東方最高神[零ZERO]【小人操戦機(ダンボール戦機)編】(完結)   作:神森リョウカ

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ふむ?これがあらすじっと言う物かの?…まあ良い、我はマザーリョウカだ…リョウカからこの世界線の前回についての事は聞かされている…だから簡単に纏めれば…この世界線のバンとやらがアングラビシダスに優勝させるべく奴らが頑張って何とか優勝させたって所だな…まあ取り敢えず見るが良い。


(…えーっとリョウカです、一応補足です…時間は一応このすばの世界線から戻って来た…って言う所です…まあ時間は戻しましたけど…あ…もう一つ、遅くなってごめんなさい…それじゃあ今回も見て下さいね!)


イノベーター事件編:第2章【EX】決戦!イノベーター!
第13話 最終決戦!!神森大連盟国VSイノベーター…!!【前編】


リョウカ達が長い年月を掛けて…ようやくこの世界線に戻って来て…そうそう時間を戻して…色々と準備を進めた…そう…例の襲撃作戦に備えて…及びに戦争に備えてもいる…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…色々と疲れますね…でも頑張らないと…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…何度も言うが絶対に無理はするな…まあ今回の作戦は最悪お前抜きでも普通にどうにか出来る事だ…別に休んでも良いぞ?」

 

リョウカ(幻想)「ううん…大丈夫ですよ…私だって、みなさんを守りたいですから…。」

 

零月「リョウカちゃん…。」

 

めぐみん(着いて来た…尚服装は変えてある…)「お師匠様…。」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…そんなに心配しなくても大丈夫ですから…気にしないで下さい。」

 

リュウカ(幻想)「だが…此処に戻って来ていきなり作戦変更で…イノベーターとの総力戦を仕掛ける…本当に大丈夫なんか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…だからこそ、今までたっぷりと時間を掛けてまで力や規模を広げましたから…。」

 

カズマ「そうか…。」

 

 

そして、リョウカ達が準備してると…

 

 

バン「お〜い!来たよ!」

 

カズ「よ!来たぜ!」

 

アミ「来たわよ。」

 

 

どうやらバン達がやって来た様だ…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん、来ましたか…。」

 

バン「ああ…いよいよ…。」

 

リョウカ(幻想)「明日です…ただ、本当に申し訳無いって思っています…作戦は変更です。」

 

バン「え!?作戦決行の前日に変更!?」

 

カズ「おいおい…大丈夫なんか?」

 

リョウカ(幻想)「本当に申し訳無いって思っています…ただ、私達の動きの変更だけの報告ですよ…貴方達の作戦そのものには変更は無いです。」

 

アミ「……ねえまさかだと思うけど……貴女達……【イノベーターと戦争をする気なの?】」

 

リョウカ(幻想)「……やっぱり貴女には見破られますか……そうですよ…私達は、完全にイノベーターを壊滅させる気でイノベーターに対して完全に戦争を起こします…その方が後々バンさん達も楽になれる筈です…。」

 

バン「え…!?そ…そんなの危険過ぎるよ!!幾ら君達だからって!」

 

リョウカ(幻想)「だからこそ…私達は、長い年月を掛けて再び此処に戻って来ました…今度の私達は今までよりもっと強いですよ…それに私達に…強力な仲間や家族も増えましたからね…。」

 

カズ「でもよ…やっぱり真正面から攻めるのは不味くねぇか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、分かっていますよ…だから、私達本体組とこの世界の分身組は貴方達について行き…作戦のサポート及び主力戦力として動きます。」

 

リュウカ(幻想)「ただし、イノベーターとの決戦の地はどうしても海堂邸になるがな…なんせ総大将の海堂の爺さんも居るしな…。」

 

バン「あ…そっか…ん?と言う事は…まさか?」

 

 

 

ギチギチ…!シャキン…!

 

 

バン達全員『……!!』

 

リュウカ(幻想)「……そうだ…確実に仕留める気で攻める…イノベーターの奴らに総大将がやられたって知れ渡れば…少なくとも少しの間はイノベーターは大混乱になり…指揮系統が可笑しくなる…その時の間だけお前らは狙われなくなるだろう…。」

 

アミ「ちょっとそれって…法的に大丈夫なの?」

 

リュウカ(幻想)「安心しろ…能力で何とかして…更にはカバーストーリーも用意してある…ストーリーの内容は…『海堂に対して酷く恨んでいる者による大量暗殺事件が起きた。』……って事にしておくか…『原因不明の事故によって大量の死傷者が出た。』…ってなりに世間に流すさ…って、このくだり…前にもした様な気がするな。」

