頭の中で浮かんでるのに上手く文章にできないです・・・文才無さ過ぎて泣きそうです(ToT)
しばらくは説明が長くなりそうです。
こんなのでもよければどうぞ・・・・・・後悔はないですか?
季節は冬。ふと目線を先に向けると、勾配のキツい坂道が目に入る。その脇には来るものを歓迎する為の、或いは新しく来る者を迎え入れるように、春が来れば満開を見せるであろう木が数メートルごとに植えられていた。
しかし、今は冬である。季節が来なければ物寂しい樹がただただ植えられているようにしか見えない、そう、通常であれば。
しかし現実には、季節には合わないどころか常識的に考えればありえないであろう種類の花びらがその枝を着飾り、物寂しげな樹などそこには存在しない。
それを見上げたその場にいる1人の青年は、その光景を少しの間じっと見つめていたが特に気にした感じもなく坂道を登り始める。
ひらりひらりと枝から離れた花びらがふと青年の肩におちるが、数秒後には瞬く間に露となって消える。異常とも言えることに、その花びらは氷の花弁だった。
異常なのはそれだけではない。脇道に映える草々は時折その姿を陽炎のように歪め、それが晴れる頃には以前とは全く違った姿を見せる。普通に考えれば異常とも言える光景だが、青年は疑問にも思わないようで歩む足を止めない。
異常を異常と捉えていない。それはつまり、この青年にとってそれは見慣れた光景であり当たり前の存在としてみているに他ならない。
この風景は世界にとって当たり前なのだと。
それを気にして青年をよく見て見れば、青年の格好も普通とは言い難い。何せ、服装はどこにでもありそうな学生服を身につけていながら、その腰には物騒にも2本の凶器がぶら下がっているのだ。青年の他にも坂を登るにつれて人影が現れだしたが、その誰もが青年の格好に何も言わないし、同じようにあたりの光景をみても何も言わない。
この世界の住人にとってこれが普通なのだと、その誰もが認めている。そうとしか言い様のないことだった。
坂道を青年が登り始めてから5分もすると、やがてそれも終わりを見せて青年は小さくため息をついて目の前の建物に目をやった。次いで入口の門柱に刻まれた文字を見る。そこには『国立総合魔学学園』と記されていた。
青年は小さく口元に笑みを浮かべ、それから目の前の建物を見上げる。それから困ったように首をかしげ、頭を掻いた。
「さて・・・・・・まずは職員室にいかないとな」
時は西暦2514年、世界はあらゆる不思議に満ち溢れていた。嘗て人々がそれぞれの想像や妄想の中でしか実現しないだろうと思われていた魔法。それが今の世界では普通に存在していた。それこそ、5歳6歳の子供が遊びの中で使用したり、専業主婦が日常生活の中で活用したり、老人が色々な面でしようしたりとあらゆる人間が使用していた。
何故そんな風に魔法が存在するのか。実のところ、それは誰にも詳しいことは分かっていないのだ。歴史書によれば、魔法が空想のものだと思われていたのは2035年位までとされている。いや、されているというよりもその年代までは今ではあまり重要とされていないエネルギーである電気が主体で、それを原動力として機械を使用したり日常生活に重要であったという文明であった。
人々にとってはそれが当たり前で、魔法があるなど笑いものにしかならず、小説等の空想の世界でのお話だった。それが一変したのは2040年であり、今のように当たり前のようになったのは2100年だったとされる。
2035年に何かが起きて、それから今の魔法が世界に充満し始めた。しかし、その2035年から2040年までの間の出来事、詳しくは何故魔法技術が存在するようになったのかという事については、今のところ誰も解明できていないのだ。
この5年間は空白の5年間とも呼ばれ、その間の実態を知る者はいない。当時生きていた人間でさえも何が起きたのかを覚えていなかった
上に、世界の人口の半分程が死に絶えた。原因についてはその世界の半分の人間と一緒に、この世から消失してしまったのだ。
唯一、旧時代である2035年のことで分かっていることと言えば、人類が大きな過ちを犯し世界の状況は最悪な方に一変したということだった。それは人類最後の過ち、バベルの塔の再来と呼ばれた事件が起こったらしいのだが、その記述についてはまるで意図的に隠されたかのようにぽっかりと消え落ち、その推測すらもできない状況なのだ。
