猫な彼女と傭兵と   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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この作品ではお久しぶりです……まさか1年も放置することになるとは………
いや1年以上か……

なんかネタ浮かんだんで書き始めたら1話できてました。
それではごゆっくり、見ていってください!


第11話

 

ゴーン……ゴーン…………そう鐘の音がする。

それと同時にオオカミの遠吠えもする。

 

「夕方か………」

 

「夕方か…じゃないんすよ、まさかタクさんも家賃滞納してるとは………」

 

「仕方ないだろ……集金に来ねぇんだから………それにお前もだろ?」

 

「だって!集金に来ないんですもん!」

 

「ウチも同じ。金はあるぞ、5.7mm使いのお前と違って」

 

「私も家賃分はしっかり避けてます!………たまに食費からは削ってますけど」

 

「弾代は給料と一緒に支給って言われても月イチだしな………っと、ここか」

 

そんな会話をクルミとしつつ、俺たちは1件の家………家?の、一軒家の廃墟に来ていた。

ここにどうやら大家が住んでる……らしい。

 

事の発端は数日前。

ロキとその両親が家族に加わり、ただでさえ狭かった家がさらに狭くなった。

んで空き部屋しかないこのマンションの空き部屋を一部屋、俺とクルミで金を出し合い、両親ウルフだけでも別部屋にと借りることになったのだ。

 

それを家の管理業者の方に聞くと管理業者は数日前に野生の暴動者による流れ迫撃砲が当たり倒産、なんとか大家の家だけは聞き出せたので許可と契約をしに来たのだ。

 

だが………

 

「タクさん!ドア鍵空いてますよ!ごめんくださーい!」

 

「ちょ、勢いよく入ると危ないだろ!廃墟だぞ!」

 

「またまたぁ、人が住んでるんですよ?そんな見た目だけに決まって……」

 

バキッ

 

そういう音とともにクルミは玄関へ一歩踏み込むと腹から下が床下へボッシュート。

下半身の感覚はある様なのでたまに聞くアダルティな落とし穴ではなさそうだ。

 

「言わんこっちゃない」

 

そう言いながら、俺はクルミを引っ張り出す。

そしてその辺にあった棒で床を押しながら進んでいると、ソレは見つかった。

 

「………………なあクルミ?今の法律ってどうなってたっけ?」

 

「へ?警察と消防、救急はマトモに動かないんで統治してるPMCに一報を……なんかあったんすk…………ええ…………………」

 

「………白骨死体見つけた時って、どうすんの?昔は警察だけど」

 

「と、とりあえずPMCに……?」

 

そう言われ、その統治地区のPMCにかかる電話番号へ電話をかける。

ミーシャ連れてきてなくて本当に良かった。

うん。マジで。

 

『はいこちらPMC、事件ですか?救急ですか?』

 

「死体です」

 

『どんな?』

 

「白骨。」

 

『白骨。』

 

そう困惑しながらオウム返しに返される。

 

『えーと……どの辺に?』

 

「第13地区のA区画です」

 

『あー……ちょっと前まで良くかかってきてたんだよね、そこから』

 

「ええ………なんでですか?」

 

『家賃取りに来ないから家凸したら死んでたんですけど権利どうなりますか?って』

 

「………どうなるんですか?」

 

『住んでるならそのまま貰っちゃってください、マンションとかなら鍵あれば他の部屋もどうぞ……的な?』

 

「…………あっはい」

 

そこで電話が終わり、俺はため息をつく。

 

「……どうでした?」

 

そうクルミに問いかけられる。

少し……いや、かなり困惑しながら。

 

「………鍵探そっか」

 

「鍵?」

 

「うん、他の部屋の」

 

そこまで言うと、先程までの電話のやり取りを察したのか、クルミは少し嬉しそうに、

 

「部屋が増えますね!」

 

と、言ってきた。

うーん切り替えが早い、満点。

 

そこから2人で手分けして鍵を探すと程なく見つかり、俺たちは家へと戻った。

 

 

「ご主人!おかえりなさい!」

 

そうミーシャに飛びかかられたのを受け止め、俺はこれまでの事を伝えた。

 

「………つまり、このマンションが?」

 

「俺らとクルミのもの。帰る時に2階はクルミ、1階はうちってことになった」

 

「えっと……今夜はお赤飯って事で合ってますか???」

 

「ちょっと……いやかなり違うかな?まずは部屋の点検しなきゃだからな、場合によっちゃ修理だ」

 

「つまりよくテレビで見る開拓……ですか!?」

 

そう目を輝かせるミーシャに少し戸惑いつつ、俺たちは他の部屋を見て回ることになった。

 

まず隣。

埃っぽいが普通の空き部屋。

端っこの部屋。

屋根が抜けて2階と繋がってる。

 

「あれ?タクさん!ミーシャちゃーん!」

 

そうその部屋を見ていると、穴の上からクルミが覗き込んで来た。

 

「おーう、2階はどうだ?」

 

「この部屋以外大丈夫そうっす!タクさんは?」

 

「大体一緒。うちの隣の部屋をロキと両親ウルフに割り当ててきたくらいかな、そっちと違うところは」

 

「なるほど………そうだタクさん」

 

「ん?」

 

「もううち壁貫通させて、ひとつの家っぽくしようと思うんすけど……ここに階段繋げて良いっすか?」

 

「良いけど……金は?」

 

「家賃代が浮くんで2階はなんとか!」

 

そうニッコニコで返され、苦笑いを浮べる。

どんだけ貯まってたんだ家賃代。

………いや、うちもか。

 

「………なあミーシャ、うちも繋げて広くするか?」

 

「いいですね!……あっ………将来のために子供部屋も、欲しいですね?」

 

そうミーシャに耳うちされ、胸がドキッと跳ねる。

そしてふふふーっと笑っているミーシャの方を向き、

 

「……そうだな」

 

と言い、頭を撫でてやった。

 

「……いつもながらお熱いっすね、私もいるんすよー?」

 

「悪ぃ悪ぃ、ああそうだクルミ、うちも1階リフォームして繋げるわ」

 

「じゃあここが私の家とタクさんの家を繋ぐ階段っすね!この部屋は割り勘で!」

 

「……へ?繋げるの?」

 

「あっ………ダメっすか?」

 

そう勢い余ってさっきの言葉を言ってしまっていたのか、顔を真っ赤にして申し訳無さそうに聞いてくる。

どうしたもんかとふとミーシャの方を見てみると、笑顔で頷かれた。

 

「………わかったよ、ただし!うちに入るところは鍵付きの扉にするからな!」

 

「いつ盛ってるかわからないっすからね、にひひっ、壁も分厚くするのを忘れずに~♪」

 

「うるせぇ!」

 

そんな会話をしながら、うちのリフォーム計画はスタートしたのだった。




いやはや、ネタも出ず、ラブコメとは……?となったり、これは妄想の垂れ流しになるのでは…?誰得……?となりましたが、結局のところ小説自体が妄想の垂れ流しだなと思い、ハチャメチャな微ラブコメみたいな感じになりました()
多分こんな感じでこの作品は行く……かな?と思います!
ラブコメの波動をもっと出せるようには精進します()

それではまた次回、お会いしましょう!

話の流れについて

  • このままで良い。
  • もう少し日常感を出して欲しい。
  • もっとハチャメチャでも良い。
  • もっとラブコメの波動を出して欲しい。
  • その他(コメントでお願いします)
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