SAO (シールドアート・オンライン)   作:ニモ船長

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※所謂自己満足コーナーです。不快に思われた方はブラウザバックを推奨させて頂きます。

「」……ナレーター

『』……ニモ船長

 


しーるどあーと・オンRADIO!(設定置き場)

 

 

 

 「ソードアートオンライン二次創作、SAO(シールドアート・オンライン)ナレーション担当の、ナレーターである。」

 

 

 『お初にお目にかかります。SAO(シールドアート・オンライン)作者、ニモ船長にございます』

 

 

 

 

 

 「ちょっと待て。おかしくね?」

 

 

 『何か不都合がございましたか?』

 

 

 「いや、不都合どころじゃないだろ。何この誰得組み合わせ。

 如何にもしーるどあーと・おふらいんでもやりそうな勢いだってのにそれですらなく、更にはキャラクターすら差し置いて何でナレーターと作者が出てくるんだよ。

 っていうかナレーターと作者って別なのかよ。」

 

 

 『別でございます。語り口調も違いますので』

 

 

 「なんだぁ? てめぇ……。

 そもそも題名をそこまで被せるんなら、普通にしーるどあーと・おふらいんやれば良かったんじゃねーのか。」

 

 

 『ご尤もな指摘にございます。

 ですが、あのゆるふわデフォルメキャラから放たれるカオティックな雰囲気を再現するには、現時点の私の力量ではまだ困難であると判断いたしまして、、、』

 

 

 「あー、まあ分からなくはない。台本形式にしたらそれはそれで寒そうだしなぁ。

 だからってこれはないと思うけどな。充分寒いぞ、極寒だぞ。」

 

 

 『フヒッ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……とまあ、仕方がないので進めていくラジオ番組仕立てのこのコンテンツである。

 とは言え話す内容は今までの自己満足コーナーと変わらず、今回のGGO編の補足や無駄話をする感じなのだが。

 

 まず聞きたい。なんでこうなった。

 

 

 『申し訳ありません、どうしてこうなったというふうに聞き取ったのですけれども、聞き取れませんでしたので、もう一度、大きな声でゆっくりと最後までお願いできますでしょうか』

 

 

 「大体あってるわ、良く聞こえない号泣議員かお前は。

 っていうかそこじゃねぇ。あれだけシリアスは嫌って言ってたオメーが、どうしてこんなマジ話書いたのか説明しろ。」

 

 

 『こっちが聞きたい、、、という冗談は差し置きまして。

 順を追って説明いたします。元々このSAO(シールドアート・オンライン)は、処女作な事もあり、人気があまり出ない状況が続きましたらSAO編で完結にしようかと考えていた作品でございます。

 そしてその際には現在のSAO編に加えて、いわゆる「ラフコフ討伐戦」回が存在し、そこでグラントの「阿修羅」が露呈するという構想を練っておりました』

 

 

 「……なるほど? 今はグラント帝国のメンバーはラフコフ討伐戦は不参加、グラントのみPoHのハイドを看破していたという設定だけど、当時は全員参加の予定だったと。」

 

 

 『結局のところは実現しなかったので、全員参加させるか、グラントとハルキのみにするかは決めておりませんでしたが、、、大まかにはそういう事になります。

 しかし、読者の皆様からの暖かい御感想や応援を頂き、また私自身もALO編やGGO編の構想が薄っすらと出来てしまった事、そして何よりキャラに愛着が湧いてしまった事により、あさましくもSAO編以降も継続して連載する事を決め、ラフコフ討伐戦のプロットを全撤去したという次第にございます。

 そして、その分のシナリオを新たにリメイクして公開したのが、今回のGGO編という事になります』

 

 

 「つまり旧SAO本編筆頭の鬱イベントを、そのままGGO編に持ってきたからこうなったのか。

 そういう事なら、迷いの森~はじまりの街のPoH戦も当時は考えていなかったんだろうね。」

 

 

 『誠に恐縮ながら、その通りです。

 ですのでラスボスも茅場もどきではなくPoHであり、グラントのGM乗っ取り話も存在しておりませんでした。

 それを考慮すると現在の路線に変更した事によって、寧ろシナリオとしての完成度は高まったとも思いますので、結果としては正しい判断だったと自負しております。

 これも毎回読んで頂いております読者の皆様のおかげです。心から御礼申し上げます』

 

 

 「……なんかいい話に持ってってるけどモヤモヤするというか何と言うか。

 ねえ、分かってんの? この作品一応ギャグのタグ付いてんだよ? こんなクソ重い話ブッ込んでいいと思ってんの?」

 

 

 『ウワッハッハーーン!! ナレーター! あなたには分からんでしょうね!!

