ニセコイーNEXT GENERATIONS   作:waa

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伯くんのお母さんとわたしのお母さんが帰ってきてから2ヶ月がたって
学校ではそろそろ文化祭が始まろうとしていた


第3章 文化祭編
シンジツ


<学校>

 

集「はい!みなさん!

来月にはいよいよ文化祭が始まります!!

うちのクラスの出し物は演劇に決まりました!!」

「その題名は!!」

『ロミオとジュリエット』

 

クラスの人たち

「うぉぉぉーーーーーー」

 

伯(こいつら、、、単純だなぁ)

 

集「で今日は配役を決めたいんだが

ロミオ、ジュリエット役やりたい人はいるか??」

 

紗咲(ジュリエットか やってみたいかも///)

 

クラスの人たち

「あのカップルでよくね?」

「確かに適任だよな!」

「伯と紗咲がいいと思います!」

 

伯、紗咲「「え////////////」」

 

クラスの人たち

「だっていつも一緒にいるし」

「最初は怖かったけど、もう慣れたんだよね」

「でも、いつも2人の世界に入ってるから話しかけづらいのよね〜」

 

 

伯「ま、待てよ!

俺と紗咲は別に付き合ってなんか!/////

それに紗咲が迷惑だろ///」

 

紗咲「そ、そうだよ///

伯くんに失礼だよ………///」

 

クラスの人たち (ラブラブじゃねぇか………)

 

集「う〜ん やっぱり子は親に似るね〜」

「とりあえず配役は決まった!

伯の両親と紗咲のお母さんは

昔やったことあるから聞いてみるといいぞ!」

 

伯、紗咲「「え、そうなの!?!?」」

 

 

<一条家>

伯「ただいま〜」

 

千棘「あ!伯! おかえり!」

 

伯「あのさ、母さんと親父って

高校の時ロミオとジュリエットやったことある?」

 

千棘「へ?? あ、あるけど……///」

 

伯「それがさー

俺と紗咲がやることになっちまって///」

 

千棘「え!?」「ほんとに!!」

 

伯「ど どうしたんだよ、いきなり」

 

千棘「伯もそんな歳か〜

よし!先輩として教えてあげるわ!」

 

伯「え!? 母さんと親父が!?!?」

 

千棘「ダーリン!!」

 

楽「な、なんだ??」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ってことで俺と紗咲のロミオとジュリエットを

母さんと親父と紗咲のお母さんが教えてくれることになった

 

 

小咲「な、なんで私まで」

 

千棘「ごめんね〜

小咲ちゃんもやったことあるでしょ!

覚えてない所あるからアドバイスして欲しくて」

 

小咲「あ、うん」

(いいなぁ、一条くんと………)

(って何考えてんの!わたし!)

 

紗咲「でも驚いたね〜

親がみんなやったことあるなんて」

 

伯「ほんとだよな 紗咲はその、、、」

「やる相手が俺でいいのか、、、///」

 

紗咲「え…… う、うん///」

 

楽「じゃあ行くぞ、千棘」

 

千棘「うん///」

 

小咲「………………………………」

 

 

あの時

わたしが怪我してなければ……

一条くんとこうやって……

いつになったら忘れられるんだろ

この気持ち

もう一条くんは忘れてるよね………

 

 

紗咲「うぅぅぅ、、、

2人ともすごいお似合い……」

 

伯「ロミジュリの設定って少し似てるよな」

 

楽「そうか??」

 

千棘「それにしても懐かしいなぁ

あの時はほんと楽しかった〜」

 

楽「………………………」

(小野寺、悲しい顔してる… 辛いのかな)

 

「なぁ!小野寺も一緒にやってみないか?」

 

小咲「え……」 (なんでわたしが!?)

 

千棘「あ!いいね!!」

「ほら!小咲ちゃんこっち!」

 

小咲「う、うん///」

(気遣ってくれたんだ、やっぱ優しいなぁ)

 

楽「覚えてるか?小野寺」

 

小咲「うん、覚えてるよ………」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

伯「こっちもこっちで すごいお似合いだなぁ

なんか感動したわ」

 

紗咲「そういえばお母さんって誰とやったの??

やっぱ約束の男の子!」

 

小咲「へ!? う、うん///」

 

紗咲(お母さんすごい嬉しそう

絶対相手は約束の男の子だ!!)

 

楽「/////」

(小野寺だとやっぱドキドキするなぁ

俺まだ忘れられないんだ、、、)

 

千棘「よし!次は2人の番よ!」

「私たちと同じぐらいラブラブになるのよ!」

 

伯、紗咲「「////////」」

 

小咲「………………」

(2人のこと千棘ちゃんにも言うべきかな)

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

伯「もうこんな時間か〜 疲れたなぁ」

 

紗咲「わたしも〜 じゃあそろそろ帰るね」

 

小咲「紗咲、先に帰ってて」

「お母さんちょっと用事あるから」

 

紗咲「? うん、わかった!」

 

千棘「???」

(小咲ちゃん、なんかあったのかな)

 

 

<小野寺家>

紗咲「ただいま〜」

 

春「おかえり!劇の練習上手くいってる?」

 

紗咲「あ、うん! 疲れた〜」

 

春「お疲れ様!

