遊戯王BELIEVER ~遊戯王の新作シリーズをフラゲしてきた(笑)~   作:ミスタータイムマン

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お久し振りです、お待たせしました。
書いてる途中で15000字をオーバーしてしまったので投稿。

名もなきA・弐さん、ポスポさん、感想ありがとうございます。
ヒデンナイトさん、お気に入り登録ありがとうございます。

11/5 変身→アームドフォーゼに変更。
2/4 決め台詞を追加。



8話前半 ハイテラーの脅威・上

遊戯王BELIEVER 8話

 

広場に銀色の極光が光輝く。

 

『LAST PLAYER ATTACK!』

 

爆風にあおられ、1枚のカードがヒラヒラと宙を舞う。

 

それを奥田遊士ーアームドナイト ビリーバーがキャッチしたその時。

 

「ビリーバー・・・」

 

ビリーバーが振り返った先には白のアームドナイト―ハクア。

ビリーバーはハクアの姿を一瞥すると、クルリと踵を返す。

 

「待ってくれ!私に謝罪をさせてくれないか」

 

ビリーバーはピタリと足を止める。

 

「私が君と出会ったあの時、私は君を《ザンブレイド・ドラゴン》を奪った犯人だと疑い、手を上げてしまった。しかも君は私を助けてくれたと言うのに・・・。本当にすまなかった」

 

頭を垂れるハクアへとビリーバーは振り返り答える。

 

「過ぎた事だ。そういうのが多いって、あの忍者から聞いているし。アンタの色んな事も言ってたぞ」

 

ハクアは顔が熱くなるのを感じるが、気を取り直して口を開く。

 

「ならば話は早い。私達と・・・」

 

「悪いがユニティガーディアンには入らないぜ。じゃ帰るわ」

 

「なっ!待て!」

 

ハクアは追いすがろうと手を伸ばすが、ビリーバーは閃光とともに消え去っていった。

 

「ユニティガーディアンに来ないなんて、何を考えているんだ?」

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

翌日―――、

 

晴れた日の閑散とした公園。

ポツンとスーツ姿の男性がベンチに腰かけていた。

 

「なんで、1件も新規が取れないんだ。このままだと・・・」

 

男性は両手で頭を抱え、絶望にうちひしがれていた。

彼は保険会社の営業担当。成果をあまり出せないでいた。そのため、月末までに成果が出せなければリストラを宣告されていたのだ。

どうしたらいいのか。顔を上げる。

 

その時―――、

 

 

「あなた、とても良い顔をしてるわね」

 

眼前には青いロングヘアーの綺麗な女性が佇んでいた。

浮き世離れした美しさだが、ドレスも瞳や唇、爪に至るまで全てが青。

異様な格好に身に纏う異様な雰囲気が恐怖感を催す。

 

「でも、そんなのを抱えたままでは大変。解放してあげる」

 

女の手には真っ黒なカード。カードから黒い煙のようなものが上がっている。

 

「ヒッ!」

 

ソレが額に押し当てられると男性は闇に包まれ、意識が消失した。

 

『Plant Terrorrr…』

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

蔦を纏った怪人がのそのそと歩き出すのを見た女性ーティアフィネルは満足そうに笑みを深める。

 

「あーあ、そんな使い方しちゃって。勿体ないなぁ」

 

ティアフィネルの背後から甲高い子供のような声が響く。

 

「あなたは・・・、ブレイウルスの子ね、どういう意味かしら?」

 

小柄な人影は鉄棒の上で足をブラブラさせるのを止め、ストンと地面に降りる。

 

「アレじゃ、エナジーをあんまり回収できないんじゃないの?もっと強い方が良いでしょ?」

 

フードを被った人影はニヤニヤと笑みを浮かべながら話す。

 

「それで?」

 

「ボクにも少々、噛ませて欲しいんだ」

 

無邪気に振る舞うその姿を見てティアフィネルは眉をひそめる。

しかし彼がかなりの功績を挙げていた事を思い出す。

 

「結構。任せたわ、”ハイテラー:ストリア”」

 

ティアフィネルは真っ黒なカードを差し出す。

 

「えへへぇ」

 

ストリアは両手でカードを掲げ新しいオモチャをもらった子供のように目を輝かせていた。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

―ユニティガーディアン 司令室―

 

「ジンさん!ビリーバーに私の事を色々と話したそうですね!」

 

ハクアー白砂アイナは怒りに頬を朱に染め、ジンに詰め寄る。

 