 ウワァ、私はァ、こんな露出控えめな処女作が、コーンナに応援して頂けるなんて、読者の皆様には、感謝の気持ちでいっぱェエッハアアアァアーー!!』

 

 

 「だから号泣会見ヤメロって色々アブネーから!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……それじゃ、早速話を進めるのだが。次の話はキャラごとの評価と言うか反省と言うか、そういうアレである。

 一人目はグラント。今回割とやらかした落武者くんである」

 

 

 『やらかしましたね自重しろ。

 どうでしょう、今回の活躍で、今までのハルキに出番を喰われる残念落武者男から、クソダサ主役というくらいには復活したのではないでしょうか』

 

 

 「出番が増えたのは確かだと思われる。どちらかと言えばハルキが補助に回ったからと言うのもあるが、それは彼女の回で話すとして。

 まずはキャラの強さから。今回のコイツは、今まで以上に攻撃的だった印象があるなぁ。主に例のアレのせいではあるけど。」

 

 

 『そうですね、例のアレのことはすぐ後に言及するとして、今回のグラントはかなり強めに設定しております。

 あまりオリ主を強くしたくない主義なのですが、GGO編がいわば全体としてガチ回である事に加えて、SAOに登場するVRMMOのなかでもGGOはトップクラスに登場人物が多い為、ある程度尖らせないと印象が薄くなると思っての処置でした。尖らせかたを明らかに間違えておりますが。

 その結果として、SAOからALO、GGOと次第に弱体化視されるキリトとは逆に、GGOグラントは歴代最強グラントと言って過言はないのではないでしょうか。攻撃手段のない今までとは違い、拳銃がある時点で自律的な攻撃が可能である為、強さランキングの土俵にも初めから入っております。本当に、本当に大変不本意ですが』

 

 

 「だからって銃をああいう風に扱わせるのどうなのよ。

 どっちかと言えばハルキの方がサイテーだけど。」

 

 

 『大変申し訳ございません、返す言葉もございません(完全敗北)。

 弁解の機会を頂けるならば、グラントは「盾」がモチーフのキャラでありますが、だからといってエムの使う楯を流用するというのも少々安直に感じまして。

 一時は後述する阿修羅グラントの事もあるので、()()()()()()()()()()()()()()()()()()事も考えたのですが、、、それでは通常グラントとの差別化が出来ないではないかと、悩んだ結果VP70を採用する事となりました。

 そして追加装備として光剣を採用しましたが、これに関しては完全に趣味でございまして、某星戦争映画のグランドマスターの様な立ち回りをして欲しかったからでございます。また「緑の光剣は使用率が少ない」という設定は、GGOが舞台のゲームことSAOFBにおいて、光剣が紫、青、赤、黄、白と色とりどりな刃をもつ中で緑のモデルはたった一種類しか存在しなかったことを元ネタとさせて頂きました(しかも特典武器としてのみで、通常プレイでは手に入りません)。

 一応名義としては剣盾グラントの扱いですが、ロールとしてはSAO編第十四話の二盾流が実現してしまっていたりします』

 

 

 「緑の光剣を逆手ってどっちかと言うと、某複製戦争のパダ一少女っぽい気もするけど。あ、そーか。

 そしてVP70ね。どっかのゾンビゲームの主人公が愛用するのでおなじみの拳銃だけど。

 ってことは、あのストックで防御するってのに少しでも現実味を持たせるために、こいつをちびアバターにしたのか。」

 

 

 『それもありますが、それより何より、落武者男のALOグラントのまま阿修羅にさせたら、絵面がマジで酷いことになりそうでしたので、少しでも見た目を可愛くしようかと。無駄でしたが

 

 

 「アッハイ」

 

 

 

 

 『それではいよいよ、この話題に入る事に致します。

 SAO編から噂されて、ALO編では片鱗を見せて、、、そして、GGO編で遂にベールが剥がれた、「阿修羅グラント」についてですが』

 