かと言って、今の人類がそれを気にしているかといえばそうでもなかった。なにせ、今の人類にとっては魔法があるのが普通であり、旧時代のことの方が空想なのである。旧時代の情報を知る本については、現在ではもう少なくなっていて歴史書にもかつての技術はほとんど載っていなかった。
その結果、現在に残った旧時代の知識としては2040年から人類は新たな技術である魔法を開発した、くらいのものであった。開発と言っていいのかもわからないが、本当にそれだけである。人類はとことん前向きだったのだ。
そんな事で2100年ほどまでは魔法の技術が急速に発展し、さらにそれからは魔法と機械を組み合わせた魔導技術が発展し、現在では旧時代で言うところの電化製品のような役割を果たすようになっている。
エネルギーについてはエーテルというエネルギーが電気の代わりに使われ、それを動力として駆動するという仕組みになっているのが今の技術である。個体差に左右される魔力よりも、使い勝手がよく今では魔導技術の方が重視されている面もある。
魔力についてはそれぞれ個体差があり、生まれつき強いものもいれば弱い者もいる。かつてはそれが元で差別されていた事もあったが、今では魔導技術の発展と魔力量の大小についての関係の解明によりそういった事が少なくなってきた事も発展の証である。
そして魔法及び魔導技術が発展して2300年代初期、世界中各地で国の認可により学習機関である学院が立てられることになったのだ。尤も、これは技術を学ぶためだけではない。新時代と呼ばれている2040年以降突如現れた『マモノ』と呼ばれることになる存在の対抗手段を学ぶ場所としてもされているのだ。
その存在は人類とは全く異なる生命体であり、空間が不気味に歪むとき現れる異生物である。2200年程まではその発生は限りなく少ないものであったが、魔法及び魔導技術の発展と共に急激にその発生は頻繁になっていき現在ではほぼ日常的になってしまっている。
その強さもバラつきがあり、学院生はどれだけ優秀であろうとも中級個体以上との接触は厳禁とされており、それ以上の存在は学院卒業後に成績優秀者が入団可能となる『ロンギヌス』の組織のものしか狩れない掟となっている。
とはいうものの、ロンギヌスの人員も足りているわけではないので緊急事態や、『評議会』と呼ばれる世界のトップ組織に認可された人物であれば対応を許されることとなっている。
これについては通常どの学院にも、教師と生徒を合わせれば6,7人程は存在しその者達は生徒会に入らなければならないという条件もあるわけだが、皆から憧れる天職でもある。
つまるところ、それは学院最強のメンバーに指名されるからである。そしてもう1つ、資格を与えられた者と呼称される人間も存在し、通常ロンギヌスは所属する国のマモノしか狩ってはいけない掟があるが、その人物はマモノが存在するならばどこにいようとも狩る資格を持つのだ。いわば特許である。
勿論、この資格を持つ者に選ばれるには相応の実力を持つものでなければならない上に、課題される試験に受からなければならず合格者は10年間で15人いればいいとされている。しかし、この試験を受けるための年齢制限や条件はなく、受かれば文句なしに資格を与えられる。いわば、完全なる実力主義なのである。
この掟については、好き勝手にロンギヌスのメンバーが行動して自分の国を手薄にし、嘗て1つの国家を滅ぼしたことから発生した掟である。勿論、ロンギヌスの中にもその資格を持つ者は存在するが、そう呼ばれるものは世界最強のメンバーと呼ばれ現人口30億人中100人しか存在しない。いわば、人類最後の最終兵器扱いであり最も敬意を払われる存在であると同時、最も恐れられる存在でもあるのだ。
こういった対応者が高位のマモノを狩ることを許された立場であり、これらすべての人員が敗北したとき、それは世界の終焉を意味するときだとされる。それがこの世界の現状である。平穏に見える中でも、悲劇は突如やってくる。それはまるで、2035年に起きたとされる災厄によって滅び損ねた人類を今度こそ滅ぼすかのように。
この物語はそんな2035年に起きたとされる、災厄の真実を掴もうとする資格を持つ者の青年の周りで起きる事件の物語である。
はいヘボ作です。
なにが言いたいんかよくわからない。くっ、こうなったら本編で挽回してやる!!・・・・・・できればいいな。