東方最高神[零ZERO]【小人操戦機(ダンボール戦機)編】(完結)   作:神森リョウカ

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どうも…私は…レイチェル。前回のあらすじ…前回…私達は…小人型の兵器を操って戦う世界に来て…いきなりその兵器の大群に襲われたから…全て破壊した。次に…リョウカ達が…バンと言う人の所に行って…その人の救援をして…自らの自己紹介と正体を話して…帰った。今回も…見てね…。


第2話 最高神達と地獄の破壊神……そして、禁忌のリョウカの過去の真の記憶の世界へ…

山野家に敵が襲来して、撃退した日から翌日。

 

リョウカ「………暇です。」

 

リュウカ「そうだな…。」

 

この二人は、今絶賛暇である。因みに、二人の位置は館の外に出ていて、草原に寝転がって日向ぼっこしている。そして、二人の服装は、二人共に【ワンピース姿で、麦わら帽子を被っている。(リョウカは、白のカラーのワンピースで、リュウカは、黒のカラーのワンピースを着ている。)】

 

リュウカ「そういや、リョウカに聞きたい事が有るんだがいいか?」

 

リョウカ「どうぞ。」

 

リュウカ「確かお前は、前にもこの世界に来たと言ったな?」

 

リョウカ「はい、そうですけど?」

 

リュウカ「その時、どんな事をした?」

 

リョウカ「う〜ん…かなり昔の話ですから…微かに覚えているのは、【この世界で、暴れ過ぎた】位だったかな?」

 

リュウカ「……え?」

 

リョウカ「何か不味い事を言いましたか?」

 

リュウカ「お前、暴れたって…何で?」

 

リョウカ「ん〜あまり…覚えていないです。ただ、暴れ過ぎたと言う事実だけは…覚えています…。」

 

リョウカは、少し暗い顔になった。

 

リュウカ「……悪りぃ…変な事を聞いたな…。」

 

リョウカ「え?気にしないで下さいよ…別に昔の話ですからね…過ぎてしまった事は仕方ないですよ。」

 

リュウカ「そうか…お前が言うならそうだろうな。」

 

リョウカ「ええ…そうですね。」

 

リュウカ「それにしても…平和だな〜。(フラグ)」

 

リョウカ「……お姉ちゃん…幾ら…暇だからって…フラグを建てないで…。」

 

リュウカ「へ?俺、フラグ建てたのか?」

 

リョウカ「………………はい。」

 

リュウカ「何…今の間?しかも俺!フラグ建てやがった!しまった!」

 

リョウカ「とにかく今は…落ち着いて下さい。別に今起きる事では…ありませんよ。」

 

リュウカ「それもそうか…じゃあいいか。」

 

リョウカ「うん。」

 

リュウカ「そういや、アイツらどうしてるかな?」

 

リョウカ「ん〜、分からない。行ってみますか?」

 

リュウカ「そうだな、丁度良い暇潰しになるだろうし、行くか。」

 

リョウカ「うん。」

 

そして、リョウカ達は、着替えてバン達の所に向かった。因みに、メンバーは、【リョウカ・リュウカ・シンカ・レイチェル・ザック・ジョイ】の以上だ。勿論だが、いつでも戦闘が有っても良いように、機体を持ち出している。

 

で、なぜかバン達の通う学校に着いた。(全員透明化している。)そして、一直線に体育館裏を目指した。

 

リョウカ「恐らく、もうそろそろ合流すると思いますよ。」

 

リュウカ「アイツらと?」

 

リョウカ「ええ、そうです。」

 

そして、リョウカ達は、バン達を見つけた。で、そのバン達は、何かの三人組に絡ませている。恐らく、【郷田三人衆】だと思う。

 

リョウカ「あらら…お困りのようですね…バンさん。」

 

バン「……!その声は!?」

 

【アミ】「誰なの…!?」

 

バン達と、例の三人衆が声をした方を見ると、先程まで居なかった人達がいた。そして、バンにとっては久々な再会だ。

 

バン「リョウカ!また会ったな!」

 

リョウカ「ええ、何やら困っているようなので、来てみました。」

 

アミ「バン?この子達は、知り合いなの?」

 

バン「……話しても大丈夫なのか?」

 

リョウカ「はい、大丈夫ですよ。ただし、あっちの人達には聞こえない声で説明して下さいね。」

 

バン「分かった。アミ、これから言う事は、絶対に驚かないで聞いてくれよ。」

 

アミ「……分かったわ。」

 

少年説明中…。

 

バン「と言う事なんだ。」

 

アミ「…そう言う事なのね。」

 

バン「以外だな、あまり驚かないなんて。」

 

