猫な彼女と傭兵と   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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ねこかのの読者の皆様、大変お待たせ致しました…最新話です。
短い上に内容も薄くなってしまってますが、ネタが…ネタが思いつかないんです…(言い訳)
正直合宿編でゲーム世界へってのも無茶苦茶だなと思い始めてるんで多分7話からはこの合宿も過去のものとなってるかも知れません()

という訳で(?)最新話、ゆっくり見ていってください!


第6話

あのゲームの世界から帰ってきて1日後、俺たちはごく普通の日常の素晴らしさを感じながら、この合宿の後半を楽しんでいた。

後半は前半のサバイバルがなんだったのかと思うほどに普通の合宿…と言うよりもはや旅行で、最初に着いた建物とは別の、極東地域の温泉街でよく見るような温泉つきの旅館に泊まっている辺り、この会社が一体何者のかと思ってしまう。

もちろんこの合宿もお金がかかっている訳でもなく、このお金の出どころはどこなのだろうと思わざるを得ない。

まあ、ミーシャと結婚して初めての旅行となるので、そんなことは特に気にならず、2人とも舞い上がりっぱなしで、この合宿を満喫していた。

ちなみに、クルミとはゲーム終了後、少し会話した程度で、あまり会ってはいない。

理由はわからないが、少し避けられている気がするのだ。

 

「ご主人?どうしたんですか?」

 

そう窓際で物思いにふけっていると、ミーシャにそう心配された。

 

「いや、なんでもない」

 

「そうですか?ならいいんですけど…」

 

そう微笑みながらしっぽをゆっくり振っているミーシャの頭を撫でてやりながら、俺は居間へと戻り、和室の畳の上に腰掛け、テレビを見ることにした。

 

適当にチャンネルを回して見ていると、やがて、昼食の時間がやってきた。

 

「さて…そろそろ昼食だな、今日は何が出るのやら」

 

「ですねぇ、初めて食べるのが多くて楽しいです♪」

 

そんな会話をしつつ、俺たちは軽く準備を整え、食堂へと向かった。

食堂へ着くと、それぞれの席に案内され、その場で待つように言われ、そのまま待機していた。

しばらくすると、いかにも料理人と言った服装の人が、目の前に料理を持ってきてくれた。

見てみる限り、欧州地域の料理のようだ。

 

「うわぁぁ…豪華ですね……」

 

「だな…一体どこから食材費が出てるんだか……」

 

そんな会話をしつつ、俺たちは出された料理を見て、2人同時に「いただきます!」と言って、食べ始めた。

味もとても良く、こんな世界でどうやってこんな高そうな食材を集めれているのだろうと思うほどだった。

やがて2人とも昼食を終え、余韻に浸りながらも食堂を出て、自室へと戻ろうとしていた。

その時、突然後ろから聞き覚えのある声で呼ばれたと思い振り向いてみると、そこには、こちらに走ってくる、クルミの姿があった。

 

「タクさん!ミーシャちゃん!探したっすよ!」

 

「クルミ!?一体どうした?そんなに慌てて?」

 

「いやぁ…その…これを渡そうと思って」

 

そうクルミは言うと、ポケットから、2つの木でできた手作りの猫の姿のキーホルダーを渡してきた。

 

「…これは?」

 

「今回お世話になったお礼っす、一応チーム組んでた3人でお揃いにしてみたんすけど……」

 

そう言って、クルミはポケットからもうひとつ、同じキーホルダーを見せてきた。

 

「あはは…迷惑だったっすかね……?」

 

「いや、嬉しいよ、ありがとう」

 

そう言ってキーホルダーを受け取り、ミーシャへと2つのうちのひとつを渡し、早速キーホルダーを家の鍵につけてみることにした。

 

「これでよし…と、ってかこれ、手作りか?」

 

「えへへ…はい、手先だけは器用なんすよ、私」

 

「凄いな…俺には出来そうにないよ」

 

そう言っていると、クルミが年頃の女の子のように照れだしたので、気がついた時にはもう、クルミの頭を撫でてしまっていた。

その事にはっと気づき、手をどけて謝ると、クルミは小動物のようになりながら、

 

「なでなで…もう終わりっすか?」

 

と、少し悲しそうに、こちらを見てきた。

本来ならば大半の人がああ、ぶりっ子か…となりそうな場面だったが、この時の俺はそうも思わず、ただ尊みを感じ、顔を抑えながら、クルミの頭を撫でてやっていた。

どうやら俺はチョロいらしい。

そんなことをしていると、横からミーシャも撫でて欲しそうに擦り寄ってきたので、2人の少女の頭を尊みを感じながら撫でるヤバい成人男性になってしまっていた。

しばらくして、2人とも満足したのか離れていき、とてもいい笑顔で会話をし始めた。

 

「…こんな廊下じゃなんだし、部屋で話したらどうだ?」

 

「それもそうっすね、じゃあタクさんとこの部屋にお邪魔するっす」

 