 

 「GGO編のキモであり、一瞬でギャグが消し飛んだ元凶でもある訳だが。

 取り敢えずこの場で、その『阿修羅グラント』とは一体何なのかを解説してもらおうじゃないか。」

 

 

 『了解いたしました。

 阿修羅に関する記述は、GGO編の各所に散りばめたつもりですが、それらを纏めて提示致しますと、つまり「阿修羅グラント」とは、どうしても誰かを殺めないと打開できない苦境に立たされたグラントが、殺人の覚悟を決めて本気になった姿です。ある意味では本家SAOのヒースクリフ戦で、彼を殺すことを決意したキリトと近い状態と考えて頂ければ幸いでございます。

 だからこそ、彼は決して激怒している訳ではありません。通常状態と同じ冷静な思考回路を持っていますし、ガチギレして台詞がカタカナになっちゃったりも致しません。

 それどころか、寧ろ阿修羅発動時の彼はほぼものを言わずに、寡黙になります。それは口を開く余裕がない程に、目の前の敵をどう殺すかに意識を傾けているからという事になります』

 

 

 「あれか、身勝手()極意的なアレか。」

 

 

 『ちょっと何言っているのか良く分かりません。

 そしてそんな阿修羅グラントですが、当の本人はこの状態の自分の事を強く忌避しております。

 よく読むと苦手だった筈のナイフの扱いとか別人のように手慣れていたりしまして、作者的にも格ゲーだったら別キャラ扱いしたいくらいに考えております』

 

 

 「何リートファイターの『リュー』と『殺意リュー』みたいなもんか。

 そりゃそうだ、水鉄砲でわーいわーいやってる子供たち相手に、消防車のホース持って来てぶっ放しているくらいには場違いというか、遊びでゲームやってる人を本気で殺しに行くってのはモラル的にも色々とアレだよね。

 実際第6、7話においてはエムとピトフーイを始めとしたGGOプレイヤー六人に対して、まさかの一人勝ちする始末であり、相棒であるハルキを相手にしても男女平等顔面エルボー&キックからの足を撃って行動不能にした挙句に、トドメとばかりにグレネードで爆散させようとする容赦のなさである。」

 

 

 『それには彼の戦い方も関連させているつもりでございます。

 そもそもその強さは、誰もが娯楽程度に考えていたVR戦闘やそれまでのゲーム経験をただ一人だけ本物の殺し合いとして積み上げて来た事によるものであり、それもあって作中でエムが言っていた通り、阿修羅グラントの基本戦法は敵の部位欠損或いは一撃必殺狙いと、かなり殺伐としたバトルスタイルとなっております。

 だからこそかなり残酷な戦い方を展開する事になりますし、場合によってはトラウマを植え付けられるプレイヤーも出てきてしまう事でしょう。自重しろ。

 ですので、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()に対してはまず負けることはないと思われます。その代わり、一度デスゲームという超常的な体験を味わっているSAO生還者に対しては、そこまで優位に立つ事が出来ないとも考えられる訳であります』

 

 

 「つまり、SAOで攻略組になって、常に死線を潜ってきたキリトやアスナ、あとはクラインとかエギル辺りなら対抗の余地はあるって事かな?」

 

 

 『対抗の余地どころか、本気キリトなら間違いなく阿修羅グラントを撃破できるでしょう。

 それともう一つ。所詮グラントはDEX型のトンデモビルドによるキャラクターですので、いわゆるAGI特化型のような素早いプレイヤーは天敵となります。ですので、GGO最速最強の闇風や、本気の軍人相手に遊び感覚で勝利してしまうレンちゃん(ワン・サマー・デイにて。ぶっちゃけキリトより強いのではと思います)のようなプレイヤーにも対処出来ないのではないでしょうか』

 

 

 「ふーん、てことは、エムとピトフーイは逆にSTR型だったから撃破されたって考えるのが妥当だろうか。

 アスナさんもAGI型だけど……アニメとかで動きを見る限り、フェンサーな事もあって意外と動きにアクロバティックさは無いからなぁ……微妙なところである。」

 

 

