救えなかった少年   作:ニック

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仮入隊①

今俺は端っこに居座り説明会を聞いていた

前には本部長という人が話しているの。まぁお世辞と呼ばれるものが多くだろう

ぼっちである以上は俺は観察するしかないのだ

目立たず強くなることは不可能に近いだろう

一人一人が憧れを抱いているのだがそれほど甘くはないはずだ

元々B級隊員は今の所80人程度

C級は150人いるのにも関わらずだ

つまり役半分以上に入らないと給料は入らないってわけか。

そんな甘くはないかな。

ボーダーにはランクというものが存在していてA級B級C級と別れられる。そしてA級となれば固定給が手にはいることになるらしいが。

……本部長曰くチームを組まないといけないらしい。

今のA級は15名。嵐山隊、東隊、沢村隊

個人の成績では太刀川っていう人が圧倒的な強さらしい。

それを決めるのがランク戦という模擬戦闘システム

仮想空間で安全に模擬戦闘ができるというボーダー屈指の技術らしいのだが

聞くにすごく面白い技術だと思う

戦闘システムは大事で隊員が弱ければ意味がない

そしてその隊員の強さのランクが分かりやすいしそれに安全に訓練できる

とりあえずまずはB級か。

B級には4000点が必要らしいのでまずはランク戦や訓練で稼ぐ他はないだろう

「それじゃあ。この後は嵐山隊の嵐山隊長に一任する。」

「はい。」

すると急にざわざわと騒ぎ始める。どうやら嵐山さんは結構有名な人らしい

「さて、これからオリエンテーションを始めるがトリガーについて一通り説明しておこうと思う。」

すると大きなモニターにトリガーの特性が分かりやすくかかれたボードを見られる

どうやらトリガーの違いについて説明している

アタッカーのトリガーは2種類

トリガーが一番使っている人が多くボーダーが弧月。重量がありそして威力防御力ともに一級品

スコーピオンは軽量型のトリガーで速度重視のトリガーらしく耐久性はないが腕や足から生やしたりできるらしい。

そしてシューター、ガンナーのトリガーも1つ

アステロイド、威力と重視のトリガーで直線上に飛ぶ

そしてスナイパーは今の所イーグレットという射程距離が長いトリガー一つらしいが今開発室でライトニングという比較的当たりやすいもできるとのことらしい

メイントリガーか

スポーツチャンバラをやっていた以上スコーピオンならすぐに対応できそうだけど

でも弧月の耐久力も捨てがたいんだよなぁ

……まぁ最初はとりあえずスコーピオンにしようかな

色々B級になってから確かめていけばいいか

「それじゃあメイントリガーが決まったらアタッカーとガンナーはここに残り、そしてスナイパーを希望するものはうちの佐鳥について訓練場に移動してくれ。」

するとチャラそうな人が手をあげる。赤い隊服をきていることから嵐山隊の一人なんだろう。

すると数人が移動するが大半はここに残る

「改めて、アタッカー組とガンナー組を担当する嵐山隊の嵐山准だ。まずは入隊おめでとう。」

とその後ボーダーのシステムの説明をはいるのを確認程度で聞いておく

……まぁ一期は多分スカウトされないとA級昇格はまず、ありえないだろう

つまり今回は自力でB級で5000点

新人王を目指すことが第一の目標だろう

それに多分チームは俺が作るしかないだろう

俺の予知能力は自分しか聞かないのでメインアタッカーよりもサポートとして入った方が強い

てか俺の実力がどれほどあるのかも知りたいしな

「それじゃあ最初に行う訓練は。」

すると数mあった先にある訓練は

「対ネイバー戦闘訓練だ。」

いきなり戦闘訓練だった。

 

「いきなり戦闘訓練。」

とざわめきはじめるけど

「そりゃ、ありえるだろ。俺たちは遊びに来たわけじゃないんだぜ。」

俺がため息を吐く。すると数人が俺を睨んできたのだが

「ボーダーってなんか人気みたいだけど元々は外敵から身を守るための防衛機関だろ。それならメインの仕事は戦闘だ。ランク戦もそうだし効率のよく、トリガー使いを増やそうとしている。去年の大規模侵攻で多くの人が亡くなっているしそれを守るのがボーダーのルールだ。それが普通だろうよ。」

