東方最高神[零ZERO]【小人操戦機(ダンボール戦機)編】(完結) 作:神森リョウカ
……夜…町の方は完全に静まりかえっていた…何故なら首相の発令した緊急非常事態宣言によって…一般市民は家内に待機する様になっていた…そんな中で、海堂邸に向かう…超要塞級を誇る装甲列車の大艦隊と飛行する艦船の大艦隊が…堂々と道路を進軍していた…(因みにバン達は、予定通りに動き出している…)
ゴゴゴゴゴ…!!
【装甲列車艦隊:総旗艦:ヤマト:ブリッジ】
リョウカ(幻想)「目標地点までは?」
兵士隊長1「は!このペースだと、後30分後には到達します。」
リョウカ(幻想)「分かりました…それじゃあ別動で動いている方に無線を。」
兵士隊長2「は!」
ザーッ…ザーッ…
リョウカ(幻想)「聞こえますか?」
バン『あ!リョウカか?』
リョウカ(幻想)「ええ、そうです…そっちの方は?」
拓也『ああ、予定通りに地下道に潜入した。』
リョウカ(幻想)「早いですね…ただ海堂邸に潜入はもう少し待って下さいね?私達が突撃して少し経ったら侵入して下さいね…私達の方は後30分後に海堂邸に到着します。」
バン『分かった。』
ブツ…ザーッ…ザーッ…
リョウカ(幻想)「さて、次はイノベーター研究施設側の方に。」
兵士隊長2「は!」
ザーッ…!ザーッ…!
リョウカ(幻想)「聞こえますか?」
リュウカ(忍者)『お!その声はリョウカか!』
リョウカ(幻想)「そうですよ、お姉ちゃん…そっちの方では何か動きは?」
リュウカ(忍者)『いや、今の所は何も動きは無い…。』
リョウカ(幻想)「そうですか…そっちの方ではもう襲撃の準備は?」
リュウカ(忍者)『おう!バッチリだぜ!後はお前らの指示待ちだ。』
リョウカ(幻想)「そうですか、分かりました…こっちはもう少ししたら海堂邸に到着します…そうですね…後約30分後に到着ですから…その5分前になったら再び連絡を入れます…そして、その通信後は通信回線を開いたまま待機して下さい。」
リュウカ(忍者)『分かった、とりあえず連絡を待つ。』
リョウカ(幻想)「はい、もし何かあったら直ぐに連絡を入れて下さいね。」
ブツ…ザーッ…ザーッ…
リョウカ(幻想)「……さて、連絡は入れた事ですし…全艦の無線を全て開いて。」
リュウカ(幻想)「あいよ。」
リョウカ(幻想)「……みなさん、聞こえますか?全軍に通達します!本作戦の成否は私達に掛かっています!!勿論失敗すれば私達は一気に壊滅します…そうならない為にも!私達は死力を尽くして本作戦に当たろうと思います!!みなさん!!私達の大和魂を見せてあげましょう!!」
全軍『おおおおおおぉぉぉ…!!!!』
リョウカ(幻想)「全艦!!旭日旗と不動明王旗と絶対神の旗を全て掲げよ!!本作戦に私達の存亡が掛かっていると思って下さい!!」
全軍『は!!』
そして、リョウカの激励のお陰で全軍の士気が最高に高まり…全艦に旭日旗と不動明王旗と絶対神旗が掲げられた…
25分後…
ザーッ…ザーッ
リョウカ(幻想)「聞こえますか?」
リュウカ(忍者)『おう、聞こえるぜ!』
リョウカ(幻想)「予定の時間です…さて、私達の方も間もなく到着します…だから私達と同時に攻め込みますよ。」
リュウカ(忍者)『了解!んじゃあ無線はそのまま開いとくぞ。』
リョウカ(幻想)「ええ…あ!見えて来ましたよ…海堂邸が…。」
リョウカ達の攻め込む所の海堂邸が見えて来た様だ…やはり夜のお陰か物々しく物騒な要塞っぽく見える…いや要塞だが…
キィィィィ…!!