 『いくら強化形態とはいえ最強にしたくは無いですので、敢えて誰より強い等の明言は避けさせて頂きます。

 ただ、間違いなくサトライザーよりは弱い事、またピトフーイより強い印象を受けますが、このGGO編自体がまだSAOAGGOの始まっていない時期(つまり、まだ彼女が全盛期の「魔王」ではない時期)に起こった出来事である事は考慮して頂ければ幸いでございます』

 

 

 「随分評価を落とすじゃん。」

 

 

 『クソダサ落武者男は自重しろ』

 

 

 

 

 「……まあ、なるほど、了解した。それじゃ最後に、リアルの玄太郎について。

 コイツ受験大丈夫なんだろうな。茅場にあれだけ吹っ掛けといて、大学落ちたらマジで笑いもんだぞ。今度こそ信田家も玄太郎を見放すんじゃねーの?」

 

 

 『どうでしょう。ちなみに、次のキャリバー&マザーズロザリオ編はガッツリ玄太郎の受験期間と被っております。殺す気か。

 そして明言しておきたい事なのですが、信田家は決して家庭崩壊している訳でもありませんし、玄太郎と両親の間に決定的な亀裂が生じている訳でもございません』

 

 

 「むむ? そうなの? 玄太郎の話を聞く限りだと、最悪ネグレクトでも起きてそうな雰囲気だったけど……?」

 

 

 『いえ、基本的に彼等は良好な家族関係を築いているのです。

 確かに、玄太郎の問題に関しては未だにしこりが残っている状況であり、その息子がSAO事件に巻き込まれた事で彼の両親はかなり気を揉んだようですが、神代博士の説得や玄太郎本人の毎日の生活態度からも彼の成長を感じ取って、そっと見守ろうと決断できるくらいには懐の深い良い両親でございます』

 

 

 「そうなのか。何と言うか、良い事である。

 ただ、それでも玄太郎の両親は、彼の抱える問題に関してはもう、寄り添うつもりはないって事?」

 

 

 『というより、()()()()()()のでしょう。

 元々信田家は親戚の集まりに定期的に顔を出すくらいには慣例を重視する古風なお家柄ですので、ゲームなどという現代的な娯楽とは縁遠かったと考えられます。だからこそいつかは治るだろう、と楽観視してしまっているのかもしれませんね。

 そう言う点では案外、信田家と結城家は似通っており、玄太郎と明日奈は気が合うのかもしれません。グラントにとってアスナは未だに天敵ですが』

 

 

 

 

 「さてさて、それじゃ、めんどくせーグラントの話はこの辺で。

 次はハルキである。ぶっちゃけ今回の戦犯はコイツである。

 

 

 『否定しません。

 そもそもグラントがGGOに入らざるを得なくなった理由はコイツの独断行動のせいですので。結果としてグラントは阿修羅になってしまい、本作最大級のガチ鬱誰得展開がしばらく続くことになります』

 

 

 「自分で言うなよみっともない。

 でもそれとは対照的に、後半は上手く立ち回ってたじゃん。グラントの立ち直りに一番貢献して、最終決戦でもちゃんと最後まで食らいついて。」

 

 

 『そうですね、上手く挽回してくれたと思います。作者としても、今回は特例として異様にヒロイン度を上げる措置を取った次第でございます(今回は主人公:ヒロイン=4:6くらい)。

 ……ただ、銃器でぶっ叩いてた件はどう頑張っても擁護できかねますが

 

 

 「だから自分で言うなよみっともない。

 因みに、結局やっぱり彼女はヒロインじゃないの? あと銃でぶっ叩いてた件の言い訳をどうぞ。」

 

 

 『はい。グラントにとってのヒロインにはなるかも知れませんが、作品全体としてはまだ主人公ですね。残念。

 そしてバトルスタイルですが、、、これの理由はグラントとほぼ同じで、安直にフォトンソードを持たせたくなかったからでございます。

 原作の記述として、光剣は軽く、気軽にポーチやストレージに入れておく事ができる反面、キリトや死銃はその質感の無さを心許なく思うような描写が存在しました。

 つまりそれは、リアルで木刀や薙刀を振っているハルキにも言えるわけでございます。きっと彼女なら「やだよこれ、軽いもん」なんて言いそうだなぁと考えた結果、いっそのこと銃そのもので』

 

 

 「頭沸いてんじゃねーの?」

 

 

