ダ・カーポ~繰り返される桜物語   作:みっくん

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最近、スランプもどきに陥ってたので更新できませんでした

それでは第8話どうぞ!


第八話「正義の魔法使い」

 

音姫さんの魔法の練習に付き合い始めてから数日経ったある日

 

「ねえ、兄さん。この時代の私ってお役目を継がなきゃいけないんだよね」

 

「……らしいな。」

 

父さんとの約束があるので、詳しく話す事が出来ない

 

「お役目いや、正義の魔法使いになったほうがいいのかな」

 

“正義の魔法使い”

 

それは姫乃が実家でお役目の事を呼び始めたもの

 

昔から日本を封じ込めた鬼の力で守ってきた、これが由来の名前だろう

 

「俺は……正直なところ良く分からない。でも、姫乃は大事な妹だ。家族として、ちゃんと最後まで付き合うさ」

 

姫乃は俺にとって大切な幼馴染。今いるこの時代では兄妹だが、元の時代と対した変わった関係ではない

 

「っと、そろそろ音姫さんの練習に付き合わなきゃ」

 

「もうそんな時間ですか」

 

外を見ると、日が高めの位置に昇っている

 

今日は休みなので、こうして姫乃とくつろぎながら話をする事が出来た

 

「じゃあ、俺行って来るわ。何か用があったらシェルで連絡してくれ」

 

俺はシェルをポケットに入れると、音姫さんが練習しているであろう競技場へと向かった

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「すいません。遅くなりました」

 

「ううん、大丈夫だよ。元々頼んだのは私だし」

 

約束の時間に少し遅れてしまった俺は、着くと謝罪をしたがやんわりと受け流されてしまった

 

「では、遅れてしまいましたけど練習やりますか」

 

俺は音姫さんの魔法を見て、アドバイスを加えていく

 

数日間見てきたが、音姫さんの魔法使いとしての素質はとても高く魔力の練り方や扱いがとてもうまい

 

「ねぇ、清隆君」

 

「はい?どうかしましたか?」

 

「清隆君って、一つ下だけど魔法使いとして凄いよね。カテゴリー?だっけ本当に1?」

 

ぐっ……

 

遂に聞かれたくなかった事を聞かれてしまった

 

「え、えっと1ですよ?」

 

「本当に?」

 

「本当ですって」

 

内心冷や汗を掻きながらも言う俺

 

「え~、教えてくれないのかぁ。ま、しょうがないか」

 

ふぅ、何とかこの場は凌げたようだ

 

「でも、魔法って便利だよね。弟君も手から和菓子を出すって魔法、お祖父ちゃんから教わってるし」

 

「義之が?」

 

「うん。小さい頃にね」

 

「へぇ」

 

和菓子を出す魔法を考える人が俺以外に居たとは

 

今度義之にでも聞いてみるか

 

「あ、小さい頃と言えば……正義の魔法使いって単語、弟君まだ覚えてるかな」

 

「え?」

 

「どうかしたの?」

 

「今、正義の魔法使いって……」

 

「うん、言ったよ。お母さんから受け継いだの。魔法を監視して必要とすれば干渉する。だから、此処に来たのはある意味良かったかも」

 

「良かった?」

 

「だって、魔法の事を学べるんだよ?未来ではなさそうな事だもん」

 

「確かに、そうですね」

 

しかし、音姫さんが正義の魔法使い……か

 

姫乃の考えている正義の魔法使いと関係があるのかな?

 

そうすると、葛城家の将来って……

 

いや、考えるのはもう止めよう

 

未来を知ったとしても、それは一つのパラレルワールドだ

 

俺の知ってる未来と繋がってるとは限らない

 

「音姫さんの過去を少し聞いたので、葛城清隆としての過去を少し」

 

「清隆君の?」

 

「はい。俺は実は年齢が分からないんですよ。この世界の年齢は実際には何歳か上なんです」

 

「年上?なんで?」

 

「俺は昔、初音島に住んでいてそこで、生活していたのですが、自分で制御できなかった魔法の力で身体の成長を止めてたんです。だから、実際には年上ってことです」

 

「へぇ……」

 

「ま、今は話せるのはこれぐらいですかね」

 

「……うん。じゃあ、練習再開しようか」

 

俺達は再び練習をする事にした

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

夜、自室で勉強していると部屋をノックする音が聞こえた

 

コンコン

 

「はい?」

 

「清隆、遊びに来たわ」

 

「立夏さんですか、どうぞ」

 

ドアの鍵を外して中へ招き入れる

 

「遊びに来たって?」

 

「ちょっと、調べ物で煮詰まっちゃって」

 

立夏さんが現在している調べ物は未来から過去へのタイムジャンプについてらしい

 

俺達がこの世界へ来てしまった原因を探っている……らしい

 

「最近、音姫の練習を見てあげてるって?どう?」

 

「正直、彼女の魔法のセンスに驚きました。カテゴリー1にいる器じゃないですよ」

 

「へぇ、清隆がそこまで褒めるとは、相当凄いって事ね」

 

「話は変わりますが、立夏さんの調べているタイムジャンプでしたっけ?そちらの方はどうですか?」

 

「正直、進展は0ね。過去に事例が無さ過ぎるわ」

 

「そうですか……まぁ、時間はありますし」

 

「そういえば、さくらは何処に?」

 

「さくらさんなら、自室でこの時間なら寝てる気が」

 

時計に目をやると子供は寝ている時間だ

 

「じゃあ、さくらの件は明日ね。私はもう少し調べてから寝るわ、おやすみ清隆」

 

「はい、おやすみなさい立夏さん」

 

立夏さんは手を振って部屋を出て行った

 

さて、もう少し勉強頑張りますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




すいません

テスト自体は先週に終えていたのですが、中身のほうがまったく思い浮かばなくて遅くなってしまいました

誤字・脱字等ありましたらご連絡ください

感想・要望待ってます

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