超次元ゲイムネプテューヌ 夢のヒーローを目指して 番外編   作:ホタチ丸

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はい、皆さんこんばんわ!
よし、今回は本当に早く出来上がってよかったですよ。
それでは、 ピンチのヒーローと女神達 はじまります


ピンチのヒーローと女神達

 最初に動いたのはどちらだったか。

 傍目から見ても、同時に動いたようにしか見えない両者は即座に同じ行動を選択する。

 

 右、左、上、下と互いに有利な立場になろうとフェイントを織り交ぜながら、高度な心理戦の装いを見せている。

 そして1つ、また1つと互いに傷を負いながら攻撃を続けて行く。

 致命傷にならない小さな傷を負うことから、連続で繰り出される強力な攻撃に至ってまで、両者はまったくと言っていいほど互角の戦いを見せている。

 少しの気の緩みが勝負の行方を左右してしまうだろう。

 現に、互いに睨むように鋭く目を細めている隣、額から眉へと垂れてきた汗の滴が目尻を掠めている。

 一時も目をそらせない極限の緊張状態、それでも両者は握りしめる獲物を手放すことはない。

 残像すら残しているように見えるそれを高速で動かし、自身の勝利を手繰り寄せようとしている。

 

 全ては、勝利の先を手に入れるため!!

 両者は互いに負けるわけにはいかないのである!!

 

「……ねえ、結局いつまで続けるの?」

 

 ……そんな白熱した戦いが繰り広げられている後ろ、椅子に腰をかけていたナナハがつまらなそうにつぶやいた。

 その表情は目の前で繰り広げられている熱い戦い……ナナハ視点ではどうしようもないくらいにしょうもない理由で始められたくだらない争いに呆れていた。

 しかし、そんなナナハの声が聞こえていないのか、対峙している両者……2人のベールは何の反応も返さない。

 ただ己の武器であるコントローラーを握りしめ、カチャカチャと言う音だけが部屋に響いている。

 2人の目の前にある画面からも軽快な音楽や効果音、キャラクターの音声などが流れているにもかかわらず、コントローラーを操作する音だけがやけにはっきりと聞こえてくる。

 それもそのはず、2人は普通にプレイする以上に強くコントローラーを握りしめ、ボタンを高速で強打しているのだ。

 

(あれ、壊れちゃわないかな?)

 

 2人が自分の話を聞いてくれないことがわかると、ナナハはため息をつきながら酷使されているコントローラーを心配してしまう。

 壊れても普段はゲームをしない自分とは違って、姉である方のベールはしばらくゲームができなくなってしまう可能性があるので落ち込んでしまうのではないか。

 ……それを理由に、新しいコントローラーと自分と一緒にゲームを始めようと誘ってくるベールの姿が容易に想像でき、ナナハは心配する気持ちを即座に捨ててしまった。

 どちらにせよ、ナナハとしてはベールに誘われれば買い物も行くし、ゲームもたまになら付きあってもいいと思っていたからである。

 でも、別の次元から来たもう1人のベールと衝突してしまっているせいで、頭に血の上っているベールには絶対に言わないのだが。

 

(それにしても、よくもまああんな風に消せるものだね。私には無理だよ)

 

 2人が対決しているゲーム、『スライヌ・バニッシュ』は色とりどりのスライヌが画面上から落ちてくるので、それを同じ色同士で積み上げて消していく、所謂落ちものパズルゲームである。

 消すことで変化するスライヌの位置によっては、何度も連鎖することが可能であり、その連鎖数に応じたお邪魔スライヌを相手の画面に落とすこともシンプルであり、高度な戦略を必要とするゲームでもある。

 

