三兄弟の系統樹   作:出来立て饅頭

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第十四話 <UBM>討伐戦

  ◇  【盾騎士(シールドナイト)】ゲイル・アクアバレー

 

 

現在までできる限りのことをし、現在の俺達は<サウダ山道>を進んでいる。すでに【破岩巨人 バルギグス】の居場所はウッドとグリフにより把握しているので向かっている最中だ。

 

Lvを上げ、装備をできる限り整え、戦術も話し合った。王都で<UBM>かもしれないモンスターが<サウダ山道>で目撃されたと言う情報を仕入れた直後に挑戦を決めた。

 

現在の俺達の戦力は合計Lv130で、装備もレベル制限が100以上の物で埋めているし、アクセサリーも買える物は買った。

 

それでも勝てるかどうかはわからない戦いだ。しかし、俺達は挑戦することにリベンジを行うことを決めた。

 

出てくるモンスターを倒しながら進み、しばらくして見覚えのあるモンスターが見えてきた。山道から少し外れた場所で佇んでいるそいつは間違いなく【破岩巨人 バルギグス】だ。

 

この時点で俺は自身の武器を《瞬間装備》で交換し両腕に盾を持った。この盾は奴に対抗するために用意した装備で性能は・・・

 

 

 【シルバーナイトシールド】

 【盾騎士】に人気の円形盾。高純度の逸話級金属(ミスリル)で作られている。

 

 ・装備補正

 

  防御力+110

 

 ・装備スキル

 

 《シールド・アジャスト》

 

 ※ 装備制限:合計Lv120以上

 

 《シールド・アジャスト》

  盾系スキルの消費SP軽減&クールタイム減少

 

 

装備スキルは【盾騎士】に人気なだけあってかなり有用な物だ。ただ、この円形盾かなりお高く一つ25万リルもした。二つ買ったから50万リル。<墓標迷宮>での狩りで手に入れた収入のほとんどはこの盾に使ったよ。

 

けど、【バルギグス】討伐にはどうしても高性能の盾が必要だったので後悔はしてない。

 

俺達に気付いた【バルギグス】も立ち上がり、戦闘を始めることに。俺は【バルギグス】の正面で盾を構える。そんな俺に【バルギグス】は以前と同じように大きな拳を横に振るった。

 

『《シールド・パリィ》!』

 

自身に迫る拳を俺は盾スキルを発動して、盾を持つ腕を相手と同じく横に振るった。拳と盾は激突して俺自身もダメージを受けたが、【バルギグス】の拳を弾いて体勢を崩すことに成功する。

 

「風よ!衝撃となり敵を討て!《ウィンドブラスト》!」

「クルー!」

 

体勢が崩れた相手に対して、クロス兄貴とグリフが追撃を放つ。その攻撃をまともに受けて【バルギグス】は後ろから倒れた。

 

その直後にクロス兄貴はさらに魔法攻撃を放ち、俺とウッドはアイテムボックスから【ジェム】を取り出して魔法を放つ。

 

【ジェム】とは簡単に言えば、使い捨ての魔法アイテムである。中に込められた魔法を行使することができる。俺達はこいつに魔法攻撃が有効と知ってから空の【ジェム】を大量に購入してクロス兄貴に魔法を込めてもらった。

 

何度か、魔法攻撃を当てて【バルギグス】が立ち上がるとクロス兄貴とウッドは奴の周りを駆け、俺は正面で迎え撃つ。

 

立ち上がりの直後に【バルギグス】は俺に手のひらを向けて岩を放出。俺を先に倒すために手札を切った。

 

『《ガード・ウォール》!』

 

それに対して俺は真正面から耐えることを選択。そもそもおれのAGIでは避けることは不可能。だから、自身の防御力を+200するアクティブスキルを使用。次々と岩が俺の体に当たりダメージを与えるが、俺は耐えきった。

 

