マクロスΔ〜6人目の女神〜   作:naomi

1 / 3
デビュー

「ついに、この時が来たんねー」

 

フレイアのルンが元気に輝いている。

 

「ワルキューレ新メンバーお披露目ライブ。フレフレ以来だねー」

 

「本人はかなり緊張しているみたいだけど、大丈夫かしら」

 

「問題ナシ。やる時はやる女」

 

「あれ、美雲は」

 

「あー、美雲ならアイツをからかいにいってたぜ」

 

「ハヤテ!どうしたんね」

 

「いや、ちょっと様子が気になってよ。本当に大丈夫なのか」

 

「一緒にたくさん練習したんよ、大丈夫に決まっとる」

 

「お前の大丈夫はあまり当てにならねーからな」

 

「なんやとーハヤテの意地悪」

 

「まぁ、今日も良い感じの歌頼むぜフレイア」

 

「うっ、うん」

 

「フレフレ顔真っ赤ー」

 

「ルンもピカピカ、ラブリー」

 

「あわわわ…」

 

「はいはい。そろそろ時間ね。行くわよ皆」

 

「ほいな」

 

「はーい」

 

「ラジャー」

 

「ハヤテ君もよろしくね。」

 

「あぁ、デルタ小隊一丸となって盛り上げてやるぜ」

 

ハヤテは元気よく走り去った。

 

「皆用意は終わった」

 

悠々と美雲が歩いてくる。

 

「美雲さん」

 

「からかい過ぎて飽きちゃた」

 

「…本当に大丈夫かしら」

 

 

 

惑星ラグナに停泊中のマクロスエリシオンに用意された特設ステージ。ここでワルキューレは6人目のメンバーお披露目ライブをおこなう。すでに会場を埋め尽くすお客さんがライブ開始をまだかまだかと待ちわびている。

 

「ラグナの皆さんこんにちはー」

 

カナメの挨拶ともに5人がステージに登場する。割れんばかりの歓声が響く。

 

「私達、戦術音楽ユニット『ワルキューレ』」です。

 

歓声がもう一段階大きくなる。

 

「今日は、予告通りワルキューレの新メンバーのデビューライブとなります。」

 

「皆さんーどんな子だと思いますかー、ヒントはきゃわわー」

 

「マキナそれはヒントじゃない。きゃわわはマキナ」

 

「もうレイレイったら」

 

「二人ともその辺に、フレイア。なにかヒントはある」

 

「ほへ、えっとー、ごりごり真面目でむちゃ可愛くてとても信頼出来る仲間です」

 

(フレフレそれほぼ答えになってない)

 

「あわわわ、言い過ぎたかんね」

 

会場が笑いに包まれる

 

「まあ、いいわ。美雲はヒントある」

 

「そうね…からかいがいのあるいいとこのお嬢様かしら」

 

どうやら会場にいるお客さんは気がついた人が多いようだ。

 

「皆さんお待ちかねのライブに入ります。じゃあ皆行くよー」

 

会場のボルテージは最高潮だ。

 

「歌は元気!」

 

「歌は希望!」

 

「歌は愛!」

 

「歌は命!」

 

「歌は神秘!」

 

「うっ、歌は癒し!」

 

スポットライトが一点に集まる。そこに立っていたのは…

 

ミラージュ・ファリーナ・ジーナス。デルタ小隊の女性パイロットであった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。