「友好関係を作るには、まず苦手意識をもってるアイナちゃんの誤解を解くところからだからな。アイナちゃんの魅力を余すことなく伝えてやったぜ」

 

目元は見えないが、ニカッと良い笑顔でサムズアップで答える忍者。

 

「ぅう・・・」

 

アイナは顔全体を真っ赤に染めて俯いてしまう。

そんな中に割って入る声が1つ。

 

「2人のやりとりは相変わらず面白いね。だけど今は緊急召集中だぜ」

 

司令室の中央からそう言うのは光導翼 副局長代理。彼は視線を横の片桐局長に向ける。

皆も自然と片桐局長へと注目が集まる。

口を開こうとするがすぐに一文字になってしまう。その表情は固く、苦々しい。

 

「局長、一体何があったんですか?」

 

アイナの呼びかけに意を決したかのように局長は正面を見据え――――、

 

 

「《アームドナイト ロウオウ》―久我凍也(くが・とうや)が倒れた。今は意識不明で在府病院で手当てを受けている」

 

 

―――血が滲み出る程、拳を握りしめながら吐き出すように言葉を絞り出した。

 

「アイツが・・・。マジかよ」

 

ジンは愕然とした様子で目を見開く。

彼と翼、自身はアームドナイトの中でも最古参。かつてのマスターテラー襲撃事件において、最も多くのテラーを倒したのが彼なのだ。

その実力は折り紙付き。そんな彼が一体何にやられたのか、一同に疑問が宿る。

 

「マスターテラーですか?」

 

あの化物達の実力ならば起こりうる事象だ。

 

「確かに。この前もアイナ達の前に現れたからね。だけどマスターテラーと戦うなら、凍也が連絡しないはずがないよ。アイツらは1人では倒せないことは凍也がよく知っているからね・・・」

 

「マスターテラーの可能性は薄いだろう。久我が発見された場所にテラーの反応はあったがマスターテラーの反応はなかった」

 

モニターに当時の地図が表示されているが普通のテラーと同じ画面。

 

「しかし、久我さんは"ハイテラー"を2人同時に相手をして撃破した事があると聞いています。あの人は一体、何と戦ったんですか?!」

 

声を荒げるアイナ。テラーの上位種であるハイテラーは数回、相手をした事があるが、いずれも強敵揃いだったがあの久我さん(ロウオウ)がハイテラーに負ける姿が彼女には想像できない。

 

「アイナちゃん、落ちつけ。案外、テラーを相手にしてたら後ろから襲撃されただけかもしれないぞ」

 

アイナはビリーバーに助けられた少し前の自分の事を思い出して、かつての迂闊さに唇を噛み締める。

頭に上っていた血が収まるのを感じる。

だからこそ矛盾した点がある。

 

「って、あの人がそんな私みたいなマネをするはずが―――」

 

 

ビービービー!!

 

 

「"テラー"出現反応あり!在布臨海公園です!しかも側にアームドナイトの反応もあります」

 

オペレーターの声に片桐局長は頷き、指令を出す。

 

「またビリーバーか。ハクア、ジン行ってきてくれ。彼と協力して事態の収拾を図れ。件のヤツもいる可能性がある。注意してくれ」

 

アイナとジンは司令室から飛び出していった。

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

―在府臨海公園―

 

テラーが現れる少し前、遊士は悟と悟達のチーム、A.ギートのメンバー達と合流するため、公園近くのデュエル場を目指していた。

 

「そういや悟、あんまり聞いてなったけど何でわざわざデュエル場に行くんだ?」

 

「そういや遊士は1部リーグ以外の試合は見たことなかったんだったな。2部リーグと3部リーグはバトルロイヤル形式なんだよ。常識だぜ」

 

やれやれ、と悟はため息をこぼす。

 

「下位リーグ中継されてないからなぁ。ライフポイント引継ぎで手あたり次第戦っていく感じ?」

 

「だいたいはな。1対1のシングルデュエル形式で、3人撃破が勝利条件だな。ライフは引き継ぎ式だけど受けたダメージの半分、回復する仕組みだな」

 

だいぶ有情仕様だなと思いながら続く話に耳を傾ける。

 

「2部リーグの昇格戦から控えとして2人参戦できるから追加ルールで自陣に戻れば控えメンバーと交代できるのと相手陣にあるフラッグを自陣に持ち帰ることが勝利条件に追加されるんだ。最もフラッグを取りに行くには1対2のハンディキャップマッチになるから難易度は高いけどな」

 

「なるほどね、チーム全体でサポートし合う事が重要なんだな」

 

