ペロロン「あれここは?」目を開けるとそこは自分のよく知る場所だった。ナザリックにある自分の部屋。辺りを見渡すとペロロンチーノは何故ここに自分が居るのかよりも自分の部屋が引退した時のままでいることに一番驚いた。
ペロロン「モモンガさんが管理してくれたのかな、でもどうして」ペロロンチーノの疑問は当然だ。かつて自分がユグドラシルを引退する時にモモンガに売り払ってもいいと自分で言ったのだから。
ペロロン「取り敢えず一度部屋を出よう」そう思いペロロンチーノは一度部屋を出て廊下を歩き始めたすると。
ウルベルト「ペロロンチーノさん」自分の名前を呼んだのはとても懐かしい彼の姿だった。アインズ・ウール・ゴウンのワールドディザスターでありたっち・みーが創設したナインズ・オウン・ゴールからの付き合いでもあるウルベルトだった。
ウルベルト「ペロロンチーノさんもここに居たんですね。」
ペロロンチーノ「ウルベルトさんもしかして自分の部屋で?」ペロロンチーノがウルベルトに尋ねた。
ウルベルト「・・・ええ、その通りです。自分以外にも皆ここに来てます。ペロロンチーノさんで最後です。」ペロロンチーノはウルベルトが皆ここに居ると言う言葉に希望を抱いた。皆ここに居るということはモモンガが居るとペロロンチーノは思ったからだ。だが、ウルベルトの顔を見た時希望は徐々に薄れていった。何故ならウルベルトの顔には喜びを感じさせない程絶望に染まっていたからだ。
ペロロンチーノ「ウルベルトさんモモンガさんは?」ペロロンチーノはウルベルトに尋ねた。
ウルベルト「・・・取り敢えず玉座の間に来て下さい」ウルベルトはそれ以上何も言わずに玉座の間に向かった。ペロロンチーノもウルベルトの言葉に従い玉座の間に向かった。
ペロロン「!!何、これ」玉座の間に着いたペロロンチーノが見たものは玉座を囲むように座っている仲間たち。そこ顔は皆絶望に染まっていた。しかしペロロンチーノの視線はその中にいる人物からそらすことが出来なかった。ひれ伏したアルベドとプレアデスそして仲間の囲んでいる中にいた懐かしい人物。
ペロロン「モモンガさん!!」ペロロンは彼との再会に感情を抑えきれずにモモンガの近くにまで寄り添った。
ペロロン「モモンガさんもこっちに居たんですね。俺は貴方に言いたいことが沢山あるんです。でも本当にお久しぶりです」ペロロンチーノはひたすらモモンガに喋り続けたがペロロンチーノはある違和感を感じた。
ペロロン「モモンガさん?」不安になったペロロンチーノはもう一度モモンガに語りかけた。
ペロロン「モモンガさん!!俺ですペロロンチーノです。聞こえたら返事をした下さい」ペロロンチーノは何度もモモンガを呼ぶも彼はピクリとも動かない。
ペロロン「そんな」ペロロンチーノはようやくこの状況を理解した。何故仲間たちが落ち込んで居るのか、何故誰もモモンガに語りかけないのかペロロンチーノはそれを理解してしまった。
タブラ「これはきっと罰なんでしょうね」沈黙の中タブラがつぶやいた。
タブラ「自分達の行いを。彼を孤独にしてしまった我々に対する罰なのかもしれませんね」タブラの言葉がここに居る全員に響いた。そうだ散々あの人を一人にしておいて寂しいと言って会えるなんてそんな都合のいい話がある訳もない。タブラの言葉を最後に再び皆黙り込んでしまったがその時。
アルベド「タブラ・スマラグディナ様、モモンガ様に一体何が起こったのでしょうか」その言葉にここに居た全員が顔を上げた。自分達は今起きた出来事を認識できずにいた。NPCであるはずのアルベドがコマンドも無しに勝手に喋り出したからだ。
タブラ「アルベド?」タブラが最初に声を出した。
アルベド「はい、なんでしょうタブラ・スマラグディナ様」自分達の聞き間違いでなかった。あり得ない一体何が起こってる。
ぷにっと萌え「タブラさんちょっといいか?」
タブラ「どうしました?」
ぷにっと萌え「ちょっと試したいことがあるですが」
タブラ「良いですよ。ぷにっと萌えさんにお任せします」
ぷにっと萌え「ありがとうございます。セバスちょっといいか?」アルベドが喋ったならセバスも。
セバス「はい、なんでしょうぷにっと萌え様」予想道理セバスも此方の問いに答えた。やはり何かが起きているらしい。
ぷにっと萌え「セバス、ナザリックを出て周囲を探索しろ。範囲は1キロまでとし交渉出来そうな生命体がいれば連れてこい。向こうが何か要求をしてきたら取り敢えず要求を受け入れても構わない」
セバス「畏まりました、ぷにっと萌え様」
ぷにっと萌え「プレアデス達は九階層に上がり警戒に当たれ」
ユリ「畏まりました、ぷにっと萌え様」そう言うとユリに続くように他の五人も玉座の間から出て行った。
ぷにっと萌え「アルベド、第四と第八を除く全ての階層守護者を玉座の間に集めてくれ」
アルベド「畏まりました」アルベドはそう言うとプレアデス達と同じように玉座の間から出て行った。
ウルベルト「取り敢えずは一度状況整理する必要がありますね」
たっち「本当に何が起こってるんだ」彼らは知らない、本当の絶望が間近に迫っていることを。
???「あれが私の創造主が待ち焦がれたものですか。確かに至高と呼ばれるだけはありそうですね。しかし、彼の方が居ないアインズ・ウール・ゴウンなど・・・・・。本当にくだらない」