 そんなゲームを別次元とは言え、まったくの同一人物がプレイしているとなれば、どうなってしまうだろうか。

 ……ナナハが呆れている通り、決着のつかない泥沼状態を続けていたのである。

 ソフトの決められたルーチンワークのせいで同じスライヌが落下してくるため、2人は同じようにスライヌを積み上げてしまう。

 なまじ、ナナハと2人っきりで買い物をする権利を得ようと互いのゲーマーとしてのスキルを最大限に発揮していることが災いした。

 互いに、スライヌの数が減らないのである。

 連鎖を狙うあまり計算された配置に積み上げられるスライヌタワー。

 それを邪魔するため、時折互いにフェイントを交えて小出しのお邪魔スライヌをお見舞いするのだが、それすらもすぐに消されてしまう。

 残されたのは、どちらがより多くのスライヌタワーを積み上げ、相手に大ダメージを与えることができるかが勝利の鍵を握っている。

 ……そのせいで互いに有効打を与えるタイミングを逃し、単発での攻撃が続くイタチごっこを続けていたのだ。

 

 これには最初はすごいと感心していたナナハも、さすがに勝敗の付きそうにない戦いを見せられて眠たくなってきていた。

 2人に付き合うしかなかったとはいえ、ナナハは夢人達の方についていけばよかったと思ってしまう。

 

(今頃、何してるんだろうな……)

 

 3人も人がいるはずなのに、誰も話さない部屋の中でナナハはプロトの実験に向かった夢人達のことを思うのであった。

 

 

*     *     *

 

 

「真司はエレメントドラゴンの方を頼む!! 俺は日本一の方を!!」

 

「わかった!!」

 

 その頃、夢人達は赤い光の中から現れた黒いエレメントドラゴンと何故か急に敵対するように行動し始めた日本一の装着するプロトと戦わなければならない状況に追い込まれた。

 当然、ネプテューヌやユニ、がすとにドラゴニック・ハートもそれぞれ武器を構えて夢人達に続いている。

 

「うおりゃあああ!!」

 

 まず、誰よりも先走りワンダーの青いアーマーモードを装着した夢人がプロトに殴りかかる。

 脚部の車輪で加速した鋼鉄の拳であったが、日本一の装着するプロトの黒いアーマーモードはわずかに体をずらすことで簡単に避けてしまう。

 

「なっ!? ……ぐっ!?」

 

 あまりにもあっさりと避けられたことに驚愕する夢人であったが、黒いアーマーモードはその隙を見逃すことなく青いアーマーモードと同等以上の拳を振り下ろすべく腕を引いていた。

 どんなに早く行動したとしても避けられないと悟った夢人は、その拳を受け流してカウンターを狙うべく腕を払おうとした時……

 

〔まずい!? 回避しろ!?〕

 

「なん……って、うおおおお!?」

 

 焦りを感じられるワンダーの声を聞いた夢人は疑問に思う間もなく、その意味を悟ることができた。

 

 ……黒いアーマーモードの拳から何か飛びだしたのである。

 腕が伸びきる間に拳の周りに淡い光が纏わり、それが射出されたのである。

 拳の大きさで放たれたその光が直撃せずに掠めるだけに留められたのはワンダーの忠告があったからこそだ。

 もしそれがなければ、光は青いアーマーモードの肩に直撃して、夢人は戦闘開始早々腕1本を使いものにできなくしていただろう。

 二の腕辺りを掠めるだけでワンダーの青いボディに黒い焦げ跡を残し、空気が破裂するような音を響かせて光が直撃した地面が陥没してしまっていた。

 夢人は追撃を恐れつつ、1度体勢を立て直すために黒いアーマーモードから距離を取り、ワンダーに慌てて尋ねる。

 

「おい、アレはいったい何なんだよ!?」

 

〔アレは内蔵されているエンジンから抽出したエネルギーを拳に集めて放出する、便宜上アクセルショットと名付けられている新武装だ。理論上では、何かにぶつかるまでそのエネルギーが消滅することはないらしい〕

 

「ちょっ、よりによって遠距離武器かよ!? ずるいぞ!?」

 

〔そんなことを言ってる暇はないぞ!?〕

 