 

アミ「………。」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが…もう止める事は出来ん…もう既に俺達の軍は動き出している…作戦決行その時まで現場にて待機する事になっている…後は俺達待ちだ…。」

 

バン「……そう……。」

 

リョウカ(幻想)「……みなさん……私達だって本当はそんな事はしたくないって事くらい充分に理解してます…でも…本当に申し訳ないって思っていますし…イノベーターの中には大切な家族が待っている者や…良い人だっています…そう言う人達は殺さずに…逃がしたり保護したりもします…。」

 

リュウカ(幻想)「ただし、とことん性根が腐ってる奴や相当なクズには容赦はしない………まあそう言う感じだ……だが、お前らは絶対に俺達見たいにはなるな…良いな?」

 

バン「…ああ…分かった。」

 

リュウカ(幻想)「さて…準備が出来るまでもう少し掛かる…そうだな…おーい!オウカ!」

 

オウカ(幻想)「なーにお父さん?」

 

バン達全員『え!?』

 

リュウカ(幻想)「どうしたお前ら?そんなに驚いて?」

 

カズ「そりゃあ驚くだろ!いつからお前らは親になったんだ!?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…まあ数年前に別の世界線で子供を産んで…立派な親になりましたよ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、実際に産んだのは3人だが…オウカはまあ特殊だな…詳しい事は言えんが…。」

 

アミ「ちょ…ちょっと待って!産んだって…まさか…リョウカちゃんが…産んだの?その身体で?」

 

リョウカ(幻想)「あ…うん…確かにそうだけど…実際に見た方が早いですね。」

 

 

リョウカは、そう言うと…大人リョウカになった…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…こんな感じですね…二人目と三人目はね…一人目は、さっきの状態でやりましたから…凄く痛かったですよ…まあ、この身体でも痛いものは痛いです…。」

 

バン「へぇ…そんな事が出来るのか…。」

 

 

そしてリョウカは再び元の大きさに戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「まあ、あの姿は一時的な物ですよ…能力で強制的に成長させてるだけなのでね……結構疲れますよ。」

 

アミ「そ…そうなの…なんか…ごめんね。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、あまり気にしないで下さいね…さてオウカちゃん、私達はもうちょっと掛かりそうだから…みなさんと一緒に修行を手伝ってあげてもらえないかな?」

 

オウカ(幻想)「うん!良いよお母さん!」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…良い子ですね…後で行きますね。」

 

オウカ(幻想)「はい!それじゃあ行こう!みなさん!」

 

バン「あ…ああ!」

 

 

バン達はオウカに連れられて修行に向かった…

 

 

……そして…とうとう作戦決行日…リョウカ達とバン達は、リョウカ達の家の会議室にて最終確認を行なっている…

 

 

リュウカ(幻想)「集まったな?それじゃあ今日行う…【海堂邸襲撃作戦及びイノベーター殲滅作戦】の最終確認を行う。」

 

拓也「…先日連絡を受けたが…本当に真っ向からイノベーターとやり合う気か?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、だがやり合う目的は勿論陽動にも関係あるが…さっきも言ったが俺達の行動は完全にイノベーターを叩き潰す目的で行動を行う…無論、最悪の場合は敵の生死は問わない…そしてだが、この国の首相とは既に連絡は入れて許可は入れてある…この作戦中は一般市民の安全は保証はされる筈だし…余計な邪魔が入る事は無い筈だ。」

 

バン「え!?首相と連絡した!?どうやって!?」

 

リュウカ(幻想)「ん?言わなかったか?俺達はそもそも立場的には首相よりは遥かに上だって説明した筈だが?無論だが、連絡先ぐらいは容易に知っている…まあやろうと思えば今此処で全国のトップの奴らに電話会談を行う事だって容易い事だぞ?」

 

拓也「つくづく君達の凄さが伝わるな…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、だからこそ俺達の正体を知る事は最重要機密事項だからな…幾ら世界のトップの者でも俺達の正体を知るのは片手で数えれる程しか知り得ない事だ…無論…俺達の情報漏洩は国家反逆罪物だぞ?無論世界のトップの奴らも容易に逮捕が出来る。」

 

カズ「怖え…。」

 

リュウカ(幻想)「言っとくが…あの海堂の爺さんも俺達の正体は知らない…がだ…俺達の正体を探ろうとするわ…俺達に喧嘩吹っ掛ける大馬鹿者だ…まあ良ければ逮捕して刑務所に打ち込む方が最善の策だが…最後まで抵抗するなら始末する予定だ…。」

 

