平行世界とバイクパラドクス 作:トォメィトォ
斗真「さて、分担して探索すんぞ」
ゼータ「どうしてまた?」
斗真「人数も増えた。明日音の力を取り戻すのは早い方がいい。それに人数が多いと目立つ。だから、クジ」
若菜「随分とあっさりしてるな」
斗真「これが一番楽だ。ABCのペアあるからそれでチームな」
斗真が出したクジを一人づつ引いていく。
結果は
チームA 斗真 綺咲
チームB 明日音 若菜
チームC ミカエル ゼータ
となった。
斗真「よし、一通り散策したら集合な」
全員「「「「「了解」」」」」
解散すると、若菜以外が一瞬で消えたため、若菜も焦って追いかける。
綺咲「アイツ等って何気にスゲーな」
斗真「素の身体能力はたかいからな。さて、俺等はあっちか」
斗真と綺咲も歩き出した。
綺咲「なぁ、斗真」
斗真「どうした?」
瓦礫をどけながら探っている時に綺咲は斗真に話しかける。
綺咲「前から聞きたいんだけど、お前ってどうしてレーザーになったんだ?」
斗真「あー。最初の頃は成り行きだったな。そん時はただ、出会ってばかりのガキを助けたいって思ったて、変身したからな。その後、ゲーム病が流行ってな。俺は医師免許は持っててよ」
綺咲「はぇ〜すっごい」
斗真「ただ歳的に学校行ってろって上司に言われてさ、ただ、ゲーム病の対処ができるのが仮面ライダーだってなって、俺に白羽の矢が立ったんだ」
綺咲「へぇ〜、そこから一人で?」
斗真「最初はな?その後、グラファイトやパラドに会って、杏子や黎斗ともダチになって恵まれたもんだぜ?」
綺咲「お前も大変だったんだな?」
斗真「ギャグに振り回されるよりかマシな人生だったよ」
綺咲「なぁ、グラファイト達ってソロモン……だっけ?そいつといる時に生まれたんだろ?ここではなにで戦ってたんだ?」
斗真「あー」
斗真は考えた。言うか言わないか。だが、別に減るものではないと割り切った。
斗真「別の仮面ライダーに変身してた。ま、今はあの人はいねぇから変身できねぇけど」
綺咲「?どういうこと?」
斗真「いや、分かれよ。ベルトはもうないんだよ」
綺咲「あー、その代わりが」
斗真「そ、ライダーシステム」
斗真はライダーシステムを開発した理由を説明した。
斗真「ま、そういう……ん?これって……」
瓦礫をどけると、赤いスポーツカーの小さい玩具のようなものが出てきた。
綺咲「どうした?」
斗真「んにゃ、なんでもない」
斗真は玩具をポケットにしまった。
斗真「ここらへんはなにもなかったな…さて.次に…」
??『こっち、こっち』
綺咲「なんか聞こえなかったか?」
斗真「いや、流石に気のせ『こっちこっち』……」
綺咲「……いってみる?」
斗真「そうするか?」
斗真と綺咲は声のする方へ歩き出した。
綺咲「おいおい、ここって」
斗真「随分と、緑が生い茂ってるな」
そこは緑が生い茂っており、先程の場所とは比べ物にならないほど豊かだった。
??「こんにちは、はじめまして」
斗真「……お前は?」
声をかけて来たのはシルクハットにタキシードの老人だった。
??「お久しぶりでございます。いや、貴方方の場合ははじめましてですかな」
綺咲「え?どゆこと?」
??「おっと、名を申し忘れておりました。私はセバスチャン。セバスとお呼びください」
斗真「じゃあセバスさんよぉ、ここって何処だ?明らかにここは煉獄と天界のどちらでもないよな?」
セバス「流石でございます。ここは、裕貴様、櫻井裕貴と言う男が作り出した空間でございます。こちらへ」
セバスに言われるがまま、二人はいつの間にか用意されていた机に座る。
セバス「私は裕貴様の従者をしているものでございます。裕貴様はお優しいお方でございました」
綺咲「なんか、シリアス展開になってきてない?マゼンタ撃っていい?」
斗真「やめろ。言うな、言っちゃいけないやつだ。で?ここに俺たちを呼んだのはお前か?」
セバス「いえ、それは彼女でございます」
すると、セバスの肩のあたりに緑色の髪をした小さな女の子がいた。
セバス「彼女の名は『蒲公英』。簡単に言う花の妖精でございます」
蒲公英「よろしくね!」
セバス「蒲公英よ、なぜこの方たちを?」
蒲公英「実はね、ゴニョゴニョゴニョゴニョ」
セバス「なに!?それはそれは」
蒲公英の聞かされたことにセバスは目を見開き、しばらくして、歓喜の表情を浮かべる。
セバス「斗真様、貴方にこれを」
するとセバスは斗真に一つの宝玉を渡す。
斗真「なんだこれ?」
セバス「貴方の役にたつものです」
斗真は怪しがりながらも、その宝玉を手にする。それと同時に宝玉がイナズマを纏い、斗真を包む。
斗真「ぐ…、ガァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」
綺咲「斗真!?くっ、『マゼンタ』!」
綺咲は咄嗟のことだったが、『マゼンタ』を斗真の持つ宝玉に放つ。
蒲公英「えい!」
しかし、蒲公英が木の根を生やし、それに被弾させる。
すると、宝玉のイナズマが収まっていく。
斗真?「フフフ、ハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!」
すると、斗真は高笑いをする。
斗真?「ついに!ついに帰ってきたぁぁぁ!」
綺咲「……斗真?」
斗真?「あ?あぁ、斗真の知り合いか、よっ」
綺咲「なっ!うわっ!?」
斗真が手をかざすと、後ろに穴が生まれ、綺咲はそれに吸い込まれていく。
斗真?「俺はこれから全てを破壊する……!あの傍観主義の神に復讐を……!」
綺咲「誰なんだ……お前……!」
斗真?「俺?俺は櫻井裕貴。今回は見逃してやる。あの神は俺の対抗策として響明日音を呼んだのかもしれない。しかし、やつでも俺には叶わねぇんだよ。せいぜい足掻くことだな」
綺咲「く……そ……」
綺咲は薄れる意識のなかマゼンタを放つが、斗真によって弾かれる。
裕貴「さぁ、絶滅タイムだ!」
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〜???の間〜
トォメィトォ「あらら〜。俺ってばあの二人の事を考えるの忘れてた。ま、時期が早まっただけか。なら、切除したあとに、斗真の昔使っていた、本来の仮面ライダーの素質を使う必要があるかもな」
トォメィトォ「だが、奴は響明日音の力を見くびっている。そんなに高いところで胡座かいてたら、足下をすくわれちまうぜぇ〜?」
「せやな〜…けど、明日音の力ほぼ全部裕貴にもってかれてるぞ?」??
トォメィトォ(本体)「今更名前隠さなくてもいいだろ」
「いや、名前の書き方で…」レモンティージャンキー
トォメィトォ(本体)「いんだよ!」
「で?考えは?」レモンティージャンキー
トォメィトォ(本体)「…アスネメモリーズ“裏“を使え」
「へいへい、よろこんで〜」レモンティージャンキー