雄英高校の入試試験が終わって一週間が経った。
自分は今エンマ宮殿の自室にいる。かなりの広さで確か30×30メートルくらいあったはず。
まぁすみを少ししか使ってないけどね。座布団に座って漫画を読む。
すると部屋のドアの近くにうんがい鏡が現れる。
「ぺろ〜ん、怪様にお届け物です。」
彼はうんがいネットワークでの郵便担当だ。彼はこのエンマ宮殿に入る事を許されている妖怪の1匹だ。うんがい鏡が鏡の空間から少し膨らんだ封筒を出す。
「あ、雄英高校からの合格通知か。ありがと。」
「では、これで失礼します。」
うんがい鏡が出て行った後封筒から機械を取り出してボタンを押す。
するとNo. 1ヒーローオールマイトが投影された。
『私が投影された!初めまして、大妖少女!なんで私が投影されたかって?今年から私も雄英高校教師になったからさ!えっ、押してるから早く?彼女が最後だから別にいいでしょ。とにかく君の合否を発表するよ!
合格だ!筆記試験は全ての教科で満点!実技試験ではヴィランポイント75点!更にレスキューポイントというものもあり、それも42点!合計117点で歴代合格者最高点で合格さ!しかし君を決める前に定員の20人が決まってしまっていたが!君の個性の関係で!21人目の合格者となったぞ!大妖少女!雄英高校で待っているぞ!』
歴代一位か。まぁ英才教育とか受けていたし楽勝だったな。するとまだ投影が終わっていなかったらしくオールマイトが再び話し始める。
『そうそう、入学初日の放課後に校長室に来て欲しいそうだ!来てくれよな!』
そう言って投影が消える。
校長室に?どうせ個性の事だろうけどね。少し出掛けようかな。さくらニュータウンに。
私はそのまま部屋からいなくなった。
そして入学初日
私は新品の制服に身を包み雄英高校の前までうんがい鏡でやってきた。ちなみにこの個性だらけの世界にも妖怪はいる。
最近買ったスマホの地図を見ながらクラスに向かう。そこには1-Aと書かれた札があり、扉はキュウビが余裕で通れるぐらいの大きさだった。
教室に入ってひとつだけはみ出た机の椅子に座るとクラス全員から視線を感じた。
すると、教卓の方から声が聞こえた。
「友達ごっこがしたいなら他所へ行け。」
芋虫のように寝袋に入った男の人が10秒チャージを飲み干す。
「静かになるまで8秒かかりました。担任の相澤消太だ。全員体操着に着替えて外に出ろ。」
相澤先生が寝袋から全員分の体操着を出しながらそう言った。
着替えて移動中
グラウンドβ
「個性把握テスト〜!?」
「入学式は!?」「ガイダンスは!?」
クラスの人からブーイングが出るが相澤先生はこう答える。
「ヒーローにそんな時間ないよ。お前らもやった事あるだろ、個性禁止の基礎体力テスト。学年主席の大妖。」
「なんですか?」
クラスの人から私が学年主席に驚いている声が聞こえる。金髪の不良っぽい男子が1人こっちを睨んでくるけど。
「このボールをあの円から出ないように投げてみろ。個性は使っていいから。」
私はボールを受け取り円に入る。そのまま赤鬼の必殺技を貯める。
「即席命名!『悪夢のフルスイング』!」
上に投げたボールを横から打ち出してそのまま飛ばす。相澤先生の持つ端末にデータが表示される。
「いきなり測定不能が出たか。」
クラスの人から歓声が上がる。
「とまぁ、こんな感じで個性を使って測るんだ。」
「すげぇ!」「個性を思いっきり使えるんだ!」「面白そー!」
最後の言葉に相澤先生がため息をつく。
「面白そうか。なら、この個性把握テストで最下位の奴は見込み無しと判断して除籍処分としよう。」
クラスからブーイングが出るが相澤先生は
「そういう理不尽を覆していくのがヒーローさ。Puls ultraさ。全力で乗り越えてこい。さあ本番だ。」
二話目投稿出来ました。