アミ「バン…貴方言ったよね、驚かないで聞いて欲しいって。だから、驚けないのよ。」

 

バン「あ…ごめん。」

 

?「おいおい!何コソコソ話している!通りたかったら、アタイ達を倒していきな!」

 

リョウカ「どうやら、あっちの方はイライラしているようですね。」

 

バン「だって、リョウカ達がいきなり現れて、長時間放置されていたからイライラしているに決まってるだろう?」

 

リョウカ「すみません…。」

 

?「おい!通りたいのか!?それとも回れ右して帰るか!?」

 

バン「ああ!その勝負!受けて立ってやる!」

 

リョウカ「待ってバンさん!」

 

バン「何?」

 

リョウカ「ここは、私達に任せてくれませんか?バンさん達は、見ていて下さい。」

 

バン「良いのか?」

 

リョウカ「ええ、だってバンさんには、大将である、【郷田さん】とは、いずれ戦う事になりますから。ここで温存しといて下さい。」

 

バン「…分かった。」

 

リョウカ「じゃあ、見ていて下さい。……そう言う事なので、私達が相手になりますよ、【リコさんに、ギンジさんに、テツオさん。】」

 

リコ「……!?何で、アタイ達の名前を知っている!?」

 

リョウカ「それは、私達に勝つか、私達が郷田さんに勝ったら教えてあげますよ。」

 

リコ「良いだろう!郷田三人衆の実力を思い知るが良い!」

 

リョウカ「私達も先を急いでいますので、手加減はしませんよ………ザックさん!レイチェルさん!」

 

ザック「お!よーやく出番かよ!」

 

リョウカ「はい、そうです。」

 

レイチェル「私…ザックの約に立つ!」

 

バン「リョウカ、その人達は?」

 

リョウカ「私達の仲間で、家族です。」

 

バン「そうか…分かった。」

 

ザック「俺は、ザックだ!」

 

レイチェル「私は、レイチェル…レイチェル・ガードナー…。」

 

バン「ザックとレイチェルだな、分かった。俺は山野バン!こっちが、川村アミ!よろしく!」

 

ザック「おー!よろしくな!バン!」

 

レイチェル「よろしく…バン。」

 

リョウカ「さてと…やりますか。」

 

ザック「ヒャハハハ!!!さあ!殺戮ショーの、はじまりだ!」

 

レイチェル「頑張る…。」

 

リコ「ふん!調子にのるなよ!郷田三人衆の実力を思い知るが良い!!」

 

そして、【Dキューブ(強化ダンボール)】が展開されて、【地形:ジャングル】

 

リコ「いっけー!【クイーン!】」

 

ギンジ「ウヘヘ!恐怖を教えてやれ!【マッドドッグ】!」

 

テツオ「行くでゴワス!【ナズー】!」

 

郷田三人衆のLBXが出陣した。

 

リョウカ「来て!【メタルギア・ジ・アーク】!!」

 

リョウカの声に反応して、LBXサイズまで縮小したジ・アークが現れた。だが、LBXサイズと言っても、そのサイズは、【全合体LBXの4倍サイズ】だ。尚、武装らしき物は見当たらない。

 

リコ「で、デカイ!?」

 

ザック「ヒャハハハ!!さあ、暴れるぜ!【アイザック・グルゼオン】!!」

 

ザックは、ザックカラーにザックのパーカーの見た目のアーマを着ている、グルゼオンを繰り出した。武装は、ザックらしく【アイザックサイス】と、懐に【アイザックガードナーナイフ】を装備させている。

 

レイチェル「……行って来て、【レイチェル・エゼルディア】…。」

 

レイチェルは、レイチェルカラーのジ・エゼルディアを繰り出した。それと同時に、地面から【ディ・エゼルディ】が9機出現した。リーダー機の武装は、レイチェルらしく、【ガードナーバレット】と、【アイザックガードナーナイフ】を両手で装備している。そして、背中にゴットピットを格納している。護衛機の武装は、背中に格納したピットのみ。

 

リコ「な…何て数だ!卑怯だぞ!」

 

リョウカ「卑怯ですか?言っておきますが、私達は、【出した時点で3機出しました。】そして、ルール上では、【バトル中に機体が増えた場合でも続行します。】と、書かれていますが?」

 

この子、勝負事になるとものすごく怖いのは気のせいだろうか。っと思う全員だった。

 

リコ「ま…まあ、数が増えた程度で驚く訳にはいかんねぇ、所詮は勝てばいいだけだ!」

 

リョウカ「勝たせるとでも、思いますか?さあ、時間がありませんので始めようか。」

 

リコ「掛かって来い!」

 

リョウカ「では、お望みどおりに行きますよ!!ザックさん!レイチェルさん!しっかり私に着いて来てください!」

 

ザック「け!当たり前だ!おめーこそ!遅れるなよ!」

 

レイチェル「うん!」

 

【バトルスタート!】

 

………………キングクリムゾン!