リョウカ達を乗せたヤマトは、一旦海堂邸前に止まり…
リョウカ(幻想)「さて、到着ですよ…さて此処からです…バンさん達の方は?」
兵士隊長2「は!どうやらまだ待機中の様です!」
リョウカ(幻想)「そうですか…それじゃあ…そっちのみなさん!突撃の準備は出来てますか!」
リュウカ(忍者)『おう!バッチリだぜ!』
リョウカ(幻想)「それなら良かったです…じゃあこれより作戦決行のカウントダウンを開始します!0になったら全軍突撃しますよ!!」
全軍『了解!』
リョウカ(幻想)「…5!4!3!2!1!……【0!!作戦開始!!全軍!!一斉攻撃開始せよ!!】」
全軍『了解!!』
リュウカ(幻想)「全航空機!!発艦しろ!!それと、キラードロイド軍を出撃させろ!!」
兵士隊長3「は!!」
リョウカ(幻想)「先ずは先制攻撃です!!ヤマトさん!!急速発進!!そのまま入り口をぶち破って突撃です!!」
ヤマト「了解です!!ヤマト!!急速発進!!ブースター点火!!」
キュィィィィィィン…!!!ゴォォォ…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ボォォォォォォ…!!!
いよいよ、襲撃作戦と殲滅作戦が開始された…
敵サイドでは…
ビィィィ…!ビィィィ…!
?「何事だ!?」
?『しゅ…襲撃です!!本館に…大量の襲撃者です!!』
?『ほ…報告です!!研究施設に…!!未確認勢力が攻めて来ました…!!』
?「何だと…!?状況はどうなっている!」
?『は!こちらも対処はしているものの…!相手が圧倒的に強すぎで…しかも圧倒的な数で攻めて…!!な!?て…敵が!!うわぁぁぁぁ…!!!』
ザーッ…!!
?『研究施設側の連絡が途絶!!』
?「一体…何者だ…?目的は判明しているのか?」
?『は!…!!先生!本館の方の敵の動きは…貴方様の所に向かっております!!』
?「…まさか、狙いは儂か…!……良いだろう…この館に攻め入る愚か者供に…儂自ら出る!」
?『…!!それでは…!!…!!て…敵せ…(バババババババババ…!!)』
ザーッ…!!
どうやら、敵の方は一応パニックになってはいた…
リュウコ(幻想)「ショータイムだ!!ハッハッハッハッハ…!!!」
バババババババババ…!!!
敵1「ぐわぁ…!!」
敵2「ぐぉ…!!」
敵3「な…何て奴だ…!!」
シュゥゥゥ…!!!ドォォォォン…!!!
零月「行って!レイチェル・エゼルディア!!」
ダッ…!!シュシュシュシュシュ…!!ビィィィ…!ビィィィ…!
ピキィィン…!!ドォォォォン…!!
斬駆「ヒャハハハハハハハハハ…!!!暴れろ!暴れろ!ハッハッハッハッハ…!!!」
キィィィィ…!!ザシュ…!!ザシュ…!!
ドォォォォン…!!
マザーリョウカ(幻想)「ハッハッハッハッハ…!!!見ろ!!敵がゴミの様だ!!」
マザーリュウカ(幻想)「おい、それはよくに言う何処ぞの大佐の台詞ではないのか?…ま…どうでも良いか!ウリィィィィィィ…!!!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ…!!!貴様ら程度は足元に及ばん!!」
ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!
海堂邸の方はリョウカ達が圧倒的に有利な状況を作っており…悉く敵を圧倒して行っている…
一方バン達の方は…
ジリリリ…!!
バン「どうやらやっているみたいだ!!急ごう!!」
カズ「ああ!」
アミ「ええ!」
ジン「ああ、こっちだ!!」
バン達の方も順調に先に進んでる様だ…
更に一方で研究施設側は…
ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!
?「た…助けて…!!ぐわぁ…!!」
?「ひ…ひぃぃ…!!ぎゃぁぁ…!!」
バババババババババ…!!!
ワイバーン『ギシャァァァァァァ…!!!』
ミノタウロス『オオオオォォォォォォォォ…!!!』
ブォォン…!!ズガァァァァァン…!!!
