左肩の合計4つも設置しているようだ。また右手にはカメラ・ガンを持っているのが確認できる。

 

チャーリー中尉がハイザックを見て笑った。

「ティターンズがザクを使うとは滑稽だな」

「でも、ザクは良いモビルスーツですよ」

「マイク、自分の意見を言うようになったな」

 

ホセがマイクにハイザックを見た感想を言った。

「ずいぶんジオン色が濃いモビルスーツだな」

「俺はあれに乗るのは嫌だね。遠慮するよ」

「ホセ、俺はザクに乗った事があるんだ」

「マイク、それは初耳だな。知らなかったよ」

 

 

サラミス改級のルーカス艦長はマイクを手に取った。

「艦隊は第1戦闘配備。第1戦闘配備に入った」

「艦隊は横一文字隊形に移動。正面から突っ込め」

 

ルーカス艦長は続けて艦隊に指示を出した

「ミサイルとビーム砲を発射用意、一斉発射だ」

「小惑星基地に集中砲火を浴びせろ」

 

ブリッジの乗組員が艦長に報告した。

「10時の方向にムサイ級を2隻、サンバジルを1隻確認」

「艦の進路変更、10時の方向に艦首を向けろ」

 

乗組員が大きな声で観測員に言った。

「ムサイにビーム砲をお見舞いしてやれ」

「2連装メガ粒子砲の1番と2番を発射だ」

 

サラミス改級『セイロン』はムサイにビーム砲を食らわして右エンジンを破損させた。熱核融合エンジンの誘爆によりムサイは轟沈したようだ。

 

ブリッジの乗組員が艦長に報告する。

「サンバジルとムサイの抵抗激しく膠着状態」

「ダッチハーバー被弾。艦隊から一時離脱」

 

サラミス改級『セイロン』はムサイが放ったビームに被弾した。被弾した右舷では乗組員が汗をかいて隔壁閉鎖と消火剤防御を行っていた。誰もが被害を最小限に食い止めようと必死だった。

 

ルーカス艦長は乗組員に問い合わせた。

「本艦の被害状況はわかったか?」

「右舷に被弾しましたが、まだ戦えます」

「そうこなくては。ビーム砲を一斉射だ」

 

女性オペレーターが敵機接近の報告をする。

「上方から高熱源体が4機接近」

「リック・ドムだと思われます」

「対空防御。ドムを撃ち落とせ」

 

ルーカス艦長が小隊に向けて言った。

「ライアン小隊は何をやっているんだ」

「ライアン小隊に敵を迎え撃つように伝えてくれ」

 

 

 

 



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