檜山「なるほど…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、俺達の大規模な攻撃を行う所は二箇所…先程言った【海堂邸…んでダム湖に偽装してあるイノベーター研究基地】その二箇所を俺達は総力戦を掛ける…無論、この超要塞となっている…この家と…超要塞国家となっている俺達の国の防衛設備…それらを用いて支援攻撃を行う。」

 

カズ「え!?どうやって支援攻撃するんだよ!?場所関係的には…かなり離れてる筈だぜ!」

 

アミ「ええ…確かにそうだわ…どうするの?」

 

リュウカ(幻想)「ふ…俺達を舐めたら困るぞ?何せ、俺達が手によりを掛けた国だぞ?精度や性能…その他色々と有るが…俺達が言うから問題無い…つい最近に大改造やら魔改造済ませてある…だから…この本国に何処に居ようとも…どっかの国や惑星に逃げようとも…迎撃距離外に逃れる事が出来ないぞ?まあ流石に木星まで逃げられたら無理だが…最低射程距離はな…。」

 

カズマ「つくづく凄まじく強化されたなぁ…。」

 

めぐみん「ええ…そうですね。」

 

バン「そう言えば前々から思ったのだけれど…この人達は?」

 

リョウカ(幻想)「はい、つい最近まで別の世界線で…そこで仲間にしました…まあ弟子ですし、家族でもあって…特殊部隊の一員です…今回の作戦に必要な人達なのでね。」

 

カズマ「まあ、そう言う訳だ宜しくな!」

 

めぐみん「こちらこそ宜しくお願いしますね。」

 

バン「ああ!宜しくな!」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが…この二人はLBXは使わず…携行武器による戦闘を行う…まあカズマの場合はな…めぐみん、一応言っておくが…今回は室内戦闘がメインだと思った方がいい…だからミニエクスプロージョンで我慢しろ…ああ、ただ許可は出しておく…最終的に爆破しないといけない所も出てくるからな。」

 

めぐみん「分かりました…あ、そう言えばダクネスやアクアは?」

 

リュウカ(幻想)「いや、不参加だ…って言うよりも作戦に参加が出来ないんだよ…アクアの場合はそもそも相手が生物であればの話で…相手が機械となると相性が悪過ぎるし…ダクネスの場合は肉壁と言っても…同じく機械だが、相手は化け物性能で…必殺ファンクションの攻撃一発もらえば大怪我負うから駄目だ…んでお前ら二人が選ばれたのは、単純にどの敵に対して有効な攻撃方法を持っているし…足もそこそこ早い…だからこそのお前らだ。」

 

カズマ「そうか…。」

 

めぐみん「そうですか…残念です。」

 

バン「そう言えば、さっきミニエクスプロージョンって聞いたけど…何の事?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、お前らは魔法は知っているな?」

 

アミ「うん、なんかファンタジーっぽい様な感じの物かな?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、ファンタジーなのは間違いないが…根本的に違う…まあ極端に大雑把に簡単に言えば…こいつらの世界線の専用で放てれる必殺ファンクションって所だな…無論、その世界線で何もチャージ無しで必殺ファンクションを連発出来る物も有れば詠唱が必要な奴も有る…って所だな…まあお前ら風で言うなら…その世界線の魔法=必殺ファンクションって奴だ…さっきめぐみんに言ったミニエクスプロージョンも魔法の一種で…爆裂魔法の一種…簡単に言えば、エクスプロージョンを室内用に放つ為に攻撃範囲や爆破範囲を縮小させた物だ。」

 

バン「そうなんだ…。」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが、めぐみんは爆裂魔法系しか使えない…無論、誤射で味方に打ち当たる事も有るから気を付けろよ?」

 

カズ「分かったぜ。」

 

リュウカ(幻想)「カズマ、あのレールガンがちゃんと持っているな?」

 

カズマ「おう、バッチリだぜ。」

 

バン「…レールガン?どう言う事だい?」

 

リョウカ(幻想)「はい、カズマさんに量産型ですけど…私達が扱う銃火器の中で普通に扱えれる方の最終兵器のレールガン…量産型携行用ゴットアースレールガンをあげました…あげた理由は、軍師並みの頭脳を持っていれリーダーシップを持っています…だから持たせています。」

 

リュウカ(幻想)「んで、お前のスキルの狙撃能力で…超超遠距離からの支援攻撃をしてもらう。」

 

カズマ「分かったぜ。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、言い忘れたが、フルチャージで撃つなよ?俺達も居るからな…それに下手に殺害はしない事になっている。」

 

カズマ「おう。」

 

