もし主人公が普通だったら。 作:駄目ですよ氷川さん無駄に力入れちゃ
あしからず。
あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!『俺は説明会を聞いていたらいつの間にか寝ていた。』
何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった・・・
昼食後の授業だとか教授の話とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
・・・まあその後の所長のビンタにはかなわないけどね。
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「災難でしたね、先輩。所長のビンタで覚醒いたしましか?先輩はファーストミッションから外されたので、今から先輩の部屋に案内しますね。」
最悪のスタートだな・・・ここのトップに目を付けられるなんて。美少女のビンタはどこかの業界ではご褒美らしいが生憎俺はそんな趣味をもっていない。
「さて、ここが先輩のお部屋になっています。次のミッションまでお時間もありますしゆっくりしてください。」
本当に個室があるんだ。待遇良すぎないか?・・・ところでマシュどうするんだ?
「私ですか?私はAチームですのでこの後のミッションに出なければいけません。」
そうか、それは悪いことをしたな。ここまでありがとう、ミッション頑張って。
「こちらこそありがとうございます。それでは失礼しますね。」
そういってマシュは行ってしまった。さて、フォウさんとやら一緒に入りますか。扉を開けるとそこにはなかなか広いワンルームでデスクには一人の男がいた。・・・ちょっと待て。
「どうもこんにちはーーーって、えええええ?誰だ君は?」
それはこちらのセリフだ!誰だこの人は?
「ここは僕のサボり部屋だぞ!せっかくの空き部屋になんの用事だ!?」
なるほど、この人は俺の部屋をサボりに使っていたのか。・・・こんな人が国連の職員なのか?
「ええと、君の部屋?あ・・・君が最後の候補者か。せっかくのサボり部屋が・・・。まあそれは置いといて。初めまして、僕の名前はロマニ・アーキマン。医療班のトップでDr.ロマンと呼ばれているよ。よろしく。」
はじめまして、ドクター。俺の名前は藤丸立花といいます。
「うん。これからよろしく。」
そういって握手する。うん、サボりのことは水に流そう。
「そういや君はなんでここに?今は説明会だった気がしたと思ったんだけど。」
・・・痛いとこを突かれたな。誤魔化す必要もないし説明しよう。
「ああ、君は初心者で僕と同じく所長にかみなりをくらったんだね。僕も待機中なんだ。そろそろレイシフトなんだけど正直やることがなくってね。ここで待ってたんだ。」
その割には充実している気が・・・ケーキとか食ってたし。
「そそそそそれは内緒にしといてくれないかな!?これ以上は流石に所長がきれそうだ!」
まあいいですよ、ケーキご馳走してもらえたので、俺も同犯です。
「よかったあ!内緒にしてくれて!ところで君は初心者らしいが流石に魔術の基礎ぐらいは知っているよね?ただの一般人を連れてくるはずがないし・・・もしかして時計塔の新入学生かな?」
はい???なにを言ってるんだこの人は?魔術なんてそんなオカルトじみたものを信じているのか・・・ファ◯ガとかマダ◯テとか?
「・・・その反応は知らないってことだよね、急に僕のこと冷めた目で見てきたし。本当に知らないのかい!?これってまずくないか!?魔術は秘匿するものだし・・・んんんんいやもうしょうがないか。」
・・・この反応、本当に魔術なんて存在するのか。でも目で見なきゃ信じないけどね、UFOだろうがきのこ星人でも。
「いいかい魔術ってのはね。魔力を使って神秘を人的に起こすことを言うんだ。それには魔術回路が必要で一般人でもまれに多い人はいるんだけど本当は何代も何百年も洗練されてかなくてはいけない。だから魔術を使える人は少ないしまず見ることはない。」
ふむふむ、さっぱりわからん。けどそんなすごいものなら世界征服とか簡単にできそうだな。こうばーっと火を出したり。不思議な力でどーんってしたり。
「それがそう上手くはいかないんだ。結局のところ魔術には限界がある。魔力を使って火を起こすのとライターを使って火を起こすのは本質的には変わらないだろ?それに魔術は『根源』というものに至る術に過ぎない。だから他の人に知られてしまうと神秘が薄れてしまうから秘匿されているんだ。」
ふーん、そんなものか。やっぱりそう上手くはいかないのか。残念。
「でも候補生に選ばれたぐらいだから魔術回路はあるってことだろ?専門家ではないけど知識なら教えることができる。せっかくだから暇つぶしにどうだい?」
それはいいアイデアだ。どうせ呼ばれることも無いだろうし魔術を学んでマシュを驚かせてあげよう。
こうして俺はドクターから魔術の知識を学んだ。今から起きることも知らずに・・・
多分魔術の説明大丈夫な気が・・・もし間違っていたらコメントお願いします。