平行世界とバイクパラドクス 作:トォメィトォ
斗真「つつ……ここは……」
斗真は気付けば、何もない真っ白な空間にいた。
裕貴「よ、俺」
斗真「……お前は」
裕貴「櫻井裕貴、本来のこの体の持ち主だよ」
裕貴は斗真に名乗る。
裕貴「なぁ、俺。今、俺は復讐をしてるんだ」
斗真「復讐だと…?」
裕貴「俺はこの世界に復讐をするんだ。既に一つの街を崩壊させた。お前もどうだ?一緒に世界を壊さないか?」
斗真「……悪いが、俺はその話には乗れねぇな」
裕貴「なら……死ね」
裕貴は誘いを断った斗真に遠慮なく攻撃を放つ。
斗真「おとと、危ねえなおい!殺すつもりか!」
裕貴「殺すつもりだ」
斗真「いや、マジで?」
流石に冗談が聞かない相手だと理解した斗真の取る行動はただ一つ。
裕貴「さて、どうするんだ?」
斗真「決まってんだろ?」
それは
斗真「逃っげるんだよぉぉぉぉぉ」
裕貴「……は?あ、ちょ!」
逃走である。斗真は目にも見えないスピードで逃げていく。
裕貴「クソ……待て!」
斗真の精神世界では鬼ごっこの開幕である。
斗真(グラファイト、マジで頼むぜ)
そして、人任せである。
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ガシャット作者「アハハハハハハハハハハ!!!!!!!!イヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!マジですか!アイツ、マジですか!腹いてぇよ!そこは戦うとこだろ!アハハハハハハハハハハ!!!!!!!!
あ?おい、本体、なんでこっちにカメラが、なに?出たからには出番作らないとね?ざけんじゃねぇ!ん?斗真の隠れた力?あぁ、平凡な人間に櫻井裕貴を抑えさせるわけないだろ?ま、あれは、書き写されなかった世界のイレギュラーみたいなもんさ。3,000年続いた戦争で、あちらの戦の神が本来生み出すはずのない、兵器たちの唯一の男の個体だ。勿論記憶は消してるぞ?そして、ガブリエルにはそいつ等の最後にして番外の個体を転生させた姿だ。勿論、記憶と性格改変を加えてな。さて、それなら記憶でも呼び覚ましてやりましょうかね、ガブリエル、斗真の順番でね。え?展開が早い?んなの関係ねぇよ」
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〜風見原 遥か地下〜
??「ここらへんに……あった!」
緑色の髪をした少女は魔法で地下へ掘り進めていた。そして、土や岩ではない手応えがある。
??「よし、ここにベルトさんがいるはずだけど……」
彼女の名はガブリエル。天聖により、闇と光の感情に分けられた天使だ。彼女は手応えがあった場所に穴を開け、中に入ってみる。すると、一つの通路になっていた。
ガブ「この先にいるはずだよね…?いたっ……」
ガブリエルが進もうとすると頭に激痛が一瞬走る。そして、全てを思い出す(急展開)
ガブ?「……そういうことでございますか」
瞬間、ガブリエルは魔法を使い、具現化する。具現化した彼女の髪には緑色の他にプリズムが所々に混じっていた。
ガブ?「まさか、このような抜け道があるとは……それに、これまでの"先輩"への行動……信じたくはありませんが、サリエル"先輩"にあのような醜態を晒すとは……」
ガブリエルは今まで行ってきた斗真への行動に反省と言うなの後悔をする。
ガブ?「……アズリール先輩がいないだけまだマシですね……ん?」
ガブリエルが落ち着くと、首元に違和感がある。首元を触るとそこには魔法でできた首輪があった。
するとガブリエルの顔がどんどん青くなる
ガブ?「これって……」
ガブリエルは転生前の一つの記憶が頭をよぎる。
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その時、斗真はまだサリエルと呼ばれていた。
ガブ?『サリエル先輩、なんですか?これ』
斗真『あ、それ触んなよ?特別な隷属魔法組み込んでるから。まだ解除方法作ってないしな』
ガブ?『了解し『ジブちゃぁぁぁぁん!!!!!!!!!』うわっ』
斗真『あ』
油断していたことによる失態、後ろから突撃してくる姉、アズリールに気付けなかったガブリエルこと……天翼種、ジブリールは
ジブ『………』
アズ『あ』
斗真に隷属してしまった。
アズ『……てへっ☆』
ジブ『アズリール先輩……死ね』
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すると、ガブリエルの首輪から声が聞こえる。
首輪『記憶の再認証を確認。天翼種サリエル様あらため、工藤斗真様への隷属が確認されました』
ガブ「隷属魔法は……継続……嘘……ですよね……?」
ガブリエルはおそらく、いままでにない程の絶望の顔をしているだろう。3,000年続いた戦争にいた頃にもしたことのない顔だろう。
ガブ「……今は猿脳ベルトを探す必要がありますね」
ガブリエルの探し人。ベルトさんの呼び名が猿脳ベルトにかわったのだった。