ドォォォォン…!ドォォォォン…!
リョウカ(このすば)「順調です!!一気に攻め込みますよ!!」
リュウカ(ハンター)「やってやるぜ!!おらぁ…!!」
ブォォン…!!ピキィィン…!!ズガァァァァァン…!!
敵供『うわぁ…!!!』
イノベーター研究施設の方も圧倒的な勢力で制圧を続けている…
さて…一気に数十分後…バン達の方は、とうとう例の所に辿り着き…それと同時に…
ドォォォォン…!!!
リョウカ(幻想)「あら?みなさん?」
バン「あ!君達もやってきたのかい!」
リュウカ(幻想)「おう、意外と弱かったぞ?まあ…数だけは立派だがな…。」
リョウカ(幻想)「…まあ修行に関しては結局は同時だけど挑んでもいない…まあ仕方ないけど…まあ今回は相手が相手です…私達も戦いたいですね…義光さんとね…。」
カズ「結局やるのかい…。」
リュウカ(幻想)「んで?どっからどう見ても奴は此の先にいるな…。」
ジン「ああ…お爺様はこの先に居る筈だ…ただ、僕の出番はここまでだ…後は任せるぞ。」
バン「ああ…ありがとう、ジン。」
そしてジンは作戦から撤退して行った…
リュウカ(幻想)「…やれやれ、どうやら空気だけは読む様だな…この門は…。」
バン「え?…!!いつの間に!!」
カズ「何だ?この門は?」
リュウカ(幻想)「お前らはゲームは知っているだろう?んでゲームの中では必然的にボスが居るって事は分かるだろう?」
アミ「確かに居るわね…まさかこの門は?」
リョウカ(幻想)「ええ、この先に確実にそのボスがいます…この門は強敵の門…まあこれはグレートが高い方ですけど…最後の門には及ばないね…。」
リュウカ(幻想)「まあとりあえず開けるぞ。」
ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!
リョウカ達は、その開いた門を潜って行った…
ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!
バン「……!!閉じ込められた!」
リュウカ(幻想)「そう言う設計だ…確実に勝利するか、負けない限りは絶対に永遠に出れない様になっている…無論、他の所からは出られない…門の力で結界又はバリアーを貼られていて…絶対に出られない様になってる…さて…来てやったぞ…海堂の爺さん?」
?「ふむ…お前達が例の侵入者か…ほう…面白い…山野バンに…お嬢様達か…なるほど、勝てない訳か…。」
リュウカ(幻想)「ほう…知っている様だな…まあ俺達もお前の正体は完全に分かっているがなぁ…イノベーターから総帥みたいな扱い受けてる海堂義光?いや…イノベーターの総大将か?」
義光「ほう…。」
リュウカ(幻想)「さて、お前のやっている事は国家反逆罪と国家転覆罪だ…今大人しく捕まってくれたら軽くしてやっても良いが…お前も武士だろう?そう簡単に降伏はしないって事くらいは想定済みだぞ?」
義光「ふむ…良く分かっておるな…。」
リョウカ(幻想)「さて、もう誰の邪魔は入りませんよ?勿論…貴方の護衛の人達もね…今この部屋は完全に閉鎖されました…。」
義光「ふむ…そうか…。」
リュウカ(幻想)「さてと、同じこの戦争の総大将同士…一騎打ち…って言いたい所だが…お前が相手をするのは俺達のじゃない…俺達の弟子三人と同時に戦ってもらおうか。」
バン「……。」
リョウカ(幻想)「…バンさん、カズさん、アミさん…出番ですよ…リベンジを果たしてみて下さい。」
バン「…!!ああ!分かった!」
義光「ほう…これは都合が良い…まさかお主が出て来るか…。」
リュウカ(幻想)「言っておくが…もしもの時の為だ…俺達も直々にこいつらのサポートとして出陣させてもらおう…ただし、俺達が動くのは…弟子達を敗れたらな…それに…あまり俺達の弟子を舐めるなよ?こちとらお前を打倒する為に様々な修行はさせてあるし…対月光丸専用の対策はしてある…。」
義光「ふむ…良かろう…来るが良い。」
そして、安定と信頼のDキューブが設置された…【地形:崩壊都市】(何故に崩壊都市?)