「そういうこと。チームリーダーは1度だけデュエルを中断させて中断させた相手とデュエルする権利もあるから余計にな。だから専用のデュエル場でチームワークの練習が必要になるんだよ」

 

遊士はそこでもう1人の新しいメンバーがいたことを思い出す。

 

「そういや白砂先輩は来ないのか?」

 

「先輩、今日は忙しいんだと。来なくて残念だったな」

 

遊士は悟られないように胸をなでおろしつつ、ユニティガーディアンの仕事かな、と思いを巡らす。

 

「つうか先輩、試合当日大丈夫なのか・・・?」

 

「何とかなる・・・気がする」

 

 

その時―――――、

 

わぁあああああ! きゃああああ!

 

 

大勢の人が必死の形相でこちらに向かって走ってきた。

 

何があったのか?道の先には木の蔦で覆われたような怪人がのそりのそりと歩みを進めていた。

 

テラー・・・!

遊士は懐のアームドナイトのカードに手を伸ばしつつ、口を大きく開け、目を丸くさせている悟に呼びかける。

 

「逃げるぞ」

 

「あ、ああ」

 

遊士は逃げてきた人達に加わるように悟を誘導しつつ、木陰に隠れデュエルディスクを取り出す。

 

 

【Duel Disc stand by・・・Set Player Card】

 

《アームドナイト ビリーバー》のカードをデュエルディスクの中央に差し込む。

 

「アームドフォーゼ!」

 

【Accept! ARMED PHOSE! This is the Armed Knight BELIEVER!】

 

「俺の未来を刻んでみせる!」

 

銀の装甲が展開されると同時に《アームドナイト ビリーバー》は《プラントテラー》へと肉薄する。

 

《プラントテラー》は指先全てから蔦を鞭のように奔らせ迎撃する。

 

「近づけない・・・!」

 

これではRAJシステムからデュエルに持ち込めない。

 

『遊士、俺を使え!』

 

遊士は《ザンブレイド・ドラゴン》のカードに手をかざすとカードから光が飛び出す。

 

【Fatal Blade!】

 

ビリーバーは手にした大剣を振り下ろすも蔦が数本斬れる程度。

すぐさま残りの蔦が殺到し、距離をとる。

 

「戦いづらい・・・!」

 

 

瞬間―――――、

 

細長い光弾が幾重にも蔦を切り裂く。

 

【Feather Lay!】

 

「ビリーバー!」

 

声の先にはアームドナイト姿のハクアとジンの姿。

 

「ありがてぇ!」

 

大剣を横なぎに振り払い、強制デュエルモードへと移行させる。

 

「一気に片をつけてやるぜ!」

 

 

―――――DUEL!―――――

 

 

「俺のターン!モンスター1体とカードを1枚セットしてターンエンド」

 

【Turn End】

 

アームドナイト ビリーバー(奥田遊士)

LP4000

手札3枚

場:セットモンスター1枚 リバースカード1枚

プレイヤーカード:《アームドナイト ビリーバー》ATK300→0 ユナイトカウンター0個

 

 

蔓を縮め手に戻したプラントテラーは手首と合体したデッキからカードを1枚振り抜く。

 

【Draw】

 

直後、プラントテラーが淡く光輝く。

 

【Player Effect】

 

プラントテラーLP4000→4600

 

【Life plus 600】

 

「ライフ回復か、大したことはなさそうだ」

 

 

《プラントテラー》

プレイヤーカード ATK500

①:1ターンに1度、 自分のライフを600ポイント回復する事ができる。

②:自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚する事ができない。

 

 

【Summon】

 

《ローンファイア・ブロッサム》レベル3ATK500

 

【Monster Effect-Summon 1 Monster】

 

《森羅の仙樹レギア》レベル8ATK2700

 

赤い花が成長し大きな樹木が鎮座した。

続けて、辺りが神秘的な野山に囲まれる。

 

《森羅の霊峰》フィールド魔法

 

【Effect】

 

手札の植物族を捨てる事でプラントテラーのデッキから1枚のカードが飛び、デッキの1番上に戻る。

 

【Monster Effect Select 1 Card】

 

大樹が身体を震わすと先ほどのデッキの1番上のカードが墓地に送られる。

 

《森羅の実張りピース》墓地へ

プラントテラー手札4→5

 

 

【Monster Effect-Summon 1 Monster】

 

《ローンファイア・ブロッサム》ATK500

 

【Monster Effect-Summon 1 Monster】

 

《森羅の仙樹レギア》レベル8ATK2700

 