 不平を洩らす夢人に構わず、黒いアーマーモードは量拳にエネルギーを纏わせてアクセルショットを連発していく。

 ワンダーには存在しない新武装に翻弄されながら、夢人は何とか突破口を見つけ出そうとアクセルショットを避けながら機会をうかがう。

 だが、アクセルショットの雨を完全に避け切ることができず、青いワンダーのボディは段々と黒く焦げ付いていき、夢人は追い詰められていく。

 

「夢人っ!!」

 

 この夢人の窮地を救ったのは、黒いアーマーモードの腕に3連続で叩きこまれた銃弾であった。

 『変身』を完了させたユニはジェネレーション型のプロセッサユニットを纏い、X.M.B.からノワール譲りの連続攻撃であるトリコロールオーダーを黒いワンダーの腕に放っていた。

 1発目で拳に集められたエネルギーが霧散し、2発目で黒いワンダーの意思とは関係なく腕を打ち上げ、3発目で大きく体勢を崩させるように腕を急激に振らせる。

 ユニの思惑通り攻撃を中断せざるを得ないほど体勢を崩した黒いワンダーの隙をつき、夢人は一気に加速して懐に潜り込む。

 

「アクセルインパクト!!」

 

 晒された黒いアーマーモードの無防備なわき腹部分めがけて、夢人は必殺の拳を叩きこむ。

 黒いアーマーモードは軽く宙を浮きながら後ろへと吹き飛んで行く。

 さらに、ただ吹き飛ばされるまま宙に浮いて受け身も取らずに地面に背中から落下した黒いワンダーに光の柱が降り注ぐ。

 

「フォルクスリートですの!!」

 

 杖を振り下ろしてがすとが発動させた魔法の光が黒いワンダーを飲み込んだ。

 だが、3人は警戒を解かない。

 何故ならば……

 

「……やっぱり効いてないですの」

 

 光が収まった後、無傷のまま立ち上がった黒いアーマーモードの姿を見てがすとは悔しさを滲ませながらつぶやく。

 ユニの銃弾、夢人の拳、がすとの魔法は確かに黒いアーマーモードに直撃していた。

 だが、夢人達はこうなることを最初からわかっていた。

 黒いアーマーモード、プロトに使われている金属はキラーマシンと同じものである。

 かつてブロックダンジョンで対峙した際、ネプギアのM.P.B.L.の全力攻撃、日本一の暗黒剣Xの字斬り、がすとのおとのはのしらべを連続で喰らっても傷1つ付かなかった。

 しかも、プロトに使われている金属はワンダーと違って細部までキラーマシンから流用した物であり、単純に青いアーマーモードの数倍の硬度を誇っている。

 加えて、装着している日本一の安否を考えると、夢人達は全力で黒いアーマーモードに攻撃することができない。

 

「クソッ、何か手はないのか?」

 

〔先ほどから私もプロトのAIに干渉しようとしているのだが……いかんっ!? 3人とも伏せろ!?〕

 

 突破口が見いだせず、悪態をつく夢人にユニとがすとも苦い顔をしてしまう。

 誰もいい手段が思いつけない中、黒いアーマーモードの胸部が中央から左右に避けるようにVの字に展開されるようにスライドして光を放ち始める。

 唯一何が起こるのかわかっていたワンダーの注意もむなしく、黒いワンダーから放たれたVの字の光の波に夢人達3人は飲み込まれてしまうのであった。

 

 

*     *     *

 

 

 一方、黒いエレメントドラゴンと対峙していた真司達であったが、こちらも苦戦していたのである。

 

「はああああああ!! せいやあああああ!!」

 

 仮面ライダードラゴニック・ハートに変身した真司が黒いエレメントドラゴンに向かって飛びかかり、ドラゴニックセイバー比較的柔らかいだろうと思われる腹部を斬りつける。

 予想通り、真司の一撃はエレメントドラゴンの腹部を斜め上に抜けるように赤い横一文字を作り上げた。

 

「斬り裂けっ!! デュアルエッジ!!」

 

 真司が斬りつけたことでわずかに仰け反ったエレメントドラゴンの隙を逃すことなく、上空から刀剣を構えたパープルハート、『変身』したネプテューヌが落下してくる。

 絶妙のタイミングで交差した2人のコンビネーションアタックにより、エレメントドラゴンの腹部には赤く十字の傷跡が出来上がった。

 