 『、、、だから途中から、オルスに改造してもらったじゃないですか。そのおかげで、いつの間にかノルマ化しておりました、花繋がりを継続する事が出来ましたし(SAO編:デルフィニウム、ALO編:アネモネ、GGO編:アジサイ。いずれも春に咲く花、、、アジサイは初夏ですが)』

 

 

 「それで許されると思ったのか。

 そういえばオルスも今回久々の登場だった訳だけど、この意味不明外人にザスカー属性付けたのは……さっきの話を聞いてる限りは偶然っぽいね。」

 

 

 『はい。元々SAOで打ち切る予定でしたので。

 ただ、オルスが外人→GGOで合流可能→海外サーバーの言及が原作にもあるのにあまり登場させてない、もったいない、、、? と連想した結果、PoHの絡むスーパーGGO大戦を思い付きましたので、ある意味このオルスこそが今回の構想の軸となったファインプレイヤーでもあるのでしょうか』

 

 

 「ほうほう? そんな彼は今回、第13話辺りでやってたみたいなエンジニア関連のムーブでそれなりに活躍してたけど……アメリカサーバー時代もそうだったん?」

 

 

 『本編で語る必要がなかったのでカットしましたが、彼はアメリカサーバーでもあんな感じだったそうでございます。

 ただ、GGO内に存在する実銃に対してそれなりの敬意と愛着を持っているプレイヤーが多い中で、オルスはハルキのSPAS12を光学銃に変えてしまった様に、元の銃火器の特徴や良さを無視した改造を行なってしまう(つまりは魔改造してしまう)ガンスミスとして向こうでも悪名高かったとか何とか。

 腕は確かだけど、アイツに銃を預けるのは悪魔に魂を売るのと同じ行為だとまことしやかに噂されていたとか何とか』

 

 

 「いいのかそれで。

 話をハルキに戻して。そういや今回、彼女は普通に女性アバターなんだよね。」

 

 

 『何だか髪型がスーパー野菜人みたいな変遷を遂げているハルキ(SAOハルキがショートカット、ALOハルキがショートボブ、リアル春花がロングボブ、そしてGGOハルキがロングストレート)ですが、少しずつ彼女が女性らしさを身につけ始めていることを表現出来ればと思ってこの様に致しました』

 

 

 「ふむふむ、それじゃあ、あれだけの事があったGGO編以降ともなると、作品としてヒロインでない彼女であっても、もうそろそろどこに出しても恥ずかしくない立派な女の子になってくれるって事でおk?」

 

 

 『、、、、、、それはどうでしょう』

 

 

 「これはダメそうである。」

 

 

 

 

 

 「さて。ここからは、今後の展望について雑談である。」

 

 

 『今後の展望ですか、、、ぶっちゃけますと殆ど何も考えていないのですが

 

 

 「あれだけ含ませといて? クレーヴェルとか菊岡さんとか出しておいて?

 相変わらず作品制作が自転車操業じゃねーか。」

 

 

 『勘弁して下さい。下手に原作を守りながらオリジナル展開を考える系にしたせいでアイデアがもう枯渇寸前でございます。

 、、、取り敢えず、まずはそのクレーヴェルの話から致しましょうか』

 

 

 「……まあいいだろう。

 このクレーヴェルというキャラクター、存じ上げない読者さんも多いと思うけれど、彼はSAOACRこと、ソードアートオンライン・オルタナティブ・クローバーズ・リグレットという、レンちゃんの出てくるSAOAGGOに次ぐ二つ目のSAO外伝小説に登場するキャラクターである。」

 

 

 『作風自体はほのぼのとしているものの、取り上げている題材は人の生死に関わる重めのものが多く、とても読み応えのある傑作篇であると考えております。

 そして先ほど今後の構想をほとんど考えてないと申し上げましたが、厳密にはこのSAOACRに登場する舞台こと、「アスカ・エンパイア」の要素を少しだけ組み込もうと考えてはおります。その際にクレーヴェルにも多少は登場してもらう予定です。

 実は、あのビブスさんもアスカ・エンパイア経験者だったりします。マザロザ編とも繋がりそうですね』

 

 

 「ビブス呼ばわりはヤメレ。」

 

 