耐えた直後に、回復アイテムを使い回復。この際、フルヘルムの口の部分が左右に開き【回復ポーション】の類が飲めるようになる。

 

【バルギグス】は俺が攻撃を耐えきったのが信じられないのか、呆然とする。その隙を兄貴たちは逃さずに攻撃を加えていた。

 

俺が耐えきれたのは、あの時よりもステータスとスキルが充実しているのも理由だろうが、最大の理由は【ポルックス】が第三形態に進化したことだろう。

 

第三形態に進化したことで防御力+300になり、《アクセル・スカウター》のLvも上がり追加スキルを手に入れた。

 

 

   《バースト・イグ二ション》 パッシブスキル

   自身の戦闘力を上げるアクティブスキルの効果を2倍にする

   デメリットは【ボルックス】装備中限定効果で対価が1,5倍になる

   また、【ボルックス】をガードナー運用する時に戦闘力を上げるスキル使用時に

   【ボルックス】に効果がリンクする。

 

   《アクセル・スカウター》Lv2 アクティブスキル

   Lv2になったことでAGI+200の補正を与える。

   本スキルは《バースト・イグ二ション》の対象外。

 

 

この《バースト・イグ二ション》のおかげで、《ガード・ウォール》の効果が本来の+200から+400に増加。消費SPもアップしたが、これは特に問題はない。

 

このスキルを覚えたことで【バルギグス】との戦いでタンクとして戦えているのだから。さらにあいつには武器破壊のスキルが有るようだが、それは攻撃してきた武器だけを破壊するようだ。

 

現に奴の攻撃を受けた盾は破壊されていない。デンドロでは盾は武器扱いだからな。だから俺は物理攻撃手段を捨てて、奴の攻撃を受け止めることにした。

 

ウッドも矢による攻撃よりも【ジェム】による攻撃を選択。これが俺達の現状の【バルギグス】攻略法だ。あとは奴が他にスキルを持っていないかどうかだが、これはよく観察して確かめるしかないか?

 

とにかく、戦闘は始まったばかりだ。油断せずにこのまま続けよう!

 

 

 

  ◇  【従魔師(テイマー)】ウッド・アクアバレー

 

 

戦闘を続けてしばらくが経ち、日は高くなった。僕達は相変わらずに戦闘を続行中だ。何度か攻撃を一身に受けているゲイル兄貴が危うい場面はあったが、何とかなっている。

 

この戦法はゲイル兄貴の負担が大きいのだから無理もないが、それでもゲイル兄貴は諦めずに【バルギグス】の真正面に立ち続けている。

 

そんな兄貴の助けになればと僕とウッドは攻撃を繰り返す。僕は大量の【ジェム】を使い、グリフはMP消費を気にしながら《ウインドブレス》で攻撃している。

 

ゲイル兄貴の【ボルックス】が第三形態に進化したようにグリフも第三形態に進化して新たなスキルと既存スキルのLvアップがされた。

 

グリフが覚えた新スキルはこの戦闘で切り札となりえる物。問題はスキルを使うタイミング。僕はそのタイミングを逃がさないためにも【ジェル】を使いながら【バルギグス】を観察する。

 

「クルー!」

 

グリフも《ウィンドブレス》をMP消費を考えながら、相手に向け放っている。《ウィンドブレス》はLv3になり威力が底上げされている。現戦力ではグリフが最もダメージを与えているはずだ。

 

グリフの《弓騎一体》もLv3になって強化値は上がり、【騎兵】の《騎獣強化》のスキルは【従魔師】でも問題なく使え、さらには《魔物強化》スキルでさらに戦闘力を底上げ。

 

現時点でグリフは僕たちの最高戦力だ。ゆえに切り札を切るタイミングが勝敗を分ける可能性がある。その為にもよく相手を観察しなきゃ・・・・?