『グオオオオオオオオオオオ!!』

 

 トドメと言わんばかりに、あらかじめ元の大きさに戻っていたドラゴニック・ハートが口から灼熱の炎を吐きだし、エレメントドラゴンを焼きつくそうとする。

 真司はもちろん、ネプテューヌも既にブレスの射程からは退避していた。

 しかし、真司達は安心することなく、炎に包まれたエレメントドラゴンを睨んでいた。

 ……何故ならば、真司達は何度も同じ攻撃を繰り返していたのだから。

 

「ギャオオオオオオ!!」

 

「くっ!? またなのか!?」

 

 ドラゴニック・ハートから放たれた炎を翼をはためかせることででかき消して姿を現したエレメントドラゴンの腹部には、もう真司とネプテューヌの付けた傷痕は残っていない。

 代わりに胸の辺りで光る何かが、さらに禍々しく赤い光を放っている。

 ……そう、復活した黒いエレメントドラゴンは真司達がいくら攻撃しようとも即座に傷を修復してしまっているのだ。

 幸い動きが鈍いせいで一方的に攻撃できる状況になっているのだが、真司達の心に余裕はない。

 いくら攻撃しても堪える様子のないエレメントドラゴンを相手に焦り始めていたのだ。

 

「こうなったら……よし、行くぞネプテューヌ!!」

 

「わかったわ!!」

 

 焦りながらも頭は冷静に状況を見極め、真司はこの状況を打開するためのカードをバックルのカードデッキから抜き取り、ネプテューヌへと声をかけた。

 その意味を知っているネプテューヌは何も聞かずに真司の前へと移動する。

 

「ガアアアアアアア!!」

 

『させんぞっ!!』

 

 真司達の行動を阻止しようと、エレメントドラゴンが叫びながらその鋭い爪を振り下ろそうとした時、ドラゴニック・ハートが間に躍り出た。

 互いに姿形は異なるが、巨大なドラゴン同士。

 受け止めたエレメントドラゴンの攻撃から真司達を守るため、ドラゴニック・ハートは負けじと振り下ろされた爪を押し返そうと踏ん張る。

 その甲斐もあり、真司は手にした1枚のカードをドラゴニックセイバーに無事に装填させることができた。

 

『Final Hard Foam! Purple Heart!』

 

「ひゃあん!? 慣れないわね、これ!?」

 

 ドラゴニック・セイバーから機械音が流れるとともに、真司はネプテューヌの背中を中心から開くように指で添わせる。

 くすぐったかったのか、ネプテューヌは恥ずかしそうに声を漏らして頬を染めるが、それが真司に見られる間もなく体が変化を始めた。

 

 普通の女生と同じ姿をしていたネプテューヌが空中で回転するように膝を抱えると、全体的に濃紺であり縁に髪の色と同じ色をした紫色の線が入っている戦闘機へと変化してしまう。

 この普通ではありえない変化を起こしたカード、ネプテューヌとの絆の証である女神の超絶変形こそが真司の切り札である。

 

 真司はすぐさま変形して戦闘機になったネプテューヌの上に乗ると、ドラゴニック・ハートが押さえてくれているエレメントドラゴンへと飛翔する。

 ドラゴニック・ハートが陰になり、迫りくる真司達にエレメントドラゴンは気付かない。

 

「相棒!!」

 

『心得た!!』

 

 短く自分のことを呼ぶ声であったとしても、ドラゴニック・ハートは真司の意図に気付いたようで、押し潰そうとしてくるエレメントドラゴンの力を利用して体勢を崩しにかかった。

 今までは押し返そうとしてきたドラゴニック・ハートに対抗して押しつぶそうとしていた力を強めていたエレメントドラゴンであったが、逆に力を抜かれたせいで前のめりに倒れそうになってしまう。

 しかし、無様に倒れまいとエレメントドラゴンは前足を一歩踏み出し、翼をはためかせてバランスを取ろうとした時であった。

 

