こないだトランプさんが独立記念日に戦闘機やら爆撃機やら飛ばしていましたね。エイブラムスやらブラッドレ―もいたそうです。金懸ってんだろうなぁ。
では、本編どうぞ!
クワ・トイネ公国の公都で行われている政治部会では3日前にこの国の経済の中枢であるマイハ―ク上空を飛翔した未確認騎について話し合われていた。
軍の幹部が未確認騎の飛行した飛行針路と行動を報告する。全て報告し終えた後、この国の政治を動かす首相カナタが口を開いた。
「さて、皆の者。この報告についてどう思う?」
すると諜報活動や防諜を取り仕切る情報分析部長が手を挙げて発言する。
「情報分析担当班によれば、今回の飛行物体は西方第1文明圏の列強国『神聖ミリシアル帝国』が開発している天の浮舟に酷似しているとのことです。しかし、神聖ミリシアル帝国の最新型の天の浮舟でも最高速度は530kmほどらしく、今回の飛行物体は明らかに1000kmを超えていました。下手をすると音の速度を超えていたかもしれません。ただ・・・・」
情報分析部長がそこまで言うと何やら歯切れが悪くなった。何事かと思い、その場にいた全員が情報分析部長の言葉に注視した。
「ただ、西の第2文明圏よりさらに西にある第8帝国と言う新興国家が第2文明圏全体に宣戦布告をしたと今朝、報告がありました。彼の国が使う武器については分かりません」
会議室に笑いが巻き起こる。
世界で最も強いと言われる5大列強。そのうち列強の2カ国がある第2文明圏全体に弱小の文明国にすら敵わない文明圏外のしかも新興国家が宣戦布告をしたのだ、その行いは無謀と言って差し支えない行動だった。
「ですが、第2文明圏すら遠く離れている。問題の所属不明騎とは関係あるまい・・・・・」
軍事を取り仕切る軍務卿がそういうと再び会議は行き詰ってしまった。
その時、会議室の扉がバタンと勢いよく開かれ、若手の外務職員が入ってきた。突然の乱入に、職員の上司である外務卿は大声を上げた。
「何事か!?」
外務卿の問いに若手職員は走ってきたからか、玉のような汗をかきながら答えた。
「ほ、報告します。先ほど、マイハ―クより北に60kmほどの海上に大型船が現れ、海軍が臨検したところ『日本国』及び『アメリカ合衆国』なる国の外交官が乗船していたとのことです。2カ国の外交官は国交樹立を要求しております。なお、先日マイハ―ク上空を飛行した未確認騎は『アメリカ合衆国』のものであり予期せぬ領空侵犯に対し謝罪したいとの事です!」
会議室は紛糾した。領空侵犯などと言う敵対行為を行っていながら国交樹立などふざけているとしか思えなかった。
「ふざけるな!あのような敵対行為を行っていながら・・・・・・」
「日本?アメリカ?知らんな!追い返せ!」
会議に参加していた閣僚は口々にそう言った。だが首相のカナタが閣僚たちをいさめ、紛糾した会議室は再び落ち着きを取り戻した。
「皆の者、いったん落ち着け・・・・・・それで?アメリカ合衆国とやらはなぜ我が国の領空を侵犯したのかは分かったのか?」
「あ、はい!アメリカ合衆国の言い分によれば・・・・・・同盟国を含む24カ国が突如この世界に転移してしまい、周辺地域の把握のために飛ばした偵察騎の一騎が誤って領空を侵犯してしまったと言っています」
その言葉で落ち着きを取り戻していた会議室は再び紛糾した。
「国ごと転移だと!?そんなことがあるわけなかろう!?」
「ふざけている!」
外務卿は隣にいたカナタにこう問いかけた。
「首相。日本とアメリカとやら、いかがなさいますか?」
外務卿の問いにカナタは少し考え込む。カナタの答えを気にしてかその場にいた全員がカナタの言動に注視していた。
「・・・・・そうですね。謝罪を受け入れるという形でその2カ国の外交官に会いましょう」
「き、危険です!!領空侵犯をするような国なのですよ?」
軍務卿は首相自ら会うという言葉にそう反論した。
「ですが、彼らの持つ力は本物です。巨大な未確認騎、大型船・・・・・今、この国は1カ国でも友好国が欲しいのです・・・・・・・」
隣国のロウリア王国は人間至上主義を掲げ、近年軍事力を増やしクワ・トイネとクイラの両国に軍事的圧力をかけてきている。クワ・トイネ公国はそのため準戦時体制にある。だが、クワ・トイネとクイラの力を合わせてもロウリア王国に敵うか分からなかった。そのため、クワ・トイネは一カ国でも力のある友好国が欲しかったのだ。
結局、日本とアメリカの外交官を首都に呼んで、カナタ自ら会うこととなった。
いかがでしたでしょうか?
原子力空母から飛び立つ戦闘機に粉々にされる帆船・・・・・見たいなぁ。実際だったら、ミサイルは使わないでしょうね。木造船相手だったらガンポット沢山つけて自衛用の空対空ミサイル数発搭載していくんだろうな。
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ではまた次回!さようなら!
次回 EP4 会談(後編)
お楽しみに!