 

試合時間……【10秒以内】で、決着。

 

リコ「ば…馬鹿な!?アタイ達が、秒殺だと!?」

 

郷田三人衆は、意図も簡単に惨敗した。尚、誰が、それぞれやったかと言うと、【リコ[レイチェルの猛攻と知能戦で開始2秒で退場。]・テツオ[ザックの圧倒的な戦闘力と耐久力により、開始3秒で退場。]・ギンジ[リョウカの能力と力で、LBXの能力を完全に論破された挙句に必殺ファンクションを封じられてしまい、さらに、秒殺を決めたレイチェルとザックが加勢してきて…開始9秒後…無残に破壊された。]】

 

リョウカ「さあ、勝ったんですから……そこを…通してもらえますか?」

 

リョウカは、少し殺気を出して、三人衆を退かせる。

 

リョウカ「じゃ、行きますか、みなさん。」

 

バン「あ…ああ、分かった。」

 

バン達は、改めてリョウカ達の強さと怖さを思い知った。因みに、途中で、【青島カズヤ】と、合流した。勿論全て話した。

 

そして、リョウカ達はとうとう、ハンゾウの所に到着した。

 

ハンゾウ「お前らが、俺の部下を倒したらしいな。」

 

リョウカ「ええ、そうです。」

 

ハンゾウ「で、ここに来たと言う事は、俺に何か用があるのだな?」

 

バン「ああ!郷田が持って行った、【オーレギオン】を渡して貰おうか?」

 

ハンゾウ「ふ!そう言うと、思ったぜ!バン!」

 

バン「え?まさか…郷田もか!?」

 

ハンゾウ「ああ!そうだ!俺も前世の記憶があるぞ!だが、俺とは戦って貰うぞ!お前が、勝てばコイツはくれてやる!ただし!お前が負ければ、お前が持っている、オーレギオンの専用のコアスケルトンを渡して貰うぞ!」

 

バン「ああ!その勝負!買った!」

 

ハンゾウ「ああ、それとだが、戦うのは、お前じゃない。」

 

バン「……どう言う事だ?」

 

ハンゾウ「俺は、バンの強さは良く分かっている。勿論、本気で戦えばお前が勝つのは分かっている。」

 

バン「じゃあ、まさか!?」

 

ハンゾウ「そうだ!俺の部下を秒殺した、コイツらと戦いたい!良いだろ?バン!」

 

バン「どうする?」

 

リョウカ「私達は別に良いですけど…もし負けてしまったら…どうしますか?」

 

バン「その時は、その時だ。」

 

リョウカ「そうですか、分かりました。後、郷田さん?」

 

ハンゾウ「何だ?」

 

リョウカ「もし、私達が勝ったら、私達の事を全て話しますが、まあ、別に負けても全て話しますがね…。その時に…【レックスさんについて知りたいです。】」

 

ハンゾウ「良いだろう、お前が勝てば、オーレギオンとレックスについて教えてやるし、くれてやる。」

 

リョウカ「ありがとうございます、郷田さん。」

 

ザック「で、俺達はまた出るのか?」

 

リョウカ「……出てください。」

 

ザック「はあー面倒くせーが、まあ良い、コイツもアイツらと同様に殺りゃいいや。」

 

レイチェル「ザック…殺るじゃなくて…破壊するのよ…。」

 

ザック「あ?細けぇ事は良く分からねぇよ。どっちにしろ、結果的に同じになっちまうだろうが。」

 

レイチェル「………そう。」

 

ザック「レイ…またつまらない顔してるな?もっと気楽に来いよ。」

 

レイチェル「…うん。」

 

リョウカ「とりあえず、確認ですが、まさか、【一機だけで来るのですか?】」

 

ハンゾウ「そうだ!俺は、たったの一機だけでも充分だ!」

 

リョウカ「……そうですか。」

 

ハンゾウ「んじゃ、始めようか!俺の【破壊のショー】を!」

 

リョウカ「……行きますよ、郷田さん!」

 

ハンゾウ「来い!」

 

そして、Dキューブが展開された。【地形:地中海遺跡】

 

ハンゾウ「行け!【ハカイオー・ドグマ】!」

 

郷田は、ハカイオー・ドグマを繰り出した。

 

リョウカ「…来て!メタルギア・ジ・アーク!」

 

リョウカは、再びジ・アーク(LBXサイズ)を呼び出した。が、

 

