ダ・カーポ~繰り返される桜物語   作:みっくん

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多分、今年最後の投稿となります

それでは、第2話どうぞ!


第二話「今後の生活」

コンコン

 

学園長室の扉にノックをし、自分の名前を言って入る

 

「葛城清隆です。皆を連れてきました」

 

俺が中に入るとさくらさんを連れてきた立夏さん、音姫さんを案内した姫乃が既に居た

 

「えっと、立夏さん。学園長に内容話しました?」

 

「ええ。一応私たちの事と、さくらさんの事を簡単に伝えておいたわ」

 

じゃあ、今後の事を話し合うだけだな

 

「えっと、清隆君?そちらの方々は?」

 

エリザベス学園長が義之とななかの事を聞いてきた

 

「立夏さんから聞いているみたいですが、彼らも違う時代から来た者たちです。それで、今は居場所も無いので風見鶏で面倒を見るって言うのは出来ないでしょうか」

 

俺は思っていた事を聞いてみた

 

「勿論よ。リッカさんからも彼らを風見鶏で面倒を見てほしいとお願いされてたし、学園に生徒が増えるのは私も嬉しいわ」

 

学園長は即決で義之らの入学を認めてくれた

 

「それと、もう一つお願いがあるのですが……」

 

「私に出来る事なら良いですよ?」

 

「音姫さんは本来、俺達よりも年上なのですが、魔法については素人なので、予科の1年A組で彼らと共に預からせてもらえないでしょうか」

 

「……そうね、分かったわ。じゃあ、音姫さんもリッカさんのクラスで預かってもらう事にするわ」

 

学園長は俺の二つ目の要望も承諾してくれた

 

承諾をすると簡単な入学の手続きと寮の空き部屋を探し始めてくれた

 

「立夏さん。これでこの問題は解決されましたが、俺たちはどうすれば……」

 

「今は分からない事だらけよ。だから、暫くは学園生活を楽しむしかなさそうね」

 

立夏さんは少し、考え事をしながら言う

 

しかし、学園を楽しむかぁ

 

まぁ、悪くは無いな

 

「ねぇねぇ、清隆君」

 

「ん?どうしたななか?」

 

「魔法ってどういうものなの?」

 

「簡単に言えば、さくらさんも前に言っていた通り、人の思いの力かな」

 

思いの力の方向性を間違えると事件を起こしてしまうし

 

「へぇ……思いの力かぁ」

 

ななかはそう呟くと考え事を始めた

 

「これで、入学の手続きと寮への許可が出来たわ」

 

学園長は俺に書類を手渡してきた

 

一度、目を通してみる

 

うん。間違いは無さそうだな

 

俺は書類を再び学園長に返した

 

「じゃあ、今から寮へと向かうか」

 

俺は義之達を連れて寮まで歩く事にした

 

 

 

 

 

 

暫く、話しながら歩いていたら寮が見えてきた

 

「見えるか?あれが、風見鶏学園の寮だ」

 

俺は寮を指差しながら説明をする

 

寮の前まで行くと、俺の知り合いいや、友人がいた

 

「よっ、清隆。って、お前の後ろにいる人達だれ!?」

 

このオーバーリアクションを取るのは俺の友人

 

『江戸川耕助』だ

 

彼とは未来での風見学園での友人でもあるが、この時代でも友人であった

 

彼の家の江戸川家は表では探偵を営んでいるが、裏では人形遣いとして知られている

 

その証拠に彼の後ろに彼の操り人形である『江戸川四季』さんが居た

 

四季さんは耕助の操り人形であるが、マスターである耕助に対して、毎日毒を吐いている

 

最初こそは、凄い関係だなと思っていたが彼らと長く居ると、これが彼らのあるべき姿だと思えるようになった

 

因みに、四季さんは未来では耕介のお姉さんだ

 

何故、この時代では操り人形なのだろうか

 

「こいつら?俺の日本に居た頃の友人達でさ、魔法が使えるらしいから此処に学びに来たそうだ」

 

俺は適当に義之達が来た理由を付けた

 

「あぁ、成る程。ってか美人さん多いな!?」

 

「紹介は今度するから、今は寮に入らせてくれ。これから、まだ案内する事があるんだ」

 

「絶対だからな」

 

耕助に手を振ると寮の扉に手を付けた

 

 

寮に入ると女子と男子で部屋が違うので、義之を案内する事になった

 

女子のほうは立夏さんと姫乃に任せた

 

「え~っと。義之の部屋は……っとあったあった」

 

俺は通り過ぎそうになったところを踏ん張って停止した

 

「ほら、此処が義之の部屋だ。自分で開けてみな」

 

鍵を義之に手渡す

 

義之が鍵を鍵穴にさしてドアを捻ると中の様子が見えた

 

「おぉ。中々、いい部屋じゃん」

 

どうやら、お気に召したようだ

 

「じゃあ、簡単に荷物を纏めるかって思ったが、考えてみれば何も無いのか……」

 

今はまだリゾート島の店がやっている時間だな

 

「じゃあ、日常用品を買いに行きたいから、またロビーに皆で集まるか」

 

俺はポケットから貝殻型の『シェル』と呼ばれる物を取り出した

 

これは、ロンドンの地下都市である風見鶏学園やリゾート島などの範囲で使えるもので、範囲内に居る人間と簡単な文通や、お喋りをする事が出来るものだ

 

未来風に言うなれば、携帯電話だ

 

俺は立夏さんと姫乃に簡単なメッセージを送る

 

『from立夏さんと姫乃

 

この時間ならリゾート島のお店がまだ開いていると思うので、ロビーに集まって買い出しに行きませんか?』

 

よし、これを送れば完了だ

 

二人に送ってから数分後、二人とも二つ返事で答えてくれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 




前書きで今年最後とか言いましたが、案外もう一話ぐらい投稿しそうな気がしている作者です

今回は前回からの続きで、学園長室を訪れる所から書き始めました

あと1週間で今年が終わってしまいます

なので、心残りが無いように生活していきたいなぁって考えております(笑)

誤字・脱字等ありましたらご連絡ください

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