 

その時、僕は【バルギグス】の身体と周りの状況を見て疑問を浮かべた。【バルギグス】の身体の岩が心なしか減っているような気がする。それだけではなく周りの岩が最初より少ないような気もする。

 

【バルギグス】の岩放出。減っている身体の岩。周りの岩の状況。

 

「もしかして!?」

 

僕はこの状況を考えた結果、ある疑惑が浮上した。

 

「兄貴たち!あいつには岩を取り込んで回復するスキルが有るかもしれない!」

 

僕はその疑惑を兄貴たちにも伝える。

 

「確かか!」

「可能性はあると思う!現にあいつの周りにある岩が減っているし、身体の岩も少なくなっているよ!」

『!』

 

兄貴たちも素早く周りを確認して、現状の状況を知った。

 

『確かに、あいつの身体の岩が減っている。最初に比べると一回りは小さくなっているぞ!』

 

真正面で相手をしているゲイル兄貴が断言した。

 

『二人はどうにかして周りの岩を粉々にするか、吹っ飛ばしてくれ!』

「おう!」

「わかった!」

 

ゲイル兄貴の指示に僕たちは即座に行動した。

 

「風よ!螺旋を描き吹き飛ばせ!《ウィンドストーム》!」

 

クロス兄貴が《詠唱》で底上げした範囲魔法を唱える。【バルギグス】を中心に竜巻となって周囲に有った岩などを巻き上げ粉々にしたり遠くへと吹き飛ばした。

 

ゲイル兄貴は《詠唱》が聞こえた段階で離れているので問題なし。僕はクロス兄貴の魔法でも動かない岩などに《インパクトアロー》を放ちサポートした。

 

僕たちの行動を見て慌てたのか、【バルギグス】は動きだし場所を変えようとした。

 

『させん!』

 

だが、回り込んだゲイル兄貴が正面に陣取り進めなくする。ここだ。切り札を切るならここしかないと僕は決断した。

 

「グリフ!《騎獣咆哮》!」

「グルー!!!」

 

僕の指示を聞いてグリフが天へと咆哮を上げる。その瞬間、グリフは真っ赤なオーラに包まれた。グリフを包んだオーラは僕にも効果を及ぼし、ステータスを強化する。

 

このスキルが今の僕たちの切り札。グリフのステータスを大幅に強化して騎乗状態の僕にも効果を及ぼす。だが、強力なスキルにはデメリットもそれ相応のものになる。

 

 

   《騎獣咆哮》 アクティブスキル

   自らを鼓舞する咆哮を上げステータスを大幅にアップする。

   騎乗状態では<マスター>にもステータスアップの効果を。

   デメリットは10分限定であり、切れた場合ステータス半減状態20分

 

 

これが《騎獣咆哮》のスキル詳細。このステータス半減状態は僕も含まれるので、このスキルを使ったからには10分間で倒すか、瀕死にする必要がある。そうしないと僕とグリフは10分後には役立たずになる。

 

「クロス兄貴!」

「おう!《サークル・トランスファー》!」

 

クロス兄貴がMP譲渡結界を展開。これは事前の話し合いで決めていた手順。

 

「グリフ!頼むよ!」

「グル!」

 

いつもは可愛く鳴くグリフは勇ましく鳴き、《ウィンドブレス》を放つ。すると今までの威力が笑えるくらいの強烈な風が発生。【バルギグス】を一発で後ろに倒した。

 

グリフはこのまま《ウィンドブレス》を放ち続けて、ダメージを与え続ける。僕もステータスが上がっているので【ジェム】ではなく矢をスキルで放つ。ここからが正念場だ!