リョウカ「【融合搭乗】!」

 

リョウカは、ジ・アークのコアに取り込まれるように搭乗した。

 

バン「そんなのあり?」

 

リュウカ「気にするな、俺達の前じゃあ、どんなルールも通用しない。ただし、絶対ルールは守る。(変える事も出来るが。)」

 

バン「そうなんだ…。」

 

ザック「ヒャハハハハハ!!!殺戮ショーの始まりだ!行け!アイザック・グルゼオン!」

 

ザックは、アイザック・グルゼオンを繰り出した。

 

レイチェル「………行って来て、レイチェル・エゼルディア…。」

 

問題のレイチェルは、レイチェル・エゼルディアを繰り出した。そして、

 

ハンゾウ「おいおい!最後に出て来た奴の足元から、似た機体が複数出てきたぞ!有りなんか?」

 

そして、安定と信頼のレイチェルの機体の能力で自動召喚された、9機のディ・エゼルディ。

 

リュウカ「文句を言いたいのは良く分かるが、残念ながら、これはあいつの機体とあいつ自身能力で自動で紹介される物だ、諦めろ。」

 

ハンゾウ「マジかよ!……まあいい!とにかく全部破壊しちまえばいい!」

 

ジ・アーク(リョウカ)「果たして、そう上手く行きますか?」

 

ハンゾウ「しゃ…喋った!?」

 

ジ・アーク(リョウカ)「酷いですね、私はこれに乗ってますから喋れますよ?」

 

ハンゾウ「乗ってるだと?」

 

ジ・アーク(リョウカ)「でも、安心して下さい、例のウィルスの融合した人よりはマシ…かな?」

 

ハンゾウ「分かんねーのかよ!?しかも、何で奴(多分ミゼル?)を知ってるんだよ!?」

 

ジ・アーク(リョウカ)「知りたかったら、まず私達と戦って下さい。話しはそれからです。」

 

ハンゾウ「ああ!分かったよ!やってやるぞ!」

 

ジ・アーク(リョウカ)「来なさい!地獄の破壊神!郷田ハンゾウさん!」

 

ハンゾウ「上等だ!行くぞー!!」

 

 

 

【真・全皇天帝覇極征王神及びゴットインフィニティZERO部隊:No.0及び通り名:永遠に幼き終焉殺戮破壊神&幼き狂青月の殺戮鬼神【森リョウカ(リョウカ・???)】(使用機体【メタルギア・ジ・ゴットアーク・セラフ】)殺人鬼神部隊リーダー及び【ゴットインフィニティZERO部隊:No.3】及び通り名:狂青月の殺戮死体人形師神【レイチェル・ガードナー】(使用機体【レイチェル・エゼルディア&ディ・エゼルディ[護衛機仕様](9機)】&殺人鬼神部隊リーダー及び【ゴットインフィニティZERO部隊:No.3】及び通り名:至高の感情殺戮鬼神【アイザック・フォスター】(使用機体【アイザック・グルゼオン】)】

 

 

V. S

 

 

【通り名:地獄の破壊神:【郷田ハンゾウ】(使用機体【ハカイオー・ドグマ(郷田仕様)】

 

 

【バトルスタート!】

 

 

戦闘推奨BGM:作品名【寄生ジョーカー】使用場面【ボス戦】

 

 

先に先制攻撃を仕掛けたのは、レイチェルだ。レイチェルは、ゴットピットを飛ばして、郷田の機体の動きを制限させた。

 

ザック「よーし!いいぞ!俺が切り壊してやるよ!」

 

ドグマの動きが制限されたのを好機に、グルゼオンが仕掛け来た。

 

ハンゾウ「く!」

 

ドグマは、間一髪グルゼオンの攻撃を回避したが、

 

ジ・アーク「グォォォ!!」

 

ジ・アークが、ドグマが回避される事が予測されていたので、回避の所を狙って攻撃してきた。

 

ハンゾウ「マジかよ!」

 

ドグマは、ジ・アークから放たれた内蔵ガドリング砲を持っていた武器で何とか弾いたが、その反動で武器の耐久力がごっそり持って行かれた。

 

ハンゾウ「なんちゅう、破壊力だ!食らったら終わりじゃねーか!

