やぁ、俺は白金翔。年齢は今年で24だ。
え?俺が今どんな状況に立たされているかだって?
今現在俺は高層ビルから真っ逆さまに落ちていっている。
正直俺自身もなぜこんなことになったのか理解できていない。
飛び降り自殺をしようとしてた男性を助けて、警察や救助隊の人も来て、
さぁ、一件落着というタイミングで手すりが外れて落ちてしまった。
なんてタイミングだ!!
まだ結婚もしてないのにこんなとこで俺は死ぬのか…?フザケンナ!!こんな理不尽なことがあるなら俺を2次創作みたいに神様転生させろよクソが!!
あぁ、もうそろそろ地面が近づいてくる…こんなことになるならもっといろんなことをしたかっt
グシャッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
……うん?どこだ?ここは。
俺はビルから落ちたはずなのになんでこんな真っ暗な なぞのばしょ にいるんだ?
とりあえず誰か人を探さなくちゃな……
「すいませーん!だれか!だれかいませんか!」
あれから10分以上歩き回ってるが誰にも会えない……。もうイヤだ…辛すぎる…。
「誰か…誰でもいいから出てこいヨォォォ!!!!」
ピカッ!
「な、なんだ!?」
何がなんだかわからなくなり叫ぶと、突然前が光り始めた。
「すまない……私もきみを探していたんだがなかなか見つからなくてな」
「あ、あんた……いえ!あなたは!」
「……?私を知っているのか?」
そう問いかける神様はとても見覚えのある姿をしていた。それはある世界の創造神として崇められている存在。
『アルセウス』であった。
「え、えぇもちろん知っておりますとも!アルセウスさま…ですよね?」
「ほぉ、まさか本当に知っているとは驚いたぞ」
まさかここでアルセウスに出会えるとは……もしかして俺の転生先ってポケモン!?
……いよっしゃぁぁぁぁ!!!!!!!
マジ?それマジ?俺ポケモン結構やってたから無双できちゃうよ?サンムーンの世界ならアセロラちゃんに求婚しちゃうよ!?
「すまないがお前に折り入って頼みがある。その頼みを聞いてくれるなら転生という形で新たな生を授けよう。だが無理なのならばそのままあの世へ行くことにn「聞きます!!いまの俺ならなんでもこなしちゃいます!!」
「お、おぉ。それならありがたい。お前はこの世界にたくさんの世界があることを知っているか?」
「たくさんの世界…ですか?」
「そうだ、例えばインフィニット・ストラトス、アイドルマスター、この素晴らしい世界に祝福を、などといった世界があるのだ。
もちろんこれらは私が創った世界ではない。 こういった世界を創ったのはそれらの物語を書いた人間だ。私はそれらの世界の管理をしている。
だが流石に最近は管理しなくてはならない世界が多すぎて綻びが生じてしまうのだ。
そこで、だ。お前に使命を託す。元々の物語と大きく違うところ、もしくは大きく変えようとしている者が現れたらそいつを消してくれ。
例えば極端な例だが、アイドルマスターの世界からアイドルを消そうとしている人間がいたとする。そしたらそいつを消してくれ。
だがもしそいつを消してもどうしようもならない時はその世界を破壊してほしい」
「そんな……破壊なんてしてしまったらその作品は!」
「あぁ、それについては心配いらない。そういった世界にはパラレルワールドが存在しているからな。私の力でその世界を本当の世界として書き換えるつもりだ。だから心配はいらない」
「……そうか」
アルセウスがとんでもないことを言っているが、まぁまずそれは一旦おいといて…
「それで、いつ私は転生させてもらえますか?」
「あぁ、そうだったな。今すぐ転生の準備に入ろう」
「ありがとうございます」
「あー………。その、なんだ。お前はこれからいろいろな世界を旅することになると思う。そこでもう一つ頼みがあるのだが……いいか?」
「全然大丈夫ですよ」
「ありがたい。お前が旅をするにあたって、とても強大な敵が現れるかもしれない。そんな時のためにあるポケモンを連れていってほしいのだが…大丈夫だろうか?」
ポケモン?ポケモンだって!?こりゃもう転生先はポケモンの世界確定だな。ポケモンを最初から持ってるなんて最高じゃないか!
受諾せざるを得ない!
「ぜんっぜん大丈夫です!!!」
「…ならよかった。そいつは昔暴れん坊すぎたから私がある世界に閉じ込めてしまってな…。流石に可哀想だからそいつにもいろいろな世界を見てまわってほしいんだ」
暴れん坊……?ある世界に閉じ込められた…………?
……ハッ!……もしかしてギラティナ!?
よっしゃぁぁ!!!最初から伝説級を持てるなんてラッキー!!
「そろそろ準備ができるころだ。お前の相棒になるやつを教えてやる。
名前はギラティナ 。私のことを知っているのだからもちろんギラティナのことも知っているのだろう?
ちなみに、言い忘れていたがギラティナの意識はお前の魂の中に入り込む。つまりポケモンの世界のようにトレーナーとポケモンが手を取り合うというわけではない」
………へ?
「じ、じゃあどうすればいいんですか!?」
「落ち着け。つまるところお前はギラティナの出せる技を使えるようになったわけだ。『シャドーダイブ』や『りゅうのはどう』などだな。それらを使って敵を倒せ。
それと、これを渡しておく」
するとアルセウスと俺の間にネックレスが落ちてきた。
「そこにはっきんだまがついたネックレスがある。そこについてるはっきんだまを握りしめて強く念じてみろ。意識は自分のまま身体をギラティナに変化させることができる」
ぇ……………ええぇぇぇぇぇぇ!!!!????
俺が?ギラティナに?変身だと!?
「…よし、転生の準備ができたな。白金よ、転生先に着いたら自分の心の中にいるギラティナに語りかけよ!そうすれば返事してくれる筈だ」
「それでは白金、お前の旅の成功を祈る!
あ、ポケモンの世界については心配するな。引き続き私だけの管理で良さそうだ。だからお前はそれ以外の世界だな
そうだな、まずはプリキュアの世界から行ってもらおう」
そう言ってアルセウスは地面を力強く踏みつけた。
すると俺の下に大きな穴ができ、
俺はそのまま真っ直ぐ落ちていっ…………………………………
……は?
「はぁぁぁぁぁ!!!???
ポケモンの世界じゃないだとぉぉぉぉ!!!!!?????」
プリキュア編、開始