俺が勉強ができるように部屋の荷物を動かしたりしてると、耕助と四季がやってきた
「早めに勉強したくて、来ちゃったぜ」
「普段からそう思っていただけると嬉しいんですがね」
相変わらず四季さんは耕助に対しては毒舌だ
「ちょっと、待ってくれよな。今、部屋を片付けてるから」
「マジか、じゃあ俺も手伝うよ」
耕助と共に一番動かすのが大変なベッドを動かすことにした
「よいしょっと」「よっこらせっと」
変な掛け声で一緒に持ち上げると持ち上がったので、部屋の隅のほうへと移動をさせておく
「これで、準備はバッチリだ。あとは、皆を待つだけだな」
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皆が部屋に集まったようなので、教科ごとに勉強をする為幾つかのグループを作った
「じゃあ、皆でこの問題を解いて後で一斉に答え合わせをしよう」
「「「はーい」」」
数学の問題を姫乃、ななかと義之と最初に勉強することにした
「……ここどう解けばいいんだ?」
義之は疑問を口にしながら問題を解いている
「あー、そこはこうやると簡単に解けますよ」
姫乃が横から簡単な公式を教えてあげてる
俺は横目にそれを確認しながら、自分の問題を解いていく
…………よしっ、これで解き終わった
「ねぇ、清隆君。ここはどうすればいいの?」
ななかが自分のノートを持ってきながら解けない問題を質問してくる
「あー、ここか。ここはこの公式を使って、ここをAと置き換えると解けるぞ」
「ほんと!ありがとう」
解き方を教えるとさっそく試し見るななか
「よし、俺は終わったぞ」
義之は姫乃のヒントを元に解き終ったらしい
「私も解けましたよ」「私も終わったー」
姫乃とななかも解き終ったらしい
「じゃあ、答え合わせを始めるか」
答えを開きながら皆で答え合わせをしていく
勿論、この時は自分の書いたノートではなく別の人のノートを採点することにしてるので正しい答えを書いていく
「ふぅ、義之。これといったミスはないが、途中式は分かりやすく書いとけよな」
「あー、すまん。どうも、癖みたいで省略しちまうんだ」
「やれやれ」
「姫乃ちゃんはここが、ちょっとミスかな?」
「え、本当ですか」
姫乃とななかもどうやらお互いのミスを指摘しあって、勉強できているらしい
1時間ぐらいたったので、またメンバーと教科を変えることにした
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次に俺が選んだ教科は英語だった
「じゃあ、英語の勉強の仕方はどうします?」
「みんなで最初は一文一文訳していけばいいんじゃないかな?私は初音島にいた時はそうやって勉強してたし」
音姫さんの意見に皆で頷く
こうやって皆で勉強をしていると時間は凄い速さで過ぎていく
俺はそれを改めて実感した
俺が時計を見た時には夜中の12時を指していた
「そろそろ小腹がすいてこないか?」
「あー、確かに言われてみるとそんな気もする」
「私も」「確かに」
皆が次々に頷いていく
「そんな時の為に、フラワーズで事前に軽食を買っておいたんだよ。立夏さん、そこの冷蔵庫からサンドイッチを取り出してくれませんか?」
「ええ、わかったわ」
立夏さんが冷蔵庫から少し多めのサンドイッチを取り出すと、皆の前に置く
「おいしそうだな」
「匂いを嗅いだら余計にお腹が減ってきた」
「じゃあ、皆で食べるとしますか」
俺たちはいただきますと口を揃えて言うと、手にしたサンドイッチを口にした
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時刻は既に3時を回っていた
女子のグループは寝てしまったらしく、部屋のあちこちで横になっている
一応、男子の部屋なんだがな……まぁ、義之は大丈夫だと分かっているが不安な耕助には四季さんという強い味方がいるし大丈夫だろう
俺は一度外の新鮮な空気を吸いたくなったので、外に出ることにした
「はぁ、この時間はやっぱり寒いな」
上着を着てきたので幾らかは大丈夫だが、長居するのはよくなさそうだ
「はぁ」
再び息を吐くと白い息となって口から出てきた
「やっぱり違和感があるんだよなぁ」
俺がその言葉を口にしてしまうのも無理はないだろうと自分の中で納得する
俺たちが1カ月ほど前にいた世界では秋になったばかりだったのだ
おかげで、余計に寒く感じてしまう
「あっ、清隆君」
ななかは寝起きらしく、目を眠たそうに擦りながらやってきた
「悪い、起こしてしまったか?」
「ううん。起こしたっていうならば、江戸川君の必死に勉強してた音かな?」
「そっか。しかし寒いよな」
「だね」
俺たちは暫くの間、外で喋りこんだ
「そろそろ風邪ひいちゃうから部屋に戻るか」
「うん、そうだね。せっかく目が覚めたんだし、私ももう少し勉強しようかな」
「おっ、じゃあ俺も一緒に勉強させてもらおうかな」
「いいね。、一緒にがんばろ?」
「ああ」
俺たちは部屋に戻ると最後の追い込みを始めることにした
今回のテスト回はこれと前回、そして次回の3つになっております
読者の皆さんからすれば、退屈なことかもしれませんがいろいろと考えて書いておりますのでご了承ください
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