バン「行け!ゴットオーレギオン!」
カズ「GO!ゴットアキレスディード!」
アミ「行け!ゴットパンドラ!」
リョウカ(幻想)「それじゃあ行きますよ!指示は頼みますね!」
リョウカ(ダン戦)「はい!任せてください!」
リュウカ(幻想)「うっしゃ!行って来るぜ!」
リュウカ(ダン戦)「ふ!しくじるなよ!」
義光「行くが良い!月光丸!」
そして、それぞれ準備が出来て…いよいよ決戦の時が始まった…
【第2章[EX]最終ボス:最終ラウンド】
VS【海堂義光:使用機体[月光丸]通り名:イノベーター総帥(総大将)】
戦闘方式【アンリミテッドレギュレーション】
勝利条件【月光丸の撃破】敗北条件【味方の全滅】
推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Termination(クロニクルver)】
地形【崩壊都市】
【FINAL ROUND】
【バトルスタート!】
ダッ…!!
戦闘開始と同時にバン達は一斉に動き出した…
義光「ほう、早いな…。」
バン「はぁぁ…!」
シュ…!!ガキィィン…!!
義光「ふむ…中々の威力…一回でも直撃を受けたら不味いな…だがそこが面白い所だ…。」
バキィン…!!ズサァァァ…!!
バン「っく!」
カズ「バン!っく!当たれ!!」
ピュゥン…!ピュゥン…!ピュゥン…!
義光「ふむ、中々の狙いだな…だが…、」
シュ…!ガキィィン…!!
カズ「な!!叩き切った!?」
アミ「なら!!これならどう!!」
ダッ…!!キィィン…!!
義光「ふむ…!中々早いな…!…が…、」
アミ「…!!ここよ!!はぁぁ…!!」
シュ…!!ガキィィン…!!
アミ「嘘…!?」
バン「普通に防がれた!!」
義光「ふ…所詮はまだまだ若造…甘いな…。」
リョウカ(ダン戦)「なるほどね…確かにまだまだ未熟かもしれません…でも…私達の弟子を…甘く見ないでって言いましたよね?…さて、みなさん!そろそろウォーミングアップはこれくらいで良いでしょう!そろそろ決着を着けてみて下さい!」
バン「…そうだな!行くぞ!みんな!俺達の力を見せてやる!」
カズ「おう!行くぜ!」
アミ「ええ!」
義光「ほう?今度はどう攻めて来るかな?」
バン「…リミッター解除!行け!オーレギオン!」
ピキィィン…!!ゴォォォ…!!
キィィン…!!
義光「何…!?」
ガキィィン…!!ズサァァァ…!!
義光「っく!!なるほど…!!そう来たか…!!」
カズ「おっと!俺達も忘れるなよ!!リミッター解除!行け!アキレスディード!」
ピキィィン…!ゴォォォ…!!
ピュゥン…!ピュゥン…!ピュゥン…!
義光「む…!!」
ガン…!ゴン…!
義光「むぅ…!やはり凄まじい威力じゃな…!」
アミ「まだよ!!リミッター解除!!行け!パンドラ!」
ピキィィン…!!ゴォォォ…!!
ッダ…!!キィィン…!!
義光「な!?早い…!!」
ザシュザシュザシュザシュ…!!
ジリジリ…!!
義光「く…!中々やるな…!!ならば儂の恐ろしさを見せてやろう!必殺ファンクション!」
CCM『アタックファンクション:【月花乱舞】』
リョウカ(ダン戦)「さて、来ましたよ!みなさん!ここが正念場ですよ!避けてみなさい!」
シャキン…!!ザシュゥゥ…!!ザシュゥゥ…!!ザシュゥゥ…!!
