それでは第7話どうぞ!
俺はお父さんの言いつけで、葛城家に掛かっている呪いの力を調べる為に図書館島へと向かっていた
図書館島へと付くと俺が先程まで乗っていた小舟がブローチとなって俺の首に掛かっていた
さて、調べ物をするのはいいが場所が分からないので受付の人にでも聞いてみるか
「すいません、呪いとかに関する本は何処に置いてるんでしょうか」
「えーっと、君は確か今年入ったばかりの新入生だよね?なら、閲覧レベルが1だから見る事はできないよ。最低でも4以上じゃないと……」
「4以上ですか……」
流石に最初の1年で調べる事が出来るとは思ってなかったが、気長に待って本科2年生になってから調べるのは嫌だな……
俺はお礼を告げると図書館から出る
「あれ?清隆君?」
図書館を出たところで音姫さんと出会った
「音姫さん……」
「図書館に何か用事でもあったの?」
「ええ、一応って言っても目的の本が見つからなかったんですよ」
「へぇ、それじゃあ清隆君はどうするの?」
どうする……
調べ物が出来ない以上此処に居る理由も無いし、だからと言ってする事も無いし
「もし良ければ、私に魔法の使い方を教えてくれない?授業で聞いていてもやってみないとわからないし」
実に音姫さんらしい。此処に着てまでも勉強の事は欠かさない
「することも無いんで、大丈夫ですよ」
俺は魔法を使っても迷惑でないだろう競技場に行こうと誘い二人で学園島へ戻る
「じゃあ、初歩的なところから」
俺は魔法の基礎から教えていく
授業で聞いているとはいえ、いきなり大魔法を教えても扱いきれないだろう
それに何事も基礎が大事だからな
音姫さんの魔法を見ていて少し違和感を抱き始めた
この魔力の流れの感じ……何処かで感じたような……
二人で魔法の修行を始めてから数時間が経った
「ふぅ、時間もいい頃だしお昼食べに行きませんか」
「うん。お腹がペコペコだよ」
競技場から近い位置にあるフラワーズでサンドイッチ等を買って、競技場で二人で食べる
「外国のご飯って、あまり美味しくないって聞いてたけど風見鶏のご飯は美味しいよね」
「俺たちみたいな日本からの留学生が来るから日本人向けのメニューがあるのも嬉しいですよね」
サンドイッチを食べ終えて、食後に日本茶を飲む
この日本茶はフラワーズで働いている葵ちゃんのくれた物だ
「ふぅ、お腹も膨れた」
「うん。この後はどうする?」
「俺はちょっと気になった事があるので、姫乃の処へ行ってきます」
「じゃあ、此処でお別れかな?私は図書館に元々用事があったし」
「では、ここらで」
俺の間違いで無ければあの違和感、実家に居た時によく感じていたものだ
俺は姫乃にシェルで連絡をしてみる
「もしもし?兄さん?」
「姫乃は今何処に居る?」
「何処って、自分の部屋ですけど……」
「今そっちに向かってるから、着いたらドアを開けてくれ」
俺はそう言うとシェルでの連絡を止める
コンコン
部屋の前に着いたのでノックをする
「開いてますのでどうぞ」
「おじゃまします」
俺は一言告げて部屋に入る
「何か用ですか?」
「ああ。音姫さんに魔法の使い方を教えていたら気になる事があってさ」
「気になる事ですか?」
俺は実家に居た時に感じていた感覚を音姫さんの魔力から感じた事を伝えた
「葛城の家で感じた魔力ですか……」
「多分、そうだと思うんだが……」
「一度、お父さんに連絡してみますね」
姫乃はそう言うと机の引き出しから手紙を取り出した
「なんか違和感だよな。元の時代では携帯で簡単に連絡を取れたのに、この時代だと遠い地に居ると手紙で送らなきゃいけないんだもんな」
「ですね。元の時代から約100年も前ですから」
この時代に来てから真っ先に調べたものの一つだ
俺の部屋のカレンダーを見ると1950年と記載されていた
「じゃあ、何か分かったら教えてくれ」
「分かりました」
俺は姫乃の部屋から出る
……さて、すること無くなったな
俺は自室に戻り勉強をすることにした
更新が遅くなって申し訳ありません
最近、違う小説のネタが頭の中を占めていて更新できませんでした
メモ帳にも続きを書けていないのですが、次回はなるべく早く更新する予定です
因みに、清隆が感じた違和感は葛城家にある。Ⅲプレイ経験者は何なのか分かるでしょう
音姫がその力を持っているのは私の独自解釈です
誤字・脱字等ありましたらご連絡ください
感想・要望楽しみに待っています