そう言ってミーシャとクルミは楽しそうに会話しつつ、俺たちの部屋に来た。

最初は2人だけで会話していたが、やがて俺も巻き込まれ、3人で会話をすることになった。

最初は楽しそうに話していたが、やがて各々の過去の話になると、次第にクルミの表情が曇っていった。

 

「そんな顔をしてどうした?過去になにかあったのか?」

 

「まあ…特に何があった、って訳じゃないっすけど……いい思い出がなくて」

 

「……そうか、なら無理に話さなくていい、傭兵やってりゃ言いたくない事の一つや二つぐらいはあるさ」

 

「ありがとうございます…タクさん、でも、それについて悪いのは私なんすよ、だからこんな傭兵なんて職についてる訳で…」

 

「…そうか、何があったかは聞かないが、もし何かあったら頼ってくれよ、少なくともこの部屋にいる俺とミーシャは味方だからな」

 

「わかったっす、何かあったら頼らせてもらうっす」

 

そこで会話が途切れ、なんとも言えない空気が辺りを漂っていた。

しばらく沈黙が続き、その空気に耐えかねたのか、ミーシャが、

 

「そうだ!よければ何かゲームしませんか?」

 

と、提案してきた。

 

「俺はいいぞ、ちょうど暇だしな」

 

「私もやるっす!」

 

そう2人でその提案に乗り、俺たちはミーシャが持って来ていたトランプで遊ぶことになった。

しばらくトランプで遊んでいると、もう少しで晩御飯という時間になっていた。

そこで一旦トランプを切り上げ、俺たちは3人で食堂へと向かっていた。

食堂に近づくにつれ、いい匂いが漂い、俺たちの空腹感がピークへと達していた。

食堂に着くと、3人一緒の席に案内され、職員に「ご自由にどうぞ」と言われ、俺たちは席を立ち、料理の置かれたエリアへと向かった。

料理の置かれたエリアに着くなり、ミーシャが目を輝かせて、

 

「ご主人!こ、これ、好きなだけ取って食べていいんですか!?」

 

と、興奮気味に言ってきた。

 

「ああ、バイキングだからな、食べられる分好きに取って自分で食べるんだ」

 

「まあ珍しいっすよね、バイキング形式なんてホテルかそういう店でしか食べれないですし」

 

「確かにな、ミーシャにとって初めてのバイキングか、そう言えば」

 

そう言って目を輝かせながら料理を取っていく妻…ミーシャを見て、微笑ましくなりながら、俺も料理を取っていく事にした。

それにしても、海鮮料理から肉料理、野菜に至るまで色々な料理があり、ここまでの材料をどうやって集めたのかが本当に気になる。

恐らくは牛肉に似た肉質のモンスターとかその辺の肉とかも使っているのだろうが、それにしても多い方だ。

一体このPMCはどこへ向かっているのだろう。

そんな事を思いながら料理を取り終え、席へ戻ると、ミーシャとクルミがとても幸せそうに、料理を頬張っていた。

 

「ああ…こんな美味しい料理が食べ放題なんて幸せです……」

 

「本当に美味しいっすよね!……まあ原材料わかんないっすけど」

 

「正確には知りたくないまであるよな、原材料」

 

そんな会話をしつつ料理を食べて幸せを感じ、そこに酒も入って気持ちよくなりつつ、俺たちはデザートを食べ、ゆっくりしていた。

 

「ふう…食った食った!久々にこんなに食べた気がするな」

 

「そうですねぇ…お肉にお魚…美味しかったです……♪」

 

「本当に美味しかったっすね、また食べたいっす…」

 

そう会話した後、俺たちは各々の部屋に戻り、俺とミーシャは部屋に備えつけられた露天風呂に入っていた。

もはや2人で入ることに違和感を感じれなくなっている自分がいるのだが、この際気にしたら負けだと思う。

そんな事を思いながら、俺たちは月を見上げながら湯船につかり、身を寄せあっていた。

 

「はぁ…明日で終わりですね、この合宿も」

 

「だな…長いようで短かったな」

 

「ですね、楽しかったです」

 

そんな会話をしながら、俺たちはお互いの顔を見合わせ、軽く微笑みあった。

そして軽くキスを交し、俺たちは最後までこの合宿を堪能していた。




はい。(はいじゃないが)
いかがでしょうか?
設定としては、普通のリアルに流通してる食材とかは魚=肉<野菜ぐらいで取りにくくなってます。
モンスターみたいな生き物が住んでますし、そいつらの肉(魚肉)などが代わりに多く流通してる、って感じですね。
今回の話はそれでも1つのPMCが無人島+宿泊施設を管理してる上に参加者全員分の食事を用意できてるのがやべー、なんでや?って感じの話だと思っていただければわかりやすいと思います()
よければモンスターを自作してコメントにでも投下してもらえれば某ジャンプの美食家マンガみたいに取り入れたらなと思ってます!

ではまた次回、お会いしましょう!

話の流れについて

  • このままで良い。
  • もう少し日常感を出して欲しい。
  • もっとハチャメチャでも良い。
  • もっとラブコメの波動を出して欲しい。
  • その他(コメントでお願いします)
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