お姉ちゃんみたいに本番で怪我しないようにね(笑)」

 

紗咲「??? 本番で怪我??」

 

春「そうそう、本番前に怪我してね

一条さんとやるはずの劇を桐崎さんがやったのよ」

「ってあれ? 聞いてない??」

(てっきり話してるものかと、、、)

 

紗咲「……………」

(お母さんが一緒にやったのは一条さんってこと??

確かに2人は息ぴったりだったし、、、

で、でも お母さんの反応から相手は約束の男の子のはず…………)

(まさか…………)

(一条さんが…………)

 

「それにしても驚いたなぁ〜〜

お母さんの約束の男の子が一条さんだったなんて」

 

春「え、、、」

「…………………」(バレてたのか…)

「紗咲、お母さんはね、、、

もう一条さんのことは吹っ切れてるのよ

だから大丈夫! 安心して!」

 

紗咲「……………」

 

そんなことないよ

あんなに嬉しそうな笑顔で、、、

お母さんは今でも傷ついてるんだ

 

わたしと伯くんのことを認めてくれないのもそれが原因だったんだね、、、、、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

千棘「えーーーーー!?!?」

「伯と紗咲が両思い!?」

「それほんと???」

 

小咲「うん、春が言ってたの」

楽「まじか、、、」

「小野寺は賛成してんのか?」

 

千棘「わたしは応援したい!

なんかいいよね、こういうの!」

 

小咲「い、一条くんは??」

 

楽「そういうのは自由にさせてやりたいかな」

 

千棘「小咲ちゃんはどうなの??」

 

小咲「……………………」

 

楽(小野寺辛いのかな……)

「もしあの2人が付き合ったとしても

小野寺に気まずい思いはさせないからさ」

 

千棘「そうよ、小咲ちゃん

悩みあったらなんでも相談して!」

 

小咲「ありがとね、千棘ちゃん

一緒に応援しよ!」

(…………………………)

 

「あ、ごめんね 長く居ちゃって」

「今日はありがとう、またね…」

 

千棘「ううん こっちこそごめんね

突然呼んじゃって」

 

楽「またな! 小野寺」

(小野寺、また悲しそうな顔してるな…)

 

 

みんな、わたしのこと考えてくれて

わたしは“うそ"をついてるのに、、、

 

別に伯くんに会うのは辛くない

でも早く紗咲を伯くんから離さなきゃ!!

そうしないといけないの

 

 

 

 

(だってあの2人は……………………………)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

15年前、わたしが一条くんと結ばれた後

わたしは病院で妊娠してることを知った

時期から見ても間違いなく

わたしと一条くんの子ども……

大きくなったお腹に手を当てると

すごくすごくドキドキした///////

 

怖かったけど嬉しかった

わたしは確かに一条くんに愛されてたから……

 

でもこの子を産もうかはすごい迷った……

もしバレたら一条くんや千棘ちゃん

この子の人生も全部むちゃくちゃになる、、、、

そして産まなければ

わたしと一条くんの過ちがバレることはない

 

 

それでもわたしは産むことにした!

一条くんとの繋がりが欲しくて、、、

この子がいれば、わたしの長かった片思いが終わる

そう思って、、、、、

 

しかし紗咲を産むためにはたくさんの障壁がある

まずこの子のお父さん…

そのためにわたしは職場の人と契約結婚をした

 

彼とはその3年後に離婚した

 

 

次にこの子をバレないようにすること

わたしは仕事上、この子と過ごせる時間が限られる

この子を安心できる人に預けたい!

一条くんはアメリカに行ってるみたいだから

春の所に預けることにした

 

いきなり結婚して子ども産んで離婚したことを

春ちゃんやるりちゃんに説明するのは大変だけど

わたしはそれ以上に嬉しかった///

 

 

紗咲はとても一条くんに似てる

行動力があって、いじめられてる子を守ったり

料理も上手かったり、外見も似てたり……

だから紗咲を見てると

すごく幸せな気持ちになれる///

 

 

だからこそ、紗咲が一条くんの息子と会ってるって知ってびっくりした………

 

一条くんと千棘ちゃんには子供がいて

紗咲が四月生まれ、伯くんは三月生まれ

 

2人は同級生で両思い、、、、、、

わたしの時と一緒だ

2人とも悲しい結末を迎えるんだ、、、

全部わたしのせいで……………………………

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「わたしのせいでみんな……」

「ごめんなさい、ごめんなさい、、、、、、

うぅぅぅ…………」

 

誰にも知られちゃだめだ

こうして泣いてるのも気付かれちゃだめなんだ……

 

家に帰ったらまた笑顔に戻らなきゃ……

………………………………………………

 

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