「また増えやがった」

 

【Monster Effect】

 

《森羅の影胞子ストール》墓地へ

プラントテラー手札5→6

 

【Monster Effect-Destroy 1 Card】

 

セレクトライトがビリーバーの伏せカードに向けられた。

 

「トラップカード《和睦の使者》。このターン、俺はダメージを受けず、モンスターは戦闘破壊されない」

 

【Summon 1 Monster】

 

《森羅の賢樹シャーマン》レベル7ATK2600

 

【Monster Effect】

 

《森羅の番人オーク》墓地へ

 

【Monster Effect-Select 1 Card】

 

《ローンファイア・ブロッサム》墓地→デッキトップ

 

【Set 2 Card】

 

空中に2枚の裏向きのカードが浮遊する。

 

【Turn End】

 

 

プラントテラー

LP4600

手札4枚

場:《森羅の仙樹レギア》(ATK2700)×2、《森羅の賢樹シャーマン》(ATK2600)、リバースカード2枚

プレイヤーカード:《プラントテラー》ATK500

 

 

「俺のターン、ドロー」ビリーバー手札3→4

 

【Draw】

 

「《空牙団の飛哨 リコン》(レベル2 ATK1000)を反転召喚。その効果を発動」(ビリーバー ユナイトカウンター:0→1)

 

【Monster Effect】

 

プラントテラーの伏せカードの1枚が露になる。

 

【Chain Effect】

 

《天罰》

リコン→無効

プラントテラー手札4→3

 

【Summon】

 

「カウンターか。なら《空牙団の参謀 シール》(レベル4 ATK1600)を召喚!」(ビリーバー ユナイトカウンター:1→2)

 

【Monster Effect-Summon 1 Monster】 

 

「《空牙団の剣士 ビート》(レベル3 ATK1200)を特殊召喚!」(ビリーバー ユナイトカウンター:2→3)

 

【Monster Effect-】

【Search 1 Card】

【Summon 1 Monster】

 

《空牙団の飛哨 リコン》墓地→手札

 

「続けて、《空牙団の砲手ドンパ》(レベル2 DEF1000)を特殊召喚!《空牙団の剣士 ビート》の効果!」(ビリーバー ユナイトカウンター:3→4)

 

 

【Monster Effect-Search 1 Monster】

 

「《空牙団の英雄 ラファール》(レベル8 ATK2800)を手札に加え、ドンパの効果で特殊召喚!」(ビリーバー ユナイトカウンター:4→5)

 

【Monster Effect-Summon 1 Monster】

 

「ラファールとドンパの効果を発動」

 

【Monster Effect-】

【Search 1 Card】

【Select 1 Card-Destroy!】

《森羅の仙樹レギア》破壊

サーチカード:貪欲な壺

 

「俺はドンパとユナイトカウンター4個でコーリング!」

 

【Accept 4 Unite counters・・・】

 

 

「ユナイト召喚!戦場で勝鬨をあげる勇猛なる竜! レベル8《ザンブレイド・ドラゴン》(ATK2500)!」(ビリーバー:ユナイトカウンター5→1)

 

「《ユナイト・フォース》を発動。自分フィールド上のモンスターの攻撃力は600アップする」

 

【Effect-Attack Plus 600】

 

《空牙団の剣士ビート》ATK1300→1900

《空牙団の参謀シール》ATK1600→2200

《空牙団の英雄ラファール》ATK2800→3400

《ザンブレイド・ドラゴン》ATK2500→2900

 

「バトルだ!ラファールで《森羅の仙樹レギア》を攻撃」

 

【Attack!】

 

ラファールが大剣を震うと大樹は瞬く間に薪へと変えられる。

 

プラントテラーLP4600→3900

 

「行けっザンブ!シャーマンを攻撃だ」

 

『うおぉ!トライブレードアタック!』

 

プラントテラーLP3900→3600

 

「これで終わりだ。ビート!シール!」

 

その時、

 

【Effect-Select 1 Monster-Revive!】

 

《森羅の恵み》

プラントテラー:手札3→2

《森羅の仙樹レギア》ATK2700

 

「ターンエンドだ」

 

【Effect】

 

《森羅の霊峰》の効果が発動され、《薔薇恋人》が墓地に送られる。

 

「エライもんが墓地に送られちまったな」

 

【Turn End】

 

 

アームドナイト ビリーバー(奥田遊士)

LP4000

手札1枚

場:《空牙団の剣士ビート》(ATK1300)、《空牙団の参謀シール》(ATK1600)、《空牙団の英雄ラファール》(ATK2800)、《ザンブレイド・ドラゴン》(ATK2500)

