救えなかった少年 作:ニック
三上と綾辻は少し友達のところに行くとか行っていた後嵐山さんと合流し俺のクラスの喫茶店に入ったのだが
「……嵐山さん、有名人なんだからもう少しメガネをかけるとかそういった変装してください。」
お陰かなり目立つことになり。俺たちのクラスに
俺がジト目で見ると嵐山さんを悪い悪いといいながら笑っている
嵐山さんとは何かと縁があり、前に補佐をしていたこともあり飯をよく奢ってもらうのだ
んでその時は基本ボーダーの戦闘の話はタブーになっている
「そういや、巧。お前加古先輩と付き合っている噂あるけど。」
「あっ、嵐山さんもしってましたか?」
「まぁ有名な話だけらなぁ。加古先輩にも聞いてみたけど。」
「逃げられたんですね。加古先輩都合の悪い話結構逃げる癖あるんで。」
俺は苦笑してしまう。面白がってやったはいいものの嵐山先輩が肯定したら多分それが事実として広まるしな
「まぁぶっちゃけ付き合ってないです。加古先輩は師匠なんで。」
「あっ。だからか。」
「なにがですか?」
「加古先輩と会うといつも巧の話するし、最近東隊にいるよりも加古先輩が加藤隊の隊室にいるときの方が長いよな?」
まぁ確かに最近はこっちに来るときは多いよなt「そういうことです。それに俺は隊のことで精一杯なんで恋愛は当分はいいかなって。」
「まぁ、そうだな。」
「てか、あんまりボーダーの人って色恋沙汰少ないですよね。男子と女子の隊員多いのに。」
「確かにそうだな。でも混合部隊が少ないし、集団行動が多いからじゃないのか?」
「あぁ。確かに。」
案外男女が二人っきりって少ないしな
「嵐山さんはどうなんですか?好きな人のタイプとか。」
「う〜ん。俺より頼りになって、好きなことを共有できる人かな。」
「あ〜。」
なるほどこれは難しいな
嵐山さんより頼りになる女性ってそんなにいないと思うけど
「巧は?」
「…俺は、多分ですけど……自分が楽しいと思える人ですかね?」
俺は少し悩んだ挙句そう伝えると
「楽しい?」
「話して楽しいと思える時もありますし、逆にただいるだけで落ち着くって人もいるんですけど。多分俺が付き合うとするなら、その人といると自然と笑っているような人だと思います。」
多分俺にとって好きな人の定義はお互いにいて楽しいと思える人だろう
人間やっぱり喧嘩や揉め事だってするだろうし、一緒にいると嫌なことだって起こる。
でも文句や喧嘩もしながらも結局は楽しいと思えるような人を好きになると思っている
「なんか巧らしいな。でもそれなら結構候補はいるんじゃないのか?」
「どうですかね?ほとんど素の俺を知っているのって三上と綾辻、それと加古先輩くらいでしょ?小学生組を除いては。」
隊のメンバーを排除するとなると実質綾辻と加古先輩くらいだろう。
「ぶっちゃけ全員かわいいとは思いますし、あっち側が意識しているのは分かりますよ。というよりもそういう未来は俺も迅さんも確認済みです。」
「……あぁ、サイドエフェクトか。」
一応ここは教室だが宇佐美に頼んで人払いを頼んでいるためにサイドエフェクトなら話しても大丈夫ってことだろう。
「サイドエフェクトっていうのも難儀だな。」
「最近は夢の中で予知することが多いのでつい別のものも見えるんですよ。修学旅行の件もまだ終わってませんし、ちょっと色々面倒くさいことが。」
「そういえば綾辻は大丈夫なのか?」
「大丈夫です。元々気分転換をさせたらいいだけですし。そういう未来はなくなりました。問題は、修羅場が一つ生まれることでですね。」
「……それは大丈夫じゃないな。」
「大丈夫です。今頃速水がバカをめぐる戦いに巻き込まれて涙目になっているんで。それに比べたら。」
すると俺のスマホから連絡が来る。すると那須から丁度着いたらしく一緒らしい。
「ん。俺もうそろそろ行きますね。友達来たんで。」
「俺ももうそろそろ本部に戻らないといけないから。」
「了解です。」
「それと、迅から2日目の2時29分って伝えてくれって連絡があったんだけど。」
「……迅さんに今度ぼんち揚一箱送りますって伝えていてください。」
俺は外れから出ると支払いを済ませようと出る
「宇佐美お勘定。」
「あっ。嵐山先輩からすでに受け取っているんだけど。」
後から嵐山さんにもお礼をしようと決めた俺だった。