リョウカ(幻想)「さて、大体の紹介は済んだ所で、そろそろ本題に戻りますよ?」

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

リョウカ(幻想)「さて、貴方達には前世と同様に同じ所から海堂邸に侵入して…山野博士を救出して脱出する事です…そして、私達は…いえ、正確には…私達本体組とこの世界線対応の分身組は、海堂邸真正面から大規模な軍を率いて突撃し……一気に制圧攻撃を実行します…そして他の分身組はもう先に向かってはいますけど…例のダム湖に扮したイノベーター研究施設を強襲し、制圧する事です…後…恐らくどちらかに【灰原ユウヤ】って言う人が実験体にされている筈だから必ず救出する予定です…まああくまでも予定です…居なかったら本当に何処に居るのか探さないといけないです…でも、私達には探す時間が無いです…。」

 

バン「そう…。」

 

リョウカ(幻想)「……言っておきますけど、恐らくこの作戦の成否が掛かる要点は…貴方達…勿論私達もだけど…と…作戦開始時の突入タイミングです…。」

 

拓也「どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、実はだけどこの作戦はある意味で即興です…だから一発勝負って所で…練習も一切してないです…それに敵の情報も皆無に等しいです…ただ、分かっている事は…総大将である…海堂義光さんの使用LBXの情報だけです。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、お前らも経験した事があるだろうが…奴の扱う…【月光丸】と言うLBX…今回は前世と違って確実に生身の状態の方の海堂の爺さんの操る月光丸を確実に勝利する事が目的となるだろう…無論、奴の操作技術はまあ今のお前らが束になって掛かれば普通に勝てると思うが…単独となると…幾ら今のバンと言えども苦戦は確実…しかも幾らゴットLBXだからと言って、奴の放つ必殺ファンクションを喰らえばタダでは済まないぞ?」

 

バン「ああ、分かっている…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、俺達もその時は参加するだろう…最悪は俺達がそこまで到達するまで耐久しとくのも有りだ…ただ、一応はお前らは俺達の弟子だ…修行の一環として…まあ俺達が到達する前月光丸を撃破出来たなら凄い事だと思うぞ?」

 

バン「…確かにそうだな…良し!やってみよう!」

 

リュウカ(幻想)「さて、問題なのは…俺達がどのタイミングで攻撃開始するかだ…無論だが、失敗条件として…海堂の爺さんを逃したら駄目だ…必ず撃破する事だ…だとしても…海堂邸から先に攻撃すれば…研究施設から増援がわんさか来るだろうし…逆に研究施設からやれば…海堂の爺さんも堪らず確認の為にそっちに行ってしまう可能性が高く…んで最悪更に強化される可能性がある…んで考え付いたのが同時に攻撃だが…そうしてしまえば今度は逃亡の可能性が出て来てしまう………だったら戦争起こさなければ良くね?って思うだろうがそうはいかん…俺達の最大目標は…海堂の爺さん…そう海堂義光の完全無力化する事…そうすればイノベーターの奴らの頭を喪う…これで奴らの士気をガクンと唯下がりにさせて…体制が整う…又は士気が回復し切る前に…一気に壊滅させる…これが…イノベーター殲滅作戦の内容だ。」

 

拓也「なるほど…確かに義光はイノベーターのトップに居る奴だ…もしやられた事を知れば一気に士気が下がり大混乱となるな!」

 

檜山「そこを一気に制圧する…なるほどな。」

 

リョウカ(幻想)「逆に…もし、しくじれば一気にこっちが不利になります…あちらの戦力が強化された挙句…こちらの行動がバレて…迂闊に行動出来なくなり…そこを一気に叩かれて壊滅させられてしまいます…だからこの作戦は私達にとって存亡がかかった大作戦です…失敗は許されないですよ…。」

 

カズ「そう言われると物凄くプレッシャーが掛かるな…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ最悪の場合…海堂邸の場合にはめぐみんの攻撃で一気に海堂邸を消滅させる…イノベーター研究施設は…流石に核は使わんが…それと同等の兵器を使って一気に消滅させる…無論敵は全て死ぬ。」

 

バン「あくまでも失敗しそうだって思ったら?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…だが最終手段だ…出来れば使いたく無い。」

 

拓也「なるほど…いや待て、俺達はどうなる?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ…その時は私達がなんとしてでも貴方達を生きて無事に脱出させますから安心して下さいね。」

 

アンクロ(幻想)「所で僕達はどう行動するんだい?」

 

リョウカ(幻想)「…最悪の事態に備えて、私達の拠点をマザー一家と共に守って下さい。」

 

