次の日の朝、アルは、クラリッサの言うとおりにIS格納庫へ来た。
目の下には、隈が出来ていた。
「(あ゛~昨日は、オールした挙句、ワイン一瓶空けたからな…
二日酔いだ…うぷっ!…薬飲も…)」
そして、内ポケットに手を突っ込むと、瓶を取り出す。
「(ホントに効くのか、これ…)」
その薬とは、特別技術課は、各分野の|変態(マッドサイエンティスト)から
選出されており、その中でも医療系も結構マッドてるアロンが、特別に作った
『二日酔いには、これ!キャベジ○mk2』という薬である。
効用は、二日酔いが一発で治る。眠気などの副作用等は、一切なし、使用制限もなし!
というまさに、酒に弱いサラリーマン達の味方なのだ。
パキ、クルクル、パカ、ごくごく
ドリンクタイプなので、飲みやすい。ちなみに、イチゴ味。←激まず
「!(なんだ…これ…?)」
アルに衝撃が走る。
「うおええええ!!!まっず!!!」
胃の中の物をすべて吐き出し、すっきりしたアルだった。
そう、この薬は、激まずすぎてはかずには、居られないのだ。
開発者は、こう語っている。
「二日酔いとは、はけば治るのでしょう?
でしたら、全部吐いてしまえば問題ないでしょう?私は、アルコール分解能力が非常に強いので
必要ありませんが…」
つまり、こういうことだ。
胃の中からなら出るものねーだろ?っと
「(ま、ま~ある程度予測できたが…マジか…けど、
これですっきりした…もう一生使わないけど…)」
心なしか、顔色が随分良くなった。
すぐに嘔吐物をかたずけ、きれいにし、ファブリー○を掛けておく。
「(これでよし!)」
その後、2,3分待つとクラリッサがやってきた。
「!おはようございます、姐さん。」
「おはよう、姐さん?」
「はい、姐さん。」
「まあ、いいだろう。(姐さん…同い年なのだがな…)」
多少の疑問を抱えながらも、認める。
「さっそくだが、これが、貴官の専用ISだ。名前は、無い、勝手に決めてくれ。」
そして、ISのある扉を開く。
「おお!あ、それと、自分の事は、アルと呼んでください。」
「………わかった、ではアル、武装を入れといてくれ。終わったら見せてくれ、では。」
そう言って、去っていく。
「はいはーい♪」
嬉しそうな顔で言うと、にっこり笑う。
「…(何だ?何であんなにうれしそうなんだ…まあ、いっか。
昨日、日本から輸入した同人誌、まだ読んでなかったな…読んどくか…)」
アルの事をすこしだけ、気に掛けるとすぐに、他の事に気を移す。
アルには、あまり興味がないようだ。
クラリッサがさり、アル一人になった格納庫で…
「よし、じゃあ武装を載せるか…」
5分後、とてもはやく終わった。
「それじゃ、アリーナに移すかな…」
クラリッサに連絡するのをすっかり忘れ、早速テストを始めようとする。
「おっと、その前に…」
携帯端末を取り出すと、一斉メールを例の4人に送る。
ピピピ
「これで、よし。」
すると、10分もすると全員が集まった。
「なんかあったんすか?」
「…(^o^)/」
「なにするの~?」
「まさか、ミサイルのテストですか?」
4人の息は、相変わらずあっている。
「ああ、今からいろいろなミサイルのテストを行う。」
アルのその一言で、4人は騒ぎ出す。
「ほいじゃ、先行ってるな。」
そう言って、ISを展開し飛ぼうとする。
「ちょ、ちょっとまって~!」
バルトがアルを止めた。
「ん?何だ?」
「なんで、IS展開してんっすか?」
「(・・?」
二人とも疑問を持っているようだ、何故か、アロンだけが、知ってるよみたいな顔をしていたのが
むかついたので、あとで制裁を加えるとする。
「ああ、それはな―――なんだ。」
「…なるほど…最高ですね!」
「\(^o^)/」
「それは、すごいね~」
「まあ、予想していましたが…(ホントにするとは…ISの武装がミサイルだけ…)」
そして、ISを展開し飛んで行こうとすると、今度は、クラリッサが入ってきた。
「(私とした事が、漫画を忘れるなんて…)すまない、忘れ物を――貴官は何をしている。」
入ってきた瞬間に、アル、バルト、ジャン、カーターは物陰に隠れ、クラリッサをのがれたが、
生贄にされた、アロンだけがクラリッサに見つかる。
「…アルに言われてここに…(クッ、私を生贄にするとは…)」
アロンは、冷や汗をかきまくっている。
「アルに…?彼は…」
クラリッサは、部屋全体を見回すとアルの金髪が見えている。
「…いたな…バウムガルト大尉!」
「アルとよんでください、姐さん。」
アルは、思わず飛び出してしまう。
「…武装が入ったら、見せろといったはずだが…」
「…?あ、ああ、すいませんでした。次からは、気をつけますので…
今日の所は、これで…」
ススッとアルは、クラリッサに何かを渡す。
「!な、こ、これは…」
すると、クラリッサの顔が驚愕の色に染まる。
「いいだろう、では、武装のデータだけを渡してくれ。」
「はい、すぐに。(計画通り!)」
そして、アルはメモリーにデータを入れ、クラリッサに渡す。
「うむ、ではな。同志よ!」
がっちりと握手し、クラリッサは、帰って行く。
「はい!(ああ、手、柔らかかったな…ん?同志?…まあ、いっか。)」
クラリッサが帰って行くと、例の4人が集結する。
「なに渡したの~?」
「…(・。・;」
「すごいっすね!」
「それより、貴方たち、私を囮に使いましたね…?」
一人だけ、観点がずれているが全員気にしない。
「フフ、あの人は、最近流行りの腐女子という人種だと、聞いたのでな。
あの人が、欲しがるような、本を渡したのだ。
それより、許可も下りたし、テストするぞ!」
「やった~」
「はやくやりましょう!」
「準備OKっす。」
「…(^O^)/」
4人から、そう告げられるとアルは、ISを展開しアリーナへ飛んで行った。