 

リュウカ「あーそうそう言い忘れたが、俺達の攻撃を一発でもまともに貰ったら…【死ぬよ?(破壊されるよ?)】」

 

ハンゾウ「マジかよ!それを先に言え!」

 

ジ・アーク(リョウカ)「まあ、今更知ったとしても…貴方には【勝てませんよ?】」

 

ハンゾウ「ふ!ほざけ!これでも喰らえ!【必殺ファンクション】!!」

 

CCM(郷田)「アタックファンクション!【超我王砲】!」

 

そう宣言されると、ドグマの胸の部分から、超極太ビーム砲が放たれた。狙いは、リョウカだ。

 

ジ・アーク(リョウカ)「………………………。」

 

そして、そのまま直撃した。

 

ハンゾウ「やったか!?(フラグ)」

 

リュウカ「おいバカやめろ!」

 

そして、盛大にフラグが回収されてしまった。

 

ジ・アーク(リョウカ)「…………。」

 

ジ・アークは、あの攻撃を受けて、ダメージも入って無い。

 

ハンゾウ「嘘だろ…!?」

 

ジ・アーク(リョウカ)「…………【装甲解除(アーマーパージ)】」

 

リョウカが、静かにそう言うと、ジ・アークのコアが開き、周囲を包み混む程発光した、しばらくすると光が収まり、先程まで戦っていた場所と違う場所に変わっていた。そこは、廃墟ばかりの所の都市で、周囲は暗く、空も暗く曇っている所だ。(地形:崩壊都市)

 

ハンゾウ「な…!何だここは!?さっきまで戦っていた場所と違うじゃないか!」

 

ザック「おいおい…俺達も巻き添えかよ…。」

 

レイチェル「仕方ないよ…。」

 

そして、

 

ジ・アーク「グルルルルル……!」

 

そこに居たのは、キラードロイドサイズのジ・アークみたいな何かが居た。そう、リョウカは文字通り全ての装甲を解除した。そして、これがジ・アークの本当の姿だ。名前は、【グラン・ジ・アークミラボリオン】と言う名前だ。何故、その名前かと言うと、ジ・アークは、アークとグランが融合した姿で、更に、リョウカ達の真の力が混ざりあって、ジ・アークが誕生した。んで、前までは、武装面で、レールガン系が使えなかったが、今は進化して強くなった為か、ジ・アークの武装全てと、グランの攻撃全て使える。でも、

 

ジ・アーク「ガァァァァァ!!!」

 

ハンゾウ「なあ!これってやばいだろ!?」

 

リュウカ「……ああ!かなりやばいな。」

 

何故やばいかと言うと、実際には、これは拘束具を全て脱ぎ去ってしまった…つまり、【暴走する。】(リョウカ以外は制御出来る。)

 

ジ・アーク「ギャァァァァァァ!!!!」

 

ジ・アークがドグマに真っ直ぐに襲い掛かって来た。

 

ハンゾウ「マズイ…!おい!コイツに弱点は無いか!?」

 

リュウカ「ん?それは、胸の所の赤い球体状のコアが埋め込まれているのが見えるだろ?そこが弱点だ。」

 

ハンゾウ「あっさり言ってどうする!!まあ良いあんがとな!」

 

リュウカ「まあ、今は、【暴走状態】だからな、止めるには全力だ。」

 

ジ・アーク「ガァァァァァ!!!」

 

ジ・アークは、大量の大型ミサイルをドグマを狙って発射した。

 

ハンゾウ「……無理だわ。」

 

ドグマは、ミサイルを避けようとしたが、超追尾且つ無限に分離する大型ミサイルで、結構な速度により……退場した。(ブレイクオーバー)

 

そして、

 

ジ・アーク「グルルルルル……!」

 

今度は、レイチェル達をジ・アークが睨んで来た。

 

レイチェル「……!」

 

ザック「おいおいおい!マジかよ!!」

 

レイチェル達は、ジ・アークが今度は自分達が狙われていると思ったが、

 

ジ・アーク「…………………。」

 

レイチェル「……?」

 

何故か、ジ・アークがレイチェルの方を見ている。そして、

 

ジ・アーク「……!ギャァァァァァァ……!!」

 

ジ・アークは何故かその場でもがき苦しみ始めた。

 

リュウカ「一体どうした!?」

 

ザック「あ?なんか、レイの方をリョウカ(ジ・アーク)が見たら突然もがき苦しみ始めたぞ。」

 

ジ・アーク「ギ…ギヤァァァァァァ…!!」

 

そして、ジ・アークは、コア(コックピット)を射出して…完全に沈黙した。で、射出されたコアは、無事に外に出て来て、中には気を失ったリョウカがいた。しかもそのリョウカの服装が、【黒く全て染まっていて、微量に禍々しい何かが溢れている。】

 

リュウカ「おい!しっかりしろ!大丈夫か!?」

 

リョウカ「…………………。」

 

リョウカからは、何も反応が無い。

 

リュウカ「ザック…もう一度だけ聞く…リョウカは、何見てもがき苦しみ始めた?」

 

ザック「………レイを見たらもがき苦しみ始めた。」

 