アンカ(幻想)「……ええ、分かったわ…勿論、貴女達の娘達もこの身が死んでも守ってあげるわ。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「後は、そうだな…もしもの時の最終手段の攻撃準備をしてくれ。」

 

アンクロ(幻想)「分かったよ…それで、核と同等の兵器って言ったら…【N2兵器かい?】」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、本当は使いたくなかったが仕方ない…本作戦において…全兵器の使用制限は解除する…無論最終兵器も禁断兵器も使ってくれても構わん…ただし、それらを使うのは俺達が失敗しそうだって事が判明し連絡が行った時に限る。」

 

アンクロ(幻想)「了解だよ…ま…成功を祈るよ。」

 

リョウカ(幻想)「はい…あ、一応だけど…マザー一家の方で本体組を私達本体組の方に向かわせてもらいましょうか…防衛の方は分身組でもどうにかなります。」

 

マザーリョウカ(幻想)「む?我の出番か?」

 

リョウカ(幻想)「うん、私達の力を最大限に発揮する為に手伝ってくれませんか?」

 

マザーリョウカ(幻想)「う〜む…良し分かった、我々の恐ろしさをイノベーターとやらの愚か者に…絶望とやらを叩き付けて…捻り潰してくれるわ!!フッハッハッハッハッハ…!!ハーッハッハッハッハッハ…!!!」

 

マザーリュウカ(幻想)「おいおい、付け加えるなら…血祭りに上げてやる…も追加した方がいいんじゃないのか?まあどっちでも構わんが…どっちにしろ奴らには消えてもらうだけだ!!ヒッヒッヒ…!!ヒャハハハハハハハハハ…!!!」

 

カズ「…なあ…コイツら大丈夫なんか?ってか誰?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ…多分…それとマザー一家…は、元々は私達が今まで敵対していたマザーコアって言う能力で私達同様の存在を誕生させて…それがマザー一家って言う事になりました…あ…勿論闇マザー一家も有りますよ?ただ…どれも超が付く程の好戦的で…敵であれば真っ先に食らい付きますね…。」

 

バン「そ…そうなんだ…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、流石にラージャンよりはかなりマシな方だ…が超攻撃的な家族って感じだ…流石に邪神と言うだけあるな…因みにだが…俺達の神森一家の場合は…超バランス重視で…闇神森一家は超バランス重視及びに超サポート重視型…マザー一家及び闇マザー一家は…超攻撃型と超防御型と超スピード型…って言う感じだな……。」

 

拓也「そうなのか…。」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「今の時間は?」

 

リュウカ(幻想)「え?ああ…えーっと…【16:50】だ。」

 

リョウカ(幻想)「…作戦決行開始時刻まで…後少しですね…さて、そろそろ行動に移しましょうか。」

 

バン「…いよいよか…。」

 

カズ「本当に緊張して来たぜ…。」

 

アミ「大丈夫…なんだよね…。」

 

リョウカ(幻想)「…さて、作戦会議は終わりです…みなさん!出撃準備ですよ!」

 

全員『おう!(はい!)』

 

 

 

リョウカ達は、いよいよ作戦決行の時がやって来て…出撃準備を進めた…そして出発の直前…

 

 

リョウカ(幻想)「…オウカちゃん…ハナカちゃん…レイカちゃん…ユウカちゃん…。」

 

オウカ(幻想)「どうしたの?」

 

ハナカ「どーしたの?」

 

レイカ「お母さん?」

 

ユウカ「大丈夫?」

 

リョウカ(幻想)「…お母さん達…ちょっと大変な仕事に行って来るからね…だから、少しだけ抱いても良いかな?」

 

オウカ(幻想)「うん、良いよ。」

 

 

リョウカは、娘達四人を抱いて…

 

 

リョウカ(幻想)「…それじゃあ…行って来るね…良いね?絶対に家に居るのよ?」

 

娘達全員『はーい!』

 

リョウカ(幻想)「……ふふふ…本当に良い子ですね…それじゃあね……。」

 

 

リョウカは、娘達にはバレぬ様に涙を流しながら娘達と別れた……最愛の娘達を守る為に…本当の平和を守る為に…リョウカ達は戦争に向かって行った…そして…リョウカ達とイノベーターと壮絶な戦いが始まろうとしていた…果たして勝つのはリョウカ達か?果たしてイノベーターか?それは誰にも解らない…リョウカ達に勝利の祝福を…

 

 

 

 

 

 

【続く】




※注意今回は何時もの後書きコーナーはやりません…皆様のご期待に答えれず申し訳ありません…

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