遊戯王BELIEVER ~遊戯王の新作シリーズをフラゲしてきた(笑)~   作:ミスタータイムマン

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※本やりとりはフィクションです。
今話は融合モンスター~リンクモンスターのシステムについてコラム風に作者の想像で書いています。

2ページさん評価ありがとうございます。
マグロクンさん、リボットさん感想ありがとうございます。


設定・コラム
設定(カード編)~某大手TCG開発コラム風~前編


今回は例の新しい2種類のカードの事を話す前に、これまで開発してきたカードについて語ろうと思う。

 

 

融合モンスター

 現在は墓地、デッキ、相手フィールドと様々な領域のカードを素材にできる奇襲性の高さが特徴である。融合カードが必要であるため、連続で融合モンスターを出しにくいものの、奇襲性の高さが両立しているのだ。

ちなみに儀式モンスターは融合に似たシステムのため、割愛する。儀式モンスターの「レベルの合計が素材となる」システムはシンクロモンスターに活かされることになる。

 

シンクロモンスター

 シンクロモンスター登場以前のデュエルモンスターズはレベル4モンスターを少しずつ展開して、アドバンテージを少しずつ稼いでいく事が主流だった。(現在でも本質は変わらないが)

シンクロモンスターは原作者、高橋和希氏の原案でモンスターのレベルの足し算でエクストラデッキから召喚するカードである。これにより、低レベルモンスターの地位の向上に成功している。また、チューナーとチューナー以外のモンスターそれぞれがいないと、シンクロモンスターを出せないようにする事で安定性を低下させつつも、上手くはまった時の爆発力の差を出すことができるのだ。どんなデッキでも安定して狙ったカードをより簡単に出すのはエクシーズモンスターに託す事となった。

 

エクシーズモンスター

 同じレベルのモンスター2体以上でエクストラデッキから召喚するモンスター。先の記述の通り、同じレベルのモンスターだけデッキに入れるだけで狙ったモンスターを簡単に出せるのだ。シンクロモンスターの差別化として、素材にしたモンスターの回数分しか効果を使用できなくする事でバランスをとる事ができた。更にエクシーズモンスター1体だけで、強化形態を出すという独自の要素の開発もあった。

 

シンクロ、エクシーズと開発を続けたところでエクストラデッキのシステムは完成に近い状態となった。

以降、新システムの開発はより複雑化していったのだ。

 

ペンデュラムモンスター

 アニメ5作目となるARC-Vは節目の作品という事で作中にシンクロやエクシーズモンスターが出てくる事がわかっていた。そのため、これまでの召喚法をサポートするものが求められた。

私は何らかの方法でレベルが低いモンスターをエクストラデッキから出して、それを素材にして融合やシンクロ、エクシーズ(後、上級モンスターと儀式も)を呼び出そうとしていたが、大きな問題にぶつかってしまった。

それは新しい種類のモンスターが素材にしかならず独自のエースを活躍させにくい状態になってしまったのだ。

その事をトムに相談すると予想外の答えが返ってきた。

 

トム「別にエクストラデッキから出さなくてもいいんじゃないですか?」

 

これは盲点だった。

普通のモンスターと区別するため、魔法カードとしても使えるようにしつつ、2つ揃える事で一気にモンスターを展開できるペンデュラム召喚の誕生に繋がったのだ。

ペンデュラムモンスターの開発に対して、我々は1つの教訓を得た。

 

教訓1:既成概念を壊した先に新たな発見がある。

 

ペンデュラムモンスターの作成に際し、我々はもう1つ新しい試みとしてフィールドの拡張、すなわちペンデュラムゾーンを追加したのだ。それにより、ペンデュラムモンスターは魔法カードとは異なる独自の魔法カードでもある事を示したのである。

 

 

リンクモンスター

 この時の開発背景には2つの目標があった。

1.加速しすぎたデュエルスピードの抑制

ペンデュラム期はペンデュラムモンスターだけでなく、融合・シンクロ・エクシーズの関連においても強力なカードが数多く排出された。

これは多くのデュエリストにとって望んでいたものだが、デュエルスピードは極限まで早くなってしまっていた。カードの開発を続ける上で一度、抑制する必要があつと思われた。

 

2.本格的な競技性TCGへの移行準備

これまでOCGはキャラクター性を重視していたが、より戦略性を持たせることで新たな地位を築くこと。そうすることで更なる発見を遂げることができると考えていたのだ。

 

そのための要素として、カードの位置を戦略として取り入れることとEXデッキからモンスターを特殊召喚することを制限を取り入れた。これにより生まれたのが、EXモンスターゾーンである。新たに開発したそのモンスターはその制限を唯一解除できるようするため、EXモンスターゾーンを増やす矢印をつけた。そのモンスター同士の矢印と矢印を結ぶことは、まるでネットワークを形救っているかのようになった。この性質からこの新しく開発しているカードをリンクモンスターと名付けた。リンクモンスターは位置関係にEXゾーンと新しい要素が多いため、使ったカードの枚数を強さの基準にすることにしたのだ。

今までのカードを活かすためにリンクモンスターを取り入れることは新しい時代の幕開けになる素晴らしいことだと思っていた。

逆に言えば、これまでできていたことができなくなるキャラクター性を大きく損なうものであったのだ。

我々は、今までの使用感となるべく変わらないよう過去のカード専用のリンクモンスターを作成したが、デュエルスピードが再び戻ってしまった。

つまり、我々はゲームスピードの抑制に失敗し、キャラクター性も損なってしまう結果となってしまったのだ。

このことから2つ目の教訓だ。

 

教訓2:これまでできたことができなくなることは受け入れられない人が少なからずいる。

 

 

この2つの教訓、そう2つだ。これらが新たな2種類のカード、ユナイトモンスターとプレイヤーカードの開発へとつながっていく。

 

今回はここまで。

後編ではユナイトモンスターとプレイヤーカードのデザインの話をしていこう。

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