月光丸から放たれた正に死を呼ぶ桜みたく…桃色の斬撃の光波が飛ばされて来た…
バン「はぁぁ…!!」
カズ「うぉぉ…!!」
アミ「はぁぁ…!!」
義光「……!!何…!?」
リュウカ(幻想)「…ふ…流石だな…お前ら…トドメだ!!お前ら!!」
リョウカ(幻想)「制限解除!!みなさん!【ファイナルアタックファンクション】を使って下さい!!」
バン「ああ!行くぞ!みんな!」
カズ「おう!」
アミ「ええ!」
バン&カズ&アミ『ファイナル必殺ファンクション!!』
CCM『リミッター解除:ファイナルアタックファンクション:【三位一体】』
ピキィィン…!!ゴォォォ…!!ッダ…!!キィィン…!
義光「……!!?」
シュ…!!ズガァァァァァン…!!
キィィン…!!ザシュザシュザシュザシュ…!!
ゴォォォ…!!ピュゥンピュゥンピュゥンピュゥン…!!
バン達の放ったファイナルアタックファンクション…三位一体とはよくに言う、フォーメーションアタック系のファンクションだ…三人と三機の息の合った連携攻撃によって敵を撃滅する…無論だが、このフォーメーションアタックは…完全に息が合ってなければまず成功しないし…失敗=誤射で味方殺し…に成り得る…だからこそ完全に息が合う程の連携と絆が必要な技だ…そして、その技が義光に操る月光丸に完全な形の三位一体が炸裂し…
ピキィィン…!!!ドォォォォン…!!!
……義光の月光丸が完全に破壊された…
そして、バン達とリョウカ達は、義光を追い詰めた…
義光「馬鹿な…儂が…負けたのか…?」
リュウカ(幻想)「そうだ、お前は完封無きまでに敗北した…ただそれだけの事だ…お前も男で武士だろう…もう大人しく負けを認めろ…もう世代交代だ…確かにお前は強い…だが、今となればお前以上に強い奴はゴロゴロわんさか居る…お前はただ強いって思い自身が最強だって思っていて天狗鼻を伸ばしていただけだ…。」
義光「……そうか…どうやら儂は、その天狗鼻を折られたって言う訳じゃな……。」
リュウカ(幻想)「………そうだ…もう世代は次世代に動き出している…そしてお前の犯した罪もいずれはバレる事だった……もうこれだけ言えば分かるだろう?」
義光「…………そうか……そうだったか……ふ…久々に感じたわい…この感覚を……これほどまでに充実した戦いをさせてくれて感謝するぞ……。」
バン「…ああ、良い戦いだったよ…。」
義光「………分かった……儂の……いや…儂らの…【敗北だ…。】」
リョウカ(幻想)「…分かりました……それでは義光さん…貴方を国家反逆罪及びに国家転覆罪で逮捕します…。」
ガチャリ…
そして…義光は敗北を認めて…その手に、手錠がはめられた…
その後、海堂邸及びにイノベーター研究施設は完全に陥落し…更に海堂義光が敗れ去り…逮捕されたと言う情報が流れて…一気にイノベーターの残党がパニックに陥り…計画通りにその残党狩りは行われて…作戦開始から、約一週間…イノベーターは壊滅した…勿論だが、灰原ユウヤや山野博士は無事に頬されて、病院に運ばれた…因みに世間に流した事と言うと…【謎の集団イノベーターが海堂邸とダム湖を襲撃した後消息不明になり…後にその謎の集団は軍によって壊滅された】…と言う情報を流したらしい…(因みにだが、例の最新医療技術であるオプティマと言うのはちゃんとどうにかしたらしい…)
【海堂邸襲撃作戦及びイノベーター殲滅作戦:結果報告】
・本作戦の内容は…山野博士と灰原ユウヤを救出して…イノベーターの総大将…海堂義光を倒す事と海堂邸及びにイノベーター研究施設を襲い…完全制圧し…イノベーターを殲滅する事…そう言う内容を行い…無事に成功した…無論情報操作はちゃんとしてあるとの事…更には、義光に関する真実を公開し…世間復帰が出来ない程に大打撃を与えた上で…刑務所送りにしてもらっている…
【最終被害報告】
敵:死傷者:【多数】