リュウカ「なるほどな…………これは少し聞き出さないといけないな。」

 

バン「何の話しだ?」

 

リュウカ「いや、気にするな…こっちの話だ。悪いが郷田…レックスについてはまた今度聞かせて貰う。ああ、バン達にも話しとけよ。最後に約束通り、渡してやれよ。」

 

ハンゾウ「ああ、分かったよ。……おい待て!お前らの事は!?」

 

リュウカ「ああ、そうだったな。だが、勿論俺達とお前らが最も信頼出来る奴以外には絶対に言うなよ?話したら………そいつの存在が、【消えるぞ?】」

 

リュウカは、少しドスの効いた声と少し殺気を出して確認を取った。

 

ハンゾウ「………ああ、分かったぜ。」

 

リュウカ「お前らも、一応聞いたと思うがもう一度だけ言うぞ。」

 

 

最高神説明中…。

 

 

リュウカ「分かったな?」

 

ハンゾウ「なるほどな…それならあの強さも頷けるな…。」

 

リュウカ「言っとくが、アレでも【1%】も出してないからな?」

 

ハンゾウ「は!?マジかよ?」

 

リュウカ「仕方ないだろ?下手に力を出せば…強化ダンボールもただの燃えないゴミ…それどころか、全宇宙消滅及び全次元削減及び全空間消滅も容易い事だぞ?……やってやろうか?」

 

全員『頼むから…やめて!!』

 

何故か全員が即答且つシンクロして言った。

 

リュウカ「そうか…まあ、それだとリョウカが悲しむからやらんがな。」

 

ハンゾウ「そうか…。」

 

リュウカ「じゃあ、俺達の用も済んだし帰るぞ。後お前ら、俺達はまたしばらく会えないと思うからその辺は宜しく。まあ、無事にリョウカの事が早く済めば考えてやらん事もないがな。」

 

バン「そっか、じゃあまたな!」

 

リュウカ「おう!また会おう!」

 

リュウカ達は、テレポートして帰った。(因みに、破損したリョウカのジ・アークとその他仲間達全員も一緒。)

 

リュウカ「おーい、リョクヨウとアヤカいるかー?」

 

リョクヨウ「どうしたのリュウカちゃん?」

 

アヤカ「どうした?」

 

リュウカ「いやな、リョウカについて聞きたい事が有るんだがいいか?」

 

リョクヨウ「……ええ、どうぞ。」

 

リュウカ「じゃあ、聞く……【リョウカの過去についてまだ何か隠しているな?】」

 

リョクヨウ&アヤカ『……!』

 

リュウカ「図星だな、つまり何か有るのだな?」

 

リョクヨウ「私達は…確かに全て話した筈ですよ?」

 

リュウカ「本当にそうか?だがな、今のリョウカを見て確信を得た。」

 

リョクヨウ「一体、何をですか?」

 

リュウカ「リョウカがな、今回も暴走をしてしまった。だが、それは良くある事だが、今回は違う。リョウカは、何かに苦しんで今の状態になっている。そして、それに関連している人が居る。」

 

リョクヨウ「それは、一体誰ですか?」

 

リュウカ「………【レイチェル・ガードナー】と【アイザック・フォスター】だ。だが、リョウカは、レイチェルの方を見てもがき苦しんでこうなった。」

 

リョクヨウ&アヤカ『……!』

 

リュウカ「やっぱり何か知っているな?俺達のルールは知っているな?【①隠し事はせず、全て明かす事。②出来る限り、嘘は言わない事。】確か、そんなルールだったな?……言ってもらおうか?」

 

リョクヨウ「……分かりました。ですが、全員に集まって頂いて欲しいです。」

 

リュウカ「分かった。」

 

30分後…リュウカ達姉妹全員(リョウカは除く)と全特殊部隊と全兵士(隊長クラス〜最高クラス)全兵器(隊長クラス〜最高クラス及び超兵器軍)と全ペット(隊長クラス〜最高クラス)が、超大会議室に集まった。

 

リュウカ「おい、全員集まったぞ、さあ言ってもらおうか?」

 

リョクヨウ「分かりました。前に、リョウカちゃんの過去を言ったのは覚えていますか?」

 

その場に居る全員は頷いた。

 

リョクヨウ「実はね…リョウカちゃんは…過去にとんでもない事件に巻き込まれてしまい、リョウカちゃんと一緒に【三人で】逃亡生活を送りました。」

 

リュウカ「ほぅ…それで?」

 

リョクヨウ「そのとんでもない事件が、【廃墟ビルの事件】です。」

 

リュウカ「……!」

 

ザック「…………!」

 

レイチェル「……!」

 