【今よ!! 貰ったわ!!】

 

「ギャワアアアアアア!?」

 

 エレメントドラゴンの翼が最大限に広げられた時を狙い、戦闘機に変形したネプテューヌは搭載されていたミサイルを発射する。

 命中したミサイルはエレメントドラゴンの翼を貫き終えると、背中を焦がすように爆発した。

 翼に穴が開いた痛みと背中に受けた爆風に堪らず叫びを上げたエレメントドラゴンの頭上をネプテューヌは通り過ぎていく。

 ……しかし、その上に真司の姿はなかった。

 

「コイツで!!」

 

『Final Break』

 

 いつの間にかネプテューヌの上から跳躍していた真司はもう1枚カードをドラゴニックセイバーへと装填し、自身はエレメントドラゴンに向かって踵を叩き落とす思いで足を思いっきり伸ばす。

 それに合わせて、エレメントドラゴンの頭上を通り過ぎたネプテューヌもUターンをし、背後から急加速を開始した。

 戦闘機になったネプテューヌとの合わせ技、ドラゴニックアサルトをお見舞いしようとしていたのである。

 

 まずは背後から加速してきたネプテューヌがエレメントドラゴンの尻尾を切り裂き、その背中から胴体を突き破らんと鈍い激突音を響かせた。

 エレメントドラゴンは悲鳴を上げる間もなく、真司によってちょうどネプテューヌが激突した部分と反対側にキックを叩きこまれてしまう。

 すると、真司がキックが直撃した部分、ネプテューヌが突き上げている部分を中心として球状に2つの光が発生してエレメントドラゴンの姿を隠してしまった。

 すぐさま2つの球体は交わりを増し、爆煙へと変化をする。

 その黒煙を切り裂くように青い空に向かってネプテューヌが変形した戦闘機が飛びだす。

 その上に片膝をついた真司を乗せて。

 

「やったな」

 

【ええ、さすがに今の一撃なら……っ!? きゃあああああああ!?】

 

 2人が安堵の息を漏らしながら、夢人達の方へと加勢しようと黒煙から目をそらした時であった。

 ……突然、鋭く尖った何かが飛びだしてきたのだ。

 それはエレメントドラゴンを倒したと安心していたネプテューヌに直撃はしなかったまでも、戦闘機のボディに傷を残すように掠めていった。

 衝撃を受けたことで、ネプテューヌは悲鳴を上げながら戦闘機から元の姿へと戻り、頭から地面へと落下しそうになってしまう。 

 

「っ、ネプテューヌ!?」

 

『2人とも!? ぐっ!?』

 

 空中で投げ出された真司だったが、必死に手を伸ばしてネプテューヌを捕まえようとした時、何が飛んできたのかを確認して顔を強張らせてしまう。

 ……それはネプテューヌに切られたはずの尻尾の先端であった。

 先日も、斬った尻尾がひとりでに動き出して窮地に陥ったことを思い出した真司であったが、全ては後の祭りである。

 どうにかネプテューヌを捕まえることができた真司の目の前にさらなる死神が顔を出す。

 

 黒煙が晴れ、そこから口元に炎をたぎらせているエレメントドラゴンの顔があったのだ。

 平気な顔で火球を繰り出そうとしているエレメントドラゴンの顔が勝ち誇るように笑って見えたのは、真司が恐怖を感じていたからだろう。

 この状況では避けることも不可能である。

 真司はネプテューヌだけでも守ろうと、顔を胸にきつく抱き寄せて縮こまる。

 2人を助けようと、ドラゴニック・ハートが間に割って入るが、エレメントドラゴンは慈悲もなくその背中に炎を吐きだす。

 

 ……瞬間、目も開けられないほどの閃光がガペイン草原に走った。




と言う訳で、今回はここまで!
とうとう、コラボ話も残すところ後1話です。
長々と真司君達をお借りして、ULTRA-7様には申し訳ないです。
それでは、次回をお楽しみに!
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