三兄弟の系統樹   作:出来立て饅頭

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お久しぶりです。久々の投稿となります。


第六十三話  戦闘力とこれから

  ◇  【紅蓮術師(バイロマンサー)】クロス・アクアバレー

 

 

アークが【鱗機兵 リガゾルド】と言う新戦力を手に入れてから、ゲイルを除いた俺たちはその戦闘力を見るためとアークの素材集めのために《境界山脈》周辺の岩場に来ていた。

 

なお、ゲイルがいないのは買い物のためだ。<UBM>と新たな遺跡発見の報酬を手に入れたので全身鎧と武器を探している。機械甲冑も全身鎧扱いではあるので、いくつか手に入れようと言っていた。

 

そして現在、【リガゾルド】はアークを乗せた状態で【スケイルシールド・ドラゴン】と戦っている。こいつは姿形は西洋ドラゴンだが、両腕には鱗が変化した盾のような物がくっついている。それを器用に使いこなして戦うモンスターだ。

 

そのモンスターを相手に【リガゾルド】はナイフで攻撃し、相手の攻撃には盾で防いだり器用に回避し時には自らの装甲で防御していた。

 

「結構きびきび動くな?」

「そうだね」

「あれはアークの<エンブリオ>でモンスター化した副産物だ。人が乗ったら《操縦》スキルが五以上ないとああはならないぞ」

 

俺の言葉にアキラがそう答えた。と言うことは【リガゾルド】は上級職の人が乗りこなしているくらいの実力があるってことか?

 

そうこう考えている間に【リガゾルド】がショルダータックルをかまして、相手を吹き飛ばすと同時に体勢を崩した。

 

その隙に機械甲冑たち三体がバズーカやミサイルランチャーなどで攻撃。なお彼らは【リガゾルド】のスキル《小隊編成》で組んでいる。【リガゾルド】のテストだからな。

 

さすがに高威力の銃火器の一斉攻撃に【スケイルシールド・ドラゴン】は光の粒子となった。

 

 

 

落ちていた素材を【リガゾルド】から降りたアークが拾ってちょうどいいので小休止することに。アークのぬいぐるみたちは採掘をしているが。なおアークのこだわりなのか採掘しているぬいぐるみは二足歩行のモグラさんだ。

 

「中に入って戦闘した結果はどんなもんなんだ?」

「結構いいですね。思ったほど衝撃は来なかったし、メインカメラの映像も乱れませんでした」

「良かったね」

「ええ。ただ、僕と言う弱点を乗せているので武装を中距離から遠距離武器に変更したいですね」

「今後の課題か」

「そうだね」

 

理想としては、ミサイルや機関銃なんかで重装備かね? なかなかロマンがある構成だ・・・・<叡智の三角>の趣味人たちが暴走しないといいけど。

 

「まあ、さすがに武装は僕が少しづつ造るよ。友人たちに任せると暴走しそうだし」

 

アークも気にしてた。他の二人も頷いているのから周りから見た正しい評価ってことだろうな。

 

「そういえば・・・お二人は今後どうするんですか?」

「「ん?」」

 

唐突にアークが俺とウッドに尋ねた。

 

 

 

 

  ◇  【剛弓士《ストロング・アーチャー》】ウッド・アクアバレー

 

 

アークが僕たちの今後について尋ねてきた。

 

「そうだな・・・ゲイルとも相談してからだが、一度アルター王国に帰って今度はレジェンダリアに行ってみようかと考えている」

「事前情報で不安要素はあるけどね・・・・」

「「ああ~」」

 

そろそろ一度は所属国に帰るのもありだと少し三人で話してたしね。あとは近場の国であるレジェンダリアに行くのもありだろう。

 

事前情報の変態が多いって話が不安要素だけど・・・それ以外は楽しい国みたいだし?

 

「だったらさぁ! 俺も一緒に行っていいか?」

「アキラも?」

「ああ! 他の国に入ってみたいと思ってたしな!」

「でしたら僕もいいでしょうか?」

「アークも?」

「ええ。知り合いに挨拶してからになるので結構お時間をいただくことになりますが・・・」

 

アークは商売もしてたし、ぬいぐるみたちを使った大道芸や孤児院訪問なんかもしてたと聞いたし、ティアンの知り合い多いんだろうな。

 

「駄目でしょうか?」

「「全然!」」

 

不安そうに尋ねるアークに僕と兄貴はそれをかき消すように答える。

 

「ゲイルも反対はしないだろうし、こっちも大歓迎だ」

「僕も二人が一緒だと頼もしいですよ」

 

それにさすがに三人だけでずっと旅ができるかと言われればそうでもないだろうしね。仲間が増えるのは大歓迎だ。

 

「よし! これからよろしくな!!」

「よろしくお願いします!」

「「こちらこそ」」

 

こうして僕たちに新しく仲間が二人加わった。ゲイル兄貴にも早く伝えよう。




と言うわけで、新たに二人仲間に加わります。
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