ざわざわし始める空気に俺はため息を吐く。一応これは大規模侵攻を備えるってことで呼ばれていたしな。

戦闘訓練が最初なんて予知がなくてもわかることだ

「まぁ、確かにそうだよな。」

するとクスクス笑いだすクリーム色の男がいた。

「お前結構面白いじゃん。名前は?」

「加藤巧だ。てか名前を聞くんなら最初自分の名前からだろうよ。」

「おれ?俺は出水公平。」

「……てかムカつかないのかよ。結構嫌味たっぷりで言ったつもりなんだけど。」

「あっ。やっぱわざといったのか?」

「当たり前だ。てか気づいていたのかよ。あんまり人を寄せ付けないために言ったんだけど。」

「ほら。そこうるさいぞ。」

「「あっ。すいません。」」

すると俺と出水は顔を見合わせる。なんとなくだが、こいつは面白そうな予感がする

そしてトリオン兵のコピーみたいな。物がでてくる

装甲は厚く、そして大きい

そして口の中にある円状の物が少し気になるな

それと隙間

体の研ぎ合わせたような隙間があるのでそこが弱点だろうか

「それじゃあ試しにやって見たい人はいるか?」

嵐山さんの発言にさすがに臆しているのか俺以外に手をあげる人はいなかった

「おっ。加藤君やってくれるのか?」

「は?お前やるの?」

「やるぞ。だいたいの弱点らしきものは想像つくし。すいません。武器はスコーピオンをお願いします。」

ぼっちで鍛えた観察眼は多分間違えていることはないだろう

「へぇ〜自信あるのか?」

「装甲が厚いと言いながらも全体が硬いわけじゃないしな。まぁトリガーは普通の数倍の力は出せるんだろ?加速で勢いつければ一撃で倒せるだろ。嵐山さん30秒だけ待ってもらっていいですか?」

「30秒?別にいいが。」

それじゃあ。

そして目を閉じ余地を確認する。そして行動パターンを確認し未来を見る

正隊員の物をみるとすると思った以上にスコーピオンは切れることが

「よし行くか。」

「これがトリガーなんだけど、使い方は分かるか?」

「大丈夫です。見ましたから。」

俺は受け取り

「トリガーオン。」

と一声で全身が白い隊服に包まれる

俺は一回跳ねると身体能力はかなりアップしていると思われる

「……へぇ。なるほどなぁ。」

隊長3m以上ある巨体を切り捨てるのは確かに生身では無理だろうけど。

「それじゃあ準備はいいか。」

「大丈夫です。」

「それじゃあ訓練スタートだ。」

と言われた瞬間に瞬時に加速し俺は未来予知で見た動きに合わせ大型ネイバーの懐にはいるとスコーピオンをレイピア状にして口の中の円の下部分にあるとされる節目に突き刺す

一番早く威力が高いのは切るよりも刺すことだ、力が一点に集まりさらに加速したぶんだけ威力が出せるしな

一番スピードが早く一点集中の攻撃に力が集まる。勢いもつけていただけあって装甲部を貫通するほどの威力があり手応えを感じると俺ネイバーの甲殻を隙間に沿うように力任せにネイバーの甲殻がち中の円を半壊させると模擬戦の大型ネイバーは機能を止めた

「訓練終了記録0.6秒。」

「「「なっ!!!」」」

「……ふぅ。上手くいった。」

対人戦や実際のトレーニングではまず使えないけど動きの鈍く、これくらいのものならば貫通できるだろうな。

するとざわめき始める訓練室に対して

「ちょ、お前マジかよ。」

出水が驚いたような顔をしているが

「いや、これ対人戦じゃ全く使えないし、ネイバーだからできる策だからな。てかスコーピオン使いやすいな。これだったら両手持ちでもスポーツチャンバラの時と同じくらいか。」

「スポーツチャンバラってなんだ?」

「小学生の時にやっていたんだけどエアー式の剣とアクリルのフェイスガードでやるスポーツのチャンバラだよ。あんまりメジャーじゃなかったけど、それでも剣道みたいに決まったところではなく相手にどこに当てても勝ちだからハマってな。」

「へぇ〜そんのあるのか。」

面白そうにしている。

まぁ予知を使って無双していたんだけどな。

そして次々と訓練室に入っていくが基本的に4分から5分の時間がかかっている

武道や剣術は腰を使う技が多いのでそれができなければ多分なん分経っても上手くはいかないだろう。

てかアタッカー希望多いな。今の所アタッカーは天羽って奴が48秒で俺以外のアタッカー希望の中ではトップ。

というよりそんなに難しいか?人を切れとかだったら少しは戸惑うけど機械だぞ。

そして出水は唯一のシューターで、そしてアステロイドで30秒。

観察して真ん中の口を弱点を集中狙いした形だった

そしてその後訓練の全てで予知を利用した俺は有利に進み全種目トップの成績で午前の部を終えたのだった。

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