 

 

 

  ◇  【風術師(ウィンドメイジ)】クロス・アクアバレー

 

 

ウッドがグリフの切り札を切って、そろそろ6分が経過するくらいか?俺達は未だに【バルギグス】と戦っている。

 

見た目からしてHPも多いと思っていたが、予想以上に多かったらしいな?だが、結構な時間戦い続けたからやつの外装?の岩はあらかた削りきり、本体らしき灰色の水晶のような体が見え始めた。

 

とは言え、こちらもきつい状況だ。【バルギグス】の真正面でタンク役をしているゲイルは集中力が途切れ途切れになっているようでダメージが増えている。

 

俺以外の攻撃手段である【ジェム】も残り少なくなっている。戦闘継続が難しい状況だ。早く相手を倒さないとまたデスペナになりかねない。

 

そんな時【バルギグス】がこの状況はまずいと考えたのか、行動を起こした。外装の岩をすべてパージして周囲に放出したのだ!

 

俺とウッドにグリフはかろうじて避けれたが、ゲイルは集中力が切れかけている時に意外な行動をされてまともに喰らい吹き飛んでしまった。倒れるようなことはなかったが、それでも無視できないダメージも喰らった。

 

岩をすべて取り払った【バルギグス】は灰色の水晶がゴーレムの形をしていて、頭部分をゲイルに向けて今まで以上の速さで近づき拳に該当する部分を突き出した!

 

『!』

 

盾で受け止めようと構えて激突すると、ゲイルは踏ん張りが効かず吹き飛ばされた。追撃を放つために再度近づこうとするが・・・

 

「グルー!」

 

グリフがそうはさせまいと《ウィンドブレス》を放つ。この攻撃が当たった【バルギグス】はバランスを崩したがそれだけにとどまった。

 

その隙にゲイルは体勢を立て直し、真正面に陣取る。【バルギグス】の奴は岩を取っ払ったことで軽くなりスピードが上がったみたいだ。

 

これは少々まずいな。ゲイルは集中力が切れかけているのに今のスピードだと、ろくに防御ができないかもしれん。

 

とは言え、あちらにとっても苦肉の策なのかもしれん。回復が望めない現状では岩を纏っていたとしても邪魔と判断して、戦闘力アップに切り替えたわけだ。

 

ダメージ蓄積の影響らしいヒビもいくつか身体に見えてるしな。どうやらここから最終局面。俺の方も手札を切る必要があるな。

 

「ウッド!俺の方も攻撃を行う!MP譲渡は出来なくなる!」

「了解!」

 

俺は【ガルドラボーク】が第三形態に進化して身につけたスキルを行使する。

 

「風よ!衝撃となり敵を討て!《ウィンドブラスト》!《ダブルマジック》!」

 

風の衝撃波が【バルギグス】に向かい、それからわずかに遅れて再び風の衝撃波が発生して敵へと向かう。このスキルが新たに獲得したスキルだ。

 

 

   《ダブル・マジック》 アクティブスキル

   <マスター>が自身のMPだけで魔法を行使した場合発動可能なスキル。

   <エンブリオ>に蓄積されたMPを消費して<マスター>が行使した

   純粋魔法攻撃スキルを追従発動する。

   デメリットは《オーバー・マジック》と同時使用はできない

   および、蓄積されたMP消費量は<マスター>の2倍。

 

 

この攻撃スキルを使用してダメージをさらに与える! 俺達にこれ以上の戦闘は無理だ。ここで決着をつける!

 

その後もダメージがゲイルと【バルギグス】に蓄積していき、ゲイルはもはや息も絶え絶え。【バルギグス】も体中にヒビが刻まれ、お互いいつ倒れても不思議でない状況。グリフのスキルタイムリミットも2分を切った。

 

「これでどうだ!《ウィンドブラスト》」

「グルー!」

 

すでに《ダブル・マジック》に使用できる備蓄MPは【ガルドラボーグ】にはなく、おれのMPも少なくなった。MP回復アイテムは使い切り後がない状況。それでもまだ【バルギグス】は倒れない。

 

俺達の同時攻撃で特大のヒビが体の中央にできたがそれだけだった。ダメかと諦めかけたその時・・・

 

『おおおー!!』

 

ゲイルが右手に持っていた盾を放り投げ、アイテムボックスから一つの【ジェム】取り出し【バルギグス】に突貫した。

 

その【ジェム】を中央の特大のヒビにねじ込むように押し込んだ。次の瞬間にはゲイルに拳が振るわれ吹き飛ぶ。ギリギリHPが残ったがもう一撃喰らえば終わりだ。【バルギグス】は追撃を仕掛けようとして・・・

 

中央にハマった【ジェム】が大爆発を起こした。

 

あの【ジェム】はゲイルとウッド両者に持たせておいた一つだけの【クリムゾン・スフィア】と言う上級職の奥義が込められていた物か!