プレイヤーカード:《アームドナイト ビリーバー》ATK300→0 ユナイトカウンター1個

 

 

【Draw】プラントテラー:手札2→3

 

プラントテラーが淡く光輝く。

 

【Player Effect】

 

プラントテラーLP400→1000

 

【Life plus 600】

 

【Summon】

 

《ローンファイア・ブロッサム》ATK500

 

【Monster Effect-Summon 1 Monster】

 

【Chain Effect】

 

「ラファールの効果で手札の空牙団を墓地に送り、効果を無効にする」

 

《ローンファイア・ブロッサム》無効

 

【Monster Effect-Summon 1 Monster】

 

《薔薇恋人》墓地→除外

《姫葵マリーナ》(レベル8ATK2800)

 

ヒマワリを模した女性が姿を表した。

 

【Battle】

 

《ローンファイア・ブロッサム》がビートに向けて花びらから弾を発射する。しかし、ビートの一刀の元に切り伏せられてしまう。

 

プラントテラーLP1000→200

 

「マリーナの効果を狙ったか」

 

【Monster Effect-Select 1 Card-Destroy!】

 

マリーナから伸びた蔓はラファールを捕らえ光へと変えてしまう。

 

【Attack!】

 

マリーナの蔓は更に《ザンブレイド・ドラゴン》へと向かう。

 

『ぐぉおおお!』

 

「くっ、ザンブ!」

 

ビリーバーLP4000→3700

 

 

【Set 1 Card】

 

空中に1枚の裏向きのカードが浮遊する。

 

【Turn End】

 

 

プラントテラー

LP200

手札0枚

場:《姫葵マリーナ》(ATK2800)、リバースカード1枚

プレイヤーカード:《プラントテラー》ATK500

 

 

――――――――――――――――――――――――――――

 

 

ビリーバーと《プラントテラー》のデュエルも終盤に差し掛かってきた頃、無邪気な声が聞こえてきた。

 

「あ~あ、ティアフィネルさんが作ったのは弱いな~。さてと、ここからが第2幕だよ!」

 

滑り台の上にパーカーを被った子どもの姿があった。

よっ、と掛け声を上げ、滑り台から滑り降りすくっと立ち上がる。

 

「貴様、何者だ!」

 

ハクアは警戒しフェザーレイを少年に向ける。

 

「ボクはストリア。君たちに紹介したいゲストがいるんだ」

 

そう言うと指を鳴らすように指を動かし、空間を歪める。

中からタンクトップ姿の大柄な男性が現れる。

 

「ユニティガーディアンの皆さんよぉ、久しぶりだなぁ」

 

どこか小馬鹿にしつつも、憎しみの表情。

 

「貴様はチームDARKの大豪寺!捕まったはずでは!」

 

先ほどまで首をひねっていたシジュはその言葉を聞き、思い出したとばかりに拳を手の平に打ちつけていた。

チームDARKはかつて1部リーグに所属していたが、集団での恐喝や暴行などの罪でユニティガーディアンにとらえられていたのだ。大豪寺はそのリーダーであった。

 

「このガキに引っ張り出されたのさ。『ユニティガーディアンに復讐したくないかと』」

 

横目でストリアを見やる。彼は自身の小さな手を見つめ、指が鳴らなかった・・・としょげていた。

 

「何はともあれ、俺は力を手に入れたのさ・・・!うぉおおおお!」

 

雄たけびを上げると、大豪寺の全身が黒く染まる。

 

【High Terrorrr… Darks!】

 

全身を岩のような黒い装甲に突き上げる2本の角はまるで鬼や悪魔のよう。

赤く染まった瞳がハクアを捉える。

 

地鳴りが響くとともに鋼のような拳がハクアへと振るわれる。

 

ガキン、金属質の音をたてながらとハクアの盾が拳を遮った。

 

「この姿になると、どうも昂っていけねぇ。デュエルと行こうじゃねぇか」

 

「私の誇りに誓って、あなたを倒す!」

 

 

―――――DUEL!―――――

 

 

《ユナイト・フォース》

通常魔法

①:プレイヤーと自分フィールド上の全てのモンスターはターン終了時まで、自分フィールド上のカードの枚数と自分のユナイトカウンター数の合計×100ポイント、攻撃力がアップする。

②:墓地のこのカードをゲームから除外して発動する。自分プレイヤーカードにユナイトカウンターを1つ置く。

この効果は墓地に送られたターンには発動することができない。

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