リョクヨウ「そして、その三人の名前が、【レイチェル・ガードナー】さんと【アイザック・フォスター】さんと…そして……【リョウカ・ガードナー】です。」

 

全員『………!!?』

 

リュウカ「ちょ…ちょっと待て!確かにレイチェルとザックは、分かるが、リョウカ【・ガードナー】ってどう言う事だ!?」

 

リョクヨウ「それは……私達が【一番最初にリョウカちゃんを見守った家の所です。】そこの家が…【レイチェルさん…貴方の家】です。」

 

全員『……!!?』

 

リョクヨウ「そこの家の人達はとんでもなくて…とても残酷な親だったです…でも、レイチェルさんは…最後までリョウカちゃんの事をしっかりと見ていて一緒に遊んでくれたり、仲の良い姉妹のような感じでした……が…さっきも言いましたが、その親がとてもとても残酷な人達だったので…レイチェルさんとリョウカちゃんも変わってしまい…あの事件のキッカケになってしまい…その事件がリョウカちゃんにとってトラウマになってしまいました。だから、記憶を【自分で封じた】のです。でも、今は暴走して、その封印が解かれてしまい…今の状態になってしまったのでしょう。」

 

リュウカ「…っ!」

 

リョクヨウ「恐らく今は…リョウカちゃんは…精神が彷徨っています。そのトラウマをどうにかしない限りは、目覚めないでしょうね。」

 

リュウカ「……それを、どうにかすれば良いのだな?」

 

リョクヨウ「はい、そうですが?」

 

リュウカ「なら、今度はこっちがリョウカを助ける番だろ?俺達は家族でありながら、何もリョウカに借りを返してないし、いつも助けてばっかだ。ならば、今度は、俺達がリョウカ助けに行く!」

 

リョクヨウ「どうやってですか?」

 

リュウカ「簡単だ、俺達全員が、リョウカの精神世界に入って、記憶を改ざんしに行く…それだけだ。勿論、死ぬ危険性だってあるだろう。

だがな、リョウカは俺達に死ぬ以上の貸しを作った。だからどんな所だろうが、俺達はリョウカを助けに行く。例外は認めないぞ。そして、こんな事が有ろうと思ったからな…【記憶神の施設】を作った。そこに、全軍でリョウカの記憶の中に入り…リョウカの記憶を変えに行く。」

 

リョクヨウ「分かりました。」

 

リュウカ「よし!じゃあ、全軍をその施設に集めてくれ!」

 

リュウカの号令により、全軍は行動を開始した。

 

 

30分後…

 

リュウカ達は、記憶神の施設に来た。そこは色々な装置が有り、一番奥に巨大なベットが有り、そこにも装置が有る。そして、その周りには、多数のベットが有る。無論、全軍分有る。勿論だが、一番奥のと同じ装置が有る。んで、そのベットについている装置のコードは、一番奥のベットの方に続いている。

 

リュウカ「よし!集まったな!じゃあ説明するぞ!今から俺達は、リョウカの記憶の世界に入るのだが、まず、【①その対象を[一番奥のベット]に寝かせて、頭に装置をはめる。②その次に、俺達も同様に多数のベットがあるから、頭に装置をはめると眠りにつく。ただし、兵器系の場合は、兵器にコードを刺す必要が有る。ペット達には、頭に装置をはめるだけで良い。】と言う手順を踏まえてリョウカの記憶の世界に入る。分かったな?」

 

そして、全軍は了解の意を唱えた。

 

リュウカ「よし!行くぞお前ら!必ず!リョウカを幸せにしてあげるぞ!!」

 

全軍『おぉぉぉ!!!』

 

リュウカ「よし!全軍!行動開始だ!」

 

リュウカ達は、早速言われた通りの事を実行して、装置を起動して、

 

リュウカ「(待っていろ…よ…リョウカ…必ず…お前を…幸せにして…やる…からな………。)」

 

そして、全軍が深い眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー 第1話


リュウカ「よう!リュウカだ!」

シンカ「どうも!シンカです!」

ナルト「よう!何故か分らねぇが、ここに呼ばれたから来た、ナルトだってばよ!」

サスケ「同じく、呼ばれて来たサスケだ。」

ザック「お!お前らも来たんだな?」

レイチェル「どうやら…私達だけじゃないみたいだね…。」

リュウカ「まあ、多い方がいいしよ…で、ナルトとサスケは、何でこの世界に居ると思うかな?」

ナルト「え?そりゃ…何だっけ?」

リュウカ「忘れたか?お前らはもう、俺達の仲間で、家族だからな、一緒に来る事は当然の事だぜ。ああ、安心しろお前らの住んでいた世界ではちゃんと本物が居るからな?……いや待てよ…あ!違った、確か、俺達の本物の方の居る世界に本物が居るんだった。」