味方:【被害無し】
【重要報告】
・尚陥落した海堂邸及びに研究施設は何とリョウカ達の手により買収され…新規一転し…新たなリョウカ達の拠点として立ち上げた…
…以上が報告内容だ…
作戦完了から…更に1週間後…リョウカ達とバン達は何時も通りの修行を…していたのだが…
バン「ん?」
リョウカ(幻想)「どうしましたか?私を見て?」
バン「…いや…ちょっと言いにくいのだけれど…お腹…出てないか?」
リョウカ(幻想)「え?……あ…本当ですね…。」
カズマ「ん?待てよ…この流れってまさか!」
リュウカ(幻想)「ああ……なあリョウカ、苦しくはないのか?」
リョウカ(幻想)「え?あ…そうですね…最近ちょっと身体の様子が可笑しいな…って感じてますね…。」
カズマ「って!それってどっからどう見ても【妊娠してるだろ!!これ!!】」
バン達全員『…えええええぇぇぇぇ…!!!?』
めぐみん「お…お師匠様が…妊娠…!!あ…ど…どうしましょう!!」
アミ「ねぇ!それよりも…リョウカちゃんのお腹…さっきから少しずつだけど…大きくなって来てるわ!大丈夫なの!?」
リョウカ(幻想)「……不味いですね、ここまで大きくなると…強制成長能力は使えないです…って言うよりも…使えないです。」
カズマ「は?どうしてだ?」
リョウカ(幻想)「実は、最近だけど…定期的に私の能力は生存に最低限必要な物以外はオフにしてあって…尚且つメンテナンスを行なっています…だから使えないです…。」
カズマ「あ…そうなのか…。」
リョウカ(幻想)「みなさん、今日の修行は中止です…アルテミスまでは…後どれくらいですか?」
バン「えーっと…後3カ月位だよ。」
リョウカ(幻想)「…じゃあ2カ月の間…修行は各自個人で自由にやって下さいね…それまでは休止です…。」
アミ「分かったわ…。」
めぐみん「…お師匠様…あの更に大きくなってませんか…!?大丈夫ですか!?」
リョウカ(幻想)「……っ!!……すみません…私はこれで失礼しますね…。」
バン「あ…ああ…お大事にな!」
アミ「立派な子を…無事に産んでね…。」
リョウカ(幻想)「うん…。」
リュウカ(幻想)「んじゃあな…ほら、行くぞ…。」
そして、リョウカはリュウカに抱き抱えられて…そのまま部屋に連れて行き…
案の定だが…その日の夕方に…新たに一気に四人の命に恵まれた…
神森リョウカが【四人の子を出産!】
1:【神森天華(アマカ)】
2:【神森地華(チカ)】
3:【神森無華(ムバナ)】
4:【神森零華(レバナ)】
…以上が四人の名前だ…これで計8人もリョウカとリュウカの子供となったのだ…(いや、幾らなんでも産みすぎじゃね?って思ったら負けなのはお約束…)
そして、一カ月経過…
リョウカ(幻想)「ふぅ…復帰ですね。」
リュウカ(幻想)「…まあ…その…今回は俺が悪かったな…。」
リョウカ(幻想)「何言ってるんですか?こうして4人もの命に恵まれたじゃないですか?良い事ですよ?」
リュウカ(幻想)「そうだな…さて、こっからが大変だぞ…。」
リョウカ(幻想)「そうですね、まあ余計に負けられないですね…私達は既に夫婦なのですから、娘達の為にも頑張らないとね。」
リュウカ(幻想)「そうだな…。」
アマカ「あぅ…。」
チカ「ぶぅぅ…。」
ムバナ「えへへ…。」
レバナ「すぅ…すぅ…。」
リョウカ(幻想)「…癒されますねぇ…。」
リュウカ(幻想)「そうだなぁ…。」
リョウカ(幻想)「さてと、それじゃあ私は用意して来ますからね…何時もの様に見ててね。」
リュウカ(幻想)「あいよ。」
…そう言う感じで、今リョウカ達は平和を堪能していた…無論だが、まだ後2カ月後に控えてるアルテミスと言う大会には参加しないといけない…さて、そのアルテミスで勝つのは誰かはまだ誰にも分からない…リョウカ達の旅はまだまだ続く…
