1話 パラレルトリッパーズの誤差
見滝原 路地
「よっと!」明日音
「ここでいいのか?」若菜
「知らね」綺咲
「どうなの明日音?」明日斗
「うーん…ちょっと待って…」明日音
「とりあえず俺と…綺咲、一緒にここら探索するか?」若菜
「そうだな。兄弟積もる話もあるだろうし、行くか!」綺咲
「行ってら〜」明日音
「行ってらっしゃい」明日斗
「あ〜…えっと、さっきさ?あの“パラレルトリッパーズ“で作られたワープホールに入ったやん?」明日音
「そうだな、だから今ここにいるんだろ?」明日斗
「まぁそうなんだけど、多分私が入ったから、パラレルトリッパーズの演算能力がおかしくなって、斗真とパラグラコンビがこの世界に来た時間が、バラバラになってるっぽい…」明日音
「は?」明日斗
「斗真が一番最初にこの世界に来て、パラグラコンビが私達の1日前ぐらいに来てて、結構向こうはヤバイ状態になってるっぽい…」明日音
「いやいや、ヤバイって嘘だろ?明日音はいつもチートじゃん?昔から…」明日斗
「ま、私の行動には全て意味があるって事だろ、多分」明日音
「で?若菜さん達が偵察に行ってる間に、私達は?」明日斗
「とりあえず…情報集めからなんだけど、若菜か綺咲がパラグラコンビ又は斗真に会ってくれるのが一番いいんだけど…私は私で、ちょっと面倒な事になってんのよ、今」明日音
「何処がだ?頭だろ?どうせ」明日斗
「“バグスターウイルス“に感染したっぽくてな…そろそろこっちに来るはずの、黎斗神の力を借りて、バグスターウイルスを摘出して貰う。明日斗は、私が今から言う事を絶対に守れ」明日音
「…どんな事だ?」明日斗
「絶対に空気をシリアスにさせるな。ふざけろぶっちゃけハジ○リストになれ」明日音
「出来るか!」明日斗
「冗談はさておき。鹿目まどかと、インキュベーターを接触させるな。いいな?」明日音
「…わかった、やるだけやってみるな」明日斗
「まぁあの子が魔法少女になったとしても、対策はしてあるけど…」明日音
「そうなの?」明日斗
「今から、見滝原に結界を張る。魔法少女又は魔女になった瞬間のエネルギーを、この“ブランクカード“に収めるための結界だ」明日音
「へ〜…このカードが?」明日斗
「そうだ。ま、明日斗はそこら辺ぶらぶらしてていいから」明日音
「家とかはどうすんだ?」明日斗
「あ、それなんだけど、この“パラレルトリッパーズ“って、《自分が居ない世界》で構築されているんだよ」明日音
「ふむふむ」明日斗
「だから…って訳でも無いけど、戸籍情報とかも何も無いままスタートだから、何やってもいいって事で…」明日音
「は?」明日斗
「嘘ごめん。ま、斗真に相談してみるかねぇ…流石に野宿は嫌だし」明日音
「せやな」明日斗
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見滝原 綺咲side
若菜と別れた綺咲は、そこら辺を探索していた。
「さて…ここら辺に変な色を出してる人はいないかなっと…」綺咲
“ドンッ“「あ、すまないね」??
「すみません…って、心音!?」綺咲
「心音?なんで私の名前を?」心音
「いや、あんたが僕達をこの世界に送ったんじゃん!?」綺咲
「あ…君達が…」心音
「ん?なんか言った?」綺咲
「いや、状況を理解した。…明日音に、これを渡してくれるか?」心音
「これは?」綺咲
「“ブランクガシャット“さ。3つ渡すから、なにかあったら使えって言っといて?」心音
「わかった…心音は?」綺咲
「私は、心音。響 心音。だけど、多分君達が知っている心音とはまた別人…いや、別神と言っていいかな」心音
「は?つまり、どーゆー事だってばよ?」綺咲
「ま、それはその内考えればいいさ。じゃあね」心音
“シュン“!「消えた…」綺咲
「はーなーせー!」??
「ほら、大人しくしろ!」??
「アレは…」綺咲
「おーい!」若菜
「若菜!そっちは?」綺咲
「話は後!ちょっとめんどくさい事になってるみたいだから、俺は明日音のとこに行く!綺咲はこの近くの病院で、魔女空間にいる奴と戦ってくれ!」若菜
「はぁ?…ま、いいや」綺咲
「急ぐぞ!」若菜