 『また、大変恐縮ながら、今GGO編にて浮上したグラントに関するエピソードが、再び取り上げられる可能性も存在しております。どうかご了承下さい。

 、、、SAOACRの一巻を読了された方は、もしかすると察しがついていらっしゃるかもしれませんね』

 

 

 「というわけで、興味のある方は是非お読みになって頂ければ。ナユタさん可愛い。

 そんで? グラントのエピソードがまだ続くって言ってたけど、これ以上ドシリアス展開続くって言ったら張り倒すよ?」

 

 

 『めっそうもございません。こっちもマジで疲れてございます。

 ですので、ここから暫くはなるべく、SAO編初期の様な頭空っぽバカ展開でしばらく続けられたらと思っております。地味に玄太郎の受験設定が首を絞めまくっておりますが久々に気軽にバカをやるグラント帝国の面々の姿を描く事が出来ればこれ幸いに思います』

 

 

 『とは言うけど、結構SAO編当時と今とで関係性だいぶ変わってるとは思うけど。トミィの件もそうだし、何よりグラントとハルキがもう付き合っちゃってんでしょリア充死すべし。

 

 

 『むむ、確かに。

 実際、今の今まで殆どデレる事なく突っ走ってきたこの二人ですが、地味に好感度自体はメーター振り切れるレベルまで上がっているでしょうから、これまでとは違って普通に煩悩展開があるかもしれませんね。知りませんけど。何も案はないんですけど。いや一つだけありました言いませんけども

 そして、「そうじゃなくて、やっぱりデレてない頃の二人とグラント帝国が見たい!」と言う方は、是非今後ともぷろぐれっしぶ!の方をお読みになって頂ければと』

 

 

 「ぷろぐれっしぶ!全然更新してねーくせに良くもまあ言えたなそんな事。」

 

 

 『頑張ります、、、』

 

 

 

 

 

 

 

 「さて。そろそろこのイタさ史☆上☆最☆強の番組も、お別れの時間がやって来たようである。

 それではここで、毎回何故か恒例になってしまった、独断と偏見で決めるイメージOP・EDコーナー、キャリバー&マザロザ版をゲロっていただく事にしよう。」

 

 

 『まずはOP。本家ではここでアスナさんのCVこと戸松遥さんが「courage」を歌っていらっしゃいますので、こちらはハルキの暫定イメージCVこと伊藤静さんで、「ワンダフルライフ」でしょうか。意外と声質がマッチしていらっしゃいますし。そろそろ彼女の曲の在庫が尽きてきたのが気掛かりでございます。

 そしてEDですが、ここにきて満を辞してLiSAさんを投入したく。本家では静かなバラードの「シルシ」でしたのでらこちらは「いつかの手紙」で。

 あ、あとOS編の主題歌は是非とも再びLiSAさんで「罪人」にしていただきたく

 

 

 「随分ブッこむじゃん。

 と言うわけですので、今後ともこのSAO(シールドアート・オンライン)をよろしくお願いします。

 あと、何か気になる点や今までの作品の中で疑問に思った点等、質問があれば気軽に感想欄に書いて頂ければ、喜んでご返信を送らせていただきますので!」

 

 

 

 

 最後になりますが、ここまでこの拙作をご愛読して頂き、心の底から感謝申し上げたいと思います。

 ここまで続ける事が出来たことも、これからも続けようと思える事も、全て今までこの作品に目を通して頂いた全ての読者様のお陰でございます。

 今後も至らない点は多々あるかと存じますが、何卒グラントやハルキ達の歩む物語を楽しんで頂ける様頑張っていけたらと考えております。乞うご期待下さい。

 

 

 

 今年も、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、またのお越しを!

 

 

 

 

 

 

 ※最後に名前を挙げましたイメージOP・ED、および歌手の方々に関しましては、全て筆者の自己満足によって選定されたものである事をここに明記致します。

 また、この作品はフィクション且つ二次創作です。実在の人物や団体などとは関係はなく、先程申し上げました外部コンテンツの選出に関しては一切の強制力や決定権を持つものではありません。ご了承ください。

 

 




 
グラント「……てなわけで、新年さっそくだけど構想を練るためにまたまた充電期間を設けるとか」

ハルキ「でもなんだかんだ言ってここまで突っ走ってきてるから、案外またすぐ始まるんじゃないか?」




 『ちょい待ってください。マジでお願いします、、、』

 

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