 

大爆発が収まった後にはかろうじて原型が残っている【バルギグス】が俺とウッドは警戒したが、そのまま【バルギグス】は崩れていく。

 

 

 【<UBM>【破岩巨人 バルギグス】が討伐されました】

 【MVPを選出します】

 【【ゲイル・アクアバレー】がMVPに選出されました】

 【【ゲイル・アクアバレー】にMVP特典【破岩盾 バルギグス】を贈与します】

 

 

俺達の耳にそんなアナウンスが聞こえた。しばしの沈黙の後・・・

 

『「「やった~!!!」」』

 

俺達は歓喜の声を上げてその場に倒れるのだった。

 

 

 

 

 

三兄弟による<UBM>討伐。彼らはこの事は誰にも明かしていないし、王都にも報告していない。ゆえに三兄弟は【バルギグス】のことを知っているのは自分だけであると考えていた。

 

しかし、彼らはあることに気付いていなかった。それは王都で噂や目撃情報がないからと言って、他の街でもそうだと言う保証はないのだ。

 

現に彼らの戦闘を眺めていたとある<マスター>がいた。

 

『何とか勝てたようだガル』

 

その<マスター>は奇妙な風体をしていた。言葉にするならカンガルーの様な着ぐるみであろうか?言葉の語尾にも妙な語尾を付けているし、はっきり言って不審者か変人と言われてしまうだろう。

 

『ただ、詰めが甘いガル。俺がここに来なかったら横取りされていたガル』

 

その着ぐるみの後ろには大量のリルが落ちていた。モンスターはドロップ品は落としても昔のゲームのようにリルは落とさない。だとするならこの大量のリルは<マスター>が倒された時に落ちるランダムドロップの一部だ。

 

この着ぐるみはギデオンで<サウダ山道>に<UBM>の目撃情報があると馴染みのティアンの商人から聞き、困っている様だったので討伐に来たのだ。

 

そして、探し回ると<UBM>と戦っている三人の<マスター>を発見。手を貸そうとも考えたが、三人の必死な姿を見て見守る事に決めた。

 

そんな中、他にもこの戦いを見ている<マスター>の一団を発見。その様子から横取りを考えていると判断して接触を試みた。

 

そしたら案の定、横取りを考えていたのでそんなことは無粋の極みとして一人残らず倒したのだ。

 

『まぁ、見たところ下級職三つ目でそのジョブもカンストしていない初心者みたいだし、よく頑張ったガル』

 

本来は頑張ったで済ますようなことではない偉業なのだが、この着ぐるみにとってはその感想になるのは仕方がない。なぜならこのカンガルーの様な着ぐるみは特典武具。

 

この着ぐるみも<UBM>を倒した経験を持つ<マスター>だからだ。

 

『しかし、話していた内容も聞こえていたが、三兄弟か・・・ちょっとうらやましいガル』

 

着ぐるみの知り合いで現在は大学受験のために娯楽断ちしているとある人物を想像して、着ぐるみは彼らにちょっと嫉妬した。

 

『でも面白い物が見れたし、よしとするガル。フィガロの奴にも教えてやるガル』

 

そう言って着ぐるみはギデオンに帰って行った。

 




この話から原作のキャラが出始めます。と言うか、原作を読んでいる読者なら最後に出てきた人はバレバレですよねWw

あと、語尾をどうするか悩みましたw
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