【第2章[EX]:完】
【続く】
最高神達の兵器紹介コーナー 第7話
リョウカ「どうもです!リョウカです!あ、本体です。」
リュウカ「お馴染みのリュウカだぜ!言っとくが同じく本体だ。」
マザーリョウカ「フハハハハ!我はマザーリョウカ!って痛い痛い!こら!我のほっぺを引っ張るな!」
マザーリュウカ「ぶ!ハハハハハ!いい気味だぞ!む?我はマザーリュウカだ!って!こらこら!そこにしゃぶりつくな…!」
リョウカ「すみませんね…あ…今私達は、赤ちゃん抱えていますけど…気にしないでいつも通りに紹介して行きたいと思います。」
リュウカ「冷静だな。」
マザーリョウカ「はぁ…!はぁ…!むぅ…酷い目に逢った…。」
リュウカ「で、今回紹介するのは?」
リョウカ「はい、今回紹介するのは【月光丸】です。」
リュウカ「あ〜…確か海堂の爺さんが操っていたLBXか?」
リョウカ「はい、義光さんのLBXで…見た目は純白の武者っぽい感じで…そのLBX専用の刀型のブレードを装備しています…勿論得意の必殺ファンクションは、【月花乱舞】です…内容は、月下の中で…桜花が舞う様な感じで三連続の斬撃を飛ばすと言う内容です…尚、メタい事を言うと…どんな地形だろうと…この技が発動すると強制的に演出上の関係で、月下の中に桜花が舞う様な演出が発生します…例え水中の中だろうが…挙句…砂漠の地帯だろうが…トドメに火山地帯だろうがこの演出です。」
リュウカ「確かにな…それにかなりメタいな…まあそれを言うなら他の奴もそうなんだがな。」
リョウカ「そうですね…後、忠実を言うと…この義光さんが扱う月光丸と戦うのは…アニメ版とゲーム版でも共通で2回です…ただし、生きている状態の義光さんと戦えるのは最初の一回だけです…最後の一回はアンドロイドです。」
リュウカ「そうか…。」
マザーリョウカ「…?アンドロイドって何だ?ロボットの一種か?」
リョウカ(幻想)「ええ、間違いじゃないですけど…厳密にはサイボーグの一種ですね…サイボーグで代表って言えばみなさんのお馴染みの…ター◯ネー◯ーが代表ですね…アンドロイドはその市販…なのかどうか分からないけど…サイボーグを更に精密に…人間っぽくを強調した感じですね…。」
マザーリュウカ「ほう…面白い存在だな…。」
リョウカ「あ…因みにだけど、義光さんが扱う方の月光丸で…世間では…その義光さんが扱う方の月光丸が先程の必殺ファンクション…月花乱舞を当てた際に…何故かみなさん揃って…【9999】…って言います。」
リュウカ「9999…?何の数値だ?」
リョウカ「はい、それの正体についてですけど…実は…ゲーム版の方で、先程言った生きている方の義光さん…つまり第1戦の時…一定以上月光丸にダメージを与えると強制的にこの月花乱舞が発動し…必ず全滅します…その時のダメージが…【9999】…です。」
リュウカ「はぁ!?9999って言うのはこう言う事なのか!?」
リョウカ「はい、勿論…この戦闘は強制敗北イベントです…だから、義光さんの扱う方の月光丸が月花乱舞を放って直撃すると…この9999って言うのが多く出て来ます…ある意味で敬意を込めて言っていると思いますね…因みに、強制敗北イベントで…ダメージ数値が出て来るのはこの戦闘だけです…もしかしたら…ゲーム版の最強の敵キャラって言ったら…この生きている方の義光さんの月光丸だって崇められていると思いますね…だって生きている間の義光さんに誰も勝ってもいないのですからね。」
リュウカ「なるほどな…確かにある意味で最強って呼ばれても可笑しくないな…。」
リョウカ「ええ…そうですね…さてと、キリが良いのでそろそろ締めましょうか…娘達の事も有りますしね。」
リュウカ「だな。」
リョウカ&リュウカ『それじゃあ…』
マザーリョウカ&マザーリュウカ『次回も…』
全員『見て下さい!(見てくれよな!)』
【続く】