「よし、いっちょもんでやるか。」
「それはこっちのセリフだコラ!!」
B級隊員の空閑遊真と同じくB級隊員の影浦雅人はまた模擬戦をやろうとブースに来ていた。
しかし、そこで2人はひとつの試合に目がいった。
そこではあの三バカの1人、甲田が半球体の何かをひたすら撃ち続けていた。
よく見るとその半球体はの中には人がいた。おそらくレイガストのシールドモードで作った物だろう。
「あいつ何やってるんだ?」
「さあな。って言うかこの騒ぎのせいで全然試合出来ねぇじゃねえかよ!!」
そう、この珍しい戦いを観ようと大勢のギャラリーがいたためブース内は人でごった返していたのだ。
「あ、生駒さんだ。」
空閑は人混みの後ろでキョロキョロしている1人の男に声をかけた。
「お、白チビやないか。」
「ユーマだよ、クガ・ユーマ。生駒さんは何してるの?」
「いやな、なんかそこら辺通ったらブース内がえらい騒ぎになって気になって来てみたらな、ずっとあの状態なんや。」
「ずっと?」
「せや、多分もう20分は経ってるで。」
「そんなに・・・」
2人がそんな話をしている時、試合に変化があった。甲田のトリオンが切れかけていたのだ。しかし相手が中々動かない為全然決着が着かないのだ。
結局試合は甲田のトリオン切れで相手の勝ちだった。
個室から出ると皆一目見ようと集まって行ったが、そいつがすぐに個室に戻った為皆冷めてどんどんと去っていった。
「なんやあいつ、面白いな。珍しい勝ち方や。」
「ふん、ただ弱っちいだけじゃねえか。それより空閑!!早くやるぞ!!」
「分かった、今度こそ勝ち越してやるからな。」
その後その子は個室から出たのだが、そこで3人のC級隊員が待ち伏せていた。
「なあお前、何でレイガストなんてクソ武器使ってるんだ?」
「もしかして人と戦うのが怖いのかなぁ?」
「じゃあ俺達が戦いに慣れさせてあげるw」
3人に言われるがままその子はもう一度個室に入り、対戦をした。今度はギャラリーが少ない為、その子はとてもやりやすく感じた。
まず1戦目は最初に声をかけてきた男だった。武器は弧月だった。そいつは剣を鞘から抜き、縦に構えた。
またその子はレイガストを今度はブレードモードで構えた。
男は驚きつつも試合を開始した。
しかし決着はすぐだった。その子が投げたレイガストが男の喉元に刺さり、伝達系切断のアナウンスの後ベイルアウトした。
それから5回戦ほど行ったが全戦全勝。相手側のポイントが高かった事もあり、終わったあとにはポイントが3500になっていた。
個室から出てソファに腰を掛けると、丁度試合を終わらせた影浦と空閑が出てきた。
「取り敢えず3対2か。やっぱこの壁は越えられないな。」
「ふん、今回も俺の勝ちだ!!な訳でなんか奢れ!!って、あいつ確か目立ってた奴だよな。おいお前!!」
影浦はそう言ってその子の前に立って睨んだ。そしてその子は影浦を見るなり睨み返した。
「あの、何ですか?」
「何でもない。」
するとすぐに踵を返し、影浦はその場を去った。
「珍しいじゃん影浦先輩が突っかからないで帰るの。」
「うるせぇチビ。あいつが俺に対して一切の感情も向けなかったから萎えただけだ。」
「へぇ。」
一方その子はまた別の奴に突っかかられていた。
「君の噂はもう広まってるよ。なんかずっと動かなかったんだってね。ちょいと俺と勝負してよ。」
「・・・もう疲れたからやだ。」
「まあまあ、そんな事言わずにさ。」
そして数分後、声を掛けてきた男が青ざめた顔で帰ってきた。
「君強いね。名前は?」
「・・・藤田元」
PROFILE
名前︰藤田元
ポジション︰アタッカー
年齢︰16歳
誕生日︰7月7日
身長︰172cm
血液型︰O型
星座︰つるぎ座
職業︰高校生
好きな物︰料理、コーヒーゼリー
FAMILY
父、母、弟、妹
TRIGGER SET
レイガスト
PARAMETER
トリオン︰10
攻撃︰3
防御・援護︰13
機動:5
技術︰6
射程:3
指揮︰4
特殊技術︰6
トータル:50