ナルト「え?マジ?」

リュウカ「ああ、マジだ。気ずいて無いと思うが、お前らの分身はちゃんと用意して送ってある。勿論、全て本物だからな、ちゃんと痛みもあるし、死ぬ時は普通に死んでしまうからな?」

ナルト「そ…そうか。」

リュウカ「じゃあ、話しを戻すぞ、今回紹介するのは、」

シンカ「はい、【メタルギア・ジ・アーク】です。」

リュウカ「前にも、似た機体の説明をほぼしたが、これも似たような物だが…コイツはその機体の完全上位互換で、真の姿だ。」

ザック「おー。」

リュウカ「経緯を言えば、俺とリョウカが深い絆と信頼と…愛に目覚めた事により真の姿を取り戻した機体だ。」

レイチェル「…………。」

ザック「な…何だレイ?俺の方を見てなんか有るんか?」

レイチェル「私達も…そうしたら…強くなれるのかな?」

リュウカ「……人にもよるが、強くなれるのは確かだ。」

ザック「マジかよ!?なあ、レイ!俺達は、強くなれるよな!?」

レイチェル「……うん!」

リュウカ「……あー話しを戻すがいいか?」

ザック「あ…悪りぃ。」

レイチェル「ごめんなさい…。」

リュウカ「あー、あまり気にするな。じゃあ続きだ、ジ・アークになってから確かに強くなったが、その代わり、搭乗者の負担が異常に大きくなった。……初めはな、今では完全に負担を無くしたが、まだ問題と言えば、装甲解除だ。」

ザック「おー確か、そうしてリョウカの野郎がおかしくなったな。」

リュウカ「確かにそうだな、装甲解除は、ジ・アークの装甲を破棄するのだが、それにも段階が有って、まず、今の状態が、装甲が付いた状態のフルアーマー状態。次に、装甲を半分捨てた状態が、半アーマー状態。そして、完全に装甲を解除した姿が、アーマーパージ状態。と言う段階だ。んで、装甲、装甲っと言ってるが実はな…あれは【拘束具】だ。」

レイチェル「………拘束具?」

リュウカ「ああ、アーク系は全部、その力が強大過ぎるからな、それを抑える為の物だが、俺達はそれを完全に制御出来るが…何故か分からんが、リョウカのだけが制御が出来ん。他の姉妹全員が出来て、何故かリョウカだけが出来なかった。」

シンカ「……多分だけどね、リョウカさんのだけ、ジ・アークの力が他の姉妹全員のより、異常に強大だからじゃないかな?」

リュウカ「そうなのか?」

シンカ「多分そうじゃないかな?だって、リョウカさんって、他の姉妹全員よりも圧倒的に強いじゃないですか?まあ、お姉ちゃんも強いですけど。」

リュウカ「そうだよな…って!妹が姉に勝るってのはどう言う事だ?」

シンカ「さぁ?本人に聞いてみたらどうですか?」

リュウカ「だからな、その本人は今動けないぞ!」

シンカ「……まだ、その設定を引きずるんだ。」

リュウカ「ああ?悪いか?」

シンカ「別に、どうでも良い事だし。」

リュウカ「…それで良いのかよ。」

シンカ「所で、ナルトさんとサスケさんは、どんな機体を使ってるの?」

ナルト「ああ、俺のは、【イフリート】だってばよ?」

シンカ「…あれ?いきなりラスボス機を使って…しかも何故か風ではなく、火を操る何て。」

ナルト「多分さ、恐らく九喇嘛似たんじゃないか?」

シンカ「……確かにカラーリングも装飾品も似てる感じもしますね…。」

サスケ「じゃあ次は、俺のは、【ディ・レギウディア】だ。」

シンカ「………何でだろう、ナルトさん達の扱う物がラスボス機しか居ないのは何でだろう。」

サスケ「……気にしたら負けだろう。」

シンカ「そうですね…。所で、それはサスケさんと何の関係が有りますか?」

サスケ「ああ、俺の能力と剣を扱う事がこの機体と良く馴染むからな。だから扱っている。」

シンカ「なるほど…分かりました。けど、殆ど接近戦しか出来ないですね。」

ナルト「そうだな、でもどうにかなるってばよ。」

サスケ「同感だ、こっちもこっちでどうにかしてやる。」

シンカ「分かった。」

リュウカ「そんじゃあ、そろそろ締めようか。」

シンカ「そうですね。それではみなさん、」

リュウカ「次回も、」

全員『見て下さい!(見てくれよな!!』







【続く】

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