「…私の中から、明日音の記憶が消えてる…」明日斗
「どうせアイツの事だし、どうせ向こうに根回ししてんだろ…」明日斗
「やっぱり明日斗も気づいた?」日菜
「…なんで貴女がいるのかはわからないけど、当たり前。これで合計3回目だぞ?」明日斗
「…それで、いつからこうなったの?」日菜
「多分、私が明日音に再開する前から…全部消えてる。もう、“響 明日音“と言う存在は、私の中から消えてる。最後に残ったのは、「何があってもいつも通りでいる」って言う言葉を、その明日音って人から言われたって記憶だけ残ってる」明日斗
「まぁ手はない事はないと思うよ?」日菜
「どうせロクなのじゃないでしょ?」明日斗
「ひどいね…ゴホン!まず1つ目。“明日音のいた証“を集める」日菜
「そりゃ簡単だな」明日斗
「2つ目。向こうにも協力して貰う」日菜
「と言うと?」明日斗
「今明日斗達がここにいる為に使った“ワープホール“。それを呼びざすガシャットを借りてみたらどうかな?」日菜
「無駄だと思うわよ?」??
「…なんで貴女がここに?」明日斗
「おねーちゃん!」日菜
「あの人は私にこう言いました。「影響はどの世界にも及ぶ…」と」紗夜
「それはまた面倒な…」明日斗
「だけど…あの人から預かっている物もあります…」紗夜
紗夜が差し出したのは“BUILD THE WORLD“のガシャットと、“バグズヴァイザーⅢ“だった。
「これは…明日音専用の?」心音
「そうみたいね…私が押しても、なんも反応しませんでした」紗夜
「……」明日斗
「しかし、あの人はこうも言っていました。『“響 明日斗“に託す…』と」紗夜
「まぁもっと簡単な方法はあると思うよ?」日菜
「どういう事?」紗夜
「“あたし達3人の存在を全て使って、世界を改変する“」日菜
「それは…」明日斗
「やるのは簡単。しかし、その後はるんっ♪て出来なくなっちゃうけど…」日菜
「とりあえず、向こうにも話を聞くしかないわね…」紗夜
「そうだな…」明日斗
(もし…この前ガシャットが使えなかったのは…“私の“では無かったから?いや…そしたら綺咲さんが言っていた“変身って…)明日斗
(変身したら能力が強化されすぎててな…)明日斗の中の明日音
(一言も“バグズヴァイザーⅢを使った“なんて言ってない!?)明日斗
(明日音…ここまで読んでやがったな? 私の推測が正しければ…あのガシャットは、私の力をそのまま増大させるためのガシャット。私が貰った方は…明日音に適している事になるな…)明日斗
「どうしたの〜?」日菜
「なんでもない。まだ…ね?」明日斗
「あ、そういえばこんなの拾ったんだよね、なにこれ?」日菜
日菜の手には、“明日音が消えた明日音の写真“が握られていた。
「さて…そろそろ私も動く時が来たかねぇ…」心音
「珍しいじゃん。下位神のゴタゴタにしか基本手は出さないくせして、今回は…“私“の為に動くんでしょ?」??
「ま、本当ならあそこで消えてた誰かさんを、世界の狭間に誘拐する事によって、助けてあげたんだから礼ぐらいくれてもええんやで?」心